快風丸

俺の船に乗らないか。

お誕生日の息子

2007-05-31 12:56:50 | Weblog
 ミレニアム生まれ、7歳になりました。

「誕生日にどっかつれてったろか?」

「たこ公園!!」
3kmほど離れた、住宅地の中の公園。たこの形の大きな滑り台がメイン。
もちろん、タダです。

「誕生日に何が食べたい?」

「煮たまご」
ゆで卵を煮たやつ。これが誕生日のスペシャルメニューだ。

欲が無さ過ぎるぞ。ひょっとして、我が家の経済事情を考慮しているのか?
そんなこたない。あほなんかもしれん。ちょっと心配。

そして、おじいさん、おばあさんから頂いたお金でおもちゃ屋へ。
ニンテンドーDSのソフトが欲しいとのこと。
「恐竜キング2」は少し前の製品なのでちょっと安くなってる。¥3,800。
レジにケースを持っていくと、店員がごそごそと現物を出してきた。
そして、レジを打った。
「¥1,000です。」
うわっ、あほ店員、まちがえよったで。後で店長に怒られや。とっとと
¥1,000払って逃げるべし。父親失格。
しかし、店員は続けて
「いや、ちょうど値札を張り替えようとしてたとこです。」
半犯罪者になりかけていた俺は、更正したことになった。
そうだ、俺は買い物王、まだ神様は俺の見方だったんだ。

ということで、お金のかからないお誕生日は静かに過ぎた。

これは秘密ですがね、息子は¥3,800だと思っています。
やっぱ父親失格かね?

でもね、公園へは自転車を並べて走りました。初めての遠出、冒険です。
オプショナルツアーで、知らない道を少し走ったら、知らない公園があった。
新しい遊具があって、楽しかったよ。僕らの時代は、子供たちだけで冒険とか
してましたけど、今は、それもできないし、また行こうな。
凄く疲れたみたいだが「楽しかった」とのこと。

おまけ

僕は、息子の今の歳まで、仮面ライダーはホントにいると信じてました。
どこかにショッカーが現れて...。だって、TVにちゃんと映ってるんだもの。
嘘なわけないじゃん。しかし、姉が教えてくれた。中に人が入っていると。
当時は、そんなことを言う姉を許せなかったが、今では感謝している。あの時、
教えてくれなかったら、今でも信じていただろう。

いや、ほんとは、いるのかもしれない。

奇跡の娘

2007-05-30 08:22:32 | Weblog
 親ばかばなしを一席、お付き合い願いたいと存じます。

5/26(土)、小6の娘のバスケットボールの試合。市の大会なんですな。
背番号7、レギュラーポジション。予定2試合、勝ち目なし。弱小チームだっ
た。

 そう。だった、過去形。
弱小というには理由がある。娘のチームは、小学校の部活、他のチームは全て
クラブチーム。おのずとレベルが違うことは想像に難くないでしょう?

 第一試合は、AM9:30。観戦しました。
なんと、28対12で危なげなく勝ちました。どの親御さんも興奮してました。
凄いよ、以前見たときと別のチームみたいだった。きちんと守って、しっかり
攻めて。素晴らしい。

 午後からは、私、発表会直前のピアノ・レッスンにて、観戦は断念した。
でも、さすがに2勝は無理だろう。とりあえず、かみさんにTELしてみた。
58:8、予想外に大差だ。ま、でも1勝しただけでも...
 いや、勝ったとのこと。快挙である。これで予選突破。6/10に決勝リーグ
、3チームなので、全敗でも表彰されるとのこと。

 感動しましたね。素晴らしい。しかし、イマイチ出番が少なく、シュート機会
も少なかったわが娘、ふてくされとりゃせんかね。
「わたしは、アシストなの。シュートする人に最後のパスを出して、自分は、
相手を抑えて、シュートできる道を作るのが仕事なの。」

 こいつ、成長したな。

親ばか者の日記でございました。

ソロ・デビュー決定

2007-05-29 08:48:42 | Weblog
 ご近所の楽器屋さんへギターのピックを買いに行く。ちっちゃい店だが、ス
タジオもあり、LM楽器は一通り置いてある。数ヶ月に一度立ち寄る程度。
 
 チラシが目に止まった。シニア(だいたい30歳以上とのこと)のためのL
IVE、出演者募集。出演料は¥1,000、+ドリンク¥500。激安。
私としたことがこんなとこでも買い物王の本領を発揮してしまうのね。

 場所は近所の喫茶店。ドラムは置けないし、場所がらあまりうるさいのはダ
メということ。面白そう。一人で出るか。地元で音楽仲間ができるかも。

 しかし、問題は、6/2(土)が本番ということ。1週間後だ。準備できる
のか?6/10(日)はピアノの発表会ですぜ。でもエントリーしました。

 大学の頃から、夢見ている音楽スタイルがある。
「草バンド構想」と名づけて暖め続けている。こんな感じ。

 家族に「ちょっと行ってくるわ」とギターを担いで、出て行きます。
歩いていける小さなライブハウスへ。月いちくらいで、出演するのです。
終わったら、さっさと帰って、お風呂に入って、ご飯食べて、家族に「まあまあ
だった」と報告する。こんな感じでライブをやりたいのです。「草」は草野球。
まるで草野球のように、ライブをやりたい。これなんです。
 生活の中にライブがある、そんな生活にしたいんです。

 私、生まれも育ちも福岡県。大学で京都に出てから、現在まで、実家から離れ
て暮らしてきた。ずーっと地に足が着かない感覚が抜けない。今でも抜けていな
い。長い旅行をしているような気持ち。だから、落ち着きたい、今、住んでいる
この地を自分の地元と確信して暮らしたいと思い続けている。結婚したら、子供
ができたら変わるかなと思ったが、変わらなかった。心の奥底に、いつも喪失感
がつきまとう。何かが足りない。何かが欠けている。

 だから、生活の中で、「歩いていける」ことがうれしい。
歩いて買い物へ行き、歩いてピアノのお稽古に行き、歩いて郵便を出し、歩いて
飲みに行く。これができると、幸福を感じる。あ、今、この地域に根ざしている
のだな、ここが俺の地元なんだと心から思える。

 今回、図らずも、残念ながらバンドではないが「草バンド構想」が実現するの
である。歩いていけるんです。単なるソロ・デビューだけでなく、私にとって、
意義深いLIVEなんです。

この悔しさがわかるか

2007-05-28 08:34:14 | Weblog
 ジロ・デ・イタリア、自転車ロードレース、スカパーで連日、夜10:00~
12:00Live中継。
 家に帰ってからも、いろいろと用事はあるもので、先日はやっと11:30に
TVの前へ。

 さて、プロトン(集団)が逃げる一人を追いながら最後の峠に差し掛かろうと
している。間に合った。この峠を越えれば、後は平地、大集団でのスプリント勝
負、ドキドキする。緊張する。興奮する。事故の無いことを祈る。
これからクライマックスへ向けて、高まってゆく。

 気がつくと 1:30。TVはコマーシャルをやっている。 ???。
もひとつ?。何が起こったの?スプリント勝負の行方は?。

 謎はすぐ解けた。居眠りをしてしまったのだ。ここんとこ睡眠不足の上に、ち
ょっと梅酒など頂いておりましたので。
しかし悔しいじゃないですか。なんとか間に合ったまではよかったのに。

 ま、例えていえばこんなとこだろうか。
おねーちゃんとラ○ホにしけこんだと。ゼ○ギはしましたが、ソ○ニューする前
に寝てしまった。起きたら一人だったと。

 この悔しさがわかるか。
 

カコフォニー

2007-05-25 12:25:47 | Weblog
 へヴィメタは嫌いだ。そもそもあのファッションセンスはなんなんだ。
これでもかっちゅう速弾き、ファルセットでシャウトするボーカル、ドラマーは
スネアがローチューンでバスドラと同じ音がする。忙しすぎて何やってんだかよ
くわからない、知的でないし、どのバンドも曲も全部一緒に聞こえるからだ。

 先日、東大阪のかみさんの実家に帰った折、お隣さん@ギタリスト、レフティ
ー君と飲んだ。彼が好きなギタリストとしてマーティ・フリードマンをあげた。
英語でしゃべらナイトなんかに出ている日本語がやたらとうまいカーリーヘアの
アメリカ人だ。TVで見る限り、知的で上品で、好感を持っている。
そういえば、TVでちょこっと弾いているのを見たことを思い出した。元メガデ
スのメンバー。そこまでは知っていた。「メガデス」、もういかにもヘヴィメタ
でございますというネーミング、聞く気なし。

 それでも、新しい音楽の扉を開くべく、Google検索。
”カコフォニー”。ジェイソン・ベッカーと組んでたんだ。知らなかった。
カコフォニーもジェイソン・ベッカーも名前だけ知っていた。筋萎縮性側索硬化
症という難病に冒され、ギタリストの道を断たれた悲劇の人である。当時、ギタ
ーマガジンを読んでたので、気になる人だったのです。
 ここで、別々に気になっている2件が、ひとつになった。カコフォニーが聞き
たい。が、金は無い。

 日曜日に子供たちをつれて、書店へ。この書店は、椅子に座って立ち読みがで
きる素晴らしい店で、CD、中古も置いてあって、しかも輸入版の中古は¥38
0均一。なんとなくボーっと棚を見てたらあったんですよ、カコフォニー。
¥380。これなら買える。私、買い物に天賦の才があるんです。欲しいと思っ
たものが向こうからやってくる体質なんです。

 早速、帰りの車でプレイバック。
美しい。まるでヴァイオリンのようだ。すごい速弾きの応酬、しかもほぼ全編
ツインリード、なぜこの速さでシンクロできるのか?。
そして、大和音階っぽいフレーズがあったり、このへんはマーティの趣味か?
デビュー版’87の作品。ちなみにバンド名は不協和音という意味らしいです。
なかなか楽しめます。

 ほんとは速弾き大好き。リッチー・ブラックモア育ちだからね。
だからほんとはへヴィメタ、嫌いじゃないみたい。オトコゴコロは複雑ね。

8/14 ライブやるよ!!

2007-05-24 10:44:10 | Weblog
 マリー・アンド・ファナーズ、来る8/14、まだだいぶ先ですが、大阪、
ライブハウス塚本エレバティ、ブッキング完了しました。
 
 ま、お盆の中日だし、行楽地は込み合うし、ライブハウスで夕涼みという
ライフスタイルも悪くないんじゃないでしょうかね。しかも、JR大阪駅の
次の駅で徒歩2分、アクセスも良いし、休日の電車は空いてますし。

 今から予定に入れておけば、大丈夫。

「去年も見たし、どうせ同じ様なことやるんでしょ?」
    新曲3曲やります。なかなか聞きもんですよ。

「他にはどんなバンドが出るの?」
    エレバティHP http://www.elevate.jp/ によりますと、
”萌コスプレ”さん。正直言って興味しんしんでしょ。

じゃ、早速カレンダーに書いときますか。

あと友達とか、家族とかにも声かけときましょか。
なんせ、マリー・アンド・ファナーズのLIVEがみれるチャンスは年に
1度きりしかないんですから。

よろしくぅ。


ジャズの側から見たビートルズ

2007-05-23 13:14:50 | Weblog
 昨日、NHKで、マイルス・デイビスのお勉強、第3回目。
気になったところがございますので、ロック&ポップスファンの方へ、
謹んで報告申し上げる次第でございます。

 1962年、ビートルズがデビュー。音楽の世界が変わったと。
そんなこと知ってると言いたいでしょ?
 何が変わったのか、少なくとも私はよく知らなかった。これをジャズ
の側から見た場合、こういうことらしい。

 それまでは、レコードを買うのは、余裕のある大人の優雅な趣味だっ
たという。しかし、ビートルズは若者を熱狂させ、子供たちがまるでお
菓子かおもちゃを買うように、レコードを買うようになったとのこと。

 先ず、レコードの購買層が広がったことにより、売上げ自体が飛躍的
に大きくなったこと。そして、相対的にジャズはレコード業界の片隅に
追いやられてしまったということらしい。
 ビートルズは、単に音楽として若者に衝撃を与えたと知っていた。
しかし、レコード業界に産業革命ともいえる構造変化をもたらしていた
とは、そこまでは及びもつかなかった。しかし、ジャズを知ることで、
ロック・ポップスの本質を少し知った。
面白いものである。

ナポリターノ

2007-05-22 10:29:23 | Weblog
 ジロ・デ・イタリア、第9ステージ。11:30pm鑑賞開始。
2級山岳を超え、最後は平地でのゴールスプリントとなりそうなコース設定。
177Kmの旅。

 自転車ロードレースTV鑑賞の楽しみの一つに、「旅モノ」の要素がある。
私、旅モノ大好きでして、自転車なので、スピードも速くないし、といって
も平地なら50km/hで巡航するのですが、うつろい行く景色がとても美
しいのです。イタリアはそこここに遺跡みたいのがあったり、古い町並みが
そのままだったり、山も海もとても美しい。街中では、コンビ二も無く、う
るさい色使いのプラスチックの商業看板なんかも無い。美しいのです。

 もひとつの楽しみは、解説者とゲストのトーク。1回の放送がだいたい2
~3時間。LIVEではあるが、レースの途中からなんですね。例えば、第
9ステージだと177km、4時間ほど走り続けている。表彰式まで入れる
と5時間ほどになるであろうと思われます。ちなみに、ヨーロッパでは完全
生中継で視聴率は40%、すごいらしい。
 で、長丁場なので、退屈な映像が続く場面もあるわけで、トークは、その
場面の実況だけでは成り立たない。したがって、ロードレースにまつわるい
ろんな話が出てくる。専門的な話から、選手の趣味、家族構成とかマニアッ
クなものまで。これが楽しいんですよ。全くロードレースのこと知らなくて
も、ジロを3週間、見続けたらすっかり自転車博士になれますよ。

 さて、第9ステージ、ゴール前スプリント。クライマックス、逃げるペタ
ッキ(世界最高正統派スプリンター)追うマキュアン(世界最高個性派スプ
リンター)、ここまでは定番の展開、マキュアンがペタッキを射したその瞬
間、さらにその後ろから来たのがナポリターノ。場末の流行らない喫茶店の
スパゲティーみたいな名前だが、この世界最高スプリンター2人に後塵を浴
びせての勝利。すごい、興奮しました。午前1:00でした。今日は早出、
睡眠不足をおしてでも見る価値ありです。

ピアノ教室の危機

2007-05-21 12:35:57 | Weblog
 土曜日、久しぶりのレッスン。午後4時から。
遅い昼食のあと、2時間みっちり個人練習。右手の中指と薬指でトレモロ、
これが難しい。とにかく量をやらねば。繰り返し何度も何度も。

 そして、4時を2分過ぎて教室へ到着。先生はいる。まだ前の時間帯の
生徒が一人練習している。先生はピアノの前に行き、前の生徒に指導し始
めた。

 15分待たされた。先生は、私が来ていることをはっきり認識している。
先生は、ちょっとルーズなところがありましてね。書道教室とか、踊りとか
手広くやってる兼ね合いもあってか、レッスン中に席をはずすようなことも
しばしば。この先生と合わなくてやめた生徒の理由は、このルーズさだ。

 私も、かつて、無断欠席したりしてた。十分にルーズであると断っておく。
しかし、発表会も近い。GWの前後から、何かと忙しい中、練習の時間を捻
出した。1回のレッスン代は¥1,200、格安である。しかし、私の自由
になるお金の中では、決して小さくない金額だ。

 もう待てなかった。大人気なかったかもしれない。正直、堪忍袋の緒が切
れた。15分待って、先生の背中を見ながら退出した。先生のケータイは留
守電になっていたので「用事があったので失礼した」旨、メッセージを入れ
た。

 なんか、後味が悪い。
とりあえず、6/10の発表会までは続けるつもりだ。家から近いこと、レ
ッスン代が安いこと。先生が多少ルーズなほうがこっちも気が楽。そんな理
由で通い続けて6年、こんなかたちでやめるのもしっくりこないが、続ける
のも自分が情けなくなってくる。

 ためいき。

ジャズで眠ってロックで起きて

2007-05-18 12:34:04 | Weblog
 ときどき、音楽で目覚めたいと思うことがある。
朝の音楽は、さわやかなほうがいい。すがすがしい朝にしたい。
CDMDシステムでタイマーセットすりゃ、朝から心地良い目覚めが
約束されるはず...だった。

だった?
そう。だった。
たしかに心地良く目が覚めた。
しかし、心地良すぎてそのまま2度寝してしまったのでした。

 それ以来、音楽でおはよう作戦は封印されたままだ。
しかし、1日の中で、ゆっくりと音楽を聴く時間をつくれない現状、更なる
豊かな情操を得るべく、作戦再実行に着手する所存でございます。

 この10年くらいの習慣で、目覚ましがなってから20分くらい布団の中
でぐずぐずしてから起き上がっている。朝の時間は貴重だ。20分を3分に
すれば、17分確保できる。

 問題は選曲にあり。
さわやかなクラシックとか、アコースティック系だったから失敗したのだ。
ロックだ。もうへヴィーでラウドに言ってみたい。ストーンズのスタートミー
アップなんてどうだろうか。今夜、作戦決行!!