俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月17日(木)

2016-03-17 15:09:38 | 日記

2011年3月12日長男元結婚
★風なくてふたりの婚は弥生かな  正子
風もなく穏やかな弥生の一日にご長男さまの華燭の典を挙げられたのですね。お二人の前途がいつまでもこの日のように穏やかで幸せなように、と願われるお母様の愛の祈りが真っすぐに伝わってまいります。(河野啓一)

○今日の俳句
明るくて黄水仙生きる喜びに/河野 啓一
黄水仙は、白い水仙に遅れて早春に咲きだす。その鮮やかな黄色い色が元気をくれて、生きる喜びになっている。素晴らしいことだ。(高橋正子)

※雛祭りネット句会(2016/3/3)の少し前から、3週間あまり表示されなかった < http://kakan.info/>が今日から表示されるようになった。

今日午後4時ごろ、俳壇の本阿弥書店さんから、「ホームページをもうやっていないのか」と電話があり、「原因はわからないが、今のところ表示されないのだ」と伝えた。そのあとすぐ、kakan,infoの項目を一つ一つ調べていたところ、回復していることがわかった。さっそく本阿弥書店さんに花冠のホームページのアドレスに、問題ないと電話した。非表示の原因はわからないが、一応、胸をなでおろした。しかし、検索サイトでは、<http://kakan.info/>が出てこないのだ。これまた、よくわからない。3週間の間に消えてしまったか??

○白木蓮・白れん

[朝日の白れん/横浜日吉本町(2013年3月17日)]_[夕日の白れん/横浜日吉本町(2013年3月16日)]

★はくれむの翳をかさねて日に対ぬ 亜浪
★はくれむのひたすら白く夜にありぬ 亜浪
★白木蓮に声を呑んだる雀かな 龍之介
★はくれんの散るべく風にさからへる 汀女
★暁の病室白木蓮の舞出でむとす 波郷
★白木蓮に純白という翳りあり/能村登四郎

白木蓮(はくもくれん、学名:Magnolia denudata またはMagnolia heptapeta)は、モクレン科モクレン属。Magnolia(マグノリア)は、18世紀のフランス、モンペリエの植物学教授「Magnol さん」の名前にちなむ。denudataは、 裸の、露出した、という意味。開花時期は、 3/10 ~ 4/10頃。白い清楚な花。花びらの幅が広く、厚みがある。花は上向きに閉じたような形で咲く。全開しない。これが辛夷と違うところ。開花しているときの風景は、白い小鳥がいっぱい木に止まっているように見える。花びらは太陽の光を受けて南側がふくらむため、花先は北側を指す。「つぼみ」の頃は片方にそり返っていることから、「磁石の木」と呼ばれることもある。


◇生活する花たち「紅梅・赤花満作・山茱萸(さんしゅゆ)」(横浜・四季の森公園)
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