KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

スーパーフェスティバル57その4

2011年09月29日 | イベントルポ

TRICK OR TREAT!てなわけでスーフェス57ルポその4。
独自色のアメリカントイやクリーチャーバイナルなど、この会場でしか見れないトイばかりで
やはりスーフェスはいつも新鮮な驚きを常に提供してくれますネ。
何か気になったアイテムを見つけたら是非メーカーさんやショップさんに
問い合わせてみてください。会場でSOLD OUTになってても次回販売の予定を決める
うえで販売元でも参考になると思いますYO。今回販売した製品でも次回スーフェスに向けてもう
張り切ってるところの話を今日も聞いたばかりです。

これぞ沈黙の聖地で発掘された、悪魔の骨!
マーミット・カーズワークス/パーツ状態のサタンはこんな感じ。

おなじくマーミットさんの当日限定品、江戸川由利子

「特ダネねっ!」

 

 ドン氏のお店、FIG-LAB。ボスキャリオンやグリースバットなど、最近すっかり
展示品がソフビづいてます。今回ブース写真にはないけどPAUL KAIJU氏のデザイン・
原型を担当したサラマンダージョーがタコはすごく気に行ってます。
パチサミで入手したんですが、あれは80年代頃の野口竜氏や
久保宗雄氏ら企画者104系デザイナーによる東映怪人への憧憬とオマージュが全身の
ディティーリングにちりばめられた傑作だと思います。近いうちに紹介したいな☆

きぐるみアクターとしてもデビューしたイラネナさんのブース。
イラネナさんと親交厚いPAULのカスタムが並んでいました。

これは会場が閉まる寸前にでていた新メーカーのウツギヨさんのアイテム、検討用カラー。
何回も行って話し込んだけど、相手していただいてありがとうございます。
構想中の神獣怪人2体、どんな仕上がりになるか楽しみ。でも無理はしないでくださいね☆

 RESTOREさんのブース。等身大デブリのスタチューが鎮座した
オリエンタルな雰囲気のブース。販売品はアクセサリーの干首(DRY HEAD)!
精密でシャープな人体彫刻スキルをもって
悪魔系キャラクターやゴブリン、マッチョ&エクストリームな
風貌の奇人たちをリアルに立体化する独自の創作活動を展開。
夏には自身の持ちキャラとして愛着も深いデブリ ジャパンをソフビ化し
インディーズソフビの領域にも参画。
お札が貼られ見えないその怪異な風貌の奥に爛々と光る表情は。。。
今後ソフビメーカーやキットスカルプチャーとしても活躍が楽しみな、非常に趣味的濃度の高い
クリーチャー系トイ&キットメーカーさんの一社です。

http://www.restore-created.com/

午後にはアニメ版デビルマンが完売していたシカルナ工房さんのブース。
そうそう、カラフルなうさぎのミニソフビを販売していたけど、
あれ、ずいぶん早い時間に完売しちゃったのでのんびり構えていたら、写真を
撮りそこねちゃったYO.海のむこうのお友達たちが「モンティパイソンのホーリーグレイルに
出てくる人喰いうさぎみたいだっ!!」とか言って勝手に妄想して盛り上がっていましたね(笑)
何がヒットするかもわからないけどいきなり意表をついて盛り上がり完売しちゃうのも
スーフェス独特のニッチマスな面白さ。そんなときは作り手もウレシイでしょうね。

東映アニメーションシリーズ「白蛇伝」のリリース準備も進行中デシタ。

新メーカー。薔薇プロ。怪獣にとどまらずいろんなキャラクタープロダクツをソフビという
題材で表現していきたいとの話。何か昭和モダンチックなブースやヘッダーのデザインは
主催者が女性ならではのこまやかさというところか。
ラメ好きなので今回のヒカルドンは買ってきました。シンプルなデザインの怪獣なのだけど
何かだまし絵のような不思議なソフビを手にしたという印象があります。

ヒカルドンは寄生生物に乗っ取られた罪もない別個体の怪獣が暴れているという設定。
頭から粘菌のような物体がかぶさって、ろうそくの蜀台のような姿ですね。
細長い胴体をラメ成型すると砂上の楼閣が怪獣化したかのようで
ウルトラマンダイナの実相寺回に登場するブンダーみたいなイメージがあります。

薔薇プロのブログ http://barapro.blog.fc2.com/

メディコムトイさんからも近々別カラーが販売されるそうですね。シュールな怪獣をひっさげた
新メーカーの参入。怪人ソフビをいきなり3体ひっさげてデビューしてきたウツギヨさんも
ですが、スーフェスをソフビのセカイに足を踏み込む登竜門として慕うメーカーさんが
新風を会場に吹きこんでくれています。

展開1年経とうとしていますが、続々とサベージ&ピカレスクなキャラクターソフビフィギュアを
展開して気を吐くFRENZYさん。ヒー◎ンファンからもおれたちをストライクゾーンに狙って
きたか!とばかりに温かく迎えられ、海外市場でも順調にファンを増やしつつ自分のキャラクター
ソフビセカイを展開しているメーカーさん。

80年代頃につくられたディストピアな世界観の映画で戦うマッチョヒーローの記号性を付与され
自分のオリジナル展開に見立てて遊べるソフビのウォリアーズたち。
パチマッドマックス風映画「ファイアーマックスごっこ」とか「マッドチェイスごっこ」とか
なんにでも動員できちゃうぜ!(そんなマイナー映画ふつー知らんジャロ)

こちらがこれから展開する新作2体。一人はトードというかフロッグメン顔のキャラクター。
沼でヒーローを待ち構えているんでしょうか。そしてもう一体がこらまたお約束、過去に主人公に
ボコボコにされて顔がねじまがり、先回りして罠を張り復讐の機会を狙っているヒト系のソフビ!
何か頭部の補正具のような役割も果たしてそうなヘルメットがキュートですよね・
映画版のFist of The North Starに某仮面の弟じゃないんだけどそれっぽい、
こんなヒト出てたなあ。このソフビのヒトの片手はフンドーになってます。
かなり狙っててイイ感じですネ。でも
このメーカーさんのソフビって殺伐としたセカイのキャラクターなのにポージングや質感表現に
どこか温かみがありますよね。そこがフィギュアでなくてソフビたるゆえんなのかもしれません。
数が少なかったようだけどブログを拝見するとシリウスザバーバリアンの◎ーマンカラーも
イベントオープン時に販売してたようですね。

FRENZYさんのブログ http://ameblo.jp/frenzybros/

マルサンさんのブース。今回は大射的大会で終日盛り上がっておりました。
写真のボンドラアは新色でマルサンの人気クラシックカラーを模したバージョン。
ガラモン、ゴロー、ペギラ、パゴスだったカナ?
中でもガラモンカラーのボンドラアがよく色がハマってて自分は好みかな~。

おおすごい、皆ずいぶん当てたねえ。(3時半頃)。スーフェスは的当て好きのセミプロがいっぱい
これに命を賭けてるんですよ(笑)。とにかく当てモノはおれにまかせろみたいな。

ヤモマークさんのところに出店してた怪獣女子さんの「ニッケル仮面」コミカライズ。
これがとても上手い!買ってきましたよ。
実際にソフビになってるヤモマーク怪人たちがリアルな絵で
吹き出しをつけて会話してたり戦ったりしてる姿を見ると思わず口元がゆるんでくること
まちがいなし。タコはコミケ通い20年以上なのでうそはいいません。同人誌としてはかなり
ハイクオリティなので怪人ファンは是非手にとって見てもらいたい一冊です。

ご本人に「テンションが高くて描線がきしむようなシャープさで
男の作家さんが描いてるような気がしますね」と言ったら、「あー。それよく言われます~」
って言ってた。絵がダイナミックなんですよ。ニッケル仮面の決め技とか。あとカエル番長と
ウミウシ子分が公園のほとりで釣り糸を垂らしながら話してるシーンなんて
東映特撮モノのキグルミドラマの一場面みたいでほほえましい・
普段、ヤモさんがブログなどでとりとめもなくしたためた怪人などの設定を
几帳面に絵にしているのが怪獣女子さんの根気のほどをうかがわせ面映ゆい感じです。

また巻末の怪人図鑑の各キャラクターのポージングにはスパルタンな
魅力を感じます。怪人はやはり描き手の根底に肉体へのフェチズムがないと描けませんね。
怪獣女子さんはそれをよくわかって臆することなくペン運びをされていると思います。
とにかくヤモ怪人ファン必見の1冊DEATH。

イラネナさん、ルルベルのルーク氏、VELOCITRONのリッキーこと力氏らたくさんの
メーカーさんが集結したブース。とにかく一日中各国のソフビファンが顔を出して
いろんな言語が飛び交いながらアイテムも多彩に一ブースでお祭り騒ぎ状態になって
おりました。さらにここに水素獣エッチが巣食っており、カオス状態に。
夕方にはBLObPUSさんも顔を出して盛り上がっておりました。

新キャラクターもいろいろお目見え。特に夏のワンフェスでデビューした不快将軍(Grody
Shogun)はハイテンポのリリーススピードで、おじさん、カラクリ、モンスター、今回の
シ◎レ◎クのようなエンマン(力氏によると呪文をかけられている男を意味する英語を
言いやすく縮めてエンマンと名付けたのだそうです)

エンマンは手の肘の部分でパーツ分割され、さらに手首まで動くのでポージングで
かなり表情がつけやすいです。「エーン」とか泣いてるポーズをつけられるからエンマンって
言うのかなと思ったんですが。しかしこのシリーズはモンスターもカラクリも大きさが
まちまちだし、どういうコンセプトで作っていってるのかわからない。。。
どこか制御不可能なアウトサイダーアートみたいな雰囲気がありますね。

まるでソフビが妖怪人間ベムみたいに、廃墟のような工場で誰が作ったのでなく
自然にポンポン出来上がったのを、力氏たちが見つけてきてそれをイベントに並べ売っている
みたいな、なんとも不可解なミリキがあります。
こういうソフビはなんだかわからないけど買う、そういう気分で買っちゃうんですよ。
でも初期のインディーズソフビってそんな空気に突き動かされて想像衝動に任せて作られ
また買うほうも衝動に任せて買ってたような感じもあったんですよね。
何か今のインディーズソフビ界にある気分を体現しつつ日本在住のソフビ好きな
外人さんたちのソフビというものについての原初的な気分や集合無意識をカタチにして
現れたアイテム群ではないかと思います。
モンスター、エンマンは手にしてまじまじと観察すると
外人さんたちのこのむモンスター、ギガンティス(巨人)の要素も入っています。
並べておくと妙になごみますね、まあ脱力ともいうんだけど、東欧の極北の地とかで
おもちゃも手に入らない子どもが遊んでいる手製の妙~な民族人形みたいな、
普通に作ってたら出ないローファイを極めた味があります。

 スカムで物悲しく愛嬌のあるキャラクターたちをつぎつぎと展開中。いったい不快将軍は
このままどこへ行くのだろう?
今回タコはエンマンと上右の屍少年を買ってきました。屍少年は日野日出志先生の地獄小僧を
海外目線で新訳するとこんな感じだろうか。全身の傷やつぎはぎ、ピンが埋まってるような
ディティールがきれいにつけてあります。あと、このなんともモノガナな表情にヤラレました。
今回のは力氏が塗装したとのことです。


スーパーフェスティバル57その3

2011年09月28日 | イベントルポ

ソフビのほかにもTOYのセカイでファンムーブメントならではの製品が飛び出すスーフェス会場。
ひきつづきジャンルを問わず出展製品を見ていきましょう。

アマプロKeyさんの異能作・最悪怪獣シリーズ、トーチューカの寄生プロセスがこれだ!
(セッティングbyKeyさん)

洋物映像作品に強いスーフェスならではのアイテムを紹介。

スーフェスにいつも参加しているヒトならだいたい目にしている角っこのアクションドールの
お店。スーフェス57で展示された新作見本にブラックプロイテーションの伝説的作品、
「SUPERFLY(スーパーフライ)」が!主宰の方によると、「これまで自分の好きな作品の
キャラクターたちをアクションドールにしてきたが、アメリカの一番輝いていた頃のニューヨークが
好きで、そんな思いもこめての作品セレクト。この作品もその1本。ブラックムービーのカリスマ的
ヒーローをこれからもじっくり息も長くセレクトして製品化し、ファンの人に頒布していけたら
これに勝るものはないシアワセです」との話。
映画が熱かった頃のパッションをアクションドールというジャンルをもって次の世代の新しいファン
に伝えていきたい、との気概を示しておられました。その熱意通りの出来デスネ。
パッケージも相当凝って作ってるとか。110セット限定販売なのだそうで、
気になったヒトは2012年正月明けのスーフェス58の本ブースを是非チェックしてほしい、とのこと。
思えば年明けなんて、もうじきですよね。

マーミットさんの10月受注予定品もブースに展示されておりファンの注視を集めておりマシタ。
リアル、レトロ系と交錯しておりますが怪獣天国も最近は劇中登場カラーに近いカラー指定
アイテムが多いのが映像派のファンの購買意欲を刺激するところとなっています。

後期Aの付喪神系超獣ギーゴンは1期を買ったですが、この赤もビビッドでいいですね。

スペクトルマンシリーズは犬怪獣ボビーに続き今回は最終回登場のデサイトマン。
怪獣ファン目線では期待もあったのですが、なかなか出そうでソフビ化実現しなかった1匹です。
頭の吸盤みたいな突起が格闘のスキルを極めたストロングスタイルの怪獣らしからぬ
ユルめのディティールアクセントになって全体のバランサーとして作用しております。

リアルホビー系ではヘドラ、ミラーマンのダークロンなど。

 オルガは平成ゴジラの怪獣では設定もおもしろく、ダークホース的な名獣だと思います。
じつは岩石を表面に付着させたUFOの中に潜む宇宙の遭難者ともいえる知的生命体で
地球のハイテクビルに巣食い、コンピュータネットワークから人類の英知の歴史を吸収しつつ
ゴジラの持つ不滅の命を取り込み地球を支配しようとしたものの、失敗して
(何しろゴジラは人類の負の遺産、放射能の申し子ですからね)
結局原型をとどめないところまで変異しておぞましい宇宙怪獣の姿になり暴れ狂う
という、どこか悲劇の生命体的バックボーンを持つ怪獣。オルガに変異する前に生命体が
タコとクリオネがあいのこのような宇宙人として別形態で登場したのも忘れられないです。
あの唐突にビル街に出現した宇宙タコ、ミレニアンというそうですが、
ミニとかミドルでいいからいつかソフビ化しないかなあ。
そういえばオルガはバンダイ系以外では初ソフビ化でしたよね。

 

サンガッツさんのブース。夏のワンフェスでタコは新製品の蓄光ver.悪魔ベルゼブブと
BELONE(びろーん)を購入したのだけど、さらに今回もサプライズアイテムを用意されて
食い付くことに。
今回は糞神島の先生!(短編「糞神島」の主人公)。サンガッツさんはこれまでもべーレン
ホイターの女やコケカキイキイ、あの世の案内人、死神マボロシちゃんや血太郎など、
サンガッツさんが製品化しなかったらたぶん誰も手にできなかったキャラクターの立体化を
手がけてきたのだけど、また短編の気になるキャラをファンが手にできたわけです。

島民が島に便所を作らず糞を神様のようにあがめたてまつる因習がはびこり、
陸地のどこででも皆が排便する島、都会から糞神島にやってきた理知的な先生が、
これは文明に逆行しているセカイであると、子どもたちに決まった場所で用を足すように
糞闘じゃない奮闘するのですが、その思いもむなしくしだいに事態は悪化していき
汚物が画面いっぱいに満ち溢れながら人々がそれに包まれる阿鼻叫喚の中、
ひとつの集落が崩壊していく光景がおもしろかなしく展開していく
スーパースカム&シュールな怪作。ウンコ、シッコが普通に出てくる
物忌知らずな水木漫画の中でも極めつけの1作ですね。水木先生の漫画は漫画の始原に
あった猥雑なミリキを今もたたえた巨峰といってよいでしょう。
本作ラスト、先生のシャウト「くそに、まけたー!!」はわすれがたい。
先生のこのソフビも綺麗なお部屋にインテリアとして置いても
シュールな空気を醸し出し、自分の住むセカイの快適さを思い知らされる一体ですね。
頭に載っているウンコは取り外し可能です。

そして見本が展示された南洋の仮面のような顔をしたキャラクターはアトバラナ。
水木漫画によく出てくる妖怪の一体で、鬼太郎を始め、さまざまな短編でエキストラ的な
役割を果たす一匹、と書けば氏の漫画をある程度読んだヒトならすぐに
ヤツのエキゾチックな顔を思い出すのではないか。
大挙してやってきた妖怪の中に居て、名前は出て来ないけど
文句を言ってたり、何か鬼太郎相手に
さっさとしろよとか、なんだてめえ!!とか煽ってくるメンバーとして
登場する妖怪ですね。けんかっぱやいけど人なつこくも憎めない感じのヤツです。

こなきじじいや砂かけのおばばのような有名妖怪が鬼太郎の周囲に配置される
少年マガジン版前夜の貸本時代では、当時は固有名もなかった彼のような妖怪たちが
話の進行をうながす記号的な「セリフのあるエキストラ」」として活躍していたのです。
「おばけナイター」では妖怪のセカイのバットを持ち去った子どもたちにクレームをつける一匹として
命を賭けた試合にも参加しております。「その後のゲゲゲの鬼太郎」」ではレギュラーに近いです。
要は水木先生が日々の漫画執筆業の忙しさの中で、おそらくは半無意識下において
漫画の中にポピュラーに登場させてきた、同じ顔で性格パターンも近いのだけど
登場するたびに別個体な妖怪の一匹ということです。
水木ソフビのコレクション中におくと棚のマニアック度というか怪奇ステイタスが
ランクアップする一体ではないでしょうか。
タコもリリースが楽しみです。あいかわらずMUCHAしてくれますね。だてにAKB48より前に
MUCHAはしてないな、いちみや氏は。

最悪怪獣シリーズを次々製品化して3000円のスーパーブロックバスタープライスで
イベントでモニョってるソフビファンの財布をつい緩めさせて買わせてしまう新機軸というか
昔ながらのカットアップパチ怪獣ビジネスを2011年に実践してしまった
Keyさんことアマプロさん。ソフビ界の地獄のコストカッター。
でも製品の妄想力とコストパフォーマンスは反比例して高かったりする。
今年は新生アマプロの年だったのかもしれません。オリジナルとして認めていいのか、
是か非かというとタコも当初躊躇していたのですが、やられてみると
これぞ「パチ」の方法論そのものなんですね。
ぶっちゃけこれまでのアイテムは2008年頃に出た初期のラコやトーボーズから
気づけば全種持ってます。
買った者のほうがパチものにむやみに感じなければならない、なんともいえない
イリーガルなうしろめたさこそがパチ本来の面白さなんでしょう。そこはもはや
好き者の本音としては嘘がつけません。
ラインナップ中でも、本来怪獣のしっぽであった部品を無理やり怪獣の頭部にしちゃってる
ヤツ、グビロンとか、Keyさんおいおい何してんだ?と思ったけど
あれは当時の怪獣カードなどであったカットアップ怪獣の製法と投げやりな製作過程の本質を
ソフビに置き換えただけで作り手の本音を見事に突くもの。
ああ、こういうのでパチ怪獣はよかったんだ、と
仕方なく納得させられる次第です。

こちらは参考展示されていたここまひさんのオリジナルソフビ。
ビオランテ風の触手を複数持ちチタノザウルス的なひれのある頭部の怪獣です。
(後記・記事を書いたあとでブログを見てくれた友人からの指摘があり、もしかしてこれは
UMAを元にしてオリジナルアレンジを加えたソフビではないか?との話)

そしてアマプロさんが主宰の一社として堤・唐沢各氏とともに名を連ねている
パチモンサミットの次回開催日程がようやく決まりました!前の予定日は11月のデザフェスに
バッティングするので変更になったのですが、12月11日に開催が本決まりになりました。

毎回パチモノ好きには垂涎のネタを提供し脳がメルトスルーするような時間を過ごさせてくれる
スーパービザールイベント。今回も新作ソフビの入場プレゼントが決定しており、上の腐乱獣
なるオリジナルパチ怪獣の頒布も決定しているとか。オリジナルだけど背格好からどこか
懐かしい思いにからせられる一体。・・・いや気のせいカナ。

あらためてパチ怪獣なんてのはこんな感じでいいのかもしれんなあ~とちょっと思ってしまったり
するタコ。実質パチ怪獣ソフビの創始者であるKeyさんは結局本家とりを果たした格好。
そして生み出された最悪怪獣は物言わぬソフビでありながらも
この世に存在するだけで、「無用な創作モチベーションを付加しパチ怪獣を
肩肘張って作家的感性をもりこんでつくる行為」そのものを唾棄というか
「そんなこと本当は皆、実はどうでもいい」といわんばかりに完全破壊してしまった気がします。それは「ジャングルを石器時代に戻せ」とシャウトして潜伏するゲリラごとジャングルをナパームで跡形もなく爆撃し焼き払ってせん滅してしまった、キルゴア大佐の部隊が行った心地よい蛮行のようなものであるのも確か。戦わないでただ焼き払うというのでしょうか、そんな場面を見る快感です。

いろいろやりつくした後にソフビ界に期待されてるのはもっかするとSo farでもSo GoodでもなくSo What?なんでしょう。どうも最悪怪獣はお客とKeyさんの妄想的共犯関係で生まれるべくして
この時期に生まれた気がします。その証左にKeyさんとお話しているとただ自分は手を動かした
というような感じでしか製品について説明していません。手頃に作って世の中に流通させる、昔のパチ怪獣の現場もおそらくそんなそっけない感じだったのでしょう。

自分のできることとしては、パチモンサミットの開催前に前夜祭的な記事を書こうと思います。
ここまで現実が世知辛い環境なので、こうなればそれに拮抗すべきは「徹底的な脱力」。
弛緩した笑いでやがて悟りへといざなう、他にはないイベント体験として
パチサミがいつものように盛況となることを心より祈っております。

Keyさんがトーチューカの移動体が宿主となる怪獣をのっとる場面を実演してくれました。
「こんな感じで怪獣の背中にくいついて根付いてしまうんですよ!。。。」ソフビで遊んでいる
ようにしか見えないです。でもそんなKeyさんはみまがいようもない怪獣好き、萌えです。
今回はまだ買ってなかったジャマンダと、新作のコーガンスタンダードを買ってきました。
これがなかなかボリュームのある、イカニモ当時ありそうな一体です(胴体は完全新作です
リーズナブルなおねだんの上に何か2倍得した気がしますね。新作なのが付加価値って
何かが狂ってますが)
コスモナイトαのYODA氏もスタンダードコーガンを買ったそうでパチ魂あふれる一体、と
早速評価しておられました。

 

ソフビクルーザー・コスモナイトαさんのブース。異能者ぶりを発揮してYODA氏が怪獣アート
に開眼。絵がうまいのは以前からも折り紙付きだったんですけどね。
先日リリースされた妄想怪獣3匹のバックシートとしていくつかのイラストを描き上げて
おり今回展示もされておりました。
何か尾瀬あきら氏に、ひばり書房から青春ホラーとも呼べるビビッドなタッチの恐怖
コミックを発表していた頃の山上たつひこを足したような、たいへん趣漂う絵ですネ。
漫画家デビューできちゃいそう。
さらにブースではマルサンオリジナルの高額アイテムとして神器のように扱われる
ジャイアントウルトラサターン袋入りが展示され、威光を放っておりました。

こちらも技の匠系で毎回展示品に目を見張らされるディーラーさんのひとつ。
Hard Pop Cafeさんのレゴカスタムアニメロボット群。
神業的な部品使いから一目でわかる仕上がりでマクロス、ターンエー、モスピーダ、研究誌も
製作したメガゾーン23のガーランド、ザブングルのトラッド11、スーフェスらしくレトロロボの
レゴ化にトライしてみました的におっしゃっていたロビーとフライデイ。
トップにも貼りましたが「イモほりホーイ」の21エモン・ゴン助もパーツのハマり具合が
見事ですね・「なかなかレゴでこういうことを手掛ける同好の士がいないんですよ~」、との話。
レゴの使い手でこういうのが好きなヒトは是非スーフェスで声をかけてあげてください。

 ブリスターさんで販売される超絶造形スタジオが実体化させた「フォーホースメン」シリーズの
キャラクター、マグマ・コープス コマンダーアーガス。会場で見かけた時にたいへんインパクトの
ある造形だなと思ったので貼ってみました。この製品展開にはあのレトロエイリアンフィギュアの
完全復刻版「Outer Space Men」もシリーズの一つに含まれております。

(スーフェス57ルポはまだ続きます。。。文章作成中)


スーパーフェスティバル57その2

2011年09月27日 | イベントルポ

1日おくれになっちゃったけど昨晩からテレ東系でイカ娘2期スタート~。タコも録画しといたYO
ここのところコミケルポでもイカ娘のレイヤーさんが多かったのはお見せしたけどまどかと
並んで人気コンテンツですよネ。上の写真はアキバの街頭で撮影したものですが、
アニメ製作会社オフィシャルのレイヤーさん。
8月後半に街頭でオンエアを宣伝していたもの。

中野の街かどでもペコちゃんがハロウィン装束に模様替え。
そんなわけでスーフェス57もハロウィンの仮装的な展示やパフォーマンスがさく裂してました。
インディーズソフビフリークならだれでも知ってるあのパチ怪獣もキグルミで出現。
ひきつづきスーパーカオスな会場風景を追っていきましょう。

しかし9月に5階がガス爆発したときはビックリしましたね、会場の科学技術館。
全ディーラー外売りの青空スーパーフェスティバルになったらそれはそれで楽しかったけど
当日はいつも通り。ちょっと爆発した百目ビルみたいな状態になってるのではないかと
やましい想像を脳内に浮かべていたタコですがそんなことはなかったです・
連休なので子どもさんが勉強の一環?でたくさん見えていました。小さいおともだちも
大きいおともだちもいっぱいの科学技術館。

 ハロウィンらしいブースというとREFRESHMENTさん。ブースにお菓子のキャラクターたちが
戯れたファンタジーワールドを展開しており見ごたえがありました。

 

POPSODAさんのブースで速攻で完売したASTRO ZOMBIES のスカルウィング。
凝った塗装でアンティークな象牙製の調度品のような雰囲気でした。
POPSODAさん東京お見えになったのはひさしぶり~。大阪のアメリカ村界隈はいつもと
かわらないで若者たちでにぎわっているそうです。タコも仕事の一個が大阪本社なので
また遊びに行きたいな~。

仮面ライダーも宇宙を目指す2011年、宇宙に未来への夢を抱く子どもたち!というわけで
科学技術館も爆発したくらいだから宇宙へと思いを推進させたのか、
今回は中央ホールで宇宙関係グッズを展示中デシタ。
写真のように宇宙食に興味を持っている子どもさんの姿も。コスモスのガチャポンで昔
あったやつじゃなく、モノホンの「宇宙食」です。
(トリビア・・・コスモス宇宙食の中身はカイワレダイコンの
種だったのだがあのケースは「バイキン軍団」の標本版の保存ビンと同じだったぞ)

そのうちの何人かはスーフェス会場に入ってきてすごいセカイを目に入れてしまうのだった!
ようこそ怪獣怪人ヒーローロボット妖怪クリーチャー特撮アニメひしめくのニューワールドへ。
さっそく「バジルの造形魂」さんのザボーガーブースで完全変形ザボーガーをガチャガチャ
やってるお子さんも。将来有望でありんす。

井口昇監督の完全新作リメイクザボーガー公開にさきがけて今回はスーフェスでもザボーガー
が話題沸騰してました。M1号西村コレクションのザボーガー関係グッズ展示。
これもまた見ごたえ満点でした。

∑団のスーパーアジト、Σ城を守る敵メカ、ガードKの頭部も。
しかしブルマァクの当時物ザボーガーソフビは
今の目で見てもシャープで敵味方問わず、よくできていますよね。
怪獣が厳しい頃に特撮が命脈をつないでいた中、ブルマァクさんも暗中模索だった部分も
あったのでしょうが、円谷怪獣ソフビで培ったノウハウが生かされた、隠れた名作ソフビ
シリーズだと思います。ザボーガーのミニソフビは手元に置いて見ているとなごみますよ。

そしてこちらはブルマァクさんが展示した新生ザボーガー。

ロボットつながりでこちらも。アートストームさんのタイニーロボコン。
FEWTURE MODELSのキットがまさかの再販です。バンダイSICなどイマジネイティブ
ヒーロートイのオリジンとも言える一品で、中古でも高値になっていたので組み立て派の
マニアには嬉しい一報になったのでは。

「人など好き~になったから、おまえ今日から~へび少女!♪」
・・・と知る人ぞ知る媒図かずおセンセ作詞作曲の「闇のアルバム」の歌詞を書いてみましたが
アートストームさんのへび少女。さきに発売したおろち同様、ゴス系の女の子がうまく部屋に
飾るととてもかっちいい(かっちいい、はまことちゃん言葉)感じのインテリアになっちゃいそうな
一品。媒図ヒロインでタコ的にほしいつったらあとはなんだろうな~。漂流教室のお姫様(餓死寸前
ヘッドと手首つき)とかwキノコを食べて未来人類に変身しかけたヘッドもついてる美川さんとか。

マーミットさんが朝売りした、がんばれ日本くじ。

大怪獣サロンこと中野貴雄監督&PICOPICOさんのブース。中野監督も今回ようやく3D
怪獣映画が完成近くになってのスーフェス降臨。3Dなんで作業も3倍、しかも3本立てなので
おそろしいボリュームの画像処理工程を現在もこなしている模様です。
今回は中野監督フィギュアまで出てました。「今度この中野監督フィギュアに似せたような
きぐるみの中野監督を作って入ろうかと思います」ですって。監督が映像やライターなどの
お仕事で大怪獣サロンに出られないときにサポートするということなのか?
でも、中野じゃない
中のひとが北海道のまんべくんの中のひとみたいな奴だったら、中野監督スーツに偽装して
常日頃ウイットに富んだ本物の中野監督では想像もつかない超極悪トークを披露したりなんか
して怪獣界が大パニックになるカモ…!!逆に中野監督ならそのにせ中野監督をうまく使い
こなすかもしれん・ちょっと見てみたい感じ。

水素獣エッチがスーフェス会場を襲撃!おっかけられた子どもたちはこの体験がトラウマに
なって新たなパチ怪獣ファンになるカモ?(って何年先の話だよ)
でも不思議だ。ヤツはPICOPICOさんや中野貴雄監督がいる時も暴れてるので
スーツアクターが大怪獣サロン関係者でもないしな~。
そういえばエッチを製品化したイラネナさんの姿が今日は見えないぞ!こんな一大事なのに
一体どこに!!



こわごわ近づく居合わせたお子さん。
けっこう軽く作られてるキグルミなのか、歩行は思ったより早く
のんきに笑っているとあっという間に追いつかれるぞ!
いざエッチがきぐるみになってみると怪獣というよりは妖怪みたいだぞ!

「ウワー」また誰かがスーフェス会場で襲われてるぞ!

襲ってるといっても巨大な顔で相手をぎゅうぎゅう押してるみたいな不思議な攻撃手段だ!
もしかして襲ってるんじゃなくてエッチの愛情表現なのか?

エッチのリアビュー。っていうとなんか言葉の語感があやしいですね。

この混沌の日本に住み、日夜ソフビ界をいっしょに盛り上げてくれる
貴重な外人ソフビ関係者たちまでをも情け容赦なく狙ってるぞ!ヤバいぞエッチ。

おや、スーツオフの状態で、なんだかPICOPICOさんがシリアスな職人さんの表情で
スーツの状態を各方向から丁寧にチェックしてるぞ。

そろそろ、答えはコレ!http://girls-p9.com/
河崎実監督の新作SF映画「地球防衛ガールズP9」にエッチが登場するのだ!
そしてイラネナさんがこのエッチを造形化したという。
映画は11月26日に公開される。

スーアクのイラネナさんがようやくきぐるみから顔を出してくれてお話いただいたところによると
今年春に開催した個展でエンゼルヘアのプロップに関心を持つ向きが多かったので、
映画の小道具的なリアルスケールの造形物の製作に再度興味を持って、過去にソフビ化した
エッチを自分で入れるスーツとして製作したのだという。

きぐるみの製作にはこのジャンルでは第一人者であるPICOPICOさんのアドバイスを受けて
イラネナさんがスーツ製作に本格参入することになった、という流れ。なのでさすがなデキ。

イラネナさん独自の作風も盛り込まれ、表情もすこしオリジナルのパチカードよりもつぶらで
愛らしい表情に。目はクリアの部品を採用して視界を確保している。塗装もちょっとクリーチャー
チックで、イラネナさんのテイストといわれるとなるほど!といえる風合い。

イラネナさんが下半身なしで入った状態。足元を見ると元カードにおいてエッチが交差している
ポーズをちゃんとしてくれてます。

このスーツはPICOPICOさんが製作に関わっているだけに搬送面
での効率化もよく考案されており、ベッコスくんのように反物のような感じでおりたたみ収納可能
なんですが、イラネナさんはスーフェス当日もスーツといっしょに電車に乗って帰宅したのだそう。
カードのエッチはちょっとおっかなかったけど、このイラネナスーツ版のエッチは何か猫のような
人なつっこい表情でとてもかわいいですね。もこもこしながら歩いてくると一瞬びびりますけど
次はこっちがおっかけたくなる、なんとも不思議なミリキを放っています・

これからイベント会場などで見かけたらかわいがってあげてね。なお、この劇場版カラーにちなんだエッチ限定版も販売を予定しているのだそうです。スーフェスの主催者、アートストームの関口さんもやってきて、楽しそうに記念撮影しておられました。しかしメーカーさん製作による
怪獣キグルミがベッコス、ツノゴン、ムーチョ、キノコ汁男、ビラビラン、ザリクイーン、エッチと
ちょっとしたイベントの潮流になってきてます。お客さんがソフビで持ってる怪獣たちに
おっかけられたり、こういうライブ感もイベントに来た人ならでは味わえる醍醐味ですよネ。

(記事作成中・・・仕事の営業部隊がアップアップしててヘルプに行ってるので更新が合間合間に
なってしまいスミマセン・その3に続きます)


スーパーフェスティバル57その1

2011年09月25日 | イベントルポ

 

Dear Skullbrainer:This Kanegon  is Charity Bank
is in Tsuburaya Enterprise Boose.
For Raise a Subscriptions.

Urtra-Q Colorised the early days of Technicolor
(For Renewal New dvd Contents)
This Kanegon is perhaps  Plomotion tool, Not For Sale. 

11時って、、、(開場10時半)おせえよ!!(泣笑)

行ってまいりましたスーパーフェスティバル57。といっても朝売りは寝坊して行けなんだ。

でもきっちり寝てスーパーヒーロータイムを見てからかけ込んでもじゅうぶん
気になってるアイテム、話に聞いていたアイテムなどは
ほぼ入手できました。うわさの新メーカー、薔薇プロのヒカルドンや腐映商会の細男なども
目前にすることができました。海外メーカーもキュートでブキミな新キャラを続々ひきつれて
参加してきたぞ!さらに会場に行かないとわからなかった新メーカー、謎ソフビも乱入!
意表をついて怪獣たちがたくさん登場する回の特撮ヒーローモノの混戦バトルを見てるような
独特のテンションがスーフェス会場にはありますネ!

メディコムトイの赤司社長も遊びに来られてて楽しそうにお買い物しておられ、タコも少しの
時間だけどお話させていただきました。また会場内を電人ザボーガーのキャスト・スタッフ陣が
歩いて作品のPRをしていたり、パチの名怪獣水素獣エッチのキグルミが暴れていたりとアウト
オブコントロールな状態で終日お祭り感満点でしたYO!しかしこう見どころを列記してみると
なんともカオスな会場ですな。

まあ現在の、会場にある程度の時間に着いてればだいたいお目当てのモノが手に入る
マッタリ感はスローソフビ派にとってはありがたい状況なんじゃないカナ?
ちょっとここんところタコもトイイベントルポは行っていながらブログアップはお休みしてたけど
ネットの写真でザッピングしているにとどまらないで、イベントにはやはり自分で足を運んで
メーカーさんのブースで実際に製品を手にとってみてほしい~みたいな気持ちもちょっとあった
のだった。
今回のスーフェスはかなりお客さんの出足もよかったみたい。ワンフェス以外のトイイベント
自体が今は少ないせいもあるかな。そう、スーフェスは中でも怪獣・怪人やクリーチャートイ、
ソフビにやさしいイベントだからぜひとも皆でもりあげてあげたいっす。
何より会場を廻っていろんなトイファンの知人と話したりしながら買い物する、
トイイベント独特のワクワク感はいつもたまらないものがありますよネ!

ちょっとイベントもご無沙汰してるな、と出不精になってる人も今回のアイテムでスーフェスもまた
おもしろいものが出てきたな、と思ったら、次はまた足を運んでみてチョーダイ。楽しいよ・

ゴリラではない、モンキーマンだ!恐怖の都市伝説UMAシリーズ(?)。第一話と書いてある
ので次々とUMAがソフビ化するのか?一番星さんのブースで撮影。

 今回残念ながら間に合わなかったのだけど、ヤモマークさんの新作チュランタラも作例紹介。
黒以外に赤ボディも試作され、今回の展示で反響をうかがっている、のだとか。会場でも注目
されてました。

沖縄出身の普段は居酒屋の経営にいそしむ子だくさんのクモ怪人。ロクデナシたちをつかまえて料理にする。展示品のうち黒のアイテムは黒眼も塗装されてレトロ怪人ソフビらしさもかもしだされ、またより精悍な表情になっております。体にまきついている物体が気になりますがヤモさんに
お聞きしたところによるとたくさんの子グモの入った卵のうみたいなものと解釈している、との話。
肩のパーツはブースに遊びに来られた中野貴雄の解釈では薄焼き肉みたいなものではないか
と。居酒屋メニュー的なモチーフなんでしょうか。



台風一過の皇居のお堀。美しいサギが緑色の水の中にたたずんでおりました。
スーフェス帰りの子どもがママに連れられながら、ここが連続殺人のあった呪いの湖か!
とか言ってました。きみ、なかなか妄想力ある子!

 

いきなりスーフェスデビューしたマーミットの総帥・赤松和光氏のカーズワークス新作・
その名もサタン!今回は黒成型色のキットが登場。スーフェスならではのバロックで
デモーニッシュなオリジナルキャラクター。9月受注のバァルゼブブのキット注文したので
タコバァルゼブブもそのうちブログにアップするかも~。期待しないで待っててちょう。

こちらもマーミットさんの新作、怪獣天国・スペクトルマンの最後の敵デザイトマン!
強力なパンチ力を持つボクサーの能力を取り込んだ、ノーマンや犬怪獣ボビーと並ぶ
宇宙猿人ゴリのおたわむれ改造による犠牲者怪獣。

ダイナミックコグマさんのブースを覗いたら、こんなヒトがあのトーマスガンを乱射してました。
満面の笑顔がこわい~。

ウルトラQ関係でテンションあがる円谷版権ソフビブース。こちらはM1号さん。
尾可動ゴメスの新色にス-ツアクター中島春雄氏のサイン!ゴメスとリトラの劇中に登場
した図画をとりこんだてぬぐいもリリース。

Tシャツメーカーさん、STASCMも初参加。絵柄がスカムビザール系でタコ的にとても
目を引くブース。
小柄の女の子が部屋着にしたら隠微キュートでよさげ。都内で販売網を広げられたらなあとか
おっしゃっていましたが、それこそサブカル帝国・中野ブロードウェイとかで軒先に下がって
いるのに似つかわしそう。ブランド名はハリウッドで実写映画化もされた某変形スーパー
ロボットアニメのキャラクターの名前を、商品に長くて入りきれないから?縮めてみたのだそう。
ある意味パチ系グッズなのですネ。

STASCMさんのHP http://ameblo.jp/starscreamo/

日本在住の海外メーカー、RAMPAGE TOYSさんが製作したオリジナルソフビ、
アグリーユニコーン。
BEM系ファンシーな風貌だけどちょっと昭和の公害怪獣っぽくもある。
怪獣が好きで好きでたまらないのでとうとうソフビ作りを始めてしまったのだとか。
近いうちにミニソフビなども手掛けたい、との話。

RAMPAGE TOYSさんのブログ http://rampage-toys.blogspot.com/

アトム・ザ・アマレスラーさんのREAL×HEADさんとのコラボキャラクター。
あまりのインパクトにたちまちのうちに完売し、買ったヒトたちが会場でいろんな知人に見せて
なんじゃこりゃあとかあちこちで言われて盛り上がっておりました。
アトムさんは昭和漫画のスカム&肉弾エクストリーム系の立体分野における正当後継者
ではないかとタコはつねづね踏まえつつ、プロダクツの動向を見守っております。

こちらも新作を一度に3点披露した新メーカー、ウツギヨさん。
写真上2枚の2匹はそれぞれ風水等でもよく存在を取りざたされる、
4聖獣のうち、朱雀と玄武を意識したオリジナル怪人ソフビ。
このほかに虎、龍をイメージした2キャラクターもソフビ化を目指して作業中とか。
普段は山にこもってソフビ製作の粘土力アップを目指して特訓?修行をされているという
アウトドア派の原型師さん。

双頭の奴は4聖獣のとは別のシリーズとして展開しているキャラクターなのだそう。
どれを見ても従来のインディーズソフビにちょっとない独自のテイストですね。
タコはとても気に入って、玄武と朱雀を買ってきました。朱雀をイメージした怪神ギーヨは
何かガッチャマンのようなビニールのマントを着けている。
そして玄武をイメージした怪神ゲブーは背中に細かいモールドの入った亀の甲羅を背負って
いるのがチャームポイントです。

ウツギヨHP http://utsugiyo.exblog.jp/

こちらも新メーカーさん、腐影商会さんの細男。都市伝説の闇にうごめくダークなキャラクター
を立体化ソフビ製品にしていくメーカーである模様。シュール系で過去にないソフビジャンル
ですね。犯罪や秘匿品をイメージさせるような、あやしい麻袋に入って販売してました。
腐影商会さんのHP http://ameblo.jp/fueishokai/

 

 アトリエG-1さんの発売以来人気のくず鉄破壊大怪獣・ガラクタギガス。今回も新色登場
です。

(2に続きます・・・文章作成中)


コミケ☆まどかⅢ魔法少女大戦

2011年09月22日 | コミック・アニメーション

そうだ、今日は楽しい、キャンプだー!!

。。。 と、冒頭からまどかのおとうさんのセリフなんですが、
やっと台風が首都圏を通過したよー。15号。凄かったな。でも今度は地震がきたりと
あいかわらず天変地異連続みたいな1年ですね今年は。関東直撃(一応通過)って
聞くところによると平成16年以来だそうじゃないですか。
さっきまで仕事しながら時々、電車の復旧情報を確認して地域コミュニティサイトに
流したりしていました、外から帰るにしてもどこの路線が動いてるか携帯やI-PHONEで
観ても情報がすぐ流れるか、全然わからないですものね。

ネットとテレビと観ていたら路線の復旧情報はさすがにネットの今乗れた!帰れるなんて
喜びの声とともにリアルタイムで入ってくる情報のほうがテレビニュースよりも格段に
早かったです。

交通手段の途絶もですけど、いつもなら得られるはずの情報がまったくなくなるというのは
深刻な話です。

ネットをぐぐればなんでも情報が出てくると思うのは間違いで、誰かが情報発信してないと
ほんとうの有益な情報は得られない。草の根のネットワークがもたらす生の情報のほうが早いし
正確だったり役に立ったりするけど、そういうのは功利的な背景のあるサービスでは得られない。
だいたいボランティア的な意味合いの情報発信こそが下支えしているんですよね。

自分も3月11日にゆりかもめ車内で被災して50kmの帰宅難民になっただけに
家に帰りたくても手段が途絶して携帯電話等もつながらず、情報もなく帰れないで
とぼとぼ歩くココロ細さは身にしみて知っているつもりDEATH。

今夜は深夜までにならず各路線ともそれなりに復旧したし冬ではないので
大丈夫っぽいけど、それでも遠方からの通勤で帰宅難民になってるヒトが出ないといいなあ。

まどか「あなたたちはもう、誰も呪わない!祟らない!!」

すべてのこのセカイに存在した魔法少女の宿命である呪いの円環の法則ーー誰かの幸せを
願ったぶん誰かを呪わずには居られないーーを自分の存在を消し去ってまで、ひきかえに
すべての魔法少女たちの過去と未来を、呪われたものでない物へと変換し救済したまどか。

そんなまどかがコミケ会場で他魔法少女キャラを撮影してる風景がここに。

そっか、もしかしたらまどかは子どもの時にテレビで観た魔法少女の活躍に憧れて、
自分のコスをデザインしたのかもしれないな!
そんなイメージをふくらましつつ、コミケ80会場で見つけた歴代魔法少女たちの写真も
いっしょに紹介。
まどかが憧れていたのは魔法陣グルグルなのか?
何かターンエーガンダムの過去と未来が交錯する1シーンみたいな話ですが。

 

魔法陣グルグル。かわいいですね。自分はこの手に持ってるマスコットのソフビ人形を
持ってます。このレイヤーさんたちはリアル視聴世代なのカナ?
やはり自分が子どものときに見たキャラをコスプレで演じるというのはすごくワクワクして、
楽しいんでしょうネ。

これはバッチリな感じの「かんなぎ」のナギの人。厳密に言うとナギの劇中設定は魔法少女
ではなくて地域を守る神様なんですけどね。主人公の家に住むようになって毎日魔法少女
のアニメを見ているうちにハマり、女玩の魔法のステッキを手に入れて魔法少女気分で
悪い波動を出す地域の魔物と戦うという設定。カラオケやったりメイド喫茶でバイトしたり
後半はあまり戦ってなかったけど(苦笑)。

すごく仕事が忙しそうなときに本放送で「かんなぎ」を観ていると
ナギがゴロゴロして昼間からねそべってお菓子をほうばりながらテレビを観て
キャハハハハとか笑ってて、うらやましかったなあ(なんじゃそりゃ)

ナギの天衣無縫、天真爛漫な感じが表情やポージング等でものすごく良く出せている
レイヤーさんで大人気でした。
原作の「かんなぎ」はココロないアンチファン活動によりキャラの誹謗中傷がひどくて演じる
レイヤーさんも少なくなり、一時期はライバルキャラのざんげちゃんしかコミケやワンフェスでも
見かけなかった経緯がありました。幼稚な人間のひきおこした風評被害ってやつでしょうか。
このレイヤーさんのキマッってるコスプレを今回のコミケで観た時、ナギもようやっと
時間が経って復活したなあという感じがしました。

アニメ自体も作画や美術など作りこんだ丁寧な作りの日常コメディなのですごくタコフェバリ
ットでありんす。ナギの神社が消滅して次第に人間界で行き場所がなくなってションボリして
いる後半のナギがかわいそうでした。アニメ自体はキャラクターもよく動くし、いわゆる萌え系
ですがアニメ作品としては水準高いですよ。
当時の監督、ヤマカンさんが所属のアニメ会社を抜けてしまったので続編製作の機会があっても
もう監督はしないのかもしれない可能性が高いのですが、いまも確か未完なので
いつか続きをアニメで観たい作品です。

マジカルエミ。きくちみちたか作画が忘れられないスタジオピエロの魔女っ子アニメ。
名作「枯葉のシャワー」がゲリラの送電ケーブル切断による都内の電気テロにより
(昭和の末期でしたがこの頃は日本にもテロ組織が居たんですね!アニメの話でいろいろ当時
の社会背景なんかにも思いをはせてしまうタコ)

大停電でオンエアできず、テレビ局に嘆願の当初がいっぱいいって、世の中が大変な状況
なのにアニメを見せろだなんてけしからんみたいな討論が大新聞でも行われた作品、って
作品自体はそんな外郭的な話を吹き飛ばすほどの良作ですけどね。
まどか☆マギカも途中、震災でお話が中断されたのですけど、アニメがカリスマ化する背景には
こういう突然の中断という予期せぬ出来事が作品の強度を高めるバイアスになるのかもしれない
ですね。特にアニメのような普通のビジュアルコンテンツよりも消費者の思い入れが濃密なジャン
ルに関してはなおのことなんでしょう。
しかしこれはポージングからメイクから隙がないなあ。感動しました。
あげたゆきおさんとかクルシマ製作所さん製のよくできた当時リリースされたガレキのエミを
思い出しました。

魔法の義賊、怪盗セイントテール。たぶん当時観てたんだろうなあ。
この番組とかウェディングピーチとかは当時自分もあまり観てなかったんですよね。
裏番組に何かやってたのかも。詳しいヒトおられますか?

ナースウィッチ小麦ちゃんまじかるて。
魔法のステッキを前日までつくってたけど間に合わなかったそうです。
小麦ちゃんのうさみみはもっとふにゃっとしてますよね、とかルーズな角度に直してくれたり、
気合い入ってました。

ぽよよんろっくさんのキャラデザが絵の通りの描線でうごいてるのをアニメで見た時は
感動しました。本作はスーパーアキバ系アーチストの桃井はるこさんを明確に世に出した
作品でもあります。OVA1作目はアキバへのサイバーテロで実体化した有名アスキーアート
キャラの◎ナーの群体と戦い、2作目はコミケ会場でビッグサイトの変形する巨大ロボ、ビッグ
サイトロンと戦うのですが、あー!この場所ならビッグサイトをバックに撮っておけばもっと
良かったのに!!おれのバカ!!と帰ってきて撮らせてもらった写真をながめながら思い
ました。
ライバルの国分寺こよりもいっしょです。劇中ではアイドル王座をかけ常に足をひっぱりあって
いて変身後はこんなに仲はよくなかったですけどね(笑)

てなわけで「あ~ら」「なによっ」みたいな、対決風の写真もリクエストで撮らせてもらいました。
しかしキャラセレクトが渋いね、この人たち。日本のファンムーブメントもまだまだ
大丈夫やわ。

きょうはだーれだ?
一人足らないのだけど、CLUMP原作の魔法少女レイアースのお二人。途中で巨大ロボット
が出てきて大張のアニキがゴリゴリバリバリな作画で動かしたりしたのもファンの度肝を抜いた
作品です。しかしこの衣装は当時、コスパのような衣装メーカーが作っていたのカナ?

 

 

今回のコミケは歴代の魔法少女コスプレを多く見かけた気がします。
まどかのヒットで皆、魔法少女という題材に目を向けて、自分が過去に見た
大好きだったアニメの魔法少女のことを思い出して今度はそのキャラクターに自分が
変身してみる、みたいな流れもあるのでしょうか。
魔法少女という人々のココロに奇跡をもたらす存在はこうやって次の世代にアイコンとして
語り継がれていくのかもしれませんね。コミケも80回という節目の年を迎えて、新旧キャラク
ターがイベント中はコミケ会場に復活しつつ、交流を果たしつつ未来に向けて祝福の魔法を
かけてくれたのかもしれません。

今年もいろいろなことがあり、早、もうすぐ10月になろうとしていますが、
自分もさまざまな作品の一ファンとして、みんなで好きなことをやって楽しくすごしたり
自分のやりたいことをじっくり煮詰めていくことのできる精神的余裕もある、
そんな、今まではごく当たり前にあった平和な時がこれからも続くことを
今は祈らずにはいられません。

☆クレイジー&サベージラブな愛と青春ムービー特集

映画は愛を語るいれものです。
グロじゃないです、どれもメロウで無軌道な愛や青春を語ってます、本当

そもそも愛なんてなあ!多少の流血なしには得られねえもんなんだよう、そうだろう?
と学生時代にバンカラな先輩が四畳半で一升酒をグビグビ飲みながら言っておりました。

つ【John&Cameron Love scene (TSCC Season2 premire)】
http://www.youtube.com/watch?v=RkrLgCRynGM

つ【Shitlist/L7(Natural bone killers)】
http://www.youtube.com/watch?v=sCiAYmhJJ70

つ【Slaughter House/ Powermad (Wild at Heart disco scene)】
http://www.youtube.com/watch?v=JEz-cwJxtu8&feature=fvst

つ【Slaughter House/ Powermad】
http://www.youtube.com/watch?v=XnM8lzZdE00

つ【Elephant School Shooting】
http://www.youtube.com/watch?v=AIyrd6G2790&feature=related

つ【Screaming For a Love Bite/Accept】
http://www.youtube.com/watch?v=0-vm1s5644o


コミケ☆まどか魔女ト異端審問

2011年09月20日 | コミック・アニメーション

  

人類の怒りが爆発した!貴重な美少女を魔法少女にして呪いの連鎖に取り込んだ罪は重い!
白昼のQB公開処刑! 「また他者への一方的な憎悪からくる暴挙かい、ヤレヤレ。
君たち人類は僕たちが人類からエネルギー回収を始めた悠久の世から進歩がないねえ」

 

 

いきなり3日目に中央広場で公開処刑されちゃったQB! 
「ソドムの市」「カリギュラ」とかイタリアンモンド悪趣味映画の1シーンみたいで
タコペッティ的にはたまらないビザールな風景ではある。

「困るなあ~ こんなことをしてもぜんぜん意味ないんだけどね」とかサラリと言って
その場は処刑されるんだろうな、QBは。

この擬人化は顔の面取りがナイスな感じのオリジナルQB。
電王のモモタロス的と言うか。

まどかを特撮実写にするとQBもぬいぐるみモードと
ヒューマノイドモードが登場、てなことになりそう。
コミケは同人誌、コスプレなど表現手法は問わず、ファンの妄想が生み出した
「ありそうなオリジナル」を皆がもちよって披露する場でいつ足を運んでも興味深いDEATH。

このお菓子の魔女(変形後)もすごい巨大なコスプレ。お菓子の魔女は何人かいたけど
一番巨大だったヒト。まさか2人で入ってたのか?アレだ、超神ビビューンのシンド
みたいですね。(東映脳)。実写化したらこんな感じになるだろう。

で、お菓子の魔女の人とマミのレイヤーさんにファンリクエストで
またまたこんな公開処刑、もとい劇中再現も見れました。
まどか最大のトラウマシーンマミられ実写化!

マミ「け、契約が!ばかなっ 私は絶対生きのびて!あ~ あぁアー」バリバリボリボリッ!!
。。。ってそれ番組違うダロ(苦笑)。

でも作品のプロットとか、細かい枝葉のディティールとか、本当に某ライダーに似てました
よね、まどかって。脚本家の方も何かのインタビューで暗に認めては居るんだけどね。
まどか実写版とか作ったら巡り巡って井上脚本になったらおもしろおかしいんだけど。
続編あるなら、次はやはり魔女と契約できる魔法少女とか出るかもなあ。
まどかは一応きちんと完結しているのですが、作品設定自体はミリキがあるので
やたら蛇足は付け加えなくてもいいのだけど、
ドットハックシリーズのように、別の魔法少女パーティーによるスピンオフの
アニメ化とかは時々してほしいと思いますね。

ナイスアレンジの擬人化お菓子の魔女。役者さんが演じるとこんな感じ?
自作みたいですね。眼福とばかりに写真を撮りまくっているヒトでいっぱいでした。
リアビューの顔は本編のキャラクターの配置と同じになっておりとてもキュート。

ここからは魔法少女杏子が中心です。ほんとに杏子を演じるレイヤーさんが多かったです。
マミのレイヤーさんも多いのだけど、杏子が多いのに驚きました。
ソードを持つポーズがさまになるので、格闘ゲーム系のキャラのレイヤーさんも気に入って
演じたりなんてもあるのカナ?ブンブンしたり棒術っぽい演技がしっかりしてる人が多かったので。

グッズで杏子だけ載ってないようなアイテムも多いとか扱いのせいでしょうか。
お話に貢献した杏子をもっと盛り上げようみたいな空気もあったのカナ?杏子は
強がってみたり露悪的なことをつい口走ってみたりする、すっかり
悟りや大人の世間知を身にしみてつかんでしまってる一方で、
本人も劇中で言ってましたがどこかで人を信じたい、と
ホロリと自分のココロの内を吐露しヒトのココロを包むような性格なのが
同性の人たちの支持を強く得られたように思います。

 

やはり杏子は魔法少女のやがて迎える宿命を知った時、そして最後の戦いに赴くあの
9話の一連のセリフがまどかへのココロに突き刺さり、言葉は拙いところがあるのだけど
魂の叫びというか、最終的にまどかの決意を杏子が促したのでしょうね。

「わかんないからやるんだよ。
あの魔女を真っ二つにしてやったらさ、中からグリーフシードの代わりに
さやかのソウルジェムがポロッと出てきたり、最後に愛と勇気が勝つって
そういうものじゃなかったっけ 魔法少女の物語ってのは。
すっかり忘れてたけど私だってそういうのにあこがれて魔法少女になったんだよね 

さやかにそのことを言われて思い出したんだ」

 「(まどかに)なんであんたが魔法少女になるんだよ、なめんなよ
この仕事はね、誰にだって勤まるものじゃない 毎日ウマいもん食ってシアワセ家族に囲まれて
そんな何不自由ないくらしをしてるヤツがさ、ただのきまぐれで魔法少女になろうとするんなら、
わたしがイの一番にぶっつぶしてやるさ。命を危険にさらすってのはな、そうするほかに
しかたないヤツがやることさ。そうじゃないヤツがやるのはただのお遊びだ、おふざけだ。

あんただっていつかは否が応でも戦わなきゃならない時がくるかもしれない。
その時になったら考えればいいんだよ」

すっかり悟りまくりでとても中学生のセリフには聞こえないですね。でもりりしかったな。
QBが提唱し実行していた、例の「人類から感情のエネルギーを回収する」システムの
存在が劇中でほのめかされた時点で、「まどか」という物語はファンタジーからSFへと
いきなり片足突っ込んでしまうんですが、そのSF的な設定がもつ冷酷な合理性に対し、
魔法少女という不条理な存在が拮抗し(結局この回に奇跡は起きないが杏子の願いは
まどかへと受け継がれる)再び魔法少女モノとして
「まどか」の物語が復権する過程を見せる。
9話の時点で「まどか」の物語に救済の無さしか見えなかった視聴者に「希望は絶望に勝る」
「どこまでも奇跡を信じたい」と言霊による魔法をかけたのは杏子。
結局さやかを救済するという結果は出せなかったものの、すでに杏子は
自分のなろうと思い描いていた魔法少女にもなれたということなんでしょうね。

杏子の長セリフはこの物語全体の真意を気づかせるうえでも巧みに強度をもって
配置されているなと思いました。

記念撮影風景も撮らせてもらったほむほむとマミ。
背格好的には本編に近いというとこのくらいカナ?

ほむほむ「命拾いしたわね、あなた 魔法少女になるって そういうことよ」

さやか「返してよ!返せよ!それはマミさんのものだ 返せっていってるだろ!!マミさんに」

ほむほむ「そう、これは魔法少女のためのもの。あなたたちには触る資格なんてない」

10話、最初に魔法少女になった辺りの時間軸?風のとってもはつらつとしたほむほむ制服ver.。
「鹿目さん、これからいっしょに戦いましょうねっ!」みたいなイメージ。
マルベル堂のアイドルブロマイドみたいで萌えですネ。

さらに10話冒頭、魔法少女になる前の時間軸の
学校もやすみがちで超内気、みんなとなじめないほむほむも演ってもらいました。
いやあこらええわ。スバラシイGJ!
友人に見せたら「まどか見てないけど、ほむほむって実写セーラームーンの亜美ちゃん
みたいな子なんだな」と言ってました。
ナルホド・

ちょうど夕刻だったんでOPぽいタソガレ感が出せたような気がしました、の魔法少女まどか。
彼女がいちばんやりたかったのはこのうつむきポーズだったようで、非常に気持ちがはいって
おられました。ふわーんとした雰囲気のヒトでまどかのイメージが良く出せていたと思います。
カメラを持ってる状態のまどかですが、そんなシーンは劇中にないですが、
広場を提げて歩いてるのを見かけてそれがとてもさまになっていたので
リクエストでお願いしました。FIGMAのポスターのようなファイティングポーズもリクエストです。

キャリーバッグを提げているとフカキョンの映画、下妻物語の1シーンみたいにも見えますが、
ちょうどビッグサイトのホールがバックに見えてるのでまどか国際展示場に行くみたいな
写真になりました。

とても羽根ボーシとカール髪が似合ってるマミさん。髪を下ろすとクラシックな日本映画の
ヒロインみたいになりますね。

変身前と変身後の双方をW杏子で。

杏子withソウルジェム。

杏子WITH好物の一つ、リンゴ。
ポッキーやうまい棒もどきのスナックなど食べ物を食べてるシーンを演じる
レイヤーさんが多かったですね。

 上のリンゴの杏子と会場でのちのち合流した2話の魔女。
この魔女もお菓子の方同様にけっこう大きいのですが、この状態で劇中同様に
ブルブルゴニョゴニョしながら動きます。
でも中のヒトは女の子ひとりで演じてたので、この立っている状態を維持するのになんぎ
してました。キグルミとして3D化されてみるとビオランテの花獣風味DEATH.
杏子に召喚されたみたいにも見えますね。

写真では見えないのですが、背中の蝶の羽根もよく作り込んでありました。

(その3に続くです!台風が近づいてるみたいですね、ヤダな~)

 

☆ジーザスクライスト!恐怖の人間☆爆弾特集(TLT)
ある日、きみの隣人や友人たちも人間爆弾に!いや、君自身も?!
戦いのむなしさにほほを濡らせ!!

つ【ザンボット3・星が輝く時】
http://www.youtube.com/watch?v=2RyoXyBBj1c
しかし富野御大は昔からテレビの前の子ども相手にも情容赦なかったな。
いや、もちろん褒め言葉です。

つ【ハートロッカー・人間爆弾シーン】
http://www.youtube.com/watch?v=AT3D2PJ0igc&feature=related
去年のアカデミー賞を総取りした作品だが、泣きどころのあるモンド残酷映画としてもミリキ満点。
「ハートブルー」「ストレンジデイズ」も良かったけど、ビグロー監督のソリッドでライブ感のある映像はいつも好み。あまり予算がなかったらしいが手持ちカメラ主体でドキュメントチックな映画のつくりにプラスになったんじゃない?
本作とか「ハンバーガーヒル」とか殺伐系のうるおいのない戦争映画を最近仕事中の環境ビデオ
にしてるタコ。
イカレとる。

つ【超獣戦隊ライブマン ブッチー涙の大暴走】
気が付いたら自分がロボでした、記憶も他人の模造でした。
用済みですか、ありがとうございました。終盤のビアス幹部粛清地獄は壮絶。
「涙で目ん玉リボルバーが利かないんだわ!」ブルードルフィン萌え。
ゴーカイジャーにライブマン登場記念で貼ってみたりする。

http://www.youtube.com/watch?v=s7HA55fBVV0

http://www.youtube.com/watch?v=qu9ujMAveek&NR=1

つ【Why Do You Bother/Faith No More】

リドリー・スコット監督の「BLACK HAWK DAWN」で暴動地域の
パトロールに基地から武装ヘリが発進する場面でこのバンドの初期の曲がかかってた。
当たり前の話だがずいぶん時間が経ったものだな。

http://www.youtube.com/watch?v=m5n9nwTPqhk&feature=related


コミケ☆まどかその1

2011年09月18日 | コミック・アニメーション













てなわけでコミケ80のまどか☆マギカ関係のレイヤーさん写真をご紹介~。
この、その1だけで1日目の半分(コミケは全3日の日程)と書いたら、

どれだけまどか関係のレイヤーさんが多かったか分母の
多さに感動というか震撼さえ覚えるのではないでしょうか。とにかく熱いですヨ。

あいかわらず心霊スポットみたいな風景も混ざっておりますがタコの「魔女の棲家」イメージPhotoでありんす。















会場に現れたらどよめきを呼んだ『お菓子の魔女』にマミられたマミ!
ほかのカメコさんの写真をネットで観た様子では
これでホール内の歩きまわっていたみたいですね。受けただろうな。
取り外して単独でも展示可能というスグレモノ。お裁縫が得意なレイヤーさんで
お菓子の魔女は自作だったようです。よく出来ていましたよ。






とてもはつらつとした杏子。まどかが皆に魔法少女になって
何が欲しいかが決まった時に参加していたお茶会の時の杏子はこんな表情だろうか。
あぐらをかいてもらいました。





お菓子の魔女の使い魔のヒト。バロム1のアントマンみたいですネ。
東映の企画で実写セーラームーン風リメイクしたら使い魔たちもきっとこんなスーツに
新訳されてキグルミの魔女に率いられ、
「イー!!」とか「ヒヒイ~」とか奇声を発しながら
まどかたちと戦うのかもしれんなあ。「ウイッチ!ウイッチ!」「サバト!サバト!」
なんてシャウトもいいかもな~。1枚だけちょっと足をくずして
リラックスしてもらいました。






増殖と分離を繰り返しあちこちでグループを作っては撮影してるので
撮影面で全部を網羅できたヒト、フルコンプできたヒトははたして居るのだろうか。
それぞれを違う時間軸の魔法少女パーティーとして見るみたいな楽しさがありますね。
レイヤーさんサイドも夏コミに向けてまどかのレイヤーを絶対演る!
みたいな気合いもきっと入っていたことでしょう。








とてもクールな杏子。ソードをガッチリと振りこなしておりました。













まどか抜きの魔法少女パーティー。
マミさんには今日という今日はソッコーで片づけるわよ!の3話で見せた変身ポーズと
2話の魔女に襲われた女の人を受け止めた場面での座って変身ポーズをお願いしました。




シングルのまどか。まどかのコスはもともとまどかが想像して
マミさんに提出する用にノートに描いた魔法少女の
デザインが劇中に出てきています。最終回でノートを返してもらってましたね、
ピンクの髪とかフリルの多い衣装とか、
いかにも女の子が考えた魔法少女らしい衣装です。

演劇的というかコスプレっぽいほうがかえって劇中で意味を増すわけです。
そしてそこが終盤の辛い変身の
物悲しさにつながって観客の涙を誘うのDEATH。

魔法少女同士がいさかいを繰り広げたり、
魔女と魔法少女の世にもおぞましい関係が徐々に明らかにされていき、
魔女との戦いの混乱の中で無二の親友やあこがれの人を失い、
まどかが魔法少女としてこのコスチュームに託したささやかな夢が
無残にも裏切られていく。

本来まどかの魔法少女への夢がこもっていたこの衣装が夢の残骸のようでもあり、
せつないです。まどかにとっては殉教者のような思いを胸にしての変身が多く、
あまりハッピーな気持ちの中で魔法少女で居る時も少なかったように思えます。
それでもまどかは微笑んでいたのですが。よくストーリー上の効果を考えてデザインしてあるなと。
こうやってレイヤーさんが実際に着て見せてくれるたびになおさら思うのです。

といっても、すべてのセカイの絶望を希望に変えたのでしょうから、
まどかも魔法少女になれて最終的には喜びを得られたのではないでしょうか。
劇中、終盤でまどかはセカイの呪いを解き人々が平穏を得る代償に自分のそれまでの存在を
セカイから完全に消し去ってしまい、彼女がこのセカイに居たことを覚えているヒトは
「大切なおともだち」と称するほむほむ以外、居なくなってしまったのですが

この物語を見ていたヒトたちのココロにまどかという魔法少女が居たことは
記憶としていつまでも刻みつけられ、まどかが新しい魔法少女の神話となり

新たな魔法少女の物語を紡ぎ出すことでしょう。
まどか☆マギカという作品はそんな「忘れることのない神話の生成が継承されてゆく過程」を
はかなくも酷薄に描いた寓話なのです。





自作というドールさやか。こんな立体物の展示もあって楽しかったです。



擬人化QB。立派な魔法少女みたいですね。
女の子より男の子に営業力発揮しそうです。






ほむほむ、まどか、マミのパーティー。
ほむほむのヒトの銃の構え方がちょっと円谷ヒロインみたいに
フォーマルな感じで萌えです。









とにかく猛暑の中のコミケなので、心頭滅却しても火もまた涼し、とはいえず
QBはよく木陰で休んでおりました。「代わりはいくらでもいるんだけど
もったいないじゃないか」ってな感じにはいかず一休みしているときは大丈夫か!とか皆に声をかけられたりしてました。
時々中のヒトがいなくなって展示用のオブジェになってたり
してたけど、ほんとに乙でした。まさかきぐるみで3日間演じたヒトはさすがにいませんよね?!






4月以降、アキバでまどか関係の商品もいろいろ出てきて、電気街でも
QBを使ったポップがつぎつぎと描かれていた頃の写真も
いろいろ貼ってみます。
今年のアニメ界は良作が多かったのですが、牽引力としてまどかの存在は
大きかったんじゃないカナ。じつはここだけの話、311に
必死でタコも帰宅難民になりながら家に帰ってきたのですが、
(3月12日のブログ参照)まどかはオンエアするのだろうか?と思っての
こともあったのです。
もちろん家族も心配だったのだけど、このまま9話以降は
テレビでオンエアできるのだろうか?という気持ちでいっぱいだったのは確かです。
しかしまさか4月以降に時間を
とって残り3話放映するとは思わなんだ。

昭和の頃から何か事件があってアニメのオンエアが飛ばされる。
なぜかそういう回はターニングポイントの回だったり
作画がすごい回だったりすることも実際少なくありません。
正規の放送でその飛ばされた回を見たい、見たいと
マニアが騒ぐのはいつの時代も変わらない話だけど
深夜とはいっても、残り話数をきちんと枠をとって放映したというのは
画期的でしたね。
まどかという作品の持つ同時代の空気をつかんだ、ヒトのココロをつかむ
底堅い福音力が呼応しファンの声が高く実現したことなのかもしれませんね。




ビッグサイトで販売している「うめ物語」。まどかの生みの親の一人、
蒼樹うめ先生がパッケージイラストを担当した製品。
ちょっとタイムリーアイテムになったわけですがコミケ当日も売り切れたのカナ?







まどか関係製品の下に放射能測定器ガイガーカウンターの広告。これが2011年のTOKYOの
リアルなのです。ガイガーカウンターはリアルワールドの人々の体に刻々と満ちゆきつつ
ある穢れを読み取るこの時間軸でのソウルジェムなのだろうか?
そして、このセカイに魔法少女はいないのだろうか?













(コミケルポ中断ごめんなさいね。

あっ、この記事を書いてる間にブログのシステムが変わって

貼った写真に呼応して記事が書けるようになってる!記事製作中にシステムが進化していってる

のを目の当たりにするなんてちょっと感動。これは確認作業が省略できて

やりやすいな。ブログシステムの中のヒトありがとう!

そんなわけでコミケ☆まどかその2につづく)

 

つ【サーカスっぽい作画集】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12718291

よく見てるやつ。

プリキュアシリーズの作画。東映動画はナニゲにこんなの見せてくれるからあなどれない。

つ【レイズナー V=MAX VOL2】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3316925

これもよく見てるやつ。

吉田徹とアニメアールリスペクト。


ワンフェス2011夏まどか☆マギカ

2011年09月17日 | コミック・アニメーション




杏子「あと何日かしたらこの街にワルプルギスの夜が来る 
超弩級の大物魔女だ
私もアイツも一人じゃ倒せない 

さて、あらためて聞くけど・・・ほんとに覚悟はいいんだな」




最近ほんと中断が多くてすまん。気軽にちょこちょこ見聞記みたいなのを
更新したいんですけどね。こないだギフトショーにも行ったけどこれは仕事でだったので~。
まあデスクワークばかりも味気ないので隙を見てはブラブラはやってます。
ほんとフットワークが重いのは自分のガラじゃねえ。また好きにサクサクやっかな。

つわけでまどか☆マギカのレイヤーさん。
これはコミケ80にせんだって開催されたワンフェスで撮影した分。
じつはコミケと参加されたレイヤーさんが一部重複してますので
のちのち貼る分と見比べると楽しめるカモ。











ほむほむ「くりかえす、何度でもくりかえす
あなたを絶望から救いだす道を、あなたのためなら
永遠の迷路に
閉じ込められてもかまわない!」



時々タコ撮影&画像処理の妙な風景写真が入ります(笑)
サブリミナル。牛はまどかが思わず嗚咽を漏らした人類=家畜のトラウマ映像。





ほむほむ「もう誰にも頼らない、誰にわかってもらう必要もない
もうまどかには戦わせない すべての魔女は私一人で片づける
そして今度こそワルプルギスの夜を この手で…!」

まどか「こんな、ひどいよ こんなのあんまりだよ」

ほむほむ「まどか、そいつの言うことに耳を傾けちゃ駄目!そいつの思うツボよ!!」



ほむほむが棲んでてあやしい火薬の調合をしてたり
屋内で天井から巨大な振り子がブンブンしてそうな怖い家。













あら、どーも♪ってな感じで魔女に余裕まんまんな
シューティングポーズを決めるマミさん。
ぜんぜん画像に手を入れてない。被写体の人の実力のみれす。スバラスイ。

今回のワンフェスはほんとにまどかムーブメントの真っただ中だったな。
いろんなブースのガレキを見ていたらモデラーの女の子とちょっと話しこんで
「マミのガレキ買ったけどだんだん修羅道に入ってって魔女になりそうです~」とか
言ってたな。一杯買い込んだのカナ。
でも自分で組むのがエライ。モデラーの女の子ってじつは結構居るよね、
ドール好きの男の子も多いから負けずにガンガレ。

ワンフェスは均等に各キャラ居る感じでしたがコミケはマミさん演る人が
一番多かった気がする。
マミの次が杏子でこれは意外と言うのでもないが、嬉しかった。

どのキャラが好きかというとそれぞれいろんなミリキがあるけど、
自分のイチオシは杏子だろうか。
登場当初は自分の利益のために魔法少女になるという
主張から真逆の主張を持つさやかと対立するなど、
好戦的かつ自我の強いキャラで
魔法少女同士の戦列をかき回していたけど、
(さやかに、好きな男を独り占めにするために
魔法で治った男の体をまた使いものにならないように
しちゃえよとか笑いながら言うのには引いた)
それは露悪的なポーズでどこかで人のココロに触れていたいという願いの裏返し。
後々にほむほむやさやかが魔法少女になってまで
守りたかったモノがなんであったかを知り
自分が何をすべきかぎこちなくも決断して最後の戦いに赴く様が良かったですね。
3.11震災のオンエア分断前までは、
自分的に「まどか」は杏子が主役でした。

他者のココロの中にある本当の気持ちに気づかせる触媒のような、
そして同性のレイヤーさんの琴線を大いに引く
キャラクターだったと思います。







ワンフェスは武器持ちがデフォルトなのでやはりメインウェポンが重火器の
マミ、ほむほむはバッチリ決まりますね。
コミケは今回武器おっけーになったんだけど小道具(魔法のステッキ等)の製作が
間に合わなかった人も多いみたい。
「ゆうべ夜なべしたんですよ!!でも衣装で燃えつきて
武器落ちました~」なんてヒトも居ました。
これは冬でリベンジするんだ!





それにしても暑さ寒さも彼岸までというものの、あいかわらず暑いですネ。
ワンフェスの時の屋外の熱波を写真見て思い出しちゃいマシタ。

皆さま残暑の頃になるとミョーに疲れが出てきますので
涼しい夜はよく休んでくださいね。
今年は年前半で地震だ原発だと見えないところで気苦労やストレスが多かったので
秋以降乗り切れるスタミナが必要になってきますよ~。
まっ、健康でさえあれば。「生きてりゃいっかー」てとこですか。

おれたちの戦いはこれからだ!とか言って「ジャンプ10週打ち切り」にならないように
がんばりましょう~

(つづく!次は再びコミケ。コミケ☆まどか編です)

つ【Lupe/Kotoko】
http://www.youtube.com/watch?v=9q8bsXXzxi4


コミケ80⑧涼宮ハルヒの宣伝

2011年09月11日 | コミック・アニメーション


お盆休みも過ぎてしまい終わった夏を懐かしむような
蝉の声もメンバーがアブラゼミやミンミンゼミから
ひぐらしやツクツクホーシに切り替わってくる9月。

時々心地よく吹きこんでくる涼風まじりに
秋の虫の声が聞こえてくるような時期に入ってしまいましたが
ここのところ、ちょいと更新が停まっていてスマナンダ。
その間もなんだかんだとのぞいてみてくれていた人がいたようで、ほんとにありがたいっス。
コミケルポももう少し続くので興味のある向きはひとつ、おつきあいのほどを。

というわけでその8は、過ぎ去りし夏のかぐわしくもはかない狂騒、
エンドレスエイトに似つかわしいアニメキャラクター、涼宮ハルヒ。
コミケ2日目に現れたハルヒ、みくる、長門のバニーガールver.をご覧あれ。
開催後、ネット上でコミケのあのハルヒの子たちは?とこの人たちは話題になってたんですが
皆、やはりインパクトあったんだな~。
タコも撮っておりましたので1エントリーまるまるで紹介。







現場で即興にサークルの宣伝プラカードをカキカキするハルヒ(わらい)
ハルヒ、みくる、長門のハイテンションなコミケサークル勧誘パホーマンスがスタート!

















この長門の人はたしか79回にも居たな。
人だかりがあっという間にできて3人そろうのに時間がかかってました。
























バニーハルヒ。
コミケこそ巨大な文化祭。
普通の人間には用の無いハルヒこそ、このカオスのセカイを思いのままに
遊弋し誘導する存在に相応しい。コミケはエントロピーを増大し時間を永遠にする場。
この人はレイヤー界でもこれまであまり見かけない方だそうですね。
しぐさが豊富でカワイかった。
ちゃんと肩ひもつきの劇中でハルヒが調達できそうなっぽいバニースーツにブラウンの
タイツなのが芸コマというかエライですね。













みくるちゃんとの掛け合いもイキがあって楽しい。
いっぱい撮らせてもらったから、分解写真風でドゾー。
しかし撮っててまったくハズレが出ない人たちだった、おそるべし。




ふと演技に夢中になってみたら、気づけば長門とはぐれた!
長門は演技しながらテンションが上がったカメコの人に取り囲まれて
かなり遠方に行っちゃってたので
ハルヒが呼ぶとはーいとか言ってすぐ戻ってきたけど、
さらに彼女たちのカバンが行方不明に。
「カバン、カバン!」
カメコの人たちもエー、となり、一斉に探し始める。
む、むこうにありましたー!とか言って
リレーで次々と行列の中からとどけられるカバン。むやみに結束堅いなw
ホッと胸をなでおろして、再びパホーマンス続行。





そろそろコミケ名物のタイムアウト、ポージングも忙しくなってくる。







あまりに人波ができてしまったのでいったんお開き。
会場でしばし見られる撮影者とレイヤーさんたちの
交感がもたらす現場のアウトオブコントロールっぷり、カオスな空気もコミケの醍醐味。
おつかれさんでした~。

(コミケルポはまだ続くYO!その9でやっとまどか&歴代魔法少女編です)

つ【Diamond Mistress/Madison】
http://www.youtube.com/watch?v=gEaDjmICnAI

つ【Look In Your Eyes/ Madison】
http://www.youtube.com/watch?v=zojceu2GTtk

つ【Oh Randez Vous/Madison】
http://www.youtube.com/watch?v=43AmfDWfFv8

つ【Turn Me Loose/Madison】
http://www.youtube.com/watch?v=o3KjsfjDiWo&NR=1

北欧系ではTNT、ストラトヴァリウス辺りと並んで
タコフェバリットなMadison.
活躍当時はHM系の友人にこんなヌルいの聴いてんのか!とか
揶揄されたけど。暑い時に聴くとなんとなく涼しくなるような気がする曲。
2年くらい前に代表作となる2枚が再販、嬉しくてすぐ買ったのさ。
演奏してる彼らは今は一体何をしてるんだろう。。。ロック関係は検索して
ショボーンとなるような近況にぶち当たるとカナシイので
昨今活躍が目につかないバンドはあえて調べないことにしてる。
情報過多なのも時には夢を削ぐ。何事もほどほどのつきあいがいいのかもなぁ。
でもクールな楽曲は永遠に人の記憶に刻みつけられてココロ打つのだ。