KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

スーパーフェスティバル58その③

2012年01月10日 | イベントルポ

 

未確認生命体シリーズ、本格始動!てなわけでスーパーフェスティバル58の会場風景
その③.なるべく撮影したものはたくさん載せマス。気になる、または関心の湧いたアイテムは
これから開催されるイベントやメーカーさんブログでもチェックをよろしく。
ピピッとくる、そそるアイテムが見つかるとこちらもウレシイDeath。

昨年秋のデビューからモンキーヴァイナルムーブメントを盛り上げた一番星さんのモンキーマン、
今回スーフェス販売のサードカラーはとってもカッチョイイイラストヘッダー付き。
徐々にシリーズの全貌が見えてきた感じですネ。真ん中のヤツはイエティか?!
サスカッチみたいな猿も居るね。猿キャラで攻めていくのか、ちょっと気になるトコロ。

ソフビクルーザー・コスモナイトαさんのブース。かっちいいガーゴイル?ドラゴン?の
年賀状をありがとうございマス、YODA店長セレクションの新旧おもちゃが
大量に展示販売されていました。タコは目がダイヤになっているギャンゴのアクセサリーを
購入、YODA店長や怪獣ソフビキングダムのLEOくんやタコのようないかれたモノ好きになると
ソフビからさらにこういうミョウな昭和の忘れ形見にまでにも、ビビッと放射能ならぬ妄想能を
検知して魅了されるわけです。そしてその領域まで到達したものはすでに常ならぬけものみちの
踏破を余儀なくされるではあります。
妄想怪獣シリーズ新作が進行中。はっきりした予定は不明のようですが、プレイバリューを
より高めているのでお楽しみとのこと。このくらいは書いていいカナ?どうも人型らしいです。
まあ妄想怪獣シリーズなので並大抵のモノは出ないでしょう。



コスモナイトさんのブースで昭和のガソリン容器まで売ってました。
これを持って肩パッドモヒカン装束になり、バギーや盗んだパトカーに載り、
ユートピアを目指して走る製油所のタンクローリーを襲撃してヒャッハーをやれという意味か?

FRENZYさんのブース。シリウス・ザ・バーバリアンシリーズのあやしげな敵キャラが
連続リリースされてとっても卓上がにぎやか。さらに今回は味方勢力参入で、前後に顔があり
2つの顔(というか人格?)を持つ伝説の勇士が登場。
メディコムトイさんで近日販売を予定している限定品はダークサイドに堕ちたまがまがしい
ジ・アブソリュートだ!

 

Rampage Toysさんのブース。ホンワカした塗装のオリジナルソフビ、アグリーユニコーンの
一品モノをはじめ、趣味で塗装したカスタム、お友達のソフビメーカーさんのアイテムを塗装
した委託品も販売。おもちゃ好きの女のコが買いにきたり、カワイイ系のメーカーテイストが
国内にも知っているヒトを増やし始めている様子です。



このM1号ピーターもイイ感じの色合いですね。

こちらがRampage Toysさんのおとなり、イラネナさん。
このラドンジアス(イラネナさん命名)はランジアスに目がないカスタムコレクターが
ランジアスのパーツを使ったカスタムソフビを集めていて、依頼で製作したものだとか。
河崎監督の映画「地球防衛ガールズP9」に自作による水素獣エッチのきぐるみが登場した
イラネナさん。秋のスーフェスで大暴れしていたのでルポをご参照を。

映画での宣伝効果が高く、関連グッズとして映画館で販売された映画限定カラー・エッチのミニ
ソフビが上映各館で売り切れたのでとても嬉しそう。
「映画方面の人たちにインディーズソフビやパチ怪獣というジャンルが少しでも浸透してくれると
いいですが」とおっしゃってました。
今回はそんなわけで手持ちのエッチも少なくなってしまい、
メトロカバヤンとベータラス中心の展示販売でした。よく見るとベータラスの頭部に
メトロカバヤンの胴体になった亜種もおり、「ベータヤン」とか命名して売っておられました。
おとなりのRampageさんと、ホンワカした色調のカラーでペイントされたソフビが軒を連ね、
クリーチャーやハードな怪獣がメインのスーフェス会場でなごみ空間を形成してました。
じつは映画関係ではこの後もイラネナさんのキャラクターに出番があるみたいだけど
じきわかります!との話。ちょっと続報を待ちましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=cXKyzY0I2V4

地球防衛ガールズP9の予告編。エッチやベッコス、ムーチョも出てきますYO。
もうすぐDVDがリリースされるらしいので是非エッチの勇姿を見てあげてください。
この映画は地球防衛少女イコちゃんの2011年Ver.です。オリジナルシリーズは白馬ルンナ役の
田山真美子とか、かわいかったな。シリーズが20年以上も時を超えて今も同じ監督の手で
作り継がれるのは感慨深いですネ。

古いソフビファンシー人形などにある人肌感のあるラバーの感じを出してみたとのこと。
イラネナさんのブースは毎回新しいテクニックを披露するソフビカスタム実験場という印象。
少女漫画のようなうるうるキラキラ目をしたアグリーユニコーンも。

地球防衛ガールズP9の制服カラーになったメトロカバヤンもありました。

 

ここまひさんのブース。
モスマンとオリジナルデザインのシークラーケンを販売。このシークラーケンですが、
過去にここまひさんがビジュアルデザインで関わった「ヴィルガスト」に出てくる魔物を
イメージして製品化したもの。ヴィルガストの消しゴムと並べて飾るとサイズ
的にちょうどぴったりですね。こういう80年代のケシゴムやTOYで展開していたときに自分が
ハマったり、思い入れの深いキャラクターで今は発達したソフビの技術を使って当時では
作れなかったキャラクターを立体モノとして補完していきたい、との意気込み。
昨年のキャラホビで販売したサイコゴーレムもSDガンダムファンから好評を博し、版権が
通る範囲で今後もファンの間で自分も共有感のあるキャラクターを
ソフビ化していけたらとおっしゃってました。
まあ、ここまひさんがこの辺りを補完していくのはほんとうに適役ですよね。ひきつづき
ファンは注目してみましょう。

こんなカラーのモスマンも!ほかのイベントでお客さんがQBに似てる!と盛り上がっていた
ので白い素体に塗装してみたのだとか。

MONSTER WORSHIPさん(下)、GALAXY PEOPLEさん(上)のブース。
MONSTER WORSHIPさんというと日本ではクソゴンで知られるメーカーさん。このほかにも
カニバルレスラーやグリーズバットといったキャラクターソフビを展開。今回は日本に来日した
チャド氏がお店におられました。ターゲットアースさんが原型を製作したスタンダードクソゴンの
海外での展開ですが、「まだこれからです!」とおっしゃってました。

USTOYSさんのブース。DXガラモンカラーのグローカラーは完売。このほかセミ人間と
円盤セットを販売。メッキシルバー包み塗装のDXカネゴンは予約受付中でした。
1月27日から渋谷パルコで開催されるウルトラQリターンズ展で販売される
限定品の告知展示を行っていました。

そしてこちらもまたまたゴリラ?ソフビ。
今回ブースはとって販売活動はしていませんでしたがヤモマークさんのブースに遊びに
来ていたBLObPUSさんに声をかけたら、新作のゴリゴリをお持ちだったのでさっそく
撮らせていただきました。全身謎めいた装置のディティールのカタマリで機動力をアピールする
メカメカしい恐怖の超猿人。現在、BLObPUSさんのWEBで受注中です。
万能椅子どころかUFOと一体化してしまった宇宙猿人、というところですか?とお聞きすると
まあそんなところです!との話。
なんとおチンチンも別パーツで、回転します!これは誰も考えなかったことというか、
業界初のギミックかもしれない。でもおもえばタコのほうのブロッパスも、漫画はたいへん
エロチックだったし、デフォルメの入った贋ミク◎マンというかサイボーグ的なキャラクター
だったので、最近のBLObPUSさんのキャラとして見るとこのゴリゴリは原点回帰キャラ
という位置づけで見るべきなのかもしれませんね。とにかくこれはブッとんでます。

(まだまだいろんなサプライズがあったスーパーフェスティバル58。いっぱい撮ったデータを掘り起こし
ながらまとめていきます。引き続き文章作成中。。。)


スーパーフェスティバル58その②

2012年01月10日 | イベントルポ

 



引き続きスーパーフェスティバル58の会場風景、メーカーさんブースを見ていきましょう。
マーミットさんのブース。悪魔シリーズ、アークデーモン・アバドーンがキットで登場。この
シリーズは早くも4体目が登場し原型師・赤松和光社長の集中度がうかがえます。

 

昭和のスーパーロボット、スーパーヒーローをメインにぞくぞくリリースが続く怪獣軒さん。
マッハバロンはまだ原型段階ですが発売中のレッドバロンに続き、決定版といえるデキでは
ないでしょうか。このほか昨年新解釈で映画化されたザボーガーも発売中。さらにワンフェスに
向けて製品を準備中のようで、ロボットの造形はたいへんだけど原型師さんと一緒にこの
あたりのゾーニングのお客さんには満足のいくものをいろいろ出していきたいので
期待してほしいとの話でした。
一番下の写真は一品モノの本編カラー、ヤマシロ。買ったヒトはラッキー!

 

 

ビリケン商会さんのブース。今回は新機軸、パルプSF小説のイラストになっている
どこかで見たことのある有名宇宙人たちをソフビ化した新シリーズを企画、第一弾製品の
原型展示も。どんな宇宙人が今後出てくるか気になりますネ。

 

ビリケンブースの横でマウント工房・努さんがライブペイントを実施!
このほかにも電動系の自作カスタムプラモを持ってきて、お客さんの注目を集めていたぞ!
こちらもメーカーさん紹介の後でまた。

FIG-LABさんのブース。先日メディコムトイさんの通販でPAUL KAIJU氏のサラマンダー
ジョーが好評のうちに完売して、日本のお客さんに初めて紹介した立場としては
冥利につきるといった表情をしていたドン氏。
さっそく今回のスーフェスにも成形見本ができたばかりのPAUL新作ソフビ第3弾、
MOCK-BATを勇躍、持参。名前の通り、偽コウモリ。植物なのだけれどコウモリに
擬態しているような不思議な生物という。成形に関わった森かつら氏も、金型をつくる前の
修正が必要がないPAULの造形に感心したという。これで色がつくとどんな仕上がりになるか
気になりますよね。お腹の花はとれてミニの僧侶のようなキャラクターの頭部になり2倍楽しめる
模様。このほかミニでアメリカのソフビアーチストたちが一点ずつオリジナルモンスターの
指人形を製作した「Finger5」なるシリーズの展開も予定。 独自路線で日本と海外を
橋渡しするショップさんを応援してあげてください。

ゴッドバイナルメーカー、KIKKAKEさんのブース。サモハンのトライバルカラーVer.を販売。
研究熱心なメーカーさんで、いつもお邪魔するとソフビについてとか、いろんな物事のあり方
など、真摯な姿勢で話し込んでしまうんです。これほどソフビが好きな方はいないと思います。
オリエンタルムードのメーカーイメージと製品が功を奏してか、先日、無事に完売した
web通販ではアジア圏からの問い合わせや購買も多かったとか。

 (まだまだ続くよ~文章作成中)


スーパーフェスティバル58

2012年01月09日 | イベントルポ

Rampage Toysさんのカスタムゴジラ。アメリカの雑貨やさんみたいなお店で
売っていた中華ゴジラを塗装してみた、とのこと。とにかくソフビが、怪獣が、ヒーローが、
おもちゃが好きでたまらない人たちのお祭り、2012年最初のスーパーフェスティバルが開催
されました。ソフビ界の新年賀詞交歓会ってな感じで出店してないメーカーさんや関係の
ヒトたちも皆参集して旧交を温める瞬間、言葉を交わす瞬間、親交が広がり新たな
感動が、そして新たな製品が生み出されるインスピレーションが生まれ、新たな2012年の
ソフビの歴史が始まるかもしれない?!
てなわけでタコのうろついた範囲ですが、にぎにぎしいスーフェス58の会場風景をご紹介。
いや~今回も結局ラストの拍手まで居ましたよ。ソフビメーカーさんやソフビ者たちとの
話はどこまでもつきないのであった。

これが昨年から勃発したインディーズソフビマーケットでの
ゴリラヴァイナル頂上決戦の決め手か?!やはり去年のゴリラたちはいずれも
最後の一匹ではなかった。朝の外売りで突如マーミットさんのテーブルに
出現したSkull Head Buttの謎プロダクツ、ジャングルキング!

大怪獣サロンの怪獣ホステス、小悪獣ムーチョがついに発売!
あやしい怪獣ラジコンを駆使してテンションをあげるPICOPICOさん!



REAL×HEADさんブース、改造人間グラビア展開オンリーでおっかない人が変身する
あのヒーローカラー!



ここにもゴリラキャラが!薔薇プロのロボゴリララメラメver.!脳が光るぞ!

1年ぶりのスーフェスブースエントリー、イルイルさん。
イルイルブログに掲載されていた絵物語本を製品化した、謎の版権?キャラ
「流星のぺピー」のおそるべき正体にタコも驚愕!これはのちのち細かくルポ。

寒かった朝売りまでの九段下武道館前の道のり。
これを超えるとソフビやTOYのワンダーランドが。。。
ゆっくり会場にやってきたお客さんにこれを見せたら
「ヒエー寒そう、なぜそこまであなたたちをそうさせるの!」
とひきつっておられマシタ。さて、寒さも眠気も払いのけて会場に辿り着いた
皆さまの自分だけのお気にいりは今回のスーフェス会場で見つかったカナ?

朝売りの抽選風景。いい数字が出ると一年の運を使いつくしたか!と
一瞬思ったりなんか。ドキドキする瞬間であります・

[



年始恒例の福袋を販売、初心にかえるとの触れ込みでスーフェスデビューアイテムの
ガエザル(ドールアイ装着)や、おみやげに一匹是非!とうさぎのぷくっちょなどを販売した
シカルナ・工房さん。

 [



マルサンさんのブース。おなじみの射的大会を実施、2012年の通販ラインナップが揃った。
福袋の当たり率が良かったようで、よく当選を知らせるカネが勢いよく会場に響いてました。

 

 

 M1号さん。外売りではケムール人を販売、会場内では新作のクモ男爵タランチュラを展示。

 

ブルマァクさん。会場でデットンとペギラ(チャンドラーの首つき!)を受注。
デットンこってりとしてイイ色だったな。

 

ヤモマークさんのブース。今回はマウント工房さん塗装ver.の久々登場、
キングコアランを販売。メルトダウンカラーのミニウミプードルとキングカメンパも。
なかよしさんの原型を製品化したボグラは金型まで進行中とのこと。
重厚かつかわいらしさもある良怪獣で、仕上がりが楽しみですネ。

 

ウロコ一個一個が見事な並びの決定版ともいえるキングギドラを外売りしたギガブレインさん。

 

ガーガメルさんじゃない、みたりさん。なぞガチャがスーフェス会場に出張して、
みなさんよく廻しておられました。

 

 

REAL×HEADさん、となりがCORD VIPERさん。
カラフルなミュータントゾーンキャラクターが集結。森さんが声をかけてくれて「平成ライダーの
映画は今まで全部見てますが、今回のは最高傑作です!絶対見てください!」とのこと。
仮面ライダーエターナル リターンズまでは全部見ていますよタコも。
今作も真野が出るし、見ますYO。

IRON BABYLONシリーズは今回ブルー系で統一されたカラー。



オリジナル妖怪、水木妖怪と入り混じりもののけヒロインシリーズも登場と「怪」なるもので
固めたサンガッツ本舗さん。水木シリーズではマガジン版悪魔くんが初登場。

薔薇プロさん。新作ロボゴリラがデビュー。ラメなので見えにくいけど、体毛が生えている。
このキャラクターもメディコムトイさんからの限定ソフビが近日登場予定。バルセロナ塗装になる
とのこと。

 

[

ゴジラスーツバリエーションでもっともキュートなメガロゴジラを販売した羽沢組さん。
デフォルメが似合うゴジラですネ。ワンフェスでも74ゴジラを販売予定とのこと。

ルルベル&力さん。今回の不快将軍シリーズはモンスターをメインに訴求。



たぶん会場でもっともカラフルなブースだったのではないか。Spookey Paradeさん&
Kowelly Townさん。Dr.Strange Toysさんは「時骸」の新ヘッドを原型展示してました。
今回ブースはとっていなかったけど、Nerdoneさんも遊びに来ていましたよ。
声をかけてくれてありがとうです~。なにやら色々ソフビでやりたいことがあり、
鋭意準備中とのことでした。上手く実行にこぎつけるといいですね。

(てなわけで皆さまお疲れさまです。文章作成中。。。
本日の写真規定枚数に達したので日付更新までちょっとまってチョーダイ!)


2012年 

2012年01月07日 | 日記

 



仕事関係のあいさつやら打ち合わせやらでバタバタしとります。
毎度の貧乏ひまなしなんですがなんとか2011年は越せました。
年末から更新しながら年をすごしてしまったので境があいまいでしたが
本年もよろしくおねがいいたします。
もう7日なのでねぼけているようですが、そして本年もマイペースな更新になると思いますが
よろしければひきつづきおつきあいのほどを。
コミックマーケット81のコスプレルポもまだまだ続きます。ほんと、早くどんどん載せていきたい
んですけど、クリンナップしながらソフビ関係の記事と交互に載せていくと思うのでどうかヨロシク。

 



 

 

ガーガメルさんのフラッグショップ、THRASH OUTの店舗ももうすぐ見おさめ。



昨年秋にOPENしてインディーズソフビ、デザイナーズトイ関係を大プッシュしている
One up.さん。
正月過ぎのショーケースはこんな感じ。デンボクさんは009以降のサイボーグを製品化
していくのだろうか。。。さらにTHREE Aの展示ブースも充実。



これは昨年末に遊びにいったときのSTAR CASEさん。ちょうど昨日夜、キット風の仕様で
当時感たっぷりな箱に入った宇宙ブラックロボ ガルマイヤー総督の受注を行ったばかりです。
今回のような形でも、まずは手に取ってみたいというお客さんに受注形式で行きわたらして
くれたのはよかったですね。
このシリーズは元ネタがプラモだったので、実は今回の仕様がこのシリーズに本来ある
スタイルなのかもしれません。
ガルマイヤーはパチキャラソフビファンももちろん、ファーストシリーズep4~6
原体験世代にはたまらないアイテムとして好評を博した様子。スタッフさんがマニアで、
オリジナルにこだわりを持っているこのお店ならでは展開することができたシリーズ
ではないかと思います。今年もこのオリジナル商品に馬力をかけていくようで、
STAR CASEさんも次作に向けて早くもモチベーションを高めていました。
次回もガルマイヤーと早速並べたくなるようなパチキャラをまず選んでリリースしたいとの話。
ソフビはやはりシリーズの頭数が増えてくると買う側も並べたり遊んだりしても楽しいですからね。

 

 

 

昨年はソフビ関係と濃密な動きを展開したメディコムトイさんから今年もキュートな
お年賀ベアブリックをいただきました。去年のメディコムさんのオリジナルソフビでは
チキュウオオカミ(アースウルフ)、テラ・インコグニータ、キカイダーシリーズの
モモイロアルマジロがタコ的に買ってしびれたアイテムでした。あとコラボカラーアイテムでは
ジェットターレさんのグッドロボ・スチームパンクver.もキャラクターに合ったとても
渋めでイイ色指定でしたね。
今年はさっそく、PAUL KAIJUさんのサラマンダージョーまでリリースしたのでひきつづきの
ソフビメーカーコラボレーション全網羅具合に驚きマシタ。
タコブログにも去年載せたけど、あれは日本のカイジンカルチャーへの憧憬と
リスペクトのこもっているいいソフビだと思います。



コスモナイトαさま。本年もよろしくお願いいたします。写真の造形物は洋物TOYのドラゴン
だろうか。今年こそ第4弾の妄想怪獣の新作を(ry)。
こないだ知人の奥様があいさつでいらして家のソフビを見ていて、
これ、すごくおもしろいわね!と言って
いろいろある中から、普段からケロリンの黄色い風呂桶に入れて飾っているデスメナーゴを
まず手にとったんですよ。うーん、YODA店長サスガっす!と思ったら、奥様がメナーゴの
腹のあたりを見て、。。。ってなってました(笑)。いろんな意味でYODA店長サスガ。
今年も妄想力全開でセカイを救ってください。全開でいったらビデオドロームのような
グニュグニュしたセカイになるかもしれないけど変革の末に真のニューワールド到来じゃ!


HSゴリラ獣×メカゴリラ獣

2012年01月04日 | インディーズソフビ

 



正月三が日も終わりタコもぼちぼち仕事なのですが、街を歩く人たちは多くが私服で
空気がまったり、連休の行楽モードでした。4日あたりは、せわしくにぎやかな年末年始の
空気から徐々にリアルタイムの日常に戻っていき、寒さを急に強く実感する時期です。
この時期はホントにさむい~。起きるのになんぎな季節Death。

このタコブログで時々、現行のインディーズソフビを紹介してるんですが、
最近はソフビを買う前に、自分の身の回りになじむかどうか等よく考えることが多いです。
たくさんのアイテムが出ているんですが、なんでもかんでも集めるのはキャパの面でも
金銭的にももはや無理な話です。そして自分の現有コレクション内でのマッチ感も大事だなと
考えることもしばし。まあ昨年3月の地震以降は安全対策もあるし、
あまりモノがカラフルに身近であふれていると頭がまとまらなくなるので
前より多くは飾っていないんですが。
コレクターのヒトでそんな話も聞くんですが、かつてソフビのムーブメントがスピード感も
あった時期はムチャ食いみたいになっていたのを反省しつつ買う時期になったのかもしれません。
そんな勢いのあった時代のものにはクラシックとして評価できるものも多いですね。

たとえばタケシットさんのフィンクシットとかT9Gさんのランジアスとか、
ストリートソフビようでいて全く違う次元の「リアルヘッド的」ソフビともいえるスタイルを発明した
REAL×HEADさんのミュータントゾーンシリーズ、ZOLLMENさんの禍々しい双生獣バジラ、
タ―ゲットアースさんのヴィンテージカイジュウヴァイナルのミクスチュア的アイテム・ガメルドン
ソフビで悪のミリキをカタチにしたかのようなBEMON双頭巨人など、
今、見てもやはりよくできてるし、飽きがこないな、と思います。
そしてこれらの製品が出てから、すでに時間が経ったものだなと。

常にその時代での先駆的プロダクツ、メルクマールというのは存在するものです。
ゆえに、長年持っていても一個一個に愛着が出るかということはやはり重要だなと
考えるにいたったわけで。

ぶっちゃけブログなどやっているとある種の独特な病にとりつかれるものです。それは
どうしても発売した直後はソフビ関係の知人との話題にのぼる新製品としてブログに
載せようと思いがちになるもので、しまいにはブログに掲載するために買うと言う
世間でいう「買い物症候群」的な状態になるものです。斯様に速度消費者のように
なっても結局は、モノを手にしてココロが豊かになるかは、愛着がわくか次第。
きっとモノを自分のものにするのは、入手した段階で「心の中の
カートに入った」だけで、所有段階まで確定してないのだと最近思います。

といってもいつもそうはいってられないのがそのソフビのセカイの実態です。
抽選で当たるソフビなどだとまず当たらないと話にならないし
限定ソフビは先行してまず手に入れなくてはならない段階があるので「自分のものに
できるか考える」プロセスなどさしおき、まず入手こそがオキテのようでもあった
数年前のテンションの高いソフビのムーブメントの頃は斯様にふみとどまって
ゆっくり考えることさえも難しかったかもしれません。
しかし、ここ数年のインディーズソフビで
多彩な製品が出てきて手にしてきた中で、自分はどれだけソフビに満たされたのか、
あるいは、どこまで満たされればいいのか?その答えはまだ出ません。
ただ、確実なのは一般のプロダクツに決してあらざる、枷のない発想や作りの
インディーズソフビならでは出たというような製品を手にした時は、常にココロが豊かになり
それが持続しているものだと思います。

。。。とまあ、色々過去の反省などしながらじっくり自分になじむよう
モノを集めていくと自分の本来好きな製品ラインもおぼろげに見えてきて、ほんとうに自分に合う、
流行や話題など一過性でないものを手にできた時は愛着もまた
ひとしおになる、とタコも昨今つらつら思うのでした。
それだけソフビのシーンがなだらかに落ち着いてきたということなのかもしれませんが。

てなわけで11月にHSさんのゴリラ獣を掲載したんですが、
今回はそのライバル?キャラとなるHS製品第2弾、メカゴリラ獣を紹介。
こちらは2011年5月にリリース開始した第1弾・某鉄人風カラー。

抽選に当たり、購入できて手元にやってきてから半年近く経過しているんですが、
当時、販売抽選に応募した身近のソフビファンの友人やイベントで会う知人などにも聞いた
のですが当たっているヒトがどうも居ない。その後も何回か新カラーや頭部の変わった新ver.の
メカゴリラ獣のバリエーションもどんどん発売されているものの、あいかわらず誰も身近では
当たってない。海外のファンサイトなどを見ると、どうも生産分は海外のお客さんにメインで
出回っているようにも見えます。

そんなわけでそんなアイテムをあたかもドヤ顔で載せるのは無節操にすぎるだろうと思って
控えていたところ結構経ってしまいマシタ。HSアイテムはその後も毎回応募抽選に
ものすごい数の希望者が殺到すると聞きますが、
ロボット怪獣としてのビジュアル、造形と、このメカゴリラ獣はゴリラ獣に続きよくできています。
ソフビ界のここ数年のアイテムではやはりこのインパクトは一過性の人気にはとどまらない
「モノとしてのデキ」が裏付けとして存在するいわば「本物」ということで、一度は紹介しないては
ないなと思った次第。



造形がシャープながら武骨さも兼ね備えたメカゴリラ獣。どうも昭和の少年雑誌グラビアに
紹介されていた挿絵のロボットゴリラをイメージソースとしたようですが、
そこに独自イマジネーションを働かせて製品化したロボットソフビTOY。
現代的な造形ラインで製作されており、随所に独自の設定をディティールとして
織り込んでいる本品はオリジナルソフビといって申し分ないでしょう。

2009年の発売時では単体だったゴリラ獣の世界観を2011年、突如広げた強敵キャラです。
特に顔の面取りが良く考えられており、普遍性のあるデザインで
古いような、新しいようなレトロフューチャーなロボットソフビとしてのビジュアルインパクトと、
昭和レトロな設定をカタチにとらえ落ち着いたフォルムの双方の印象を見る者に与える一品
となっております。

1期カラーにはおまけとしてメカゴリラ獣よりも軟質な塩ビで作られた
「バンザイ日本兵」人形が付属。万歳やっててゲートルまいてるから日本兵ですよね?
何か気の毒な忠誠心に呪縛を受け戦後もアナーキーな
戦いを続けているのかもしれない兵隊さん。
南方の孤島でメカゴリラ獣の製造をしているマッドサイエンティストに酷使
された狂信者の一人なんでしょうか。メカゴリラ獣に持たせるとメカゴリラ獣とバンザイ兵
さんとのストーリーがいろいろ浮かんでキマス。



おまけその2・「人類が手にしてはいけないミサイル」。
マークが時節柄、超ヤバいですけどlこのご時世、こんなものをつけてしまう思い切りがイイ。
レトロ寄りなメカゴリラ獣ののキャラクターがこのおまけの付属により
妙に現実と地続きなリアルタイムの緊張感をはらんできます。
マスプロダクツではありえないモノを作るという
インディーズソフビの面目躍如というところDeath。



メカゴリラ獣はマッシブなフロントもキマってますが、サイドビューも流麗で見どころのひとつと
なっております。
60年代のSF映画にあるようなラインです。ゴリラのロボットなので、タコはメーカーさんのHP
で紹介されている製品の姿勢より若干猫背気味の前傾気味で置いてます。

リアビューもシンプルですがついついバックパックとかつけてしまいそうなところをあえて
抑制を利かせたようDeath。やはりそのシンプルさは本来、南極の特殊鉱物採掘用か何かの
目的で開発されたので。。。おっと。



メカゴリラ獣の武器は当然、ゴリラ獣にも持たせられます。
「ゴッホゴッホ」 ゴリラ獣がミサイルをマルサンのミニ恐竜を変異させるのに使います。
これで無名の怪獣も日本が誇る超有名版権怪獣になれるかも?
変異したら、さっそく生みの親のゴリラ獣と戦闘開始だ!

 目の渦巻きグルグル模様は類推するに、たぶん対ゴリラ獣への催眠光線発射ユニット
でしょうね。
うっかりゴリラ獣がメカゴリラ獣の頭部を見たら最後、催眠光線でいいなりに!てなところ
でしょうか?
ゴリラ獣、ヤツの目を見るな!!
思うにメカゴリラ獣はその本体のパワーを発揮せずともアイビームと手のミサイルだけで
相手を封じることが可能でないでしょうか。実際にはくんずほぐれつの戦いにはなかなか
いたらなそう。
そういえば腹部の赤い部分についてるのは砲座だろうか。これだけの武器を揃えていると
かなり強力ですね。


ゴリラ獣と、タコブログでは毎度登場のいわき市ハワイアンセンターから疎開してきた
フラガールおねえさんとパチリ。
そしてメカゴリラ獣のマドンナにはこんな感じのヒロイン(もちろん悪のエージェント)が似合いそう。
これはFETISH MODEさんのキャラ。うっかり近くで命令してる間に被曝しちゃいそう
なのでラジオアクティブ対策も万全な特殊ラバースーツ、みたいな設定DEATH。

南洋の島で今日も島の棲む恐竜たちと死闘を繰り広げるゴリラ獣。
群れで襲うゴルゴジラーズ相手に苦戦中!「ゴッホゴッホ!!」



ゴリラ獣強い!でも、群体で襲うゴルゴジラーズも執拗に食らいつく。
ゴリラ獣、SOS!!

突如、南極方面の空から飛来してきた謎の黒い所属不明輸送機のハッチが空き
島に降下してきた青い機械の猿!
ゴルゴジラーズもヤツの駆動時に放出される機体温度を接近とともに体感し、
ヤツにえもいえぬいきものでないモノ特有のみなぎる殺気を本能で読み取った!
「グオー!!」
怪獣の彼らにはわからないが、近づいてくるマシーンの猿の手には、
全生物を抹消しかねない、とってもアブないミサイル!



後ずさりするゴルゴジラーズ。
そして、自分に似た姿の機械の猿に驚愕し凍りつくゴリラ獣。ヤツに驚いたのではない。
何者も恐れず挑みかかっていく孤島の王者である自分が
本能で接近を踏みとどまったことに驚いていたのだ。



青い機械の猿に近づいたゴルゴジラーズの何匹かが突如、
狂ったように仲間割れを始める。



脊椎動物の視覚から入り大脳辺縁系に働きかけるのであろう、
生物には目視できない謎の催眠光線を発射しながら、
戦わずとも、ゴルゴジラーズの群れを蹴散らしていく青い機械の猿=
メカゴリラ獣。

見えない力で仲間の何匹かが失われ、機械の猿がもたらした事態を察し逃げまどう
ゴルゴジラーズ。
感情をもたない冷血動物には本来見られない、異常な光景だ。

笑っているような表情でただ仁王立ちして触れることもなく、怪物たちの共食いを眺め
サーチアイに映る現場の視覚データを収集、高速で演算処理して
データ化し何処かの場所に転送している、青い機械の猿。



ゴリラ獣との戦いで倒れた、また青い機械の猿が指も触れず頭を狂わせ共倒れに導いた
ゴルゴジラたちの骸が転がるジャングル。猿同士がぽつんと佇む。
機械の猿は、修羅場となった現場映像を遠隔地に居る主人に転送完了して
スリープモードに入った。

沈黙する青い猿。
はたしてヤツはゴリラ獣の味方なのか、敵なのか?

全ての生物に対して宣戦布告するかのごとく
独裁者が体に巻いた銃弾ベルトの弾のように鈍く光る鉄の牙が、動かない足元の骸を捉えて
冷酷にせせら笑っているかのように見えた。。。

獲物は、掃討すべきは、このセカイの全て!!

そしてヤツの電子頭脳のスクリーンモニターに投影される掃討範囲指定上では
この南洋の島の覇者、自分の傍らに今、立って咆哮し威嚇する、ゴリラ獣も含まれていた。
「適用範囲、ただし可能な限り、捕獲のこと」
鋳鉄の軋むような駆動音と電子頭脳からもたらされる威嚇音。
冷戦時代の終了頃に原発事故であえいだウクライナで製造された
やや旧式の多層配列ワードプロセッサがもたらす、青い猿の疑似感情は
電子音の奇怪な咆哮として外部に送りだされる。
この場所では実に不似合いな電子音が漆黒のジャングル内にこだまする。。。
ゴリラ獣とメカゴリラ獣が今、初めて対峙した。

とうとうライバルキャラが登場したことで、HSさんの ゴリラ獣が展開するソフビセカイも急速に
広がりを見せています。ゴリラ獣がリリースされたときに、敵のメカゴリラとかオリジナルもので
出たら面白いんだけどな、とぼんやり思っていたのですが、しっかり実現してしまいました。
別ver.の頭部がついたメカゴリラ獣も年末にゴリラ獣とのセットアイテムで販売しました。
よりレトロチックにゴリラの本来ある位置に目が寄っている2号機?改造?メカゴリラ獣。
そして原型がすでに発表されているゴリラ獣よりも大きいティラノサウルス状の怪獣。
2012年も新たな展開が予期されるHSのソフビセカイはどんな感じでイマジネーションを
カタチにしていくのか。



現状では抽選販売のハードルが非常に厳しい点がファンにとってミリキある製品としての
関心をいやがおうにも高めているような印象も一見ありますが、現物を見れば
それだけで醸成されたものでない。
やはり現物のデキから悪役ソフビとしての普遍性や神話性を創出したアイテムなのは確かです。
ゆえに、より多くのソフビファンが所有できてその出来を共有できるとベストなのですが、
とりもなおさずメカゴリラ獣の投入は本年もHSさんを引き続きインディーズカテゴリーの
TOYファンにとってこれからの動向に注目すべき一社としていくことでしょう。

【大都会PARTⅢ爆破・破壊MIX①】

http://www.youtube.com/watch?v=j78UT6t-VSk&feature=related

【西部警察 無防備都市・前篇】

http://www.youtube.com/watch?v=HRKJeC43GbE&feature=related


コミケ81④必殺の0・1秒編

2012年01月03日 | コミック・アニメーション

 

ひきつづきコミックマーケット81の会場風景。その④は特撮系や映画、ゲーム、
ネタ系、かぶり物系やきぐるみ方面のレイヤーさんをまとめてミマシタ。
来場者とすっかり顔なじみになっている常連さんも多い分野ですネ。

一撃必殺で元ネタが頭に入ってきて、「ああ!あれか!」と思わす見たヒトが盛り上がる瞬間を
目にするのが、レイヤーさんにとっても好きな作品を共に分かち合う、至福の瞬間なんでしょうね。
これぞタイトルの、「必殺の0.1秒!」
3日間とも午後になると日が陰ってきて寒かったですが、
かぶりもの系のレイヤーさんは夏はキツイけど
冬はフットワーク軽いでしょうね。他のコスプレイベントで会ってから最近の近況を話したりした
ヒトも。衣装やキグルミもディティールアップしていたヒトも多く、演じるキャラへの思い入れを
感じるところDeath。

 

 

 

 

 

 

【クロのテーマ/大都会PARTⅡ】

 http://www.youtube.com/watch?v=DbKah5csMwA

【追跡/大都会PARTⅡ】

http://www.youtube.com/watch?v=02kQESEr7UE&feature=related

【大激闘マッドポリスのテーマ/ユーアンドエクスプロージョンバンド】

http://www.youtube.com/watch?v=zvqOsimlRAQ&feature=related


【愁いの街/木村昇(大激闘マッドポリスEDテーマ)】

http://www.youtube.com/watch?v=zPLs4BqcFjw&feature=related

(コミックマーケット81その5に続きます。)


昭和の奇獣ガニメ×カメーバ

2012年01月02日 | 当時物ソフビ

 

新年らしく最初に載せるソフビの記事もめでたそうな華々しいのを出そうかと思ったんですが
すぐに浮かばないので、あえて真逆なセメント色の超地味~なヤツを2匹。
とっても好きなヤツらなんです。正月のなごみとして興趣も醸し出されいいことかも
しれません。タコブログにしては珍しく版権怪獣のヴィンテージソフビ。
昭和のメーカー、ブルマァク社製の大ガニ怪獣ガニメ&大ガメ怪獣カメーバ。

ガニメは幼いころにいつしか家にあったソフビ。たぶんまだ小さかった頃に親戚か誰かが
買ってきてくれたアイテムだったのではないかと思います。そして後年ソフビマニアになってから
探して買った相方のカメーバ。この2匹の怪獣が出てくる昭和の東宝怪獣映画「決戦!南海の
大怪獣」にはもう一匹、カミナリイカの怪獣ゲゾラが登場するのですが、
ゲゾラのソフビをタコは持っていません。その理由については後述。

ちょっと外に持っていっておなじみの岩場で撮影してみましたが、まるでリアルな
カニのオブジェみたいです。迫力が出そうですが、ソフビの記事としては
ほんとにうるおいがないのでやめました。
「決戦!南海の大怪獣」は映画も当時では怪獣造形がリアル志向でしたね。
映画に巨大生物パニック映画的なたたずまいもあり怪獣映画に新趣向を盛り込もうとした跡が
うかがえます。



表情がかわいらしいカメーバ。フラガールたちと飾るとちょっとモンドな南海風味が味わえます。
年末近くになかなかのコレクターであるソフビファンの知人と話していたんですが
タコ「自分はガニメとカメーバが好きで所有しているんですが、あれはどう思います?」
知人「ああ、君がマルブルの話するなんて珍しいね。しぶいじゃない、オレも好きだけど
あのドブ色みたいな成形色はほんとにマニア向けだよね、
今となってはミリキはあるけど、当時でもおもちゃとしてあの色は
いくらなんでもナイよな~」と言われました。まあ、斜めな褒め言葉と言う感じですね。
でも彼の言いたいポイントはよくわかります。

自分も持っていた子ども当時、ガニメは地味だな~と思いました。
ソフビファンの知人いわく、「ガニメはソフビトイというよりも、置き物。
もはや骨董と呼ぶに似つかわしい産物ではないか」
と言っておりました。なんとも枯れたわびさび感がありますものね、ガニメ。
つげ義春じゃないけどもはや、愛石とかの領域に入ってますね。

ぶっちゃけ子どもさんのおもちゃにしてはこれはないだろってな配色です。でもそこがいい。
当時も子ども心にガニメは持っていても正直ナンジャこりゃという印象でした。
地面にペタンと寝かせてるような状態のアイテムなので、立って他の怪獣と絡ませるのも困難。
ゆえに箱の中で待機しているソフビのような位置づけで、たまに出してきて遊んでも
持っていなかったエビラの役をやらせたり、巨大昆虫の代役なんかをさせて
「ガニメ」という怪獣としては機能せずに遊んでいた記憶があります。
目が本来造形されている場所でないところに人間の目のように赤く彩色されているところも
エビの怪獣なのに妖怪っぽい雰囲気が醸し出されており、妙だと思いどこか
受け付けない感じでした。
このへんは昭和らしい塗装センスがもたらすイイ味なんですけど、昭和の世を生きる
子どもさんにそんなことを主張されたところでなかなか理解できない感じです。

結局ガニメはソフビとしてはその得もいえない徹底した地味さがミリキなんでしょうけど、
ゲゾラかカメーバを持っていて、からませないと単体ではあまり本領を発揮できない怪獣ソフビ
だったのかもしれません。なんでこれが家にあったかというと、買ってくれた人物は売り場に
ゲゾラとカメーバがなくて、もう地味なガニメしか吊るされてなかったのでこれでいいかと
手にしたのではないかと思います。
しかしこんな色のガニメのソフビが店頭に吊るされている風景なんて、乾きモノの海産物
みたいでシュールですよね。

本領の発揮というと、写真のようにカメーバと2体で、あたかも劇中の洞窟に潜んでいた
コウモリの超音波で狂って戦うシーンなどイメージして再現してみるとそれはよくわかります。
カメーバが表情も手足もお茶目な造形なので、どっちかっつと「鳥獣戯画」の動物同士が野山で
人間の子どものように戯れている図みたいになりますね。
しかし、この辺りが昭和の怪獣ソフビの持つおもちゃとしてリイマジネートされたことで
生まれた風雅さそのものなのではないかと。ゆえにガニメにも骨董の置き物的な存在感
も見いだせるところで。怪獣ソフビのミリキとしては切り立った岩みたいな風合いの
ソフビ表現というものがあるんですがカラフルなおもちゃとしての彩色のものが普通だった
公害怪獣のヘドラすら、ポップでカラフルな彩色が施されリリースされていた当時ものの領域で
それを造形、色も「ドブ色」とでもいう色に徹底してしまったのがこの南海3匹で、ゆえに
異彩を放っている感じですね。

カメーバがここ10年に出たマーミットさんやマルサンさん、バンダイミュージアムのアイテムのように
映画本編と同じ4本足のソフビでなく、2本足の怪獣にアレンジされている。
ガニメもこんなだしカメーバも4本足でソフビになっていたら子どもさんは
遊びにくいかもしれませんが。
逆に2本足で造形されたガニメとこのカメーバで並べて、ってのもちょっと見てみたいですね。
大映のガメラが先にあったので、映画本編の造形は素晴らしいのですがカメーバは
カメの怪獣ということで、二番煎じ的に思われがちで分が悪いようにも思えます。
なんとなくこのカメーバのソフビにも、イメージ的に置き場のない感じがあって、カメに見えない
不思議な造形化につながったのかもしれません。

いかにも妖怪っぽいガニメ。有名な話ですが頭部を上下逆にしても顔になってしまうのが
またブキミです。タコの持っているガニメは当初から(赤く塗ったところを目とした場合)
つり目で触覚が下にある「後期生産」状態になってました。上の2枚は前期生産状態の
垂れ目顔にしたほうです。

しかしカメーバもカメーバで、初めて現物を見たときは驚いたものです。
80年代後期くらいまで怪獣ソフビの資料類などは市販されていないので、
決戦南海の大怪獣のソフビは当時持っていたガニメ以外の2匹もあるともちろん
思っていたんですが、学生になって東京をあちこち出歩くようになってから、
ゲゾラは下北沢のアンティークショップに行くと比較的珍品的スタンスで容易に現物を
見ることができましたが、
なかなかカメーバのほうはソフビとして、どんな仕上がりになっているか
現物に出くわしませんでした。
ある時、店主に聞くと、なんだ、カメーバなら店にあるじゃないか、ホラそれだよ、と言われて
指差した先の棚のうえにあったのが、映画のカメーバとは似ても似つかないカエルのような
顔の、しっぽの長い怪獣。カメなのに甲羅もしょってない。
はじめはなんじゃこれは、失礼ながら、一瞬店主が間違ってるのかと思いました。

しかしカメーバも、これまた昭和的イマジネイティブにより2本足の、ほかの怪獣と絡めて遊べる、子どもが喜びそうなアクティブな印象の怪獣に原型師さんによってリデザインされており、
今となっては得もいえぬミリキのあるソフビであることは少しして理解できました。

そうそう、ゲゾラについても。
郷土玩具みたいな昭和レトロな味わいのあるたいへん素晴らしい造形の
怪獣ソフビで、ソフビブームのさいに復刻もされているんですがタコは持っていません。
映画を見るまではもちろんゲゾラが一番欲しかったでした。
できたらそのうち復刻ものを入手して当時物の2匹と同じような色にでも
彩色したいかと思うんですが、
ゲゾラについては自分的には主張したい重要な点。

当時はもちろん、80年代になるまでこの映画を見れなかったタコは
名画座の東宝ナイトの1本で見て映画の内容を知り驚きました。
映画館のロビーカードに使われているスチールには南海の孤島で3体がもつれあうような戦いを
展開していたからいよいよその死闘が見れると思ったら、怪獣図鑑やソノシートを
飾っていたその写真は広報用の羊頭狗肉ともいうべきフェイク画像だったから。
あの映画のスチールは東宝お得意の合成写真が駆使され
荒唐無稽な3匹の戦いが映画本編への期待感を
いやがおうにも高めるものでした。
ガ゛ニメとカメーバが大波に載ってサーフィンしているようなシュールな絵柄のもありましたね。

とにかく後年、この映画を見たら、ゲゾラは映画の前半で出現した
セルジオ島の住民の反撃にあってあわれ火だるま、焼きイカのような状態になり
ヨロヨロしながら海岸に逃げてさっさと退場してしまい、実はこのガニメとカメーバしか、
タイトルにもある「決戦」はしないことがわかり、なんだか3匹そろえる気力が
そこで途切れてしまったのDeath。。。

 岩のようなカタマリ同士がもつれあう、孤島の生々しい怪獣2匹のイメージ。
ソフビ玩具になった怪獣たちの地味な配色が、セルジオ島という、
あたかも怪獣たちが潜む過酷な南海の岩場そのものとなって風景化されている妙味。
カメーバはもっとトロピカルな美しいグリーンの珍色版もありますが、やはりガニメと色は
そろいのほうが自分的には良い感じがします。

昭和の頃は怪獣映画を再現するビデオ的意味合いでソフビ人形も機能していた。
当時は映画の興行が終了するとなかなか本編を見れなかった。
子ども時分はソフビやソノシート、怪獣図鑑などでイメージングされた脳内の映像も
「映画」だったということなのでしょう。しかしこの3体の怪獣はやはり鮮烈な存在です。
そして、「決戦!南海の大怪獣」とはどんな映画なのか、と想像を膨らませていたときが
この映画を「見ていた」ときなのかもしれません。
2匹の怪獣ソフビを並べていると、いつか見た、ゲゾラ、ガニメ、カメーバが死闘を
演じる怪獣映画の記憶が岩のようなソフビの表面に刻みつけられ、
再生装置のように時々自分の中にイメージングされてくるように思えます。


コミケ81③プロトカルチャー!編

2012年01月02日 | コミック・アニメーション

 



つーわけでコミックマーケット81写真ルポの続き~。今回はヒロイン系でまとめてミマシタ。
皆さま風邪をひかないで楽しいお正月を過ごされているといいな~。。。

普段は上から目線がデフォで「この私を超えてみろ!」と相手に真正面から向かっていく、
常にツンなめだかが時おり見せるレアなデレをお願いしたら、
ちゃんとやってくれた!エライ!



今回はエヴァ率が低めでした、水着綾波とかほかにもおられたけど。
前回の包帯ロンギヌス綾波の方はキャラを変えてセーラープルートを演じてました。
写真のヒトたちは貴重なプラグスーツ版でした。映画が公開されたらまた新設定準拠で
エヴァコスプレが復活するでしょうね。



コスプレ人気の高いアニメは数あれど、けいおん!はレイヤーさんも
ほんとに楽しそうに演じてますね。見ていてうきうきしてきますよ。



カメコさんで円陣が出来あがっちゃったそに子!ほわわ~んとした絵のタッチをよく
再現していますね。タコカメラがズーム機能でがんばりマシタ。
今回は囲みでどつかれたけど、けとばされずに済んだなあ、ははは。



ヒーローきっての気だてよし。
仕草がとっても萌えだったファイヤーエンブレム!彼女はヒロインDeath!

 

 

ブルーローズ!80年代の東映実写メタルヒーロー頃の敵女幹部とかに居そうな
大胆なコスがたまらんです。その頃の東映作品のデザインスタッフはアメコミ的なラインを
日本特撮に持ち込もうとしていた時期があったので、特撮とアニメとジャンルの違いは
ありますが、タイバニはその頃の特撮モノと発想の地続き感もあるのではないでしょうか。
タイバニは映画化も決定したので今の人気は持続しそうです。

 



今回は火器もちなほむほむがとっても多くて嬉しかった。やはりキマりますね。



おなじみほむほむのQBのナキガラをだらーんと提げたあの粛清ポーズを再現してもらいマシタ。
とても仲が良い魔法少女チーム3人でした。



ゆるゆりも放送がおわったころからじわじわ女の子人気が高まってきた感じですね。
何か手伝えることはないかと思い、今回も代理撮影をあちこちでしたんですが
借りたカメラ。みんな使いやすい、すごい機種持ってたな~。



ローゼンメイデンも根強く演じるレイヤーさんがいる作品ジャンルですね。
思い入れがあるゆえ、皆さまハイクオリティです。

 



いつもいろんなVer.のハルヒを演じてるヒトです。

 

 前の記事にも載せた「ゆめにっき」のレイヤーさん。
1日目はシングルで活動してて発見したファンが喜んでたみたいでした。
撮ったのを後で見てみたら陶然とした表情やうすら笑いなど、情感豊かでイイな~と思いマシタ。



元の作品がわからなかったんですが、たしか灘っていうエンブレムのついた制服を着てます。
愛嬌たっぷりなポーズどりで人気だったレイヤーさん。



TVシリーズは劇中のゲームプレイ中映像で超ハイクオリティの、どっかで見たような
デザインのロボット戦シーンが登場したりしてなんともあなどれなかった
「僕は友達が少ない」。今回のコミケもレイヤーさんが多かったですよ。

(引き続きコミックマーケット④へ。。。でもソフビ記事も交互に入れていきたいとおもうです)


コミケ81②零下140度の対決編

2012年01月01日 | コミック・アニメーション

 



鹿目まどかが「あけましておめでとう!」

 2012年もスタートしました。
タコブログはまあ、いつも通りなんですがまずは本年もよろしくお願いいたします。
今は、あらゆるヒトにとって平穏で健やかでいい年になることを祈りたいですネ。

引き続きコミックマーケット81のコスプレを少しづつですが紹介していくDeath。
今回はやはりTIGER&BUNNYが一番人気カナ。会場でもいっぱい撮影させてもらいました。
そして夏にひきつづきまどかも多くて一過性の人気でなかったところを見せ付けた感じ。
けいおんは劇場映画が公開されたばかりだし年末近くに地上デジタルで再放送もあったので
映画ネタ「ヨーロッパ」の紙とか新ネタで攻めるレイヤーさんも多かったでした。
マクロスFも健在ですね。ガンダムUCがマニアのツボを押さえた出来で各G作品のレイヤーさんも
多かったです。むしろ2011秋以降の新作アニメのコスプレが
少なかった感じですが、やはり自分で凝った衣装を作るまではなかなか出来ないという感じ
かも。あとアニメやゲームタイトルがより細分化したことでファンの認知度を考えると
過去の知名度からすぐに気づいてもらえるキャラにどうしても集まるようなところもあるか。
それにしても、の現地に行くとやはり驚愕するレイヤーさんの数と演じるキャラの全方位っぷり
こそ、ここぞコミケならではのキャパだなという感じがしました。

この後の記事でもまた写真を紹介しますが
2012年のTVオンエアが決定したばかりのジャンプ人気コミック「めだかボックス」の
ヒロイン・めだかなど、原作漫画のファンのヒトが早くもレイヤーになって、
張り切って番組告知に一役買っているような風景も見られました。
コスプレはアニメ番組にとって人気のバロメーター。コスプレ映えする
キャラの存在感も必要ですが、小道具をひと目でわかるようなものに設定する
「演じやすいツボがある」、「キャラで遊べる」点が重要になってくる感じですね。

一目で笑ってしまうネット関係発祥や時事を扱ったネタ系コスプレもこのジャンルの
コスプレに命をかけている常連が多く、それぞれ人気を博していました。
タコが3日間うろついて見た範囲なのですが、会場の空気が伝わると幸いDeath。



洋画系ガンカタ風横撃ちのシューティングポーズになっているのが
独自アレンジでとっても萌えなほむほむ。

寒そうなさやか。



道民なのにぬるめな東京の寒さに震えるWorking!山田。

ユイも演技のさなかに暖をとってました。
て、演技じゃなくてほんとに寒がってるところを撮らせてもらったんですが、
演じる方も見る&撮る方も夢中になって動いてると温かくなるかと思うとこれが
そうでもない(苦笑い)。毎回冬は行って思うんですが、会場は午後になると急激に
温度が下がってくるんですよ。



あったかそうです。

 

 



平穏を祈る、そんな想いをいろんなキャラクターの人たちにこめてもらい
演じていただきました。

 

「お遊びで魔法少女になろうなんてヤツはこの私がイの一番にぶっつぶしてやるよ!」
な杏子。



コミケでおなじみの同人誌袋を脇に提げたシュールなやんごとなきお方、磨呂。
今回は保釈中という設定で神妙な表情をされていました。

年末の年越しは紅白とか見ないでケーブルでWorking見て過ごすことにしたよ~。って
言ったらどうもそういうヒトはレイヤーさんにも多いみたいでした。なごみ。

 

 「んこんこ!」ドクタースランプ・アラレちゃん。

 

 



原発作業員さんのレイヤーさん、お持ちのガイガーが
タコの持って行ったのと0.11~0.12μとだいたい数字合ってました。

 

 ゆいゆい!



ちょっととまどいながら、中野梓の「にゃ、にゃあ~」。

ゆいゆい!



さらにゆいゆい!



「オープニングからハデにぶっとばしてやるよ!」クールビューティー、岩沢さん。
ガルデモ初代、2代目ギター&ボーカル揃いぶみ。新作ゲームが発売されたので
エンジェルビーツ!はコスプレも人気再燃です。

ゆりっぺ。

 

 

 

 



今回もいらした、お茶目なスマイルが印象的なNavitimeのヒト。割と撤収早いみたいなので、
見かける&撮れるとホッとします。

「ゆめにっき」の窓付きを演じたおふたりさん。
すごいな、詳しく知らなかったんだけど赤い血だまりの布を出して
ポーズをとってくれたら鮮烈なビジュアルイメージにしばし魅入ったコスプレのひとつ。
どんなゲームかやってみたくなった。

 

 



漢たちよ!!マジでダメなオタクであれ!



宮野真守声優合わせ。アイデア賞なコンセプトコスプレですネ。
最近作でもあと10人くらいに増量できそう。

やらないか!のヒトは今回は男キャラを漁らないでメイドさんをはべらせてモテモテでした。
ノーマルに転向したのか今後の動向が見守られる感じですネ。



3日目、ウテナとドラゴンボールの亀仙人があやしい撮影会を実施(笑)。



ウテナが出てきたところで、
ここからはコミケ81で見かけた不朽の名作&懐かしのヒロイン特集Death。
リアル視聴世代、伝説的な作品を見て最近ファンになり思わずコスプレをしてしまった
ヒトなど、いろいろですが、とにかく気合入ってマシタ。



レイアース。当時見ていたとの話。制服も自作とのことです。
3人コンプで、次回予告の後の今日はだーれだ?になってませんね(微笑)。



ぴえろ系と葦プロの魔法少女そろい踏み!これはタコも感動。



プリティサミー。タコも最近見返しています。
後半、とうとうライバルのピクシーミサの正体がわかりサミーが苦悩する
回はテンションあがりますね。



とってもカッコイイリボンの騎士サファイア姫。
3日目に終了が近づき、帰るところだったんですがお願いしてこころよく撮らせてもらいました。

 ロボットアニメヒロインの金字塔的存在ともいえるコンバトラーVの南原ちずる。
この決まりっぷりは実写版っていっていいんじゃないカナ?

(元旦のおとそ気分でゆるいペースになりますが、コミックマーケット81③につづく!)

【Dancouga Nova episode 2 part 3 】

http://www.youtube.com/watch?v=tdNNM3YmUZw&feature=related