快風丸

俺の船に乗らないか。

天満橋の夜

2016-04-24 00:52:31 | Weblog

 今夜、鶴橋でマリーのリハ後、天満橋でライブ鑑賞。

やはり音楽は生ですね。

中でもライブハウスが最も良い音で聞ける空間だと思います。

ホールだと広すぎて、限られた数の席しか良い音は望めません。

 

さて、トップがルクスエテルナさん。

ボーカルの声、歌唱力が素晴らしい。

MCもこなれていて、重低音の荒くれ楽団をしっかりとコントロールされてました。

 

そして、名古屋から自称”熟女バンド”、SHOW-WA。

もう登場しただけでステージが狭く見えました。

本気なんだな。

コスチュームから、舞台上での態度から、演奏に至るまで。

気合いが入ってて、それでなおかつ楽しそう。演奏のレベルはものすごく高いが、MCではキッチリとオチを

つける。メンバー紹介で、それぞれのメンバーを「三度の飯より〇〇が好き」って紹介するのだけど、ちょっと

書けない感じの大人のMC。しかし、心の底から笑わせていただきました。

そして、ももラウド。

チャーのコピー。

ギターのエフェクターボードの割に、しっかりと芯のある音で、キッチリ弾いておられたので、聞きごたえがありました。
 

 

4bit-fruits

ボーカル、あゆみさん、見るたびに良くなってますね。

表現力、そして声に力がある。

このバンドの曲が好き。
 

 期待にたがわぬ素晴らしいライブでした。

 

 


生まれた日

2016-04-23 02:19:52 | Weblog

 今朝、ケイタイが鳴った。

母から電話をよこしてくるなんてめったにないこと。

ほとんどメールだし。

「水道代が高すぎるので異常ではないか」

水道局から手紙が来たのでどうしたら良いかとのこと。

とりあえず水道屋に電話するようにと言って切った。

 

 姉からはメールだった。

「日本で今日、猫の記念切手が発売されるので買っといて」 

帰りに買ってエアメールで発送することにした。

 

 誕生日なのだが、忘れているのか、あえてなのか。

 

かと思えば、フェイスブックにはおめでとうメッセージがいっぱい。

とてもうれしかった。

まとめて「ありがとう」にしようかと思ったが、それぞれに返事した。

 

誰かが気にかけてくれてるというのは、本当に心強いものだなと実感した。

やりたいこと、できることは、できるだけたくさん、そしてできるだけ一生懸命

やって行こうと思います。

 

よろしくお願いします。 


ナスノミツル

2016-04-22 00:42:44 | Weblog

本日、得三にてライブ。

Unbeltipo ウンベルティポ 今堀恒雄(g), 佐野康夫(ds), ナスノミツル(b)のトリオ。

3人ともミュージシャンとして超一流。レコーディング、ツアーなど誰もが知っているようなアーティストの

サポートなどされています。

このバンドは、全編インストで、複雑なリズム、即興演奏が特徴らしい。

youtubeで見たが、なんともとらえどころのない感じ。

ベースのナスノミツルさん、大学の軽音楽部の先輩なのです。

得三には、いろんなユニットで時々出演されているのは知ってたが、今日、はじめて見てきました。

また、ギタリストの今堀恒雄さんは、小川美潮4to3バンドにも参加されている。

なんともすごい偶然。

 

 演奏が始まって、最初は戸惑いました。

初めて聞くタイプの音楽だったから。

それぞれの楽器を聞いたり、何拍子?楽器どうしはどう絡んでる?

譜面を立てておられるが、どの程度が決まり事で即興の割合はどのくらいだろう?

そんな感じで前のめりで聞いた。

楽しむというより勉強した感じで、ちょっと疲れた。

しかし、それほど聞くべき要素が多いということ。

 

全ての一小節が、一つの曲のよう。

レストランで例えるなら、小さな皿に手の込んだ、それぞれ違った素材、調理の料理が切れ間なく

次から次へと出てくる感じ。

 

前半が終わって小休止。

 

なんか、アメリカ大陸を発見したコロンブスのような気分だ。

まったく新しいものを発見した。

 

さて、後半、だんだん慣れてきた。もう細かいとこを聞くのをやめて、少し引いた感じで聞いてみた。

すると、不思議なことに、複雑と思っていたリズムが大きなグルーブに感じられた。

それぞれの超絶技巧も、3人が一つの楽器のように聞こえた。

なんだか自然現象みたいに思えてきた。

 

たとえば、空の色は青い。しかし、実はとても複雑な色である。青の諧調があり、雲があり、時間によって

刻々と変わっていく実に深みのある青。風が吹く、雨が降る、そんな風景をじっと見ている楽しさに近い

なと思いながら聞いていた。

 

「音」 だけで作った音楽なのだ。

言葉や感情を要素にせず、ただ音のみを使って構築した音楽。

だからこそ、心の深いところで感じるものがあるのだと思う。

 

終演後、ナスノさんと少しお話する時間が持てた。

今堀さんにも5月の小川美潮4to3バンドのライブを予約したと直接伝えることができた。

CDを買い、サインをしてもらった。

 

新しい世界のドアが開いた。