快風丸

俺の船に乗らないか。

高橋多佳子

2011-02-27 18:44:08 | Weblog
 金曜日は髪を切りに行った。
会社の帰り、いつもの店は自転車コース。朝は雨だったので、
歩いて行くことに。50分かかって着いた。

 いつもの担当者さんとネット通販の話で盛り上がる。
ダンナさんが大きな人で、服のサイズが5Lなので、両国のショップで
通販してるとのこと。

 さて、自宅までさらに50分。先日、ウォークマンに仕込んだ曲を
ゆっくり聞けて良かった。

 土曜日は9時からテニス。
昨夜の歩き過ぎによる疲労のアトがありあり。相棒に指摘される。飲みすぎじゃないかと。
いえいえ、ノンアルコール生活は4ヶ月目に突入してますよ。

 お昼食べてもまだ迷っていた。2時からのリサイタルに行くか、やめるか。
ショパンとリストというプログラムは魅力的。チケットも2000円と安い。
会場も近い。自身、ピアノ教室の発表会で弾いた、市の視聴覚ホール。

 なんとなく気持ちにゆとりがなくて、ゆっくり音楽鑑賞という気分じゃなかったのだ。

 図書館に返却がてら、行ってみた。あまり期待はしていない。

全席自由。席数は、200というところだろうか。開演間近、わずか空席あり。

 さて、高橋多佳子さん登場。
ショパン、ノクターンに始まり、リスト、愛の夢、ため息、ラ・カンパネラ。

 MCも丁寧で流暢。ショパンとリストは一歳違いであること、友達同士であり、同時代
に存在したことが奇跡的だと。

 ショパンは、ポーランドの出身で、二十歳で祖国を後にし、ウィーンからパリへ。
その後、ポーランドがロシアに侵攻されたときに、自分も兵士として戦うと決意したが、
友人に諭されたという。
「お前は兵士としてではなく、音楽家として、ポーランドの存在を世界に知らしめるべきだ。」
それを聞いたショパンは、思い直し、「英雄ポロネーズ」を作曲したのだという。

 そんなMCの後で聞いたその演奏は、一生忘れることはないであろう素晴らしいものだった。
クラシック音楽について、今まで感じたことのないものであった。
ショパンの悲しみが、怒りが、そしてプライド、祖国を思う気持ちが聞こえた。

 本人は、「しゃべり過ぎ」というのだが、とてもありがたいことだ。
それを弾く奏者がそれについて語り、そして弾く。これほど立体的な知識を構築する機会は、
求めても得られるものではない。



 ’90にショパンコンクールで5位に入賞されたそうである。

もっとショパンと高橋多佳子さんを知りたいと思った。

 

ドレスアップ

2011-02-20 16:27:25 | Weblog
 シャコタンにして、エアロ入れて、鍛造ホイールに扁平タイヤ履いて、小径ハンドルにしてと
夢は果てしなく続く。

 しかし、自転車。

まずは、ビフォーを確認しておきましょう。



では、始めましょう。



ダイソーで買ったコイツ、なかなか使えます。
ビフォーです。



 アフターです。



 続きまして、ダサすぎるステッカーをハガします。
簡単にハガれてくれません。爪が痛むのです。なんか爪の代わりはないか。

 

 ああ、ギタリストで良かった。フェンダーのEXTRAHEAVYがこんな形で役立つとは。
レオも天国でほほ笑んでいるか、激怒しているだろう。

 ドライヤーで温めたりしながら全部ハガした。



 これは、ハガしたあとの、残り糊を除去するケミカルです。
想像したのは、ペロッとハガれる感じ。現実は、ねちゃっとしたのが、なかなかハガれてくれない。
ウェスとか、ウェットティッシュとか使ってなんとかコソゲ落とした。
 3時間はかかった。つらく悲しく長い道のりであった。

 でも後悔はしていない。

もう一度ビフォー。



アフターです。



 

新しいジーンズ

2011-02-20 02:00:49 | Weblog


 お正月に目を付けていた。リサイクルショップで、新品。
高級ジーンズ。

 まだ売れてなかったか。



 これが、¥6,800。
さらに、バレンタインデー特価で、30パーセントOFF。

 ウェストサイズ小さめ。

ジーンズを体型に合わせるんじゃない。
体型をジーンズに合わせるのだ。

 きっとできるさ。

映画 毎日かあさん

2011-02-17 00:18:46 | Weblog


 息子小4と観てきました。息子も僕もこのアニメが大好き。
アニメの雰囲気を期待してました。家族のドタバタ喜劇。
しかし、実際は、かあさんと元戦場カメラマンにしてアルコール依存症の夫との関係が
メインストーリー。

 まず、客の多さに驚く。ほぼ満席。西原ファンとしては素直にうれしい。ほとんど親子連れ。
おそらく、ドタバタを期待して来たであろう。

 子供には、ちと、キツいストーリーでした。
そこは、制作サイドも意識していたようで、アニメでは、「鴨原」という名字だが、映画では
「西原、鴨志田」という実名を使用。よりリアルでシリアスなものにした、というメッセージが
見て取れました。

 期待したものと違ったので、私としても戸惑いがありました。この二人のストーリーは、実話
であることも含めてよく知っていましたが、アルコール依存で吐血したり、幻覚をみて暴れる
シーンなど、大人の私でさえ、迫真の演技は正視に堪えないほどでした。
 
 小泉今日子と永瀬正敏という実際に元夫婦のキャスティングもハマったのでしょう。

 くどいようですが、軽いタッチのギャグ映画を期待してたのです。
自分としては、アルコール依存に苦しむ主人公に深く感情移入してしまいました。
面白いというより、辛い映画でした。

 しかし、そうと知っていたら、見に行かなかったと思います。
西原さんの、もっとも重い部分を表現してあるのです。実話なんです。本当にあったことなのです。
映画の最後半のいくつかのセリフ、素晴らしいエンディングテーマ、そしてエンドロールのバックの
写真、映画として、とても素晴らしい演出がされています。

 西原さんは、こんな辛い話をただの苦労話で終わらせたりしない。深い感動をありがとうと言いたい。
期待と違う内容なので、観終わった直後は感想が言葉にならなかった。
 しかし、思い出しては、つくづく良い映画だったと思います。

 息子も、他のお子さん達も、きっと感じるところがあったろうと思います。
是非、お子さん連れて見に行ってほしい映画です。

テニスの日は晴れる

2011-02-15 00:21:01 | Weblog
 前の日、あんなに雪だったのに、当日は晴れ。
9:00から第3コートに集合。



 夜なべして縫ったズボン裾止めベルトです。
 これで、チェーンに接触して汚れないようになりました。



良い休日だったなあ。

 

 このところ3ヶ月ほどほぼ毎週テニス。続けてやってると、だんだんこなれてくる。
サーブはきまるし、ラリーも続く。楽しい。楽しいが、その分、身体の負担も大きい。
 ラリーが続くということは、運動量が多くなるし、サーブもより速いのを打ちむと
いうことは、それだけ腰への負荷が大きくなるということである。
 従って、腰に来た。日曜日は、ギックリの手前な感じ。今朝は復活しました。

何を縫う

2011-02-12 21:00:29 | Weblog



 さあ、よなべしましょう。



 さて、がんばって縫います。



 皮パンツのすそ上げした余りの部分。



 そして、マジックテープ。



 薄いけど皮なので、けっこう力が要りますね。



 できた。

 

君の夢

2011-02-06 01:08:48 | Weblog


 社会見学のときにもらって来たのだそう。


 
「薬物に 渡すな人生 君の夢」

 下手な川柳の下手さ具合がかえってリアルだ。

これはどうだ。

「八百長に 渡すな人生 君のカネ」。

 あの理事長さんは立派だ。過去には一切無かったことだと明言した。
なかなか言えることじゃない。
 週刊誌を訴えて勝訴した。これはシロだということではなくて、嫌疑不十分、
グレーなのだ。

 悪いのは携帯電話でしょ。そもそもそんなものがこの世にあるばっかりに、
バレちまったわけだから。
 だいたい、ハナから金のためにやってるワケで、勝利がカネになるのだから、
等価値で交換する、市場原理に基づいたまでのハナシですよ。

 八百屋の長兵衛さんが賭け将棋でわざと負けたのが語源とか。

 いや、なにもそんなに目くじらをたてるほどのことじゃございません。
たかが興業ですもの。

 もう、そういうのもアリというルールにすればいいじゃん。

 ま、法人なんで、税制の優遇を受けているということは、満額払っている
われわれが、ヤツらの分も払ってることにはなる。

 しばらく興業は中止して奉仕活動でもして、今までの税金分を還元してみては
どうだろうか。

 そもそも、アキられちゃったワケでしょ。だからどんどんスキャンダル攻勢な
ワケで、アンタッチャブルだった時代が懐かしかったりしてるのでしょう。

 さて、今後は、世界。モンゴルとかグルジア、ブルガリア、いろんな国にも
部屋を作ります。年に一度、ワールドチャンピオンシップ大会で世界統一王者を
決めるのです。もちろん、勝つのは日本人。当然です。興業なのですから。

 ちょっとお高くなりますがね。ま、これもルールのうちでして。

 これらはあくまでも一般論であり、特定の格闘技団体のことではございません
ので、あしからず。

 

Rodrigo Y Gabriela

2011-02-01 00:38:59 | Weblog
 ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ。
このところ、ピアノ音楽で、素晴らしい出会いがいくつか連続した。

 なんか、ギターで面白いのないかな。
で、スパニッシュなんか手に取ってみました。
たいして期待したわけでもなく、情報どころか、名前すら知らなかった。

 いや、すごいですよ、コレ。



 「なんね、その速弾きは。かあちゃん、お前をそげな子に育てた覚えはなかよ。」

 ガットギターで、超速弾き。ギターデュオ男女。メキシコでスラッシュメタルの
バンドをやってたそうである。

 場末のスナックのママなら、きっとこう言うよ。

「なんね、その哀愁は。忘れかけてたあの人を思い出してしまうやないね。」

 ロックとフラメンコの融合である。しかもかなり分かりやすい形である。

 何回聞いても、聞くたびゾクゾクするね。

 世界は広いや。