KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

デザインフェスタVol.39女子力

2014年05月25日 | モンド・トラッシュ



どこでも見れない、やってないデザフェスルポ





JUNTAさんの「壊女子」ブース







死ニタイ





女子のパーソナルエリアを絵にしたもの。
完成まで見守っていた





純川扉さんのブース



おしゃれ葬式グッズを販売していた人廻屋



サイン会では長蛇の列ができた鳥肌実さんのブース








「〇〇系好き」さんのブース







ウッカリ、ハグレル
此処ハART之魔境







デザフェス常連・「月刊性癖」のブース
3年前のデザフェスで行われた調査と比べると来場者の
「性癖」に関するこだわりがあきらかに変わっており、面白い



ネクロな写真展も☆デザフェスのはらわた。



NICE BOAT!



大脳髄帝国さんのブース






鳥肌実ブースの前で、バンドの乳さん



外人さんたちが異郷の露店で売るなぞの偶像たち
ソフビファンにとっては見慣れたソフビブースも
視点を変えて見るとまた面白い



原住民のような凶暴な女子たちの襲撃に遭い解体された大怪獣サロンの
怪獣ホステス・ムーチョ。ここはゲバゲバ怪獣卍危険地帯










(皆様おつかれサマdeath/文章作成中。。。)

デザインフェスタvol.39ソフビその2(2日目)

2014年05月24日 | イベントルポ


おそくなっちゃったけど先週ビッグサイトで開催されたインディペンデント&
アマチュアアートとザッカの祭典、「デザインフェスタvol.39」。
この記事では2日目の出展者、出来事を紹介☆
初日のみの来場で、2日目はその延長の展示と思い来場してない方もいるの
ではないかと思いますが、新規展示はこんなににぎやかに行われていたのDEATH.


























マーミット赤松和光氏主宰のKARSWORKSブランドブース。
赤松社長自身によるコスプレ、宇宙の賞金稼ぎブラスが人気で、見よ!この人だかり。







KARSWORKSのブース。オリジナル悪魔シリーズ、バアルゼブブ、サタンなどの展示も
関心を集めた。結局魔法の杖もサイバーパンクライフルもきのこも完売しました。
さすがザッカのデザフェスというところですね。



ブラスのコスプレからマスクオフしたカーズワークス赤松和光氏。
SF映画に出てくるカウボーイみたいですね。
西部開拓時代に地中生物のグラボラーを退治したカウボーイかもしれないw


赤松氏が構えていたサイバーパンクピストル。凝ったアンバー系塗装が素敵。
宇宙人が地球に落としていった銃みたいでイマジネーションがかきたてられますね。



人気だったUMAガチャポン。狙ってるヒトが多く、「バックシートのアイテム
で、すでになくなっているものもあります」とのこと。





LEOそふびぼーやさんの偶像怪獣デザフェスver.(3期)。
午後2時に開催された抽選会の前に撮影。奇しくもなのかそれともブツケなのか、
コスモナイトαさんの抽選会と時間が重なって、ヘビーバイナルな方たちは
二者選択となる会場を右往左往した様子。
手・足・胴体、そして複数の顔を持つ頭部を可動させることにより
所有者の好きな形状・イメージを作り出して怪獣を楽しむ。
持ち主が自分の思うままの「偶像」として姿を捕らえることができるのが
このソフビの特異性となっている。










LEOくんによると体にディティーリングされている花のような飾りや凹凸はクッキーとかスナックやチョコなどのトッピングするようなお菓子をイメージしたものだそう。
手や歯はケーキに盛り付けた状態のシェービングクリーム。
足はなく、尻尾というか触手がまきついて下半身を覆っており、尻尾の先についてる
のはケーキのトッピングみたいなイメージ。下半身は臓物をイメージしたのだとか。
怪獣とケーキという、欲望に訴える視覚的な過剰性を共通事項に持つ怪獣。





途中LEOくんも買い物したりブラブラしたかったので、ときどきタコが手が空いてるとき店番を引き受ける。ブース側からのアングルはこんな感じ。
LEOくん「今回のは塗っているうちに、いつのまにかお湯を通した真鯛の頭みたいな
色になってしまったなと」
桶に入った真鯛を売ってる、魚屋さんの軒先みたいですねw
昭和の頃の商店の裸電球の下に雑多な商品が置かれている薄暗い路頭。
夕刻の街角の憧憬。







LEOくんによる抽選の風景。
ドキドキしながら、渡された三角くじを引くお客さんたち、午後の販売数は2個
なので、各お客さんの当落が確定するまでざわざわしてました。



LEOくんとソフビ話やら古漫画の話やらビンテージのへんてこおもちゃの話やらに
花が咲く。また中野のAライセンス(最近リニューアルオープンしたね)で
バナジューしようぜLEOくん。LEOくんに見せてもらった円谷画報。普通に買える
市販本である。なんとマイナー作品「トリプルファイター」の後期怪人が
スチールで大半が紹介されているすぐれもの。さらに「チビラくん」の
得たいの知れない倉庫キグルミ系怪獣や
「怪獣怪人大百科」でもほとんど写真紹介されていない、
カイジュウ町の一回かぎりで登場したゲスト町民たちも
可能なかぎりスチールを発掘して掲載しているのでマニアにはオススメの一冊。

LEOくん「セブンやウルトラマンの有名キャラをほとんどはっしょってこっちを
載せてるのが大英断っすね!」タコ「んだんだ いよいよ映像世界の
マイナー怪獣キャラも激レアなナキラやテラインコグニータなどがメディコムトイ
さんから製品化されたし、最終掘り起こし段階に到達した感じがしますネ」









テクノニューロなデザイン・フューチャリスティックな造形ラインが印象的な
新ソフビメーカー、meme9さんのブース。

頭部がモニターだったり、心音のような模様が頭部で点滅していたり。
万博のパビリオンにマスコットで居そうなパストフューチャーなイメージの
キャラクター。家電みたいなロボットなのカナ?









PICOPICOさんデザイン・造形のカエル怪獣ソフビ。洋服を着たコイジャラスと並べて
タイのTVとかでありそうなキグルミ変態トレンディドラマみたいに飾って遊ぶ。

タコ「タイのハヌマーンとか、動物まんまなきぐるみの敵とか出てきて味気ないのが
またいいですよね~」Picopicoさん「きぐるみがリアルに作られてて
ヒーローとデザインや造形タッチが全然統一されてないのが逆にクセになるね」





大怪獣サロンの新アイテム怪獣イヤリング。
タコ「こんな怪獣みたいなイヤリングは京子さんは嫌いなはずだっ!とか
怪獣総進撃の1シーンを再現して遊べそうですね」
Picopico「やたらでかいイヤリングを耳からむしりとっちゃうアレですね
耳血が出て血の気が引くという」
タコ「あの場面の小林由岐子さんイイですね 怪獣を操るのと同じ電波を
受けていて、しかも怪獣の形をしたイヤリングをしてるとかなら
ちょっとイイですね」





PICOPICOさんと大怪獣サロンさんのソフビコーディネート新シリーズ、「金太郎の
ふんどし」。どんな怪獣も「ウルトラマンタロウ」に出てきそうな民話系キャラに変身。
ミドルサイズからスタンダードサイズ準拠。
このほか怪獣を一瞬でハワイアンダンサーや原住民にできる腰みのも販売。





さらにコイジャラスに大怪獣サロンからブツケ商品登場。ニセコイジャラスじゃない
ダンゴウオ。
ブツケに弱いお客が多いのか、ってこともないけどこのキュートさに
完売してマシタ☆





こちらはブツケじゃないです、MAXTOYさんの2日目用限定アイテム。









MAXTOYさんのブース2日目。現在メディコムトイさんから好評受注中の
「ウルトラニャン」のソフビに関心を持つお客さんが非常に多い。
本作と同時公開の「ウルトラマンゼアス」を公開時、映画館やビデオで見た
世代の人たちが大人になってこういうデザフェスのようなイベントのメイン消費者層に
なっているからだ。

ソフビファンでけでなく、一般のお客さんにも関心があるメジャーなウルトラキャラ
なんですね。MAXTOYのスタッフさんも「本当、発表以来、イベント会場でも
よく『ウルトラニャン知ってる!見た見た☆』と懐かしそうに声をかけて
もらえるんですよ!」とうれしそうでした。

しかしMAXTOYさんのブースでタコもお客さんとゼアス話してて、
皆よく覚えてるなーと思った。
お客さんも「ベンゼン星人」「神田うの」「ガソリンスタンドが地球防衛組織の
ひみつ基地」「主人公が傲慢で一回目の戦闘で敗退し心を入れ替える」などの
ディティールがすらすら出てきて、公開当時世代にとっては第二次ウルトラマンの
グドン・ツインテール東京襲撃とかナックル星人の新マン処刑計画くらいの
リアルタイムインパクトがあったのだろう。イベントはこういうお客さんたちとの
版権ソフビを前にしても思い出タイムなコミュニケーションが楽しいですネ♪



















ホラー系アクセサリーや「怪奇ホヤ男」などのそそるホラークリーチャーガレキを
西中央エントランスホールで展示販売し異彩を放った、ワンフェスでもおなじみ
太平天国さんのブース。今回はスケルトン・といっても透明ボディでなく骨のほうを
イメージしたブキミカッコいいIphoneケースを販売。





デザイナーズファンシーソフビメーカー、CHIMA GROUPさんのブース。2日目のみ出展。
今回は新製品の電波怪獣パラボラとミニソフビでニョッキにつづく千鳥フロートを販売。












オリジナルバイオメカノイドのフィギュア、ヒューマノイドタイプの強そうなウォリアータイプ、HEL DIVERと四足歩行タイプのSKULLWALKER。
メーカーさんは山崎浩志さん。2階の暗いブースで撮影。









Fewmanyさんのブース。こなつさん主宰・小夏屋さんの新ソフビで九尾の狐を
モチーフにした怪獣「キュビロス」のブラックver.が初売り。
このほかヤドカリのように筒状のものに入ってるふしぎなキツネの怪獣「クダラ」の
原型を展示。
ネゴラのキジトラタイプとシバラのシベリアンハスキータイプもお目見え。












ソフビクルーザー・コスモナイトαさん。遊星魔人やデムパゴン一品ものを販売。







デムパゴンのカモ柄カスタム。妄想怪獣シリーズではデスメナーゴ以外、
まだカモ柄ってやってなかったんですね。兵隊さんのミニフィギュアセット封入。
知人が購入したのを撮らせてもらいました☆










CLICK CRACKさんとのコラボ遊星魔人は「エ●リアン」のエッグチェンバー風ぬいぐるみ
に遊星魔人が封入されたもの。上部を空けるとオリジナルと同じギミックで魔人の
頭部が見える仕組みとなっている。
なんとH・Rギーガー氏が亡くなるのと、このカスタム
遊星魔人の発表のタイミングが偶然合ってしまったのだという。

H.R.ギーガーは20世紀のそれまで「モンスター」と呼ばれていた
怪物のイメージを塗り替え、「クリーチャー」という新たな概念、恐怖の象徴を
生み出した始祖的なアーチストであり、
また生体と機械が一体化したセンセーショナルなバイオメカノイドや
エロティックな女体のクリーチャー、畸形という存在に美を見出す価値観の
ネガポジ反転や骨や人体で構築された建築物・デッドテックバロックといった
それまでになかった多彩なデザインラインやコンセプトを生み出した彼の
遺した功績は21世紀においても大きく今なお未来を幻視する存在となっている。

70年代に企画され、壮大な構想のままに超豪華なキャスト・スタッフを集めながら
完成しなかったアレハンドロ・ホドロフスキー監督版「砂の惑星DUNE」の足跡をたどる
ドキュメントムービーが最近公開されたが、そこでもギーガーが当時担当した
異端のアートワークが再評価される流れとなっている。

今なおギーガーを超えるビジュアルセンセーションをアート界に
もたらした者はいないと言っていい。

ギーガー氏の作品には兵器的なモチーフが多く、また常に「死」のイメージが
横溢していたが、生前のインタビューなどを見ているところでは、
彼は決して暴力や死を希求しているのでなく、その向こう側に表裏一体にある
平和・安息をこそARTのチカラにより探求していたことがわかる。

このデザインフェスタで一角を占める若手クリエイターたちのクリーチャーARTも
ギーガーリスペクトの下に創作活動をしているものがほとんどと言っていいのでは
ないだろうか。ギーガーの作品は死のアイコンに横溢しながらも
今もそのARTを目にした者たちの心の中に
ファーストインパクトのままの鮮度をもって生き続け、ダークなヴィジョンに
こめられた想いは受け継がれてているのである。







2日目にカーズワークスさんの近所で販売していたソフビフィギュアメーカー
「ブレインチャイルド」のブース。頭部が別パーツで男の子のキャラクターの
頭に組み込んでディスプレイできるPOPなキャラクターフィギュア。





BLObPUSさんのブースでカスタムペイントアイテムとして販売された
PAUL KAIJUのKING JINX。













ヤモマークさんのダイオウグソクムシ男がダイオウグソク虫を扱っている
ムック本で取り上げられたのだそう。
この本の販売にあわせて新規カラーで販売も計画しているのだとか。







一個一個がおもしろいのだけど、おもちゃ箱をひっくり返したみたいに
粗雑な感じで転がしてあるのがまた天才じみた行為に見えてしまうやまださんの
作品販売ブース。











こちらもデザフェス常連、デザイナーズオリジナルフィギュアメーカー、
JUKIさんのブース。



PICOPICO怪獣きぐるみチームが会場を練り歩く。














アイアンマン兄弟の死闘。とんぼ返りして戦ったりなかなかイイ身のこなし。
弟のアイアンマン2号が後方に下がるとアメコミチックな遠近感が
出ていいですね(はあと)











60~70年代のTIKIブーム頃にアメリカで人気だった木のフィギュア「POPSIES」。
60Sアメリカンなサーフカルチャーをイメージしたいろんな職業、
ファッションの人物やアメリカンな悪魔などをモチーフにしたフィギュア。
足を押すとそれぞれのキャラクターに合ったメッセージが頭からカード状に
表示される。アメリカに当時存在したメッセージフィギュアの草分けといえるもので
趣ある存在だ。

当時日本で生産されてアメリカに輸出されていたこのアイテムを
再び日本でリメイクするというユニークな動きが今回のデザフェスで披露される
ことに。当時日本で製造・塗装していた職人さんに声をかけて当時の工程ノウハウ
そのまま製作された復刻品。もちろんフィギュアのスタイル、描線も当時のままに再現。

当時は無地のダンボールに入って販売していたのをドレスアップしたケースに
入れて販売するなど、ところどころ今風のコレクタブルなニーズに添うよう、
豪華な仕様にリニューアルしているのもポイント。
アメリカンポップカルチャーの継承にもなるユニークなアンティークTOYを
国内で復活・流通させるというこの意欲的な試みに
挑戦したのはKEYTH CREATIONNS(Ks-works)さん。



(2日目も皆様おつかれさまデシタ。。。ゆっくりペースの更新になりますが
デザインフェスタ39その3につづきます)

デザインフェスタVOL.39ソフビ(1日目)

2014年05月18日 | イベントルポ










中野の秘境的観光スポット、大怪獣サロンの怪獣ホステスムーチョは1匹でなかった!
量産型ムーチョによる恐怖のムーチョ軍団出現!もうおまえはデザフェス会場でとりこじかけのあけくれ、骨抜きだ!

てなわけで東京ビッグサイトで本日17日から開催中のデザインフェスタVOL.39の会場風景を
ちょいと覗いてみましょう。オリジナル怪獣・妖怪・アイドルソフビ(ってサンガッツさん
のことを指してるのか?)をはじめ、デザイナーズソフビ、ファンシーソフビなど幅広い
カテゴリーのソフビが細分化されたバイナルファンのニーズに応えるデザフェス。
気に入ったソフビはあったカナ?









ブライアン氏主宰のGALAXY PEOPLEのブース。「アストロミュー5」インスパイアの
オリジナルエイリアンフィギュアを展開するブース。さきの春スーフェスで
デビューした「センサーバット」のドールも再度披露されました。
ブライアンが日本にいらしてから生まれた娘さん2人が大きくなってびっくり。2人は
奥さんといっしょにおとうさんがエイリアンを販売する横でお店をお手伝いし、
オリジナルアクセサリーを販売し、けっこう繁盛してました。
またファミリーでデザフェスにきて楽しんでね☆











BLObPUSさんのブース。白い蓄光スーツの怪紳士ブロッパスが登場。





ヤモマークさんのブース。キンギョザウルスの頭部を顔に貼り付けて
怪奇大作戦「吸血地獄」のシーン再現をするのが一部のメーカーさんスタッフ間で
流行ってました。








Rampage Toysカラーのヤモマーク・コスメギラー。なかなかイモムシ感の出た
カスタムペイントでイイ感じですね。















大阪発信のオリジナルフィギュア屋・スカルチュラさんのスカルグレイ。



スカルグレイを使った農場でのキャトルミューティレーション再現風ディオラマも。







きのけしさんの新作・前はガスマスカーズだったらんぷちゃんのドクロマスクver.と
今回新作となる、ボディの曲がっているシュールレアリスティックなボディを
採用したマコリさん。









九州からデザフェスに光臨、UKI DAYDREAMERさんのブース。
サイバーテイスト人気の昨今、時流をおさえた有機的でテクノなフォルムのオリジナル
キャラクターヴァイナルを展開。ミニソフビではアノマニカリスなどカンブリア期のユニークなボディの古代海洋生物のイメージも導入しパーツかえで好きなイメージのカスタム
ソフビが楽しめる。











MAXTOYさん注目の新作サンプルは有人キャリーロボット・ABIGAIL!かつて突然変異した
ネコ怪獣に食料資源を奪われた星の王女が侍女ロボットとともに地球圏に降下。ネコロンをはじめとするネコ怪獣の眷属から地球を守るべく活動開始するという設定。
頭部はアビゲイルとしての頭部と、王女が搭乗した状態の2バージョンを再現できる。

さらに驚異のパーツ数14点で稼動し、ロボットソフビとしては破格のポージングの
自由度を可能にした。原型はTttoyのマキノ氏が担当。アニメ的フォルムを得意とする
マキノ氏がオリジナルデザインを作りおこし、現行アニメ作品の登場メカと見まがう
洗練されたフォルムを実現している。




ちょっとタコ的には80年代後期のOVAムーブメントの頃のパワードスーツ系メカを彷彿とさせ、怪獣ソフビファン以外の層からも評価されそう。侍女という設定があるので、
足も女性ロボを思わせるよう、ハイヒール風に造形されているのが巧いです。
レイズナーのレイみたいなナビゲーションボイスも萌え声なんでしょうね。
お値段も未定としながらもリーズナブルプライスを目指しているのだそう。
MAXTOYさんは一社で気を吐きますね。近日発売だそうです。



「神獣キツラ」ネコに続いてキツネの怪獣もリリース予定の模様。
ハイペースです。



MAXTOYさんのブースにあった牛のソフビ。さすがに同社のものではないのですが
妙に卓の上で馴染んでおり来場者さんの皆が手にとっていました。















サンガッツ本舗さんのブース。PICOPICOさんの大怪獣サロンアイテム、鈴木製作所さんの
モテグリンなどもいっしょ。「資料性博覧会07」でも展示されていたサメの怪獣ソフビが
デビュー。「タテオベス」というそうです、ホオジロザメタイプとシュモクザメタイプの
ヘッドがある模様。アメリカンサメソフビの「サメタン」みたいに人気増大になりますか
見守りたいところ。



ぬりかべもオリジナル妖怪画に近いサイクロプス版が蓄光ver.でお目見え。腕も鬼太郎
に登場するセメントごてでなく手で登場の細かいマイナーチェンジを実現しております。










前回登場した路上の一つ目でニクい奴、ミニソフビ、コーン君のブース。











Chinamausaさんのブース。スタートして3年を経過。レジンのオリジナルキャラクター
デザイナーズ系フィギュアやアパレルなどを展開しています。
やがてはソフビも製作したい様子。





デザフェス常連、Black Rabbitさんのブース。
マジョラー塗装やマスキング塗装などで精度の高い
フィギュア塗装表現で定評のあるテクニカル系オリジナルキャラクター
ソフビメーカーさん。















PAUL KAIJUアイテムを抽選販売したドン氏主宰のFIG-LABブース。
日本の怪獣怪人特撮モノ贔屓なPKならではの笑わせる「ダビ」のインナーカード。
顔もダダに似ている。
モックバットはランページトイペイントカラーで登場。









色鮮やかなファンシーバイナルが揃ったRefreshmentさんとPopsodaさんのブース。
フォーアイズに続いてスリーアイズのキャラも登場。次はゴレンジャーの怪人みたいな
8つ目とかまでいきそうな。眺めているとソフトクリームとかスイーツが
食べたくなります。









レジン製でソフビではないですが、これはサプライズ。某コスモ○の宇宙人を思わせる
エイリアンのミニヴィネット「エメーリアン」。
頭部から体内の液体が染み出たような造形で座り込んだようなポーズでなかなか
ディティールも細かい。
今回評判がよかったらベーシックカラーのグリーンも出したいそう。ていうかそっちが
先じゃろう!!メーカーさんはMee Mie。ヘッダーで表示されているブランドは
カイキーズ。



ちなみにタコはふだんから某エイリアンを常時持ち歩いている。
おもむろに出してみてブースで並べて比べてみたり、パチモノメーカーさんに
とってはめんどうくさいヤツかもしれぬ。





くずしまきんさんのブース。







イモムシのレプリカ、骨のレプリカ、人間蟲のフィギュア、狼の頭骨レプリカなど
渋どころネクロアートな立体メーカーさん。2階の暗いゾーンで発見。









Monster Childブランドを擁するa.k.Productionのブース。
ホラー系インディーズフィギュアでは老舗だけに、今回は出展通ってよかったっすネ!






こちらはお茶目でユーモラスな怪物たちが集まった、
Monster Factoryさんのブース。










ほのぼのしてこわくてどこかものさびしさが共有され、そして手元にあると
なんだか癒される、あみぐるみのドル・ロッフォさんのブース。今回はくじびき
形式によりあみぐるみを販売。









天狗グッズであらゆるジャンルを極める野望を確実に進行している
てんぐアートさんのブース。きょうは洋服にアイロンプリントできるてんぐワッペンを
外人さんが興味を持って購入していったとの話。
ソフビ関係では5月下旬に開催されるイベント「妖怪屋」で
赤いベーシックカラーがアーティズムマーケットで好評完売した
てんぐソフビ第二弾青頭蓄光ver.を販売予定。お面をはずすとカラス天狗の顔が出てくる
ギミック、おきあがりこぼし形式で重心がとれるので転ばないというすぐれもの。











こちらもネクロ系ソフビやキーチェーンアクセサリーなどのアイテムで気を吐く
Undead Toys(Kagemaru Designs)さん。
今回はスーフェス65でも好評完売したブキミPOPソフビスタチュー、
「ドブラット」の黒バージョンと
シカルナ・工房さん塗装によるカスタムカラー版で販売している。
色が付くと全身の精密にディティーリングされたダメージ加減がよくわかりますね。









十ビ製作所さんのブース。潜水服ロボ「MOGUMING」シリーズを販売。今回販売開始した
レトロ潜水服風のほうのキャラは手が可動して表情豊かにポージングできます。
造形が細かくてかつキュートですね。何台か並べると臨場感のあるサルベージ風景のディオラマが作れそう。

ソフビメーカー、十ビ製作所・・・しかしてその実態は
スーフェスでもおなじみのホラー系スカルプチャークリエイト工房・
地獄塗師ことHellpainterさんの脩壱さん!
http://ameblo.jp/gillman2009/entry-11528117774.html

(文章作成中。。。本日中にソフビはなんとか一通り載せたいな。
皆様初日、おつかれさまデシタ☆声をかけてくれたり情報いただいた方THANX!
そして明日、18日もデザフェス開催です。
全部のメーカーさんではありませんが明日も出展しているメーカーさんが大半です
ので、興味があったら明日はぶらっとデザフェスにGO!)



これ、帰り際に明日の準備をしているところに通りかかってとっても気になった!
「あの映画の名シーンを目の前で再現」。
シネマイム集団「テン・ナイン」。2畳ほどのブース内で熟練のアクターさんたちが
アニメや有名映画の名シーンを全身で再現。2日目も参加しているそうDEATH.



おやすみなさい、またあした。。。

(デザインフェスタ39その2・2日目日曜日編に続きます)

艦これ砲雷撃戦!よーい!九戦目

2014年05月04日 | コミック・アニメーション






5月3日、憲法の日。タコは午前中はソフビと研究系同人誌がたゆたう中野の「資料性博覧会07」に行きソフビ関係の皆様と交流。午後はその足で浜松町の都立産業貿易
センターに行き、人気のゲームコンテンツ「艦これ」イベントでも主砲級といえる
「艦これ砲雷撃戦」に遊びに行きました。今回も気合の入ったコスプレと
パフォーマンスが場内に展開。5月の陽気とあいまって会場内せましと
熱い艦隊戦が繰り広げられました。

いやー、みんな元気いいにゃー。
レイヤーさんの手作りによる偽装や小道具類も楽しく、キャラ同士の寸劇も展開、
交流してるだけで「艦これ」の作品の世界観に入り込んで一緒に戦いをくりひろげている
ような楽しさがあります。動く艦むすキャラクター図鑑という感じですネ☆

同時開催でアイドルマスターの同人イベントも開催され、作品ジャンルを超えた交流の
輪も広がった模様です。
会場をちょっと覗いてみましょう・















(文章作成中。。。皆様おつかれさまデシタ)

資料性博覧会07ソフビ

2014年05月03日 | コミック・アニメーション


GWたけなわの5月3日、まんだらけさん主催で恒例の「資料性博覧会」第七回が
開催され、漫画やアニメ、TOYやさまざまな趣味分野の研究・資料系同人誌と
インディーズソフビTOYの販売が行われ、好事家たちが参集しました。



先週のスーフェスに続き再びソフビメーカーが集まった本イベント、新作ソフビも
間に合い、ファンの関心が高まるところです。以下は会場風景。
新規参入メーカーも登場しています。



















コンビでソフビユニット。どこかで聞いたことあるような響き。

その名も「ハブサラミくん」。
上は2人でのヘッダー執筆風景。「偶像魔人」なるこれまた聞いたことがあるような気がする名前が組み合わさったソフビを販売。色がブルのザザーンぽいですね。
頭部と胴体をそれぞれハブとサラミくんが担当し合体したのだとか。



これまでメーカーサイトからのネット販売やAngel Abby さん、Rampage Toysさん
などでも販売されたことがあったのですが、単独出展は初のような気がする
カジコズイト「トイズコジカ」ブランドブース。程よいデフォルメ加減がミリキな
トリケラタイプと肉食タイプの恐竜系怪獣ソフビ2種を発売。
肉食タイプのはチラボというそうです。



















見捨てられたもの、忘れられたもの、新しすぎたもの。。。

水族館や廃墟、昭和の市場などを舞台にした少女や動物などの活躍を描く
メランコリックな画風で、しかもそれがすべて手作業で緻密な作風で
生み出された素敵な漫画を生み出すコミックアーチスト、
panpanyaさんのキャラクターをソフビ化した「こいのぼりくん」。

この廃墟感覚、路上観察感覚が横溢した作家さん、panpanyaさんの漫画が
タコも好きで、昨年発売されたコミックス「足摺り水族館」も持ってます。
しかし、ソフビの方面でも表現活動をするとは思っていませんでした。



未塗装版の販売のほか、色のついた限定カラーのこいのぼりくんは
会場での抽選販売形式で頒布されました。





二笑亭なるなぞのメーカーから販売された「自分防衛ロボ 守」。
メーカーの説明も「スヴァラシイ商品を揃えてお待ちしております!」となにやら
張り切っておりましたがタコの情報力(ただし、ガセが多くてアテにならない)
をもってもこのメーカーさんのみはまったく正体不明でした。しかし製品の「守」は
某・ソフビに力を入れているメジャーTOYメーカーさんからさきに
受注販売された「フェ●クバロン」によく似ているような気がします。
もしかしたら成形品を勝手にパクられたのかもしれません。

パチのセカイにはよくあることですから。わたしたちは
これまでもいろいろあったし、もうなににもおどろきませんから。

フェ●クバロンのフェイクアイテムがもうリリースです。
バロンがまだお客の手元に届いていないというのに、巷にはにせものが横行。
誰にも止められません。
いくらいい加減なパチソフビのセカイでも、神の天誅を恐れない、
なんとも予断ならないセカイです。

おまけに、なんとロボなのに髪の毛がついてフサフサしてます。

パチのセカイにはソフビに髪の毛が生えてるくらいよくあることですから。わたしたちは
これまでもいろいろあったし、もうなににもおどろきませんから。

なにかCDが付属されており、オリジナルサウンドトラック盤なのだそうです。
ソフビに音楽がついてるし、
髪の毛もフサフサしてるし、作り手が標榜するのはきっとオシャレ系なのでしょう。
ライナーノーツにはマルサンさんの「テデロス」もびっくり、
挿入歌を歌うマスコットガールみたいな子も
いたりして購買意欲を煽ってるんだかなんだか。
冗談に気合が入ってるのか、すべてを悟り、すっかり脱力してるのか
作り手の意図もわかりません。

さらに、売り子さんたちが「逃走中」のスーツのヒトのコスプレをしていました。
製品の説明をしてくれた方がよくソフビのイベントで買い物してる
背の高い、ゴージャスな雰囲気のヒトだったような気がしますが、たぶん
気のせいでしょう。とにかくブースもむやみに濃厚です。
グラムロックのナンバーである、
「マッハバロン」のOP曲を大音響でムリヤリ聴かされているような気分になります。

この守なるロボットのあまりのたたずまいのキテレツさに圧倒されて、
家に帰ってふと気づいたら、この守を手にしておりました☆おそろしいdeath。

パチのセカイにはそんなこと、よくあることですから。わたしたちは
これまでもいろいろあったし、もうなににもおどろきませんから。

まだ付属のCDも再生していません。たぶん空のCDではないかと。
でも本体のソフビはいかにもパチらしくてアリかな。

しかし、地球SOSでもこのロボ、すかした顔して自分しか助けないって。
というか、彼だって自分を自衛するのが精一杯なのでしょう。
かといって、守だけを責められません。

この私だって、今日資料性博覧会でソフビを売ってたメーカーさんの●●さんも、
ソフビ中毒のお客さんの■■さんだって、主催のまんだらけさんだって
誰でもそうです。
そう、この守こそ、ブラック企業の横行や、夜中まで働かせたり
法外な搾取ばかりして社会や企業が個人を省みない、
社会のガイドラインも個人の権利や自由尊重でなくなっており
全体のことばかりが尊重され、市民はもはや自分で考えて生きていくしかない
せちがらいこの時代の空気を反映しているソフビのような気がします。

昭和の公害が問題になった時代に公開された
「ゴジラ対ヘドラ」のようなものですね。
ソフビは時代を映す。
そう、このソフビには、ふーしがある。たぶん。

毛がふさふさ生えたへんてこなロボットのソフビに社会について考えさせられる。
たいがいのことにはおどろかされない我々ですが、
これにはおどろかされるにも、ほどがあります。

そして守が自分だけを守る時、人類が、あなたがあぶない。

人類終了。
もう、セカイの誰もが
誰にも頼れない。誰もあなたを守ってくれない。

CDのジャケに写ってる女の子がきになりましたが、ブースにいらした
ゴージャスな感じのヒトによると、
フリー素材で見つけた誰だか知らないヒトだそうです。
もう好きにしてくれって感じdeath。

ただおどろいてばかりいないで、そしてソフビでばかり遊んでいないで、
自分も自分の人生を守ることにします。

しかし自分だけでなく、時にはできる範囲で他人も守りたい。
私たちはロボットでなく、心を持った、血の通った人間だからです。
人間はどこまでもロボットのようには生きられないし、
一人では、他者と通じていないことには生きていけない。
ソフビの守はタコに
そんなことをおしえてくれた気がします。



普通の版権品として、怪獣軒さんのスーパーロボット・レッドバロンも
展示していました。版権モノとフェイクアイテムを分かつものとは
なんなのだろう。そしてフェイクアイテムはなにゆえこうまでもヒトのココロを
惹きつけるのだろう。この「資料性博覧会」の会場でも、研究系同人誌で
台湾や香港、アジア各国のパチものTOYの研究同人誌が数多く販売されており、
ブースをならべてフェイクTOYが販売されているというカルトな光景が
広がって怪気炎を放っておりました。

GWならでは許される、イリーガルな存在に陽の光が当てられる
ひとときの好き者の漂う場所というところでしょう。







Rampege toysさんのブース。MVHのスラッジデーモン、ランページ彩色版を
抽選販売。さらにエレガブさんとのコラボイベントを近日開催予定、
デザフェスに出展、さらにワンフェスにも出展を予定と今年上半期も忙しそうです。












スーフェスに続き出展のヤモマークさん。バラバランやウミプードルの新カラー、
新製品のコスメギラーを今回も販売。カーネル星人をはじめ、
ミニソフビのカラバリもたくさん用意。



メディコムトイさんをはじめ怪獣軒さんなど多彩なメーカーさんのソフビ原型を担当
しており活躍の話題が多いあべとおるさんも参加している「麗しのパチ部屋&怪獣
少女」さん。

今回はオリジナルヒーローソフビ「コズミックムーン」の敵キャラがようやく
登場し世界観があきらかに。その名も「サカサマゴリラ」!
なんとサイクロプスのエイリアン風怪人キャラから、カンチャクを可動させることで
まったく趣を変えるビザールなゴリラモンスターに
変形するギミックを持つ異能のソフビ。今回販売に間に合わず参考展示となりました。

上は製作したあべ氏もまだ撮影していなかったという、ヒーローと怪人の対決風景
再現をいちはやくポージングして撮影させてもらったもの。敵味方のボリューム感が
いい対比になっていますね。やはり怪人はこのくらいどっしりして
強そうでないとヒーローも倒し甲斐がないというものです。







そしてこちらも名前に「コズミック」を冠するキャラクターソフビ。
白い大きなロボットは80年代中期の昔バンダイで展開していた
オリジナルロボットTOY・コズミックマーズ。
あべ氏によるとポピーのTVバックグラウンドを持たないオリジナル製品として
企画したので、「レザリオン」「アルベガス」など、
当時のTVロボットアニメキャラともデザインラインが似ている部分があります、との話。
あべ氏「家電やコンピュータを意識したイメージをデザインに組み込んでいるので
今見るとどこか懐かしい感じがします」。タコ「確かに80年代のパストフューチャーな
テクノ感がありますね」

そして今の戦隊ロボまでが洗練された時代にあってもシンプルで
なかなかのナイスデザイン。
金田作画のアクションでカクカク動いて、剣なんかもって中割り3枚の作画
タイミングで戦ったらカッコよさそう!脚本は上原正三で(笑)。
今回このコズミックマーズの版権を取得して、新規ソフビとして製品化を進めている
という、サプライズ企画の発表展示となりました。
















研究同人誌関係では「サンダーマスク画報」を販売して情報が少ない
封印作品だけに人気のうちに完売したようです。



昭和のマンガソノシート風サイズの「コズミックムーン」コミック同人誌も販売。
イラストレーションはあべとおる氏によるもの。コズミックムーンの世界観が
ぼちぼちあきらかになってきました。




BLObPUSさんのブース。気合の入ったカスタムアイテムが勢ぞろい。
ツートンカラーと脳みそむき出しの人造人間っぽい2体の「閻魔」、
ジェットターレさんの「カイサンダー」など力作カスタムが来場者の目を惹きました。































MAXTOYさんのブース。ニューアイゾンの限定カラー、ピンクの豆ネゴラ、
5月10日からメディコムトイさんから受注開始する80年代のウルトラアニメキャラ
にして萌え動物系キャラのミッシングリンクのひとつといえる「ウルトラニャン」。

ウルトラニャンはTTTOYのマキノ氏が原型担当。アニメの描線をよく立体化して
います。ネコの怪獣をリリースするメーカーさんが水木妖怪のねこ娘、そして
ヒーローアニマルのウルトラニャンを発売するというのはネコつながりでジャンルレスな
キャラセレクトのスタイルを感じさせてなかなか気が利いてますよね。














シアトリカルなオリジナルクリーチャーキャラクターソフビ「資本社会ポディマ」
は一昨年末にTOKYOに出現し、ソフビTOYのセカイを震撼させた。
資本による人間の支配と被支配の構造をイメージしてソフビにした、現代の妖怪
ともいえる異能のソフビ。

今回、ポディマは、版権キャラクターとしてウルトラセブンの
幻覚宇宙人「メトロン星人」のメトロン寄生トシバver.をしたがえて
「資料性博覧会07」に出現。

ポディマ「頭部破砕ver.」は展示品カスタムです。膨張した後、ついに石榴のように
粉々に弾けた人間たちの欲望・資本社会のビッグバンははたして人類の
理想郷をもたらすのか?!

かつて実相寺エピソードのウルトラセブンとの戦いでタテに真っ二つにされた
幻覚宇宙人・メトロン星人。
体を縫い合わされた痕も痛々しく再登場した
平成のウルトラシリーズ作「ウルトラマンマックス」では
セブンと同一個体のメトロン星人として再び人類に対しシニカルな言葉を投げかける。

「人間たちが携帯電話の電波に精神を蝕まれ、
単一の独立した思考をもたない欲望や快楽のままに外界のノイズに反応しているだけの
生きた端末と化している。そして地球は人間のせいで汚れてしまい、
もはや侵略する価値さえない」

と人類の存在を看破していたのですが、このポディマを生み出したメーカーさんが
メトロン星人のようなウルトラの大物宇宙人をアレンジしソフビ化するとこんなに
アシッドなカラーになる。それはオリジナルソフビの作り手による
領域侵犯から版権キャラのリ・イマジネーション処理ともいえる作業だ。

版権ソフビとオリジナルソフビのセカイが異次元のどこかでつながり
すでに境界を失ったかのようにオリジンを越境した主張を始める錯覚をも
引き起こします。
資本社会の暗黒部にあってソフビという存在はプラスチックのカタマリで
ありながら、人肌を模したソフビが持つ独特の質感が、いつしか手にした
ヒトビトのココロの欲望を惹起し、時に支配する。
ディレンジドマインドこそソフビによる物神信仰がもたらす、人類への支配。

あなたが今日いつの間にか手にしているそのソフビとはいったい何だ?
ヤツラはお前に話しかけてくる。
なせあなたはそのカタマリを、いや自分を手にしたのか?と。
童心の頃に原初的に得られた欲望の象徴がソフビ。われわれはその支配される
快楽を引きずったまま、今もソフビという対象にココロを縛られている。
だってそれはプラスチックでできた麻薬のような存在なのだから。

ポディマも実はバイナルのカタチをした精神侵略兵器なのかもしれません。
同社では異形の、誰も見たことのないソフビを投入しソフビ界の異能者として
人間の心理の奥底を挑発し続ける。メトロン星人が街の自販機に潜ませた
赤い結晶のようにソフビは人間を刺激し続け、けっして逃そうとしない。

そのメーカーはFLY OVER。ソフビを使い自らのイメージを持って
未踏破の精神的領域に突き抜ける。ポディマはヒトのココロの闇、
突き破るべき精神的領域をカタチにした存在だ。

FLY OVERは新たな精神的テロルを戦略として
「ポディマ」に続くオリジナルソフビの新作を準備中だそうです。













サンガッツさんのブース。にせA●Bアイドル風ユニットのガールズバイナル、
水木先生関係のキャラクターソフビ、「松茸和尚」など妖怪書画から抜け出た
諧謔味あふれるソフビの妖怪アイテムたち、その群れは百鬼夜行を思わせる。
そしてベタ怪獣などサンガッツオリジナルソフビ全員集合の様相。
新作には「ぬりかべ」(蓄光限定版)が登場。
上野のヤマシロヤさんでもGW中のソフビ限定品販売ではサラリーマン山田ならぬ、
欲望の果てに怪異のセカイに巻き込まれる「ヤクザ山田」のソフビを販売しています。

今回の資料性博覧会も午前中はヤマシロヤさんのイベントに行ってから
急いで駆け込んできたソフビファンの方が多かったでした。
そして本イベントを一望してからは近くの中野ブロードウェイを散策、
というコースだろうか。















きぐるみのジャバラがスーフェス65につづいて大活躍した
オリジナル怪獣ソフビメーカー・カイザープロさん。

今回は緑の怪人「ヤブキリー」の黒バージョン「ブラキリー」を限定カラーとして
販売。新作ソフビ・第3弾デムシロンの原型も展示されていました。
いずれも甲殻類や節足類、昆虫をモチーフに人型に取り込んだキャラクターです。
今回の限定カラー・ブラキリーは
さながら群れで活動し、飛蝗のように色が変わって凶暴になったヤブキリーの変種、
というところでしょうか。
このメーカーさんの怪獣?怪人?はよく見ると毎回下半身がタイツ地で、
長靴を履いてるところにも昭和的怪人のスタイル系譜を踏んでいる、
生体にプロレス的な動きの自由度を意図的にデザインとして導入している
ところにも独自のこだわりを感じますネ。

ジャバラくんの中の人は原型師さんが「原型製作やメーカーの営業と同時進行で
スーツアクターをやるにはなんぼなんでも体力の限界を感じた」とのことで
今回新規の二代目アクターさんが入りました。やはりまんべくんのような
過激な動きを続けるのは、ひとりのアクターでは限界があるようです。
ウルトラマンネクサスのように中のヒトがどんどん変わっていくごとに
ジャバラの演技も変わっていくことでしょう。
イベント会場でカイザーさんのきぐるみジャバラを見かけたら、
その動きにも毎回注目してみましょう。




昭和の幻想画師・黒須喜代治氏の画集。今回会場で販売したものでなく、
怪奇漫画復刻サークル・グッピー書林さんのブースで見せていただいたもの。



午後に本人のトークショーも開催された、ジャンボーグAやミラーマンの
怪獣・宇宙人デザインで人気の米谷佳晃氏のデザインワーク集。



昭和の幼年誌に甘い絵柄でイラストを提供し、ウルトラシリーズ関係でも活躍
していた太田じろう氏の復刻を計画しているサークルさん。



色あいがカッチョイイ、肉食系女子の写真と独自のレシピが紹介された
フルカラー写真集「なまにくとおんなのこ」。デザフェスにも出展したことがある
サークルさんだそう。





最近東京MXTVでもオンエアされたり、シャムロックアローさんが
ケシキャストにしたりと再評価の機運が高まる昭和の特撮ヒーローコンテンツ
「プロレスの星アステカイザー」の研究誌を販売していたブースさんで見かけた、
素敵すぎるサタンデモン様のイラスト。



同人誌で買ったのはこのあたり。商業誌ではなかなか見つからない対象の調査を
好事家ならではの視点で行い、ハイブローな分析。マニア泣かせな図版も
提供してくれるのがこの「資料性同人誌」というジャンルのスバラシサ。
おねだんも同好の士への頒布ということでリーズナブルだしありがたいです。
ゆえに一期一会というところ。

1933年のウィリス・オブライエンによるキングコング頃の始祖的な立ち位置の
恐竜映画を集めた「特撮恐竜映画エンサイクロペディアPART1」
(空想特撮愛好会刊行)

グッピー書林Plusさん刊・「死人切符」は昭和の未発掘な貸本怪奇漫画の貴重な復刻。
前作「死絵奇談」の続編で、キャラクターもお話も前作と地続き!
ちゃんとつながってる話です!!
これから読むけどこってりとした土俗のかほり漂う、昭和怪奇ムード満点の一冊☆
まんだらけさんの店舗上でもこれから通常販売するハズ。さらに第3作が当時の
巻末に予告されているのだけど、コレクターもグッピーさんもだらけさんでも
誰も3巻の原本を発見できてないらしい。
グッピーさん「当時の貸本漫画ではよくあることで、予告はされたけど、
もともと発行されていないのでは?」との話。
あるとしたら、ですが、3作目を気長に待つとしましょう。
といっても永遠に死人切符の続篇を待つわけにもいかないので、
グッピーさんでは「この「死人切符」以外にも同種の怪奇漫画の復刻を計画している
」模様。引き続き応援したいですね。
今回はなんと作者の黒須喜代治氏の遺族の方も会場にいらした。
発行許諾いただいているのですねー。その方ともお話できてうれしかったです。
とにかく誰も読んだことのない未踏の貸本漫画を手に出来るワクワク感が
これからも続刊で満喫できるようグッピーさんにもゆっくりめでいいから
期待したいと思います。

「トクサツパンツァー」(高橋蔵書)は怪獣映画や特撮TV等に登場した戦車を総特集。
「アクマイザー3」でメザロードが乗ってたアクマ戦車や
「大鉄人17」の幻の超重砲グスタフなどムズい辺りのSFオリジナルタンクキャラも
フォロー。海外の怪獣映画では「冷凍凶獣の惨殺」のデンマーク軍の戦車なども
紹介するなど、ポイントをつかんだリサーチがマニア泣かせな一冊。

コミケでもおなじみ、マニアックなTOYやアニメキャラクターの調査研究誌の発行で
有名なラクメキアさん刊行「旧型エレキングソフビ薄図鑑」。キングザウルスシリーズの
塗装コンディションや成形の異なるエレキングソフビ72体(!)を長年にわたり
入手・リサーチしてその差異を図説。
マスプロダクツという手法から、生産・塗装環境により異なるイメージをつむぎだし
「個体差」を楽しめるソフビという摩訶不思議な存在を深耕する、
ソフビファンにとっても関心度の高い一冊。
ラクメキアさんはガンダム関係の研究活動でも知られており、以前ミハル・ラトキエの
登場シーンや図版・設定などデータを集めた研究誌「ミハれ!」や
ファーストの連邦・ジオン両陣営のおっさん軍人キャラのデータを集めた
研究誌をタコも購入しており、
視点のマニアックさで定評のあるサークルさん。

(おしまい☆皆様おつかれさまデシタ・取材協力サンクス。きょうは午後に都産貿での
艦これイベントにも行きたくさんレイヤーさん撮ってきましたので
そちらもルポ予定しております。だらけさんから「スーフェス65ルポよかった」と
おほめの言葉。どうもありがとうです。)

【Arbegas Op】
http://www.youtube.com/watch?v=k5ZS3pqHv5M

【Legend of the Dinosaurs OST: Masao Yagi - Track 4】

http://www.youtube.com/watch?v=tZNAvmcPNJw&list=PLB2068C13FF00AA54

【Legend of the Dinosaurs OST: Masao Yagi - Track 14】

http://www.youtube.com/watch?v=SXCt17EXv5w&list=PLB2068C13FF00AA54


【サクラ大戦 主題歌 「檄!帝国華撃団」full】

最近かかってるかわからないけど、中野まんだらけ店のクロージングソング。

http://www.youtube.com/watch?v=ur4BkAkR71w

Newレイヤーズパラダイス2014年4月特撮

2014年05月01日 | コミック・アニメーション



またまた速報的な紹介になってしまいますが、
29日はGWもスタートして行楽気分が漂う都内を中央線で通りぬけ、
東京ドームシティアトラクションズで開催されたNewレイヤーズパラダイスに
行って来ました。

当日はキャラ1も開催されてダブルイベントで来場者が割れるかと思いきや、3月の
ストフェスのときのようにはならず、まずまずの盛況に。
初だしキャラも多くレイヤーさんの交流や、コスプレダンパの開催、
アトラクションズの遊具で遊んだり、そしてTDCの敷地内におけるフリー撮影では
レイヤーさんとコス友さん同士、またカメラさんとレイヤーさんで都会の記号が豊富な
アトラクションズの背景を使用して新たな構図や劇中再現、イメージ演出を
探求・開拓するなどコスプレフリークたちの交流風景が朝から夜まで展開しました。

東映特撮番組のお膝元といえるこのTDCならではの構図で撮れるのもファンには
ウレシイところ。アニメ作品の劇中に見立てて、
シアトリカルにキャラクターたちの日常風景、市街地での戦闘や
登下校風景、癒しイメージをイメージした写真が自由度の高いロケーションにより
撮れるのがこのレイパラというイベントのミリキであります。



仮面ライダー鎧武をはじめ特撮コスプレのメッカ指定地となっているTDC。
今回も遊園地をステージにスーパーヒーヒーロー大戦映画顔負けのライダー、戦隊キャラ
コスでの夢のバトルシーンが展開された。



子供さんたちにも戦隊ロボレベルに人気だったパシフィック・リムのレイヤーさん



遊園地の花売りやさんみたいで萌えな
APH『Axis powers ヘタリア』ちびたりあ(右)とちびロマ(左)の
コンビレイヤーさん



「うる星やつら」ラム(コスプレイヤーAmi【あみ】さん)



人気急上昇中のメディアミックスコンテンツ、カゲロウプロジェクトのヒロイン、
楯山文乃。Amiさんのおともだち。



「妖狐×僕SS」りりちよさま(瑠栖さん)とカルタ(羅社さん)のコンビコスプレ
ユニット。





「ラブライブ!」のにこ(コスプレイヤー=千鈴さん)と
ことり(コスプレイヤー=YURIA)さん



最近この作品のレイヤーさんが少ないのがちょっとさびしいところに
冬コミに続きコンビでキメてくれた「とらドラ!」のお二人。
手乗りタイガーは祢倉杏さん、みのりんは山崎小梅さん



八九寺真宵と2キャラで活躍したコスプレイヤー・がおさまさん
上は「艦これ」しまかぜ。



前回参加したコスプレフェスタTDCの3月のときとコスチェンジしておともだちと
参加したテレビっ子レイヤー・カエさんのまどか☆マギカあわせ



アニメ化2期決定はまだかー!今年はナシか?とファンがやきもきしている「スーパー
ダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」。超高校級の幸運児・狛枝凪斗
コスプレイヤー=神崎愛美【カンザキマナミ】さん



午後は「まどか☆マギカ」の美樹さやかワンピver.と2キャラ演じたおおかみさん。
今回もTHANX。写真は昼間演じていた「アイドルマスター」
劇場版輝きの向こう側へver.の我那覇響。



おおかみさんのおともだち・初音ミク・コスプレイヤー=たつるさん


4月29日、東京ドームシティアトラクションズで開催。
曇天と小雨模様が続いた中の春のレイパラ。

(皆様おつかれさまデシタ・文章作成中)


【Sound of 009 Re:Cyborg - 24.- RE-CYBORG】

RE-CYBORGは最近やっと観たんだけど、映画もフィリップKディック風味な模造記憶
を埋め込まれたゼロゼロナンバープロトタイプサイボーグたちが繰り広げる
存在の不確かさ苦悩系思索SF物で
なかなかよかったっすがそんなおはなしを盛り上げ
随所でキュンキュンさせてくれたのが
おなじみ日本映画エンタメサウンドトラックの雄・川井憲次。
このエンディングテーマとか川井節全開じゃないすか!
シンセのコーラスとか機動警察パトレイバー1作目のエンディングを思い出させて
カッチョイイ。最近のヘビロテっす。

http://www.youtube.com/watch?v=Y_-2sq-qZaQ


【Dragonaut :The Resonance [OP] Perfect Blue 】

http://www.youtube.com/watch?v=jfHr1IaIcTo


【Z-P ED Full 1 Little goodbye_HD】

http://www.youtube.com/watch?v=OkTWlRGWrFM

進撃の巨人としまえんアニ×ヒッチ撮影記~シトヘス区強襲編~

2014年05月01日 | コミック・アニメーション


GW、としまえんでのあわせ撮影はまたまた「進撃の巨人」。
今回は進撃ヒロインの憲兵団コンビ、アニとヒッチ。







「進撃の巨人」アニ・レオンハート(コスプレイヤー=夕凪【ユウナギ】さん)
兵団最強の格闘技を嗜む強さと内省的で繊細な表情を合わせもち
進撃ヒロインの中でも人気がミカサ、クリスタに次ぐ
クール・ビューティ・アニを夕凪さんが演じます。



「進撃の巨人」ヒッチ(コスプレイヤー=たそさん)
憲兵団入りし壁内警護のけだるい日常を送る、
周囲に愛嬌をふりまきながらも時に世渡りと要領のよさを発揮する兵団員。





アニメは原作漫画よりもキュートな表情のキャラに描かれて
本放送時に進撃ファンを驚愕させた。そんなヒッチを
たそさんは巧く2・5次元のキャラとして表現しています。





夕凪さんによるリヴァイ兵長と、3月にリヴァイ兵長とりもさんのペトラを
撮影している、たそさんによるエレン。
としまえん特設のセットを使用しての「進撃の巨人」の人気シーン、尋問室の場面。
尋問の立場を変えると自在に責められる表情が交換されるエレンとリヴァイ。



たそさんのエレン・イェーガー。花と兵長ならぬ花と戯れるエレン。



たそさんのヒッチと夕凪さんのアニ、夕刻のシトヘス区城砦を警備中。
夕陽に照らされてアニの影があたかも巨人のように背後に伸び、宵闇が迫る。








「進撃」本編シトヘス区の、調査兵団より危険の少ない壁の中のユルい警備ライフを
送るヒッチさんと、トルスト区で過酷な戦いをくぐり
ぬけてきて仲間の死、愛する者の死も受け止めてきた
境遇も性格も異なるアニとの2人の対比をどのように表現するかが今回の撮影の要。



そして23話のあのシーン。
アニの恐るべき潜在能力と正体、美しい表情の中に潜んでいた酷薄な本心が
ついに判明。氷の微笑とともにエレン、ミカサ、アルミンと対峙する。
憲兵団にその身を拘束される場面も再現☆

ミカサ・アッカーマン「また私に肉を削がれたいか!」

(皆様おつかれさまデシタ・文章作成中。。。)