貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

忘れてはいけないこと

2013年09月16日 23時03分19秒 | 今日喋りたいこと
¡Libertado para chile! チリに自由を!

 この言葉は、今から40年前1973年9月11日にピノチェト率いる反乱軍が大統領府を攻撃、当時のアジェンデ大統領を拘束して政権を取り、以後ピノチェト率いる軍事独裁政治が続き貧困と自由が束縛されました。
 国民を貧困に陥れ自由を束縛されていた人々が!リベルタード パラ チレ!「チリに自由を!」と叫び、戦いに立ち上がったのです。
 この戦いは中南米の多くの人たちにも支持して「チリに自由を!」と連帯しました。 もちろん我が日本の民主勢力も連帯しました...
  この時以後私たちも連帯する意思を表すために歌ったのが "Vencermaso”(ベンセレモス)「勝利しよう」でした
そして私が大好きになったのが反政府デモなどに参加して捕らえられ大きなサッカー場に収容された時に歌われたという "Gracias a la vida"(グラシアス ア アラ ビダ )「人生よありがとう」、ビクトル ハラ作詞? メルセデス・ソサが歌っている歌です。 この歌は今でも中年米の人たちの心の歌として歌い継がれているそうです。

 今年の9月11日はチリはもとより中南米の多くの国の人たちが反戦平和の集会やデモを繰り広げたと報道されています。 今、ピノチェト政権を支持してきた右派政党のピニェラ大統領も「(軍事独裁政治に弾圧は)実行し命令した者に責任がある」と軍事クーデター40年に当たっての犠牲者追悼式典で表明したとと伝えられています。(しんぶん赤旗)
 3,500名とも言われる犠牲者の調査追跡が進むことを願っています。
 15年ほど前にAALA(アジア・アフリカ・ラテンアメリカ)主催のチリ訪問団に参加した時にアジェンデ大統領のお墓に折り鶴を供えてきた者として、一言書いてしまいました。