俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

2月21日(水)

2018-02-21 11:33:17 | 日記
 横浜港
★港湾の動きに満ちて春浅し   正子
見下ろす横浜の港は春の陽にきらめいている。行き交う船の動きも増え、港に活気が満ちてき始めた。まだまだ本格的な春ではないが、それに向かって自然も人間界も動き始めたことがはっきりと感じられる。春への期待が港の動きで表わされている。(古田敬二)

○今日の俳句
春耕す我が濃き影を野に映し/古田敬二
春なのだ。日差し次第に強くなり、耕している自分の影が濃く映る。耕す我に、我と同じに動く影という友がいる。(高橋正子)

●循環器の定期健診を受ける。
兜太氏が亡くなる。後継者はおられないようだ。昨日のニュースはまんざら偽ニュースではなかった気がする。
毎日俳句αあるふぁの増刊号『水の俳句』の代金支払いと、掲載者3名に郵送。

○雲間草

[雲間草/横浜・四季の森公園]      [雲間草/横浜日吉本町]

★春浅き庭の一角雲間草/杉竹
★夏の暁け目覚め早きや雲間草/百茶庵
★駅前の花屋に雲間草を買う/高橋信之

本種の雲間草(くもまぐさ、学名:Saxifraga merkii var. idsuroei)は、ユキノシタ科ユキノシタ属の日本原産の多年草で、北アルプスと御嶽山に自生する珍しい高山植物。標高3000m付近の雲の切れ間に咲くため「雲の合間の花」からクモマグサ(雲間草)と名づけられたと言われている。生花店などで栽培に販売されている品種は、ヨーロッパ、北欧を原産とするクモマグサの原種を品種改良した、ピンク色の花などの園芸品種で、西洋雲間草(せいようくもまぐさ、学名:Saxifraga rosacea)、または洋種雲間草(ようしゅくもまぐさ)と呼ばれる。日本種と比べ花の色や形状、開花時期などが異なる。開花時期は、雲間草が 7月~8月、西洋雲間草(洋種雲間草)が3月~5月。2月27日、3月22日の誕生花で、花言葉は活力、自信、愛らしい告白。  

◇生活する花たち「さんしゅゆの花蕾・沈丁花の蕾・木瓜」(横浜日吉本町)
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