俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月19日(日)

2011-06-19 05:02:59 | Weblog
★時計草ほんの少しの青があり  正子
不思議な花の魅力の時計草、細やかに観照されたのでしょう。「ほんの少しの青」がある時計草の、特異な花型や色鮮やかな花弁がありありと目に浮かびます。(藤田洋子)

○今日の俳句
ポケットに鍵のふくらみリラの風/藤田洋子
ポケットにいくつも鍵を入れて出かける主婦の普段の生活。そういう生活にも、リラの咲く風が吹くと、洒落た生活となる。「リラの風」が作者の姿をよく浮き上がらせている。(高橋正子)

○落語会/出演:慶応大学落語研究会
 第2回「笑って健康いきいき落語」が6月18日の午後、横浜市港北区日吉本町の「いきいき会館」で開催されました。この企画は、「ASA日吉本町/朝日・日経の販売店」と慶応大学落語研究会とのユニークなコラボ企画によるもので、100%手作りの落語会でした。健康維持、増進によいとされる笑いを、「地域の方々と共有する!」、というキャッチフレーズで、日吉本町在住の方は入場無料でした。
 当日の番組は、慶応大学落語研究会のメンバー5名によるもので、古今亭今古(こんこ)さんの「みそ豆」(文学部2年)、桂洒風(しゃんぷう)さんの「宮戸川」(文学部3年)、三遊亭夜遊(ばんゆう)さんの「老婆の休日」(経済学部3年)、三遊亭慶馬(けいば)さんの「掛け取り」(法学部2年)、柳家ゆふりさんの「初音の鼓」(文学部3年)でした。
 落語会に出掛けた(自宅から100mほどの会館)信之先生のご感想は、出演者の演技が初々しいことと出演者とお客さんとの距離が近いということで、快い時間を過ごせた、と言っておられました。

▼慶応大学落語研究会
http://keioochiken.web.fc2.com/

○野菜スタンド
日吉本町地下鉄駅から、20メートルほどの道路沿いの農家が野菜スタンドで夏野菜を売り始めた。冬野菜と夏野菜の端境期には、スタンドはお休みとなる。無人ではなく、対面。いんげん、蕗、きゅうり、大根葉、玉ねぎ、じゃが芋、ズッキーニ、トマトなどがある。自分の家の前の畑で採れたものを夫婦二人で売ってくれる。家のすぐ前なのだが、軽四トラックの荷台に載せてきて、テントを張ってその下で売ってくれる。奥さんの「ありがとうございました」は、日本語を母語とするひとではないことがわかるのだが、愛想がよい。東南アジアからお嫁にきたようだ。いつも夫婦ふたりで農作業をしている。

◇生活する花たち「時計草・姫沙羅・卯の花」(横浜日吉本町)


コメント (1)
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