快風丸

俺の船に乗らないか。

野沢菜事件

2006-03-31 10:25:27 | Weblog
 寒い日が続いてますね。
これは、寒い季節の寒い事件の記録である。

学生時代、体育の補講(出席日数不足を埋める)でスキーに行った。
長野県。
彼女は看護学校の寮生でした。
「野沢菜買って来てね。」

ちょっとひねったつもりだった。
ほんのいたずら心というか、悪気は無かったの。
あえて”白い恋人たち”を買って帰ったんですよ。

「えーーー、野沢菜じゃないの???」

意外な反応だった。

「寮で、みんな、お茶碗かかえて待ってるんだよー」

うまいこと言うなと思った。
冗談かと思ったが、目は笑っていなかった。

これが原因ということでもないが、彼女とはうまくいかなかった。
何か、かみあわなかった二人を象徴する事件だった。

教訓...相手の期待にはストレートにこたえるべし!!

それがどうした

2006-03-30 16:22:48 | Weblog
 3/30雪がふった。
あっ”なごり雪”だ。

最近、TVでユーミンのインタビューを見た。
「詞とメロディーはどちらが大事か?」
すごい興味をそそられる質問である。
「メロディーの中にこそ真実がある。」
なるほど。
私にとってこの言葉が説得力をもつのは、この方は、詞のほうも
素晴らしいものを創造していると、認めているからである。
夢、憧れ、情熱、などを良く表現したクオリティの高い詩である。

雪を見ながら、”なごり雪”が頭の中で鳴っていた。
しかし、歌詞を思い出して、がっかりした。
センチメンタルないい歌だなと思ってたのに。

”今、春が来て君はきれいになった。去年よりずっときれいになった。”

それがどうした。

かつて、とある高名な作曲家が、”お猿の籠屋”の歌詞がけしからん、
と怒ったそうである。
”えーっさ えーっさ えーさほいさっさ”
子供だましにもほどがある、
こんな無意味な歌詞を子供にきかせるべきではない、
子供に聞かせるものだからこそ、きちんとしたものを。
と言うことだそうだ。

言葉の持つ力の話でした。

17歳のバトン

2006-03-28 15:10:43 | Weblog
☆17歳のとき何してた?☆

高校のテニス部でした。
厳しいクラブで休みは1/1とテスト前のみ。
コーチからは
”踏み台の世代”と言われた。
練習方法の模索(根性練習から技術と精神重視への転換)を
するので、我々の代はその実験台だとはっきり言われた。
事実、たいした成績は収められなかったが、続く世代は、
全国大会で活躍した。見事、”踏み台”を全うしたのでした。
このクラブの仲間とバンドをはじめたのも17歳。僕はギター、
5人編成で、ハードロックのコピーやってました。
とにかく、テニス、帰ってギター、宿題すらしませんでした。
授業はほとんど睡眠時間。それでも成績はそこそこ。
その高校も去年、統廃合で廃校になりました。
先日、帰省した折に、誰も居ないテニスコートに行ってみました。
誰も見ていないと確認してから、シャドウテニスしてみました。
そのとき、私は、17歳でした。

☆17歳のとき何考えてた☆

この世は間違っている。

生まれたからには名前を残して死にたい。

家を出たい。

☆17歳のときやり残したこと☆

ない。
17で出来なかったことは18でやった。18で出来なかったことは
19でやった。

☆17歳に戻っていただく人☆

このBROGみた人、全員!!。
申し訳ない。BROG友達が、いないんです。
誰か、名乗りを上げていただけませんでしょうか。

よろしくお願いします。


ブリジストン・タイヤード

2006-03-27 18:49:23 | Weblog
 疲れた。

24日...親戚に不幸があり、福岡の実家へ、日帰り。
      お葬式って疲れる。いろんな人に会うからだろう。
      十数年かもっと会っていなかった親戚とか。
      東京で一人暮らししている伯母さんに会った。
      女学生時代は弁論部で鳴らしたそうである。
      石神井公園で演説するのが夢だそうだ。80歳、
      良くしゃべる。いちいち話しも面白く、引き込まれる。
      「介護保険がもらえるようになったと喜んでいる老人が
       多い。そんなことよろこんでどうするの!!誇りを持ちなさい」
      だそうである。迫力が違うのだ。別れ際に
      「今度は石神井公園で演説を聞かせてください。」
      満面の笑みで答えてくれました。

25日...昼から車で大阪へ。
      友達のライブを見に行く。
      スイートハートと出かけるなんて何年振りであろうか。
      ライブ後、2人で大阪駅の構内でお食事。
      隣の席に若い女性が一人で参上。しけた焼き鳥屋にはアンバランスな
      光景だ。スイートハートが彼女に話しかける。
      とても育ちのよさそうな方で、しかも自立していて、
      その上美人で、気取りのない方でした。
      話が弾み、3人でバーに行き、4:00まで飲んでました。
      幸せなひと時でした。まるで夢の中に居るようでした。
      財布の中に頂いた名刺がある、夢では無かった様だ。

26日...AM10:00バンドの練習。ドラマーが居ないので、スタジオでは
      なく、べーシストの家で。今朝まで飲んでたくせにビール。
      15:00までうだうだやって駅前で餃子を食って解散。
      この時点で泥酔。結局、大阪泊。

27日...AM3:00起床。4時、車で大阪発。6:30、我が家へ。
      いつもの時間に会社だ。

 疲れた。ベリータイヤード。

均等なゆで卵

2006-03-23 20:32:15 | Weblog
 最近、仕入れた食にまつわる話です。
例えば、コンビニで売ってるサラダに乗っているスライスゆで卵、
冷麺に乗っているもの、ピザに乗っているもの。

全部、直径が4cmくらいで、均等に黄身が中心にありますよね。

私も、言われるまで、全く気にもとめてませんでしたが、
おかしいですよね。
1個のゆで卵をスライスすると、当然ながら、
全部が同じ形にはならないですよね。
白身と黄身のバランスも場所によって違って当然ですよね。

実は、あの均等スライスゆで卵は、ゆで卵をスライスしたものではないのです。

大量の卵を黄身と白身に分けて、それぞれに何か混ぜ物をしたうえで、
細長い、直径4cmほどの金太郎飴状の加工食品を作っているそうです。
これを機械で切れば、簡単に均等スライスゆで卵が出来るということらしい。

なるほどと感心しつつ、知ってよかったのか、
知らないほうがよかったのか、
ただ、今後、この手の均等スライスゆで卵を誰かと食す時、
必ず、食べながらこの話を聞かせてあげようと考えています。

必ず。


商店街が好き

2006-03-22 14:57:14 | Weblog
 私、商店街が好きです。
今の自宅も商店街の近くです。
先日、素晴らしい商店街を発見したのです。

福岡の実家に帰省してきました。
小倉で用事があったので、旦過市場に行ってきました。
全国でも活気ある商店街として有名な、庶民の台所、歴史も古いそうです。
狭い通路に、照明は電球。これがまた、食材をおいしく演出するんだな。
海が近いので、魚屋が多い。安い。
肉屋も多い。韓国が近いからか、ホルモン系も充実。
従って、キムチ、チャンジャも。
野菜屋も、いかにも地物、安い。
惣菜、焼き鳥、鯨専門店...。
全部おいしそう。
ここに住みたい。毎日、ここで買い物したい。
おっちゃんもおばちゃんも元気で人懐っこい。

小倉は他にも商店街が続いている。
これも、ぶらぶら歩いて発見したのですが、
昭和40年代(定かではない)の食堂街がそのまま現存してたりします。
店の外には、ガラスケースにメニューのサンプルが並び、
コンクリート打ちっ放しの床、天板の薄いテーブルはガタガタで、
バイプいすもガタガタ。
お客さんも、なんか昔風。
リアルレトロと名付けよう。

日本もまだまだ広い。



目に見える幸せ

2006-03-16 11:15:50 | Weblog
 おいら野良犬。
幸せの意味を知らない。
でも、時々、これかな、こういうことかなって思うことはある。

今朝は晴れていましたが、雨、確定なので電車に乗りました。
電車の日はMD聞きながらです。
今日は矢野顕子さん。
大好きなんですよ。何度聞いても飽きない。
曲、声、ピアノ、歌、ルックスも。
昨年末にスカパーでライブ完全生中継という画期的な番組がありました。
この世にTVがあることに深く感謝しましたよ。
なんか、心にしみるとかとも違うんですよね。
目に見える幸せなんです。心とか感情とかを通り越して、
”幸せ中枢”に直接作用するみたいなんですよ。

野良犬のおいらは幸せの意味は知らないが知りたいとは思っている。
  すごく腹減ったときに食べるカレーライスの味。
  久し振りの...事後のけだるさ。
  宝くじが当たった。
  勝負に勝った。

 思いつくのは”欲望”がみたされたときの気持ちだ。
 ”希望”とは違うのだろうか。

やはりわからん。
分からずとも良いか。
この世はコトバだけでできているのではないのだから。

名鉄づくし

2006-03-15 18:05:17 | Weblog
 例えば、
「彼女とうまく行ってるの?」
と聞かれたりしたとする。
うまく行ってたら良いのですが、いまひとつという場合、
なんかそれをストレートに言いたくないとき、

「名鉄で言ったら瀬戸口駅かな。」

「え?、何それ?」

「瀬戸の際(きわ)まで来ております。」



続きまして、同様の質問をされたとき、もうすでに別れてしまってるが
それをストレートに言いたくないとき、

「名鉄で言ったら一宮駅かな。」

「え?、何それ?」

「尾張(終わり)でございます。」

これは使えるな。








SAVA

2006-03-14 18:28:53 | Weblog
 寒い、寒すぎる。
昨日、吹雪の中を自転車で帰った。3月中旬なのにと思うと、
吹雪の中で笑いながら自転車に乗っている怪しい人になっていた。
そして、暖かい食べ物が恋しくなった。

私の実家では、よく”鯖のお茶漬け”を食べてました。
母が作ってました。
北部九州では良くある食べ物らしいですが、私の知っている限り、
家庭で作って食べる、と言う人には会ったことが有りません。

先ず、刺身でたべられる新鮮な鯖を用意します。
普通に刺身にします。
そして、
醤油、みりん、おろししょうが、すりごまで作ったたれに1時間ほど漬けておきます。
どんぶりはあらかじめ暖めておきます。
お茶は必ず沸騰させます。
熱々のご飯の上に、たれから出した鯖を乗せて、たれを少々。
沸騰したお茶を注ぎ、フタをします。
しばらく待てば、完成。
これで、鯖は煮えてるんですよ。

もし、未来に世界人口が増大しすぎて、食物供給が追いつかなくなって、
ハイテク食品(1錠で一日分の栄養が摂れる優れもの)しか食べてはいけない
ということになったとします。
食事というスタイルでの食物摂取は今日の晩ご飯が最後という日が来ました。
何食べますか?
私は迷いません。

想像してください。
醤油としょうが、ゴマ、ご飯が熱いお茶に導かれ、漂う香りは、玄界灘の荒波か。

沖の荒らぶる波間より、
取り出したるこの鯖を、
ひとたび口に入れたなら、
豊漁祭りの鐘、太鼓。


想像を絶するうまさですから。


ホワイトデー

2006-03-13 17:07:13 | Weblog
 バランスの問題だと思うんですよ。

バレンタインデーの”バレンタイン”は人の名前ですよね。
かたや”ホワイト”って確か、ホワイトチョコのことかと思うのですが。
過去に”クッキーデー”、”マシュマロデー”というネーミングも
存在したように思います。お菓子の名前である。すでにアンバランスですよね。

なんか、バレンタインデーは、女子から男子へ告白するという一大事業の日
なのに、ホワイトデーは、お返しの日である。
嗚呼、なんと消極的な日なのだろうか。考えてみれば不思議である。

なぜ3/14は、男子から女子へ告白する日にしなかったのだろうか。
そして、4/14あたりを各々、返事をする日にする。
チョコの売上げは倍増である。

そして、そのほうが、カップル成立の可能性が高くなると思うんですよ。

この国の少子化は、かなり深刻で、10年後には、毎年、20万人規模の
移民を受け入れなければ、現状の労働力を確保できないという試算があるそうです。
この問題の解決にも一役買うことになるでしょう。
どのくらい解決しそうかというと、
チョコだけに...。