俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月8日(日)

2023-01-08 17:30:46 | 日記
晴れ
正月の花のフリージャほの香る
人日の松葉灯ともる静かさよ

星出でて焼芋焼けている匂い
空を仰ぐと、もう星が出ている。気づけば、時間をかけて焼いた芋が「焼けている匂い」を漂わせている。そんな冬の夕刻を想像しました。星と焼芋、遠い存在のようですのに、こうして一体となる瞬間があるのですね。空も光も匂いも、すべて澄み渡る瞬間です。(川名ますみ)



●1月月例ネット句会開催。14名参加。

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