快風丸

俺の船に乗らないか。

エジプトステーションと名古屋ドーム

2018-10-30 23:07:58 | Weblog

新譜、エジプトステーション。

ビートルズといえばジョンレノンだった。

リンゴスターは、ポピュラー音楽にロックのビートが大胆で、かつ繊細であることを示した。

ジョンレノンは、それが儚く、悲しく、切ないものであることを教えた。

ジョージハリスンは、ナチュラルで、スピリチュアルなものかもしれないと諭した。

さて、ポールマッカトニーは。

なんとなく、名古屋公演がソールドアウトと聞いてもピンと来なかった。

しかし、76歳のレジェンド、いや、ロックの、いや、音楽の神様が、

と思えば、せめて音漏れでもと思ったところに追加発売。

まんまとプロモーターの炎上商法に引っかかって、8日に行く。

 

何を求めて日本へ来るのか。

伝説の音楽の巨匠をかつて収監したこの無粋なファーイーストエンドの島国へ。

 

新譜は、この神様の持てる力をすべて投入したのであろう。

今までに聞いたことのない、サウンド的な要素がちりばめられている。

重厚な低音、きらびやかな高音、そして、枯れたボーカル。

いろんな楽器の音がたくさん入っているけど、とっ散らかってないのは、

同時に鳴らしてないからだと思う。

 

ポールマッカトニーが音楽にもたらしたのは何か。

それを見てきたいと思う。