コーヒーって実はけっこう多彩な色である。
愛用の陶器カップを誤って割ってしまって、ガラスのカップに淹れてみた。
蛍光灯にかざしてみると、赤みを帯びた褐色、琥珀色、実に美しい。
当分、これでいこう。
１８：３０会場に余裕で間に合った。
整理番号は８と９。１～７の人は未着で、なんと一番乗り。
椅子あり、前から５列目に。
ソールドアウトとのことだが、５０人くらいであまり詰め込んでない感じ。
１０分押しでスタート。
ヤマハのアコギ、マグネチックピックアップ。
ジャキジャキとした中高域に特化した音色で、パーカッシブで力強いピッキングに合っている。
弾き語りだが、伴奏と言うより、ギターの音と歌声が一つのサウンドになっている。これで長年やってきた歌者が
たどり着いた境地なのであろう。
終盤に中島みゆきのカバー、これは泣きそうになった。
アンコール含め２１：２０まで。
息子は「同じような曲ばっかで飽きた」とのこと。
当初の目論見は外れたようだ。
さしたる会話もないまま、夜の街を歩いて帰りながら、小学生のころ、父に連れられて落語を見に行ったこと
を思い出していた。ちょうどこんな風に歩いて帰った。きっと同じ気持ちだったのだろうな。
もうすぐ大学の軽音の同窓会で、もう８回目になるそうだ。
いつもうらやましいなと思うのは、お子さんと一緒に来る人。で、やっぱりお子さんも楽器
やってたりして、しっかりアンサンブルしたりして、そういうのとても良いなと。
うちもなんかきっかけがないかなといつも思っている。
９月の初め、息子と買い物途中に車でＦＭ聞いてていきなり「俺のアディダス」というヒップ
ホップみたいな強烈な曲がかかった。
いや、タイトルすら知らない初めて聞く歌だったが、すごいインパクトだった。
さして音楽に興味ない息子も気に入ったみたいだったので、すぐにネットで調べたら１０月に
全国ツアーで名古屋にも来るらしい。
竹原ピストルは、過激な名前だが、全然ヒップでもホップでもなくて、素朴な感じの人で拍子
抜けした。しかし、その歌の力は、とてつもない。
平日だが会社から近いので、おそるおそる息子を誘ってみた。
で、明日、今池ハックフィンで弾き語りＬＩＶＥ見てきます。整理番号一桁がとれた。
音楽の素晴らしさ、音楽でつながる仲間の素晴らしさを知ってほしい。
「ギター買ってくれ」
って言ってくれ。
竹原ピストル - 俺のアディダス～人としての志～(Short Edit)
