快風丸

俺の船に乗らないか。

感度サイコー!!!

2012-01-01 02:09:36 | Weblog

 大阪。なんだか東京みたいなきれいすぎるビルにとまどう。

映画を見にブルク7へ。はじめて行く映画館。第4ビルの近く。イーマビル。

あの日から、清志郎の歌を聞いていない。

頭では理解できている。しかし、感覚が受け容れない。事実を事実として認められない。

たとえば、自転車に乗っていると、いろんな歌がランダムに頭の中で鳴り出すのだが、

清志郎の歌なら、それさえも消してしまう。つらいのだ。ただ、つらいのだ。

聞きたいんだ。ティーンエイジャーだったあの日、渋谷陽一のサウンドストリートで屋根裏

のLIVEを聞いた衝撃を忘れない。もっとも影響を受けたミュージシャンであるだけでなく

、いつもそばにいてくれて、どんなときも無条件に励ましてくれた。迷った時は、自分を信じ

て行けと背中を押してくれた。

 このままじゃいけないとずっと思ってきた。つらかった。ずっとつらかった。

原発事故の調査委の報告を読んだ。COVERSの「サマータイムブルース」の歌詞がよぎった。

調査委は、「原子力の強大すぎるエネルギーをコントロールすることはそもそも難しい。」と言う。

清志郎が1980年代に原発の安全神話に疑問を呈したことを思い出したんだ。

なにかがふっ切れた気がした。

 18:40から。客は僕たちのほかには数人。

LIVE映像を中心に、なかなか面白い作り込みがしてある。

楽しかった。ひさしぶり、ほんとうにあの日以来だったんだ。

清志郎の自由と孤独が伝わってきた。かっこよかった。

とても大切なことを、また教えてもらった。