KADOMIUMTANK ソフビブログ

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ベアモデル2012年冬新作ソフビ

2012年01月28日 | 特撮・SF

ちょうどベアモデルさんから本年冬の新作DMを贈っていただいてたのでご紹介~。
久々の新作ですね、よかった、スペクトルマン怪獣シリーズも続投ではないか。。。

①Gサイズキングボックル 税込10500円(初回70個生産予定)
②ナース辰年ver.税込6500円(初回40個生産予定)
③くも怪獣(スペクトルマンより)税込7000円(初回50個生産予定)
受付締め切り予定は2月25日。到着は3月後半頃。

ジャイアントサイズのキングボックルは昨年販売した福袋に入っていた未塗装品が
ビッグサプライズだったアイテム。今回期待を集めての正規リリースとなります。

宇宙人でなく地底人ですが、第二次ウルトラシリーズの知的生命体では第一次ウルトラの
空気を受け継いだ印象のある無機的なルックスのキャラクターとして人気の高い1体。
ブルマァクさんからもスタンダードサイズのアイテムが発売されていましたがジャイアントサイズに
なっても飾りがいのある洗練されたデザインです。
宇宙竜ナースは以前発売したアイテムの再販品。発売当時もマニアからの評判が高かった
アイテム。

アップ写真。スペクトルマンのくも怪獣リリースは嬉しいですね。
この名前、たしか最初の怪獣怪人大百科くらいから呼ばれていたように思うのですが、
エジプトのスフィンクスが突如怪獣化して歩きだし日本に出現、怪獣Gメンと死闘を繰り広げ
ながら徐々に姿を変異させていった末の最終形態にあたります。
スフィンクスはツタンカーメンの仮面、野獣風の2形態あり、B形態の獰猛な野獣の
顔を受け継ぎ、脚を生やした姿で登場します。



上はピープロ鷺巣富雄氏の著作「スペクトルマンVSライオン丸」(太田出版刊)
中に掲載された高山良策氏の造形アトリエ写真。本編きぐるみ造形過程の
スフィンクスとクモ怪獣が写っている。

くも怪獣の前身となるスフィンクス怪獣。山奥の原子力研究所に向かって一直線に突撃する
ヤバイヤツ。



第二形態であるスフィンクス怪獣B相手に見事なヤラレっぷりと空中戦を見せるスペクトルマン。


当初の公害怪獣編から番組中期に入って宇宙怪獣、ゴリの結託星人、人間の心の闇を映した
怪獣たちとの戦いへと新たな局面を移した頃の「スペクトルマン」の中でも
このくも怪獣は異彩を放っている一匹です。

第二次怪獣ブームのカオスなキャラクターの一体としてソフビ化は期待していたヒトが多いのでは
ないでしょうか。ソフビサンプルの写真を見る限り、凶暴な表情もよく再現されていますね。
怪獣軒さんから発売されたシルバー仮面のエマー星人のように蜘蛛を模した
多脚タイプの怪獣で、ソフビになっても複雑な形態を再現したパーツどりの妙が
手に取ったファンにとっても見どころになりそう。
スペクトルマンは後半戦もくも怪獣や以前同社からリリースされたカバゴンやノーマンをはじめ、
このほかにもユニークな怪獣が多いので、ベアモデルさんも本作怪獣のソフビ化では
定評があるだけに、気長にじっくりいいアイテムを選んで製品化していってほしいですね。

今回のDMには「数量限定のマイナーキャラのリリース企画進行中!まだまだ出したいキャラは
沢山あるので・・・」となっており、リクエスト随時募集しております、との話。
久々のリリース情報でベアモデルファンも胸をなでおろしたところではないでしょうか。
2012年も可能な範囲でとなるでしょうがベアモデルさん、マーミットさん、M1号さんと
いった老舗から新作が出ると版権怪獣ソフビの収集熱も再び盛り上がってくるところとなる
といいですね。第二次怪獣ブームの洗礼を受けたファンとしては本年の動向を見守りたい
感じです。