俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

9月10日(日)

2017-09-10 08:28:38 | 日記
★赤とんぼいくらでもくる高さなり  正子
秋と云えば赤とんぼ。小さな存在だが、それが手の届きそうな高さに乱舞している。そこに秋たけなわの歓びを感じます。「いくらでもくる」が、作者の驚きの気持ちを含めたユニークな措辞で、印象的です。(河野啓一)

○今日の俳句
海見ゆる牧に草食む秋の馬/河野啓一
海の見える牧場。ゆったりとして草を食む馬との取り合わせに、新鮮味がある。(高橋正子)

●9月月例ネット句会。今回は、俳句αあるふぁに投稿する水の句も同時に投句。
心に残る水の句は、「石投げて心つながる秋の水/木下夕爾」を取り上げることに決めた。

句美子が2時ごろ来て、ネット句会を手伝ってくれた。

昨日現代俳句協会がら「現代俳句」7,8.9月号と領収書が届いた。

俳句界の結社広告11月号用原稿を送信。俳句に関しては、少しずつだが、途切れなく仕事がある。ネット句会をしながら、結社広告と、水の俳句の原稿を考える。暑くて、少しストレス気味で、かき氷を2個続けて食べる。

見るべきは十月桜のみの園     高橋正子   
清純な空の青さに小鳥来る     井上治代
初冬のマルシェに求むフランスパン 河野啓一
りんどうの一輪青く陽にあたる   高橋句美子

◇生活する花たち「白むくげ・ひおうぎ・女郎花」(東京・向島百花園)
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