俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月3日(火)

2015-11-03 16:37:20 | 日記
★朴落葉空より吹かれ来て臥しぬ  正子
朴の木は高木で森や山路に見る事が出来ますが、恥ずかしながら朴落葉を今年初めて見ました。他の落葉の枯れ色に紛れず、その大きさが目立ちます。「空より吹かれて来て臥す」は高い木であること、また臥す(横たわる)と言えるほどに大きな葉で有る事が想像出来て朴落葉の詩情ある初冬の風景です。(佃 康水)

○今日の俳句
 霜降の日松の菰巻き
菰巻きや縄目きりりと立ち揃い/佃 康水
新しい菰で幹を蒔かれ、縄をきりりと結んだ木は、風格が一段と増して見える。冬越しの準備が整い、気持ちが引き締まる思いだ。(高橋正子)

○山鳥兜(ヤマトリカブト、鳥兜・鳥頭・かぶと花)

[ヤマトリカブト/横浜・四季の森公園]    [オクトリカブト/尾瀬ヶ原]
コメント
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