★石楠花のうすくれないも昼下がり 正子
「石楠花」を詠んで、初夏の風景をうまく捉えた。下五に置いた「昼下がり」がいい。その言葉に、作者の個性を読み取ることができる。(高橋信之)
○今日の俳句
青芒ひかり合いつつ野を充たす/小川和子
野一面の青芒を「ひかり合いつつ」「野を充たす」と、動きをもって、いきいきと詠んだ。積極的な視線がいい。(高橋正子)
○昼咲月見草
[昼咲月見草/横浜日吉本町]
★眠られず眠たし昼咲き月見草/佳世子★
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草、学名:Oenothera speciosa)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年生植物。観賞用として栽培されている。草丈は30-60cmくらい。葉は披針形で互生する。5-7月頃に、4-5cmくらいの大きさの、白または薄いピンク色の花を付ける。花弁の数は4枚で、8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊がある。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。名称の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる。
◇生活する花たち「花菖蒲・紫陽花・キスゲ」(横浜・四季の森公園)
「石楠花」を詠んで、初夏の風景をうまく捉えた。下五に置いた「昼下がり」がいい。その言葉に、作者の個性を読み取ることができる。(高橋信之)
○今日の俳句
青芒ひかり合いつつ野を充たす/小川和子
野一面の青芒を「ひかり合いつつ」「野を充たす」と、動きをもって、いきいきと詠んだ。積極的な視線がいい。(高橋正子)
○昼咲月見草
[昼咲月見草/横浜日吉本町]
★眠られず眠たし昼咲き月見草/佳世子★
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草、学名:Oenothera speciosa)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年生植物。観賞用として栽培されている。草丈は30-60cmくらい。葉は披針形で互生する。5-7月頃に、4-5cmくらいの大きさの、白または薄いピンク色の花を付ける。花弁の数は4枚で、8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊がある。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。名称の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる。
◇生活する花たち「花菖蒲・紫陽花・キスゲ」(横浜・四季の森公園)