快風丸

俺の船に乗らないか。

今日はこんな感じ

2010-04-30 00:18:30 | Weblog
 ちょっと疲れてます。
こんな休日もあり。




ベランダでブランチ。


 こういう、はかない感じの雲って、しばらくすると消えるんですよ。
長い午後を費やして、ボーッと見てました。



扉をたたくひと

2010-04-27 00:24:53 | Weblog
 原題は”The Visitor”。
春日井市主催の映画会で見た。




 初老の大学教授は、妻を亡くしてから漫然と生きてきた。
些細な偶然がかさなり、アフリカの太鼓”ジャンベ”を叩くことになる。

 春日井市の映画会は音楽映画ばかりをセレクトして2月に一度ほど上映している。

 視聴覚室のスクリーンはミニシアターほどで、音響も悪くない。
なにより、アセンブリーのセンスが秀逸。

 この映画、面白かったですよ。
人間の根底にある音楽的欲求と、アメリカの時事問題と、もっと下世話なドラマティックと。

 映画を始める前に学芸員が解説してくれるのです。
「監督いわく、ジャンベが第2の主人公である」と。

 感動しました。



破滅クィーン

2010-04-23 00:38:13 | Weblog
 私は遠い異星からやて来たの。
この星を滅ぼすためにやってきたのよ。

 うそよ。
この星を滅亡から救いにきたの。



 どっちだと思う。

 私が手を差し伸べたとして、あなたたちはそれに頼るわけでしょ。
結果的には、良いことにはならないわ。

 そっちのほうが手っ取り早いかもしれないわね。
 



アメ吉

2010-04-21 23:57:16 | Weblog
 車に踏まれて

 自転車に踏まれて

 靴に踏まれて幾年月

 踏まれても、また踏まれても、踏まれても

 それでもここで元気にやっておりやす



 平面アメンボのアメ吉と申しますケチな野郎でございます

 以後、お見知りおきのほどを

 よろしくお頼み申し上げる次第でごぜぇます

ミント未知数

2010-04-17 22:53:15 | Weblog
 まったく知識も無いまま、種蒔いて、なかなか大きくならなくて、
それでも、水やったり、剪定したり。

 

 生ミントティーが意外とおいしくなかったのは、未成熟だったからのようです。

春の声を聞いたのか、すごく育っています。
おいしそうなので、収穫してみました。そうか、ここまで大きくなるんだね。



では、とりあえず、生ミントティー。



 なんでも生が一番。0.02mmでもやっぱ無いほうが良いですよね。

正明寺の小僧

2010-04-13 23:39:15 | Weblog
 

 実家から歩いて3分。おばあちゃんちのすぐ裏。
ものごころついたころからここが遊び場でした。

 この鐘を勝手については逃げ回り、挙句の果てには、石を投げて鳴らして、また逃げ回り。おかげで、こんなバチあたりものに育ちました。

 この寺には、丁稚がおりまして、私が幼稚園の頃、中学2年生のお兄ちゃんでした。
修行が足りない、どうしようもない感じの不良学生でしたが、よく遊んでもらいました。
悪い事なら何でも教わりました。



 あらためて見てみると、立派な寺だなぁ。

 ある日、境内の片隅で、立ちションをしていた僕は、丁稚小僧に見つかってしまい、
「ミミズにおしっこかけたら、チンチンが溶けてしまうんやで。」
もう怖くてずっと泣いてました。
 大人たちに聞かれても、恥ずかしいのと怖いのとで、ホントのことが言えません。
やっとの思いで、泣きながら言いました。
 不良丁稚の兄貴様、ご住職さまにこっぴどく怒られたそうです。
僕もおばあちゃんに怒られました。



 近づいてみるとレモンの木でした。


思い出の昭和堂

2010-04-13 00:42:41 | Weblog
 親父のステレオは昭和堂。昔の電化製品はしょっちゅう故障するので、家に電気屋が来ることは珍しくなかった。
 
 高校2年の時、初めてLIVEをやった。
市民会館の館長が友人の父親だったので、1万円ほどで借りれた。

 アンプは持ち込み。先輩が、自前のベースアンプをわざわざ軽トラで運んでくれた。ビールの差し入れ付き。高校生でしたけど。

 で、PAは昭和堂で借りた。

 以前は国道沿いの小さな店舗で、ギターのピックとか弦とか売ってる、重宝しました。
グヤトーン弦っちゅうのがね、ショッキングピンク地の小袋にライトグリーンのロゴでね。アンプのメーカーなんですけどね。

 この弦が格安で、バラ売りなんですけど、セットにしても\380くらいだったと記憶しています。格安。ヤマハ弦が\800の時代です。
 1弦なんて、\30。

 これが不思議な弦でして、最初からあまり鳴らない感じなんですけど、その状態が持続するのです。ギターの弦は消耗品で、けっこう寿命は短いのです。全く弾かなくても数カ月で音色が変化します。いわゆる「弦が死ぬ」という状態になります。

 ところが、グヤトーン弦は、死なないのです。あまり鳴らないなりに、初期の状態が持続するのです。

 高校の頃なんか、オナニーを覚えた猿みたいに、飽きもせず弾いて弾いて弾き倒しでした。そんな時も、ヴィヴィッドカラーのグヤトーン弦がかたわらで支え続けてくれたのです。

 ありがとうグヤトーン、ありがとう昭和堂。

 しかし、不思議なことに、このグヤトーン弦、昭和堂でしかお目にかかったことがないのです。私、京都、大阪、名古屋と流れてきましたが、どこにもありません。
 


 昭和堂は、少し移転してました。
なぜか山小屋風。
 まさかのログハウス感。
休業でした。