俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月9日(木)

2011-06-09 11:05:40 | Weblog
★明け易し山の水栓使いしあと  正子
六月に入り、夏至に向って夜明けも次第に早まります。みずみずしい緑美しい山中にあって、開く水栓の水音も清々しく、「明け易し」一刻をことさら強く感じ取ることができます。 (藤田洋子)

○今日の俳句
ポケットに鍵のふくらみリラの風/藤田洋子
ポケットにいくつも鍵を入れて出かける主婦の普段の生活。そういう生活にも、リラの咲く風が吹くと、洒落た生活となる。「リラの風」が作者の姿をよく浮き上がらせている。(高橋正子)

○花冠7月号を6月5日(日)に発送。

○月間賞の四月賞、五月賞を発表。発表が遅くなってしまったが、花冠8月号に掲載予定。
○書友閣から色紙を百枚とたとう紙30枚送ってもらった。色紙は、中華画仙と鳥の子の生成り。

○5月27日、だったか、28日だったか関東地方は入梅し、その後も天候不順で、気温の差が激しく、ついに家族三人が順番に夏風邪を引いてしまった。快復は、若いものは、二日で、二人は、延々長引いてほぼ治ったものの、まだ本調子ではないけれど、久しぶりに日吉本町3丁目からはじめ、2丁目、5丁目、6丁目信之先生と歩く。ブログに載せる「生活する花たち」を撮るためだが、まず、近所の白百合、蛍袋、隅田の花火という紫陽花を撮る。あとは、歩いてみてのこと。どこも紫陽花の花がよく咲いている。花火が散ったような咲き方をする紫陽花は、「隅田の花火」という名前が付いている。

◇生活する花たち「あじさい」(横浜日吉本町)
コメント (1)
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