快風丸

俺の船に乗らないか。

歯科とインドの関係

2007-03-30 20:24:52 | Weblog
 過日、子供の歯の治療のため、歯医者を訪れた。
待ち時間、置いてある雑誌をちらり。
子供と聞きたいCDという記事が目に留まった。雑誌は”ESQUIRE”
だったと思う。ジミヘンのライブやら、ブルースやら、モーツァルトやら
なかなか面白いキャプションが付いている。

特に気になったのは南インドの女流古典声楽家、M.S.スブラクシュミさん。
初めて聞く名前である。雑誌によると
「生きている喜びを教えてくれる至上の歌声」
だそうだ。

インド音楽は、先ず音階が非常に複雑で、リズムも複雑、しかし、なんか
惹かれるものがあるのです。

気がつけば、タワレコ。あった。2枚組で¥3,990、高い。高すぎる。
しかし、私の音楽的好奇心があきらめることを許さなかった。
LIVE AT カーネギーホール!!
時間が止まる感じ。ジワーッと体になじむ感覚。パーカッションも小気味良
い。インド音楽をきちんと聴くのは初めてですが、これは素晴らしいです。

2004年に他界されたそうである。後で調べたところによると、葬儀に大
統領が参列したほど、インドでは大変な人だったようです。
世界は広い。そして、こういう偶然を大事にしていきたい。

遠吠えする狼

2007-03-27 13:05:11 | Weblog
 タワーレコードのブルースコーナーで偶然見つけたんですよ。
”ハウリン・ウルフ・アルバム(限定盤) - ハウリン・ウルフ”。
マディ・ウオーターズの”エレクトリック・マッド”の姉妹盤だそうで
主要なメンバーも共通しているとの解説あり。

”エレクトリック・マッド”はCD持ってますし、大好きですし、また、
ブルースムービープロジェクトの”ゴッドファーザー&サン”もみました。
ハウリンもブルースムービープロジェクトでちらっとみて気になっていた。
76年に永眠。

限定なのでお早めにが殺し文句、帰りの車の中で早速聞いてみた。
ビックリした。ロックだ、へヴィーだ、かっこいいぞ。
寝てもいないのに目が覚めた、運転中ですから。
何のフィルターもかかっていない、むきだしのロックだ。
1曲目はスプーンフル、クリームもやってたやつだ。
ファズで歪み、ワウでうねるギター、ドッタンバッタンのドラム、
そしてヴォーカルは吠える。まさにハウリンハウリン・ウルフ。

なんか、もう暴力かドラッグか、とにかく18歳未満の子供には聞か
せちゃダメだ。大人だけの密かな楽しみ。

これだからブルースはやめられない。

ABBa

2007-03-25 20:05:46 | Weblog
 大阪に行ってきました。
家族が帰省するので、車で送りに来たんです。
もうひとつ目的がありまして、学生時代の友人がドラム叩いてるバンドの
ライブ観戦。

 家族は電車で帰して、ひとり自宅で作曲活動に専念しようと思ってたん
ですけどね。ライブのためだけに大阪までっちゅーのもしんどいし、いい
機会だなと思って、ついでにバンド(マリー&ファナーズ)のギターとベ
ースも誘いまして、デパートでお土産ワインなぞ買ってレッツ心斎橋。

 5時でしたので、とりあえず中華で乾杯、ギョーザ、豚足、焼きそば、
ビール、紹興酒の夕べとなりました。紹興酒は3人で3本。よく飲みまし
た。

 8時、サンホール着。ABBa様ご登場。オープニング”ハングリーピ
ラニア”。おー、なんか気合はいっとるね。前のほうには踊る客、気持ち
はわかるぞ。ちなみに、私は4回目。今までで一番よかった。Voを中心
に、バンドがひとつになっとった。皆、いい表情をしとった。今、ここで
演奏することの喜びがビンビンに伝わってきた。

 うちのバンドのメンバーも絶賛しとった。連れて行ってよかった。うち
も8月にLIVEやる予定。いい刺激になった。そして音楽ってやっぱい
いよな、バンドってほんとに楽しいよな、そんな夜でした。

ロックギタリストの殺し方

2007-03-19 20:07:54 | Weblog
 僕は、ロックギタリスト。バンドのアンサンブルの中で弾いている。
多分、多くのアマチュアは、うなずいてくれると思うが、時々殺される。

 例えば、楽器をやらない友人たちと呑んでいたとします。
たまたま、ギターがあったとします。
「なんかやって!!」
 死にました。

 あくまでも、バンドの一部として、ギターを弾いているので、いきなり
一人で弾き語りなんか出来ないのです。それを未経験者に説明すると、長く
なるし、伝わらないんです。なぜできないのかが。
で、22歳の別れとか、神田川とか松山千春とか、一応、世代的にウケそう
なのをやったり、でも途中までで、
「なーんだ、なんにもできねーじゃん!!」
友達はがっかり、そして僕のプライドもがっかり。

 3/17から1泊で、会社の同期入社諸氏と旅行に行ってきまして、
アメリカに転勤するヤツの送別会だったのです。長野、蓼科。
そして、宴会のさなかに幹事が、サプライズやと言って、僕にギターを
渡した。
ふつーサプライズっちゅーのは、その転勤するヤツ(主役)を驚き
とともに感動させる演出のことで、演奏者を驚かしてどないすんねん。
死にました。
 
とにかく、オリジナルならなんとかできそうだ。宴席の片隅で、歌詞やら
構成やら思い出す。先に言っといてくれりゃー歌詞カードなっと作ってきたっ
ちゅーねん。
 
酔いなんか吹っ飛んだ。総勢8名の前へ、ギターを持って登場する。
曲紹介をする。”夕焼けトランペッター”。
 これが結構ウケまして、とてもうれしかったです。アンコールにお答えして、
”リーマンブルーズ”、”メメトロでGO”。頑張りました。
ま、少人数でね、気の置けない仲間なんですけどね。もの珍しさも手伝って、
すごくちゃんと聞いてくれるんですよ。だから、知らない人の前でやるより、
緊張したし、その分手ごたえを感じました。ただの宴会の余興なんですけどね、
いい勉強をさせていただいたなと。幹事さんに感謝しました。

やっぱなんかレパートリーを作っておこうかな。

Seiko Laurel

2007-03-16 20:27:49 | Weblog
 日本が世界に誇る工業技術の素晴らしさを、私が証明しましょう。
先日、腕時計を紛失しまして、しょうがないので、サブ・ウォッチの
登場となるわけです。
 
 京都の北野天満宮は、毎月25日に「天神さん」という古道具市が
立つ。京都で学生だった私は1月の「初天神」へ友人とおとずれた。
ずらり、古物商の露天が並ぶ様は圧巻でありました。
ふと目にとまったのが、腕時計を並べている店。
日本のアンティーク腕時計が流行りだした頃のこと、気になった。
金メッキの綺麗な時計、手巻き式、1950年代のものという。学生には
ぜいたく品だ。買う気は無い。もちろん、値札なんか無い、どんぶり商売。
高いんだろうな。

¥8,000という。以外に安いという印象。確かに綺麗。やっぱ欲しい。
でも古いので動作が心配。大丈夫か?
「オーバーホール済み、しかもSEIKOだよ。絶対大丈夫。」
それはわかった。しかし、ほんとにオーバーホールしているか確かめよう
も無い。しかも露天商、SEIKOは信頼できるが、おやじ、あんたは信用
できねー。

しばし悩む。結構人だかりがしてきた。買った。勝負だった。

学生時代、2年ほど毎日使った。たまたま入った美容院のお姉さんが時計マニア
で、
「すごく状態がいい。大事にしたほうがいいよ。」
しかし学生なんて、雑なものだ。ハードユースした。でも正確に時を刻み続けた。
そして、新しい時計を手に入れたので、お蔵入りに。

さて、10数年の間、ほとんど使っていないこの”Seiko Laurel”
、このたび、晴れて、復活。まだ動くのか?ネジ巻く。時刻あわす。
動く。結果、36時間、正確に時を刻み続けましたよ。
感動的でありました。

 私、人とともに働く機械はすべからく、人間が操作すべきと思っています。
しかもメンテナンスして大事に使いたい。自動なんとかより手動が好きなんです。
自分が上手に操作したからうまくいった、メンテナンスをしたから動作が良くな
った、こういった喜びは原始的な機械でしか味わえません。
時計に電池は不要なんです。
カメラもギターも電池を使うものは好きになれないのです。電池が切れたら
使えないというその不安が嫌。自分が操作できる、機械を操っているんだという
高揚感があることを知ってほしい。
この素晴らしいメイド・イン・ジャパンとともに。

セロに明日、文句

2007-03-15 12:51:08 | Weblog
 手品師の話ではありません。
ジャズマン。ジャズは良く知らないのですが、ビバップの時代の人。
セロニアス・モンクはピアニスト。
ずいぶん以前にドキュメンタリーを見たことがあって、ずっと気になる人だっ
たのです。かなり異端らしいのです。
最近の鍵盤モノ・マイブームの流れで”monk’s music”という
アルバムを聞いています。

いわゆる綺麗な音楽ではないですね。しかし心を揺さぶられますね。
深いところに落ちていくようなイメージ。部屋を暗くして、ヘッドフォン(密
閉型)でじっくり聞いてみたいですね。

ま、世間はまだまだ広いです。
僕の知らない音楽なんて、星の数ほどある。
まだまだ当分楽しめるな。

永遠に帰れ

2007-03-13 14:04:31 | Weblog
 最近の聞く音楽の傾向は、クラシックと鍵盤。
図書館でチックコリアを探していて見つけたのが、リターン・トゥ・フォエバー。
名前はなんとなく聞いたことがあるかな程度の知識。
チック・コリア、レニー・ホワイト、アル・ディメオラ、スタンリー・クラーク。
レニーさんは初めて聞く名前だ。
とにかくすごい。熱い。爆発している。叩きまくり、弾きまくり、これでアンサン
ブルとして成立しているところがまたすごい。どんなリズム感なんだ。

スタンリー・クラークの思い出は高校時代へさかのぼる。
同級生ですごいべーシストがいた。
「チョッパーならなんぼでも弾ける。」
と本人が言うとおり、フレッシャーの安物でノンストップ・チョッパーは、
すごかった。しかし、田舎の高校生には、本とはどのくらいすごいのかがわ
からん。音楽人口は過疎、比べる対象が無いから。
確か、高校2年の春、彼が社会人のバンドでポプコンの予選に出るという。
見に行った。いきなりベストベーシスト賞。客観的にすごいことを理解した。
そんな彼がスタンリー・クラークが好きだった。
僕は、フュージョンとか、なんとなく好きになれなくて、聞かなかった。

7~8年ほど前、名古屋でスタンリーを見に行った。ピンとこなかった。
メロディーばっかり弾いていたように記憶している。

リターン・トゥ・フォエバー、74年の作品である。僕が小学生の頃、ダウン
タウン・ブギウギバンドのあてぶりをしていた頃、世界の音楽シーンはすごい
ことになっていたのだ。

高校のとき、これを聞いていたら、ハードロックもパンクも聴いてなかったか
も知れない。人生はいろいろなところに岐路があると知る。
ちなみにベストべーシストは高校中退、家出して小倉の飲食店で働いていたと
いうのが最後の消息だ。
僕は彼を超えるベーシストをいまだ知りません。

忘れてしまいたいことや

2007-03-12 13:11:59 | Weblog
 3/8(木)、ご無沙汰の同期入社氏来名。
近所の居酒屋へ6名さまご案内。
彼は新幹線で東京へ。同じタイミングで帰ろうと思っていたんですけどね。

一軒目を出るとこらへんから記憶が無い。
三軒いったらしい。

気がつけば深夜、場所は不明。歩いていた。荷物が無い。したがって
財布も無い。ただ歩いていた。
大きな通りを目指した。タクシーを拾いたい。深夜、腕時計もない。
ケイタイも無い。とにかく歩いた。
だんだん空が明るくなってきた。今日は金曜日、仕事の日だ。
やっと1台きた。乗った。やっと時計が見れた。6:30。
場所もわかった。

7:00自宅着。少し寝る。
顔にキズが。ひざにも、手にも。全身が痛い。派手にこけたみたいだ。
家内にカード、ケイタイ等止めてくれるよう言い残して会社へ。

ギリセーフ。
昨夜はどうやら、十数キロを歩いたらしい、4~5時間かけて。
警察から電話があり、荷物はあったとのこと。

腕時計などいくつかなくなったものの財布の中身はそのまま帰ってきた。

顔に3、手に4、ひざに4、絆創膏。全身打撲、まだ痛い。足の甲は歩きすぎ
の影響で、痛い。
聞けば、同僚にすごい迷惑を掛けたらしい。

もうこりごりだ。

のんびり

2007-03-08 18:24:52 | Weblog
 最近、比較的早く帰れる。
ま、時期的なこともありますが、効率がよくなってきたようだ。
プライベートの時間が増えるわけです。
我々内勤者は成果報酬が無いので、時間をちょうだいというのが、私の
基本姿勢です。とりあえずうまくいっているわけです。

 さて、早く家に着いて、有意義に過ごしたいと思っているのですが、
これが、ぜんぜんだめで、早く帰った分、のんびりしちまって、それでも
最低限の筋トレとピアノの練習はしてますが、曲作りが進んでないのです。
自転車のトレーニングも始めたい。
結局、早く帰っても、遅く帰っても、有効な時間は一緒というざまだ。

どこかで断ち切ろう。時間と戦おう。

新曲進捗状況

2007-03-07 18:42:18 | Weblog
 早口言葉みたいだ。
3回言ってみてください。

 歌詞とコード進行を何度か書き換えた。したがって、最初の構想とは
全く違ったものになっている。1曲ボツにしたようなものだ。
この”ラフスケッチ”の段階はとても楽しい。どんどんアイデアがわく。

 しかし、問題はここからです。
きっちり小節を決めて、イントロ、構成も作って、エンディングも作って
そして、今回はMTRで全パートを録音します。大変です。
短い練習時間を有効に使うには、アレンジまでやっといたほうが効率が良い
と思うのです。なんせ遠距離恋愛バンドですから。
なので、ラフの段階で止まっているといえなくも無い。
誰もしんどい作業は嫌だ。

 今日は、構成を決めて、Drを打ち込み始めよう。
とにかく進めなければ。