ちょっと真面目に撮ってみたクリスマスツリー。
いよいよ師走ですね。タコは仕事で12月にはいってビッグサイトで開催される
モーターショーに、急に行ってくれとクライアント様に言われましてただいまバタバタしてるところです。
みんなどんどん年末に向けて忙しくなりますよね。仕事納めまで風邪をうまく回避せんとなあ。
どうもビタミンとペクチンも不足しているようなので長崎と熊本のみかんを食ってがんばるです。
あとはやはり、スイミンですよね~。
マーミットさんから12月の製品案内(12月31日締め切りで受注、到着は3月下旬)
が届きましたのでちょっと早いですけど紹介してみます。
2期カラーのアイテムも色が工夫されており、本編のきぐるみ
をイメージさせたりより派手目にメタリック処理にしたものも多いです。
そう、今回は年末だからか怪獣映画(平成ゴジラ映画は基本、年末公開でした)のライバルや
TVウルトラの最終回やターニングポイントエピソードの大状況で主役たちを苦しめた敵怪獣、
重量級のキャラクターが多いな。聖夜を前に強敵との決戦に身がひきしまる!といったいかにも
特撮ワールドチックなクリスマスラインナップDeath。
怪獣より前に先にこちらを紹介。マーミットといえばお人形さんメーカーとしての顔も
持っております(そういえばえとこはもう干支が一周してしまいましたが。。。いやいや。)
オリジナルドール、アンテノーラ・アリスの限定サンタカラー!
適度な等身加減、この頭部ボリュームのドールが好きなヒトにはストライクゾーンでしょう。
かわいいじゃないですか。今回はミニのクリスマスツリーが付くそうです。
タコはリナリナの顔がミステリアスでいつも気になります。各ヒロインで以後、シーズンカラーが
いろいろ出てくるのカナ?えとこみたいな干支ver.も出たりして。
リアルフィギュアではナックル星人の用心棒怪獣・ブラックキングが通販初登場。
表情も本編をよく再現、精悍な表情、体表のツヤ消し塗装でアピールするヒフ表現がとても
いい感じになってますね。
新マン処刑!の衝撃回は当時、前篇を見てテレビの前のこどもたちは十字架にかけられた
新マン、殺害される坂田兄妹のみならず、本当にナックル星人に地球が侵略されると思って
泣いたりアウアウしながら翌週の後篇を待ったってくらいのトラウマ
インパクトでした。この辺りは円谷プロもほとんど「脅迫商法」ってヤツですよね、ほとんど。
視聴率も一気にハネあがったそうですが。
よって登場怪獣のブラックキングも別格とも言える強烈なインパクトがあります。
オーソドックスなスタイルですが、腹と背中で分岐しているジャバラ風ディティール処理と
トゲ、長い尻尾のバランス感が唯一無二感を出しているブラックキング。
尻尾の生え際あたり、きぐるみのテイストバランスが非常に良く出ております。
ブラックキングの造形物では完成品として見たら文句なく決定版といえるのではないでしょうか。
ウルトラマンタロウの最終回怪獣、サメクジラ。1期をタコも買いましたがこれもまた名獣ですね。
なめくじ怪獣ジレンマと同じように2足立ちして移動するシーンもちょっとあるので、
ソフビとして立った状態で飾っても違和感はないところDeath。
光太郎が健ちゃんのお父さんを助けることができなかったことに苦悩しながら戦う敵。
前回のはツヤ消し塗装でしたが、今回はメタリックブルーが鈍く光っております。
サメクジラなんて初期の怪獣しか製品化されないような当時はほとんど
ソフビ化なんておよびもつかなかったな。タコも粘土をこねて作った記憶があります。
レッドジャック、こちらも2期もの。1期リリースは結構前だったと思う。
確かタコブログの超獣特集にも載せましたが。今回は重量感がよりアップしたカラー。
超獣にはメタリックカラーが似合います。レッドジャックは黒雲に載って移動する妖怪的な
特徴をもったキャラクター。この回やギタギタンガ、アングラモンあたりの「ダン少年」編は
賛否あるんですが、南夕子が地球を去った後の1人変身で守る北斗隊員の物語を盛り上げ
ようと超獣とTACの攻防戦に重きを置いていて、今見ても見ごたえがありますね。
なにか地味な工場街での戦いが続くんですが、今見るとそんな下町的な部分にフォーカスした
昭和の日本を見るドラマとしてもミリキがあります。レッドジャックを見ると下町の工場街が
浮かぶので、やはりインプリンティングというのは恐ろしいものDeath。
装飾過剰で初期超獣の特徴であるイボイボも足元に入ったレッドジャックも2期ならではの
キャラクターですね。
ミステリアスソフビシリーズ、モスマン。ここのところUMAへの注目度が高いソフビ界ですが
等身ボリューム的にもスレンダーでブキミリアルを追及したモスマンといったらこのメーカー
さんのものになるかと思います。
スペクトルマンの宇宙怪獣マグラー。ゴリの手下でなく純然とした宇宙生物。サタンキングと
共に地球に降下してきて激戦を繰り広げます。スペクトルマンが1クールの公害怪獣編を
経て、いよいよよりパワーアップした宇宙の敵を迎撃するようになった頃の
ターニングポイントを明確に位置付けた1匹という印象があります。そしていよいよ
スペクトルマンのヤラレっぷりも本格的になってくる頃です。
1期はポリ人形的なブルーで、その後スーフェス限定品でシルバーのアイテムが出ています。
今回はグレー成形にブラウン塗装とのこと。
こちらはメーカーさんの通販ベースカウントでは2期ですがサードカラーということになりますね。
デザイトマンも先日受注があり、最終回怪獣製品化のピースがすでに埋まっておりますが、
時々でいいから後半の高山良策氏による魅力的jなデザイン、造形の宇宙怪獣たちを
ソフビ化してほしいと思います。
今月はゴジラはお休みですけど敵怪獣が強力リリースです。
「怪獣総進撃」からキングギドラ。来年は辰年なんですが、キングギドラも何かお正月に
ふさわしい豪華絢爛版怪獣って感じがします。ほんとにゴジラの新作、進んでるらしいけど
原発事故などの影響でゴジラという核の申し子という設定が変わったりしないといいなあ。
今度こそガメラと対戦する説があるけど、
またオルガみたいな感じで別怪獣にしてこのビッグマッチはまたまたとりおきとかじゃないかな~。気になりますよね。ギドラの登場作が急に見たくなってきた。
そしてスペースゴジラ。キングギドラと並ぶ強豪怪獣です。最近、休みの日に平成のゴジラ
映画のDVDを出してきて見てることが多いんだよな~。古モノやさんに行ったら、
VSメカゴジラ(ファイアーラドンの出るやつね)の話を友達にしてるおしゃれな格好の
女の子が居たんですけど当時衝撃的だった、とか興奮してました。
子どものときに見たゴジラ映画の衝撃は、各世代で
作品時期こそスライドするものの、興奮はいずれも共通で繰り返されると言う気がしますね。
この「VSスペースゴジラ」も例年製作のルーチンワークでキャラを煮詰めきったかというと
せっかくの設定が完全に生きたとは言えなかったんですが、
結晶化された隕石とゴジラ細胞(宇宙を漂流していたビオランテの!)
と結びついて、という設定は気が利いていたし、都市に氷柱のような結晶の城が林立する
中でのゴジラとMOGERAがはからずも共闘するなど、バトル路線として見れば直球で
作っており、今見ると深読みというか解釈できる要素があって面白い作品ではないかと
思います。
CGが多用されている頃に製作されていたら、「機龍」1作目での海面上が瞬時に氷柱化
するみたいなインパクトのあるシーンをスムーズに構築できたのかもしれませんね。
アナログとCGの過渡期に製作された映画として見ても面白いかと思います。
冒頭のゴジラがリトルを連れて隠居している島に人間のほうが殴りこんで
かたき討ちしようとするシーンも白昼の広大な砂浜を静かに歩いているゴジラの姿が新鮮でした。
何か敵怪獣と戦っていたり暴れているのとは違う、
今までゴジラ映画にない静謐な雰囲気が出せていて印象深いです。後、インパクトのあったのは
MOGERAの合体シーン、制御不可能になったMOGERAの特攻シーンカナ。
劇場でもおおきいおともだちが「うおー!」とか叫んだり、ため息が漏れてましたよ。
吉川十和子はなんでこのヒトが?というキャスティングでしたけど
「男同士って殴り合ったりしないとわからないことは多いのね」
みたいなセリフが最後にあり、それがこの映画の存在価値をそのまま言い当てていたような
気がします。ヘンテコな戦闘服を着て常連ヒロインの小高さんといっしょに瓦礫の山の中を
歩いているようなシーンも含めて、今にして思えば吉川さんはゴジラ映画の劇中にいる
傍観者としてけっこうナイスポジションだった気がします。
それに「VSスペースゴジラ」頃は、怪獣映画の(というか多くの娯楽が)マーケットが
その作品のファンイベントやジャンルファン、マニアだけの箱庭宇宙に
なるかどうかの頃で、少しでも一般の観客を呼びこんで見てもらおうと苦闘していたわけで、
成功したかどうかは別にして、今となっては、その努力をあらためて評価したい感じです。
今回のスペースゴジラはクリアソフビに銀ラメ成形、さらにブラシワークを施して
結晶イメージをより再現しているとのこと。
こうして立体物を前にすると、スペースゴジラはこの強烈にスパルタンな造形、理屈を
吹き飛ばすビジュアルが物語の全てを語っているようなものだった、とあらためて
納得させてくれます。
やはり平成のVSシリーズは作られている間、常に熱気というか勢いがありましたね。
スペゴジはその象徴作という気がします。
つ【ゴジラVSスペースゴジラ 予告編】
http://www.youtube.com/watch?v=QO76mDNpVZk
つ【ゴジラVSキングギドラ 予告編】
今見ると、とにかく映画内の日本の空気がバブルじゃのう。
過去にゴジラが送られて今の状態になったんじゃ?と思うくらい日本の状況が違う。
http://www.youtube.com/watch?v=smnEUdXJKhU&feature=related
つ【ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 予告編】
CGが多用されて、大胆な画面づくりが増えてきた頃の作品。手塚監督の作風は好き。