サイレンの音２

マスクにブーブー言いながら、私の仕事はマスクと手袋が必須。

季節にもよるけど、砂埃、花粉、強風、害虫、殺虫剤、天井の蜘蛛の巣、生ゴミ、カラスとその落とし物、紫外線、滝のように流れ落ちる汗等々と闘わねばならず、帰宅したらまず、うがいが習慣である。

こんなものを好き好んで付けているわけじゃないので、この真夏日に何が楽しくて、お洒落して遊びにいく時までマスクするのか本当にわからない。

今朝テレビを付けたら灼熱の海水浴場にまで「距離を保ってマスク会食してくださいね～」と注意書きがあったり、サーフボードを真剣に消毒したり、ライフセーバーが溺れた人と素肌が触れないようにナイロンのコートを着たりと、まことに良識的な映像が流れていた。

風邪より頭を心配した方がいいと思うけど、ここまで重症化したらもう手遅れと思う。

今日の（私の聞いた）救急車のサイレン音は９回だったけど、娘が部活中に２台見たと言っていた。

でも一台は「おじいさんが運ばれるのを見たけど熱中症と思う」

ここまでマスク、マスクと言われたらそれもあるよね。

いずれにしても、サイレン音を数える夏になりそうである…

母親との会話６

の本を送って以来、コロナを怖がらないような狂った人は、

世界中で我が娘（私）たった一人（冗談抜きで、本気でそう思っていたくらいツワモノ）

ではなく、他にもいることはいる（母親にとってはこれが重要）

ということをやっと理解した実母。

しかしながら、今度は何と言ったかというと

「マスクって本当に素敵♡すっかりファンになってしまった」

「老け顔を隠せる上に、それがマナーになるなんてもう最高。二度と手放せないわ」

「この先もずっとマスクが歓迎される社会を、強く望む」

「マスク一つで世間と波風は立たず、上手くいくなら積極的にするべきで、それに反対する方が人格的に問題があると思う」

トドメは孫の希望に

「勉強なんかできなくていいから、マスクする子になってほしい」

……（￣∀￣；）

宗教を一つやめたと思っていたら、また新たな宗教に入信したんだなあと思った。

いやー………

ある意味慣れているけど……

でも私は、こういう母親に育てられたんだけど、でもうまくいかなかったことを考えると、

「洗脳が全てではない」ことを強く言いたい。

他の大人も総動員して雨あられのように洗脳したところで、従わない子供もいる。

本当にいる。

厚労省や、文科省や、御用聞き学者や、モーニングショーが、お勉強教材を引っ張り出して、習った通りの理屈を並べても、何と言おうとも、いる。 

そこに一筋の希望アリ。