KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

スーパーフェスティバル65ソフビその2

2014年04月29日 | イベントルポ




トッキュウジャー登場!



会場で複数人数で活躍していたピクミンヘッドのヒト。











元禄の妖怪絵画風ディティールで製作された牛鬼のフィギュア。
個人製作によるもの。







クラシックSFキャラクターのガレージキットメーカー、
ハーレクインさんのブースにあった「恐怖の円盤」ロボットガレキの作例。



タイガーマスク関係のマスクやサイン、写真類を展示販売していたブース。





古道具やさん状態だったコスモナイトαさんのブース。「偶像怪獣」を展開している
LEOそふびぼーやさんが遊びに来て、エイギョウボーガイの真っ最中デシタ☆
そこへさらにタコも現れてソフビヲタの会話が展開しなんだかわからない状態に。









「エイリアン」「プロメテウス」に登場したなぞの廃棄船やスターウォーズの
ランドスピーダー、惑星タトウィーンの乗り物などの
ガレージキットの大型完成品を展示販売していたブース。



PICOPICOさんと中野監督の奥様。コンビでハイテンションでユルいジョークを
次々とかまして場内を移動。
ソフビ撮影にとりこじかけのあけくれなタコや午後の販売活動でテンションあがる
ソフビメーカーさんのブースを対象に、ささくれだったココロを脱力、じゃない
なごませてくれました。















ビリケン商会さんのブースにいらしたマウント工房・増山努さんが今回
写真撮影用に持参してくれたプラモ作例。

毎回タコと努さんが昭和プラモを語る蜜月の時間がこの場所で展開するのです☆
今回はマニア向けアイテムの日東ガメラシリーズのミニ版。
岩石に車のついた飾り台がしびれます☆世代人の怪獣ファンは大概組み立てた
思い出があるシリーズですね。
こうして努さんが気合を入れて塗ると、モナカパーツ前後貼り合わせとは思えない
仕上がり。このシリーズはガメラ、ギャオスなどの大映怪獣のほか、日活唯一の
怪獣映画である大巨獣ガッパ、そしてオリジナル怪獣(というか恐竜のエダホザウルスに
見える)ゴーゴンなどのキットがリリースされていました。

現在の目で見ると古臭いキット・・・と思いきや、アナログな時代特有の
情念を漂わせて怪獣の偶像性をアピールするキットとなっている。
シュールな「走る岩山」ベースに怪獣を載せて飾ったり遊んだりできることで
異形な存在である怪獣の孤高さをよりステージアップしてくれるという
昭和的想像力による玩具としての視覚的設計がよく行き届いている一品。

青いギャオスのプラ人形はコスモナイトさんのブースのジャンクワゴンからタコが
サルベージしてきたもの。無版権ものならではのワイルドな造形のミリキを放っている
一品で、なかなかいいポージング、翼の反り具合ですね。
努さんからも「昭和的で、こちらもいい造形ですね!」との評価をいただきました。





そして上のペンギンは昨年末に急逝された店長さんの追悼壇が
このスーフェス会場に飾られTOYファンたちから追悼された、
今は亡き下北沢のビンテージTOYショップ「二丁目三番地」の
マスコットキャラクター・真吾くんのミニ版。80年代当時、お店用に
努さんが製作したものなのだそう。大きい真吾くんはよくホビージャパン誌の
このお店の広告に登場していてホビーファンはおなじみでしたね。
店長の急逝により、もうお店はなくなったけど真吾くんは今もこうして
スーフェスで生きていてビリケンさんのブースに佇んで、
おもちゃファンを見守っているのです。。。











ケサランパサランさんのブース。ハイディティールと精密塗装によるダーク系
ロリ少女ガレキ。





ケサランパサランさんのブースにあったビリケンキットのペイント品。
腕利きのペインターが塗装をするとハマハヤオさんの怪獣造形もさらにバージョン
アップ。















レゴで昭和から平成までのスーパーアニメロボットたちを自在に立体化する
ギムレットさんの秘密基地ブース。今年になってからの新作は
ガンダムUCの4話「重力の井戸の底に」でもダカール市街戦でジム相手に
大暴れしたNGモビルスーツ・ジュアッグと
ジロンが対ホーラ戦で乗艦に殴りこんだシーンに登場したフルアーマー装備状態の
ウォーカーマシン・ザブングル。チルが乗ってるのか、ミサイルポッドで武装した
トラッド11もお供についてます。無印マクロスのデストロイドファランクスの
ミサイルポッドとか、レゴのパーツ使いで芸が細かいなー。





こちらは

「アレ見ろよ~ヘンなもの落ちてたぜ」

「2つで十分、2つで十分ですよ!」のあのブラスター(銃)death。



某SF映画っぽいブラスターの展示販売ブース。メーカーはエルフィンナイツさん。
おねだん68800円と張りますが、あの人造人間を処刑するシーンでの
弾着でズドンという衝撃音も立てられる火薬ギミックも稼動可能。さらにサイドの
パイロットランプも点滅するというすぐれもの。もちろん薬きょうも取り出せます。
この銃については、すでに多彩なプロップ再現アイテムがアンオフィシャル品として
発売されているのですが、こちらはあらゆるギミックとディティールから、
パーフェクトといっていい一品ではないでしょうか☆













製作者の高木さんが渡米してプロップを精密計測して30年近くかけて製作した
オリジナルと寸分たがわぬ仕上がり。手にしたときの重量感もたまらない。



こちらも劇中プロップである青島ショットグラスも販売。
蛇を飼って爬虫類好きのレイヤーさんに
蛇を持ってもらってスネークショーを楽しもう☆
あのシーン、グラスがぼんやり光るタイプのものもあるんだよね。とにかく
ミリキ満点な小道具が画面の隅から隅まで横溢した映画。しかしこのブラスターを
手にするとファンならあの映画の1シーンがたちまちバーチャルで
脳内再生されるくらいの再現力がある!



ブラスターを手に、後味の悪いレプリの始末を済ませた捜査官が口にした
あの苦い気分を脳内でイメージするタコ。

あなたもこの決定版ブラスターを手に、脳内の酸性雨が降りしきるロサンゼルスの
街にたたずみ戦う、哀愁漂うレプリ捜査官気分を味わおう・

























真ブラックゲッターがカッコいい!「忍者キャプター」のコケビイは秋の
スーフェス66で伴大介さんのトークショー用でサインなどでファンに
活用してもらうよう製品化が進んでいるもの。

というわけで次回スーフェス66は9月28日日曜日に開催が決定しました☆



ウルトラシリーズの脚本を手がけている「動く待ち合わせ場所」さん(右)とU
MA研究で名高い天野さん(左)のレアなツーショット。







昭和の謎駄玩具で急速に昨年から脚光を浴び、とうとう
メディコムトイさんが復刻を果たしてしまった
コスモスエイリアンが暗躍するスーフェスブース。
コスモスカーもひそかに先行販売してました。
















今回のMVPはこちら☆
カイザープロさんのきぐるみジャバラもおつかれさまでした。

(ひさびさにIPのほうのアクセスが28日のみで1000超え。。。
スーフェスも関心度が高いイベントなんですね とにかくよかことですばい☆
皆様おつかれさまデシタ。絶大なる取材協力THANX /まだ加筆します・)

スーパーフェスティバル65ソフビその1

2014年04月27日 | イベントルポ



入場料、おとな500円値上げ!映画関係のプロモやコス・小道具展示、きぐるみパフォーマンスやスタッフやキャストのトークは、自分的には十分見ごたえがあるが。









ぶたのはなさんがウルトラに続きゴジラ系でもミニソフビを新造形。ゴリラは南海の某魔神ではなく、「行け!グリーンマン」に出たほうのゴリラだ!



イルイルさんの新作・単眼の異次元怪獣ビラト。
玉山のぼる先生描く「流星のぺピー」のビニダムに続く、新たな異形の敵怪獣キャラクター。



カイザーさんがソフビ化したオリジナル怪獣、ジャバラ。今回はジャバラをデザイン・原型製作した作者さん自身がきぐるみを着て会場の各TOY・ソフビブースを急襲、ゆるキイャラのまんべくんのような子供を泣かしそうな動きで場を盛り上げた。



ヤモマークさんの新作・ガの幼虫をイメージに取り込んだコスメギラー。
顔ダニの顕微鏡で見たクローズアップ写真みたいなトゲトゲのついた皮膚表現が見どころ。



ヒーローだけでなく敵キャラにも力を入れている怪獣軒さんのウルトラセブンにとうとう敵宇宙人ソフビが登場!異次元宇宙人イカルス星人を第一弾にセレクト。ソフビで新造形のイカルスはここ10年なかったんじゃないカナ。これでセブンとの対戦風景も実現できるネ☆















2年前にこのスーフェス会場にブースをとり、レジン製でクロックワークオレンジな一つ目くんのオリジナルフィギュアを発表したKENTH TOY WORKSさんをおぼえているだろうか?今回同メーカーさんが同じキャラクター「Nad Sat Boy」をソフビでリリース、初披露した。このほかOne up. さんでも先に発売した禁断の星のロボット風味なボディに
ガイコツヘッドをトッピングしたモンスターをリリースするなど気になる動きを示している。

てなわけで竹橋・科学技術館で「スーパーフェスティバル65」が開催され、ゴールデン
ウィーク最大の特撮&TOY・フィギュア、ソフビ者には気になるインディーズアイテムが
会場にそろい、朝の物販からスタートし会場はにぎわいました。

いつものように、ヒーローファンのサイン会やトークショー、中古・ビンテージTOY探索などで多数の来場者で終日にぎわったスーフェス65。
それぞれの来場者さんにとって異なる目的を持つこのスーフェス。

ワンフェスまでの中間点としてソフビメーカーさんの間での親交やマニア同士の交流の場としてもなごやかな雰囲気が漂い、4月からの喧騒からひととき気分を開放しGWのスタートを飾りました。

前日には原宿でソフビをフィーチャーしたソフビ物販を中心にするメモリアルイベント・「ウルトラクリエイティブジャム」の第二弾が開催されています。そして翌日は竹橋北の丸公園にもTOYファン・特撮ファンたちの活気を誘い込む一日となりました。特別開催のヒーローアクターさんのトークショーやサイン会も多数の集客をサポート。会場風景をちょっと覗いてみましょう。










ブルマァクさんのブース。「ウルトラマンタロウ」で当時未ソフビ化だった海像怪獣デッパラスが今回、初めて製品披露され会場販売された。
2タイプ登場し肌色成型で緑ペイントが会場限定、茶色+青が一般販売先行。
住み家の南極から地下道を通ってうっかり東京の地底までやって来てしまい、食品工場を襲ったりコンビナートや市街地を徘徊したりする表情やしぐさがコミカルな怪獣。
ZATの迎撃で埋立地の爆破ゾーンまで誘導、丁々発止のやりとりを繰り広げた、これぞ怪獣エンタテイメント!というべき活躍を大木淳氏の特撮演出で繰り広げた第二次ウルトラシリーズの名獣。タコも長年ソフビ化待望の一匹であり、劇中に近い茶色+青の
一般版を買ってきました。
適度な大ぶり感はチビラくんソフビやタレント怪獣のガリガリ・ベロベロなど
60年代後期ブルマァクの漫画的アレンジが入っていた頃のコミカル系怪獣ソフビを
イメージさせじわじわきます。



そして上はウルトラマンレオ待望のギロ星獣復刻のサンプル。当時モノが小さかったことで、現在でいうスタンダードサイズに拡大して製造しての販売。これで他のマルブルコレクションと棚で並べても大きさが揃うというウレシイ措置。





ウルトラマンの宇宙高熱怪獣キーラも新規カラーで登場。今回の2期は
茶に黄色のツートンカラーを採用。これは「ウルトラファイト」に登場した
「キーラー」としてお目見えしたときのカラーですね。
このソフビの造形、ひどいとするヒトはひどいと言うのですが、当時のソフビならではの
荒っぽいつくりは見るたびにツボにはまるものがありブルマァク全商品でも
間違いなくスレたマニア好みのするアイテムのひとつです。
自分も一昨年リリースされた、チョコレート色の復刻1期キーラを持っていますが
今度のカラーもたまらんですね。「ウルトラファイト」でのさんざん使い古
したキグルミをリペイントし、さらに本編の屋外ロケで風雨にさらされて海の潮で
洗われてヘロヘロになった感じが、この焼きすぎてカリカリになった
鳥のレバ肉みたいなキーラソフビの造形と妙にしっくりくるものが。

いしづきさんによると今後の展開として、「一度ZATに倒されたデッパラスが
再生能力を発揮して復活し顔が異形となって再度埋立地から出現する『デッパラス再生』
も製品化リクエストが寄せられている。今回好評なら『再生』もソフビ化するかもしれない」との話でした。また「今後、当時のブルマァクで
販売されなかったウルトラ第二次シリーズの怪獣や
宇宙人もマニアのニーズの高いものをセレクトして新規造形で製品化していく方向を
展開の要にしたい、との話。ファンは目が離せないですね。





















マルサンさんのブース。ジャイアントゴリラの肌色未塗装版がジャイアントウインダムと
並びお客さんの関心を集めていました。ゴリラ人気の現在。マルサンオリジナルでも人気のジャイアントゴリラを30cmサイズで新造形。顔もオリジナルによく似ていますね。







メディコムさんから近日発売するMAXTOYさんのウルトラニャン。原型はTTTOYのマキノ氏が担当。80年代のウルトラ映画で同時上映されたアニメ、「ウルトラニャン」は現在の
ヒーローの萌え化や動物化の先駆的アイデアともいえるもので、キャラデザインも今見ても遜色ないですね。アニメ的なキャラを得意とするマキノさんの造形は適材適所に
ウルトラニャンの二次元の曲線の3D化にも発揮されているといえます。



PICOPICOさんのモグドン一品もの。リアルタッチで二足歩行のモグラの怪獣。
FEWMANYさんのイベントにて販売するそうです。





PICOPICOさんと中野監督の大怪獣サロンさんのブース。
たぬきミニソフビの当てものが人気でした。



















最近フェチ系イベントでも活躍して製品展開の幅をオリジナルから版権モノ、ファンシーからアダルト、ボンデージまで手広く展開中のサンガッツ本舗さん。といってもやはりサンガッツさんというと水木作品の妖怪やキャラクターのソフビ化が気になる。
松茸師匠もナイスミドルサイズでソフビ化。



新作ぬりかべが登場、今回先行販売された。鬼太郎のTV版ぬりかべは何度かソフビ化
されていますが、水木漫画やイラスト版のぬりかべのミドル以上のソフビ化はレア!
水木版ぬりかべのぬぼーっとした表情も見事に再現。
ぬっぺっぽうと戦わせると鬼太郎「朝鮮魔法」の再現ができますね☆









こちらも妖怪に注力しているハンサムタロウエムさんのブース。
水木版「悪魔くん」のイラストを基に東映TV悪魔くんのユニークなキャラクターを
次々ソフビ化しくせもののマニアを喜ばせている同社。
ペロリゴン、水妖怪、首人形に続いて黒ネコ妖怪が登場。

リアルに絵のイメージを再現しています。黒ネコ妖怪はガンマーや大海魔のように
本編で巨大化していませんが、スチール写真では当時の写真技術で銀座のど真ん中に
合成写真として貼りこまれて巨大化しているのでその印象が強く、
怪獣的キャラともいえますね。

悪魔くんの黒ネコ妖怪はのちの東映実写作品のネコ系怪人のストーリーパターン上では
年代的に始祖的存在といえるキャラで、
東映スパイダーマンの怪猫獣などはその直系にあたり、
いろんな意味でネコ怪人のホラー話では
ミッシングリンクといえるキャラではないでしょうか。ターレさんにより製品化された
黒ネコ妖怪はちょっと日東の「妖怪百物語」うしおにのソフビを思わせる
アナログな時代の妖怪TOYビジュアルから、土俗のかのほりも漂いますね。
今回をおいて製品化の機会は訪れなかったことでしょう。このあともターレさんは
悪魔くん妖怪の製品化を進めている模様ですl。











↑コスメギラーは頭部に棘があるのでさかさで自立する。

ヤモマークさんのブース。ニワトリ怪獣ザンギラーとボスのカーネル星人、当初は怪人としてデザインされたというイモムシ系怪獣のコスメギラーなどを販売。









ヤモマークさんのおとなり、BLObPUSさんのブース。

タイのインディーズソフビ、コブカザンなる怪ソフビの
ブロッパスカラー彩色版が展示販売されてました。今回は某白猿カラーで塗装。
何かふにゃふにゃしたさわり心地で、異国で製造された感はしないでもないですが
あやしげです。。。









GALAXY PEOPLEさんのブース。銀河に生息するエイリアンを立体化するプロジェクト、
今回は「SENSOR BAT」という機械と動物の合体した細胞合成タイプの怪人の
ドールをリリース。
素体にオビツボディを使用し可動。同名キャラのミニソフビも同時リリース。・
こうもりの怪人なので羽根はないの?とたずねたら、宇宙空間は真空なので必要ない、
羽根は退化してしまっているとの話。理にかなってる。。。











イラネナさんのブース。イラネナさんも関係している「江ノ島コミコン」が7月に
開催されるのでただいま準備に忙しい様子。今回はFIG-LABさんの指人形の一体を
宇宙を股にかけて活躍する、背中にバックアップを背負った某賞金稼ぎのカラーを
塗装して販売。さらにルルベルさんのおなじみ、ミイラなベビーを
ファンシードール的なイラネナピンクに塗装して販売しました。







そしてこちらがFIG-LABドン氏のブース。

















RAMPAGE TOYS(ランページトイ)さんのブース。
カラフルな各国のソフビアーテスィストが並ぶ梁山泊
的イベントブースとなっています。今年ランページさんでは、デザフェスに
FIG-LABさん、POPSODAさんと出展。
そしてワンフェスにも出展を予定しているとのこと。







こちらはRON ENGLISH関係のキャラクターソフビブース。







ビリケン商会さんのブース。マウント工房・増山努さんカスタム塗装の逆柱いみり怪獣
ソフビがあったようですが、タコが行ったときはすでに販売完了していました。
努さんにもまたお会いでき、例によって昭和の怪獣プラモ談義と努さん製作のカスタム
を拝見。今回はガメラ物。後で写真を載せさせていただきます。



今夏発売!期待とのことで美形キャラクターのイラストレーションでは著名な村田
蓮爾氏版鉄腕アトムの製品化がアナウンスされていました。







ハマハヤオさん原型の究極のリアルソフビキット化といえるテレスドンの塗装版。
まだデットンになっていない高山良策造形の再現度、きぐるみを前にするような
存在感がすごいです。







高円寺のビンテージTOY&インディーズソフビを扱うショップさん、一番星さんの
ブース。近日受注開始するのはベアモデルさんの海棲星人バルキー星人と
手下の海獣サメクジラ。サメクジラは新規造形のオマケになります。

このバルキー星人はウルトラマンタロウ最終回で光太郎と白鳥健一君の別れのドラマを
彩った悪の宇宙人で、後番組のウルトラマンレオの主人公、レオのNGデザインの一体を
使用し立体化しているので、ウルトラ兄弟のアナザーバージョンともいえる存在。
一番星さんによると「ちょうどウルトラマンギンガにもバルキー星人が登場
しているので、新規にこのキャラクターに興味を持ったお客さんにも
アピールできればいいですね」
とのコメント。タコも1期版のバルキーを持っていますが、良ソフビで気に入ってます。

なお今回は劇中バージョンカラーといえるブラックとゴールドのカラーリング。
このカラーはのちの平成ウルトラマンでの黒ウルトラマン系キャラでも多用されており、
バルキー星人こそ、その後脈々と受け継がれる「悪のウルトラ」キャラの
草分け的存在といっていいでしょう。

なお今回イベント開始時には、Zollmenさんが以前発売したMonster Paradeの
ミニソフビシリーズ5体(ブルゴ星人やダスモガ、ベムベラ星人など)の新カラー版を
限定品として販売したそうです。







VELOCITRON・力さんのブース。ガイコツのソフビの上に気がついたら虫が這っているの
を発見しお客さんと横にいたルルベルのルークが「生きた虫付き」!とウケていました。







ルルベル・ルーク氏のブース。ビンテージジャパニーズファンシーソフビとアメリカン
フィギュアをアマルガムしたとおぼしき奇っ怪なFISH FECE、CAT KITTYが
目を惹きます。












ベティ・ブープ、アラレちゃんやラットフィンクなど、手堅いキャラセレクションで海外・国内のポップアイコンをハイクオリティでソフビ立体化しているDUNEさんのブース。



前回のスーフェスで原型が展示されていたディズニーキャラクター
「不思議の国のアリス」のアリス。昨今のリトルマーメイドなどにありがちな
アミューズメントライクでいたずらにかわいい表情でなく、
よりオリジナルのクラシックなアリスに近づけた顔立ちに成形・塗装されているのが
ポイントとなっています。

チェシャ猫もインビジブルだったりスケルトンでなくきっちり縞模様を
マスクペイントされている、完成度の高いソフビフィギュアとして同社の製品力の
高さをアピールしています。





ARTJUNKEYさんのブース。マスコットキャラのソフトマンソフビとミニソフトマンを展示販売。5月のデザフェスに出展する模様です。









シカルナ・工房さんのブース。今回は東映アニメーションのキャラクターと
ハーレクインさんのモンスターソフビセットの新カラー版を販売。懐かしの昭和
東映実写忍者映画「怪竜大決戦」の大がまと怪竜は夏のワンフェスで販売を予定している
そうです。





シラハマバイキンさんのブース。クモンの新カラー(ホワイト×ブルー)のほか、
PAUL KAIJUのソフビなど、海外ソフビアイテムの新しどころを販売。













死んだネズミをストリート的アレンジで製品化した新メーカーさん。
GOTH系キーチェーンやアクセサリー類を販売し細かいディティール処理が目を惹きます。



その名もUNDEAD TOYS。(KAGEMARU DESIGNS)
ちょっとタコ好みっす。









ハーモンコージ氏主宰のCOMETDEBBRISブース。かっぱ少年のミニとかっぱ少年の
スタンダードが揃いました。このほかBWANA SPOON氏による、ザボーガーのΣロボ
ミニソフビチックなジェフのピンク成形版などを販売。















ぶたのはなさん。みたりさんのブースのおとなり。
千葉名産シリーズのミニソフビと東宝怪獣のミニソフビを販売。
東宝怪獣のゴジラは首を着脱するとメカゴジラの頭部が出てくるにせメガロゴジラ版。
このほかグリーンマンのゴリラにゴジラ映画のヒーロー、スーパーロボットのジェット
ジャガーのソフビにミニ戦車をセッティングした豪華版を販売。









キャストでない消しゴムとしての素材まで再現したオリジナルケシにこだわる、
みたりさんのブース。









U.S.TOYSさんのブース。滋賀の佐川美術館で開催中の「ウルトラマン創世記展」や
5月1日より開催の「円谷英二特撮の世界展」、横浜そごうで開催中の「開田裕二と
円谷特撮の世界展」など各地の展示イベントでウルトラソフビの限定品を展開中。






「ゴジラファイナルウォーズ」登場のファイナルゴジラの
パワーアップバージョンを販売したクリエイティブデザイン羽沢組さん。
ファイナルゴジラ!X星人の凶悪な尖兵、カイザーギドラに反撃開始だ!




6月2日からは74ゴジラのスタンダードカラーを通販受付開始するとのこと。

さきに角川書店から発売されたガメラの研究本は同社がかかわり、
過去の平成ガメラ関係の資料をアナログ写真素材を現在の画像処理技術で
リファインし高画質の画像化を果たしました。また発掘資料も大量に保存されており、
過去のガメラ関係の資料を持っているコレクターも新たなアングル、角度の写真に
出会えるであろう名著なので、怪獣ファンは見かけたら手にとってほしいとのこと。
藤谷文子、中山忍、前田愛など平成ガメラ女優インタビューも手堅く収録しているのも
見所。

ゴジラ復活したけど、ガメラもぼちぼち復活しないかねえ。。。(しばし沈黙)

え、ええ~!←なんのこっちゃ











怪獣軒さんのブース。大半の原型を担当しているあべとおるさんがメディコムさんの
原型製作で大忙し、なのだけど、怪獣軒さんと、おおさかさん主宰の怪獣少女の原型
もこなそうとスケジュール調整して新作も積極的に展開していくとの話。
今回もウルトラセブンの新色を発売。今回は敵宇宙人のイカルス星人も初披露。
スーフェス前日に工場からあがってきたばかりなのだそう。
「はしもと玩具店」版として、セブン本編カラー彩色による
イカルス星人を発売する予定。






ブースに居合わせたあべ氏によると、「このリアビューの中腰と、手からアロー光線を
発射するあの独特のポージングの再現を、何度も映像を見返しながら粘土した」のだ
そう。その甲斐あって、うなり声を上げて奇怪に体を震わせながら山地を移動するイカルス星人独特の戦闘スタイルそのままのセミリアルソフビが完成。
あべさんのイメージするところによると、
どこの町には一人は住んでいたような、日常のしぐさが変わってる
おっちゃんを見ている感じ、イカルスにはそんな雰囲気が漂っている、のだそう。



そう。イカルス星人のこの独特の後姿。全身を震わせ唸りながら迫ってくる
「奇行するイカルス」こそ登場する話のサプタイトル「怪しい隣人」そのもの。
「ウルトラセブン」という未来感漂うSFTV番組の
中で先鋭的なルックスのヒーロー、ウルトラセブンと対峙するイカルスこそ、
昭和の時代の持つアナログな人間がもっていた奇妙なパーソナリティの
カリカチュアライズなのかもしれない。

あべさんは5月3日に開催される「資料性博覧会」にもコズミックムーン関係の
新キャラクターソフビを引っさげて登場する予定。
コズミックムーンとの戦闘風景をイラストにまとめたカラーのブックレットも製作し
張り切っておられます。



↑東京スカイツリーのメディコムソラマチ店も今年で2周年。案内をいただきました。
GWの最後、5月7日よりキャンペーンを開催。
「苗字か名前に二がつく人キャンペーン」を実施するそうです。

今回のスーフェスではメディコムトイの赤司竜彦社長もいらしててお忙しい中、
タコにも声をかけていただきました。このGWのイベントもいくつかありますが、
26日から開催中の「ウルトラクリエイティブジャム2」をはじめ、
新作ソフビを展開している同社、またまた予想もつかない、びっくりする
仕掛けを進めている模様です。メディコムさんは引き続き
ちょっとやそっとのことには慣れてしまったはずのソフビファンに
ウレシイサプライズを提供してくれそうな気配です。






こちらはNeadoneさんやDr.Strenge Toysさんのブースで見つけた「台紙図鑑」。
名うての消しゴムマニアが長年コレクションし続けてきた、80年代~90年代の
ガチャポンマシンのバックシートコレクションを一冊の図録にまとめたがチャポン
マニア向けの資料本。労作です。バックシートマニアもようやく名乗りを上げて、
資料本が出る時代になりました。いよいよチープTOYの総決算期に入った感じ。

そしてここから先は消しゴムで育った世代と新たに参入した世代による
新たな神話の再創造ーー、
オリジナルキャラのケシキャストや新作オリジナル消しゴムをはぐくむ
ワールドワイドなケシカルチャーの時代が到来することでしょう。
そのメインステージにこのスーフェス会場も活躍することとなることでしょう。
ソフビから分岐したカルチャーとしてケシキャストの存在が本格的に
認知されはじめているのは今回のイベントでも明確になったといえるでしょう。
















オリジナル怪獣ジャバラのキグルミを着て会場でパフォーマンスを繰り広げ来場者に
愛嬌を振りまいていたカイザープロさんのブース。
第一弾のジャバラ、緑色の第二弾怪獣ヤブキリーに続き、第三弾の新怪獣・デムシロン
も原型が完成しソフビ化が進行中。オリジナル怪獣ソフビ分野でハイテンポの展開をしている、なんとも気概に満ちたメーカーさんです。



こちらは高円寺のビンテージアイテムショップ、ゴジラやさんのブースにあった
昭和の医薬メーカーが当時製作したマスコットのPOP。
この男の子のキャラ、樹脂製で店頭で天井から吊るして製品をアピールするのだとか。
変わった素材なので撮らせてもらいました。






















少年リックさんのブース。超獣第1号のべロクロンがスーパーディティールで登場。









角川映画をリスペクトした展開や描写を満載するSF映画、井口昇監督の「ライヴ」
公開前のプロモーションブース。





















戦慄と諧謔味が交差するハイスキルな原型師さんたちが集い思い思いの
COOLなホラースカルプチャーを求道する、HELLPAINTER(ヘルペインター)さんの
ブース。
秋のアーティズムマーケットにも出展を予定しているとのこと。チェックしときます。





ストリート系ソフビを集めているコレクターさんから見せていただいた買い物の収穫、
SECRET BASR×CUREの汚染怪人限定バージョン。新ヘッドのドクロをインナーに装着。
白とアイボリーの配色。



開場したとたんにブース前に長蛇の行列ができたアストロゾンビーズさんの
スーフェス65限定カラー・スカルウィング。

(スーパーフェスティバル65その2で映画関係の小道具とかキグルミ系、
プロモーション系、その他の展示等紹介death・)

コスプレフェスタTDC2014春4特撮

2014年04月21日 | コミック・アニメーション




燃え萌え☆なレールガンあわせ。第二シーズン最終回の宇宙で黒子と御坂2人での
レールガンシーン再現!
御坂美琴=一条奈々【いちじょうなな】さん、白井黒子=来【らい】さん


















引き続き3月末のコスプレフェスタTDCの会場風景からレイヤーさんたちの活躍を
見てみましょう。4月からの仕事関係の新たな仕切りや消費税のアップなんかがあって
なかなかブログ更新もままならないまま後半に突入してしまいすまなんだ。














洋画「キックアス」ヒットガールVS初音ミクの21世紀のガーリーポップアイコン
同士という異色のとりあわせで、ゲーセンガンカタバトルが実現☆
ほんとはHGが二丁拳銃でトレードマークとしているのですが、ミクにもってもらい
二人でキュートな銃撃戦をリクエスト。
「『キックアス2』も面白いから是非観てネ!」とHGに言われたので、
これはDVD化待機しときます。



2人でいっしょに頭部撃ち、ターン!











結城凱「俺に、惚れろ!」←

戦隊キャラ中でも髄一のアウトローキャラといえる、
鳥人戦隊ジェットマンのブラックコンドル!井上敏樹イズムが最初に開花した、
ファンの人気も高い黒の戦隊ヒーロー。「ゴーカイジャー」で凱が復活したときは
テレビの前でファン狂喜だったのも記憶に新しいですね。
シューティングポーズをびしっと決めてもらいました。



そして井上イズムがライダーで全開したキャラといえば「仮面ライダー555」の
仮面ライダーカイザ!後半はオルフェノク退治にあけくれ次第に言葉も少なくなり
戦闘がないときは黙々と路上でサイドバッシャーを洗車していたのも忘れられない。

草加「オレのことを好きにならないヤツは、じゃまなんだよ!」←

名セリフというか迷というか、特撮界でもとにかくインパクトのあるセリフも多い
俺節全開なブラックコンドルとカイザ。

奇跡的に同じ会場に居合わせたんだけど、これはツーショと対決しかない!
ちゅうわけで両方にリクエストしたら井上キャラつながりで快諾してくれました。





555劇場版「パラダイスロスト」でも仮面ライダーサイガとの戦闘前に
決めていた拳をガシッとやるファイティングポーズをイメージ。
TDCってヒーローや怪人が戦ってる横で普通にお茶飲んでる
家族連れや観光客がなごんでたり、
555劇場版の「オルフェノクの存在が日常化してしまった」みたいな場所ですよね☆



ブラックコンドルとカイザの奇跡のツーショ・
並んでもらうと、黄色と黒のツートンと
カラーリング上の共通点も多いふたり。カッチョイイ!惚れちゃうね。



凱と草加はどっちが強いんだろ・
接近戦でカイザのビルゴスマッシュを避けて抜群の射撃で
シュートできたらブラックコンドルの勝ちかな。でも
少し戦ってたらお互いを認め合って、

「フッ お前もオレも大概だな!」
「君が先に言うかね、それはこっちがいいたいセリフだけどな」
「。。。ちょっとこいよ」
とかいって案外意気投合してビリヤードやったりバーに行ってお酒飲んだり
しはじめちゃいそうだけど。

これじゃ薄い本みたいですね(おい)

スーパーヒーロー大戦映画でも観れない井上黒ヒーロー対決がTDCで!
ちょうど撮影に来た特撮ファンのおねいさんが、「井上キャラ揃ったじゃん!」と
自分同様に喜んで撮ってました♪
サンクスです。









子どもさんが神妙に見守るブルーバスターVSドクターケイトの異色対決☆












さらにRXと戦うケイト。





ここまできたら、ケイトならストロンガーと戦いたいよねー、と
ケイトに扮するアポロさんと話してたら、あろうことか
ストロンガーじゃないけど変身前の城茂のレイヤーさんが遊びに来た!
ストロンガーのベルトもつけてる、おそるべし。
タコもアポロさんもびっくり。

城茂「天が呼ぶ、地が呼ぶ、悪を倒せと俺が呼ぶ」

近寄っていったら快諾してもらい、ドクターケイトVS城茂の戦闘シーン撮影に。
ツイッターとかで今日いますとか発信したわけでもないのだが、すげえええ。







茂の戦友・電波人間タックルこと
岬ユリ子を死なせた憎き敵のはずなんですが、ここは仲むつまじく
茂とケイトのツーショット。茂、アリガトウ!



オンエア開始1クールも終わってないですが、
トッキュウジャーのみなさんがもういたりします。早ええ!!



前番組のキョウリュウジャーも後輩戦隊の応援に駆けつけてくれたぞ☆











朝もやの中に佇む仮面ライダー鎧武。









ななせさんとこぐまさんの「進撃!巨人中学校」あわせ。リヴァイさんの熾烈なハリセン
攻撃がエレンに迫る!











エレンとミカサ。内輪撮りの多いTDCにあって、エントランスのところで
巨人さんと戦っていたこともあり、撮影の囲みができて
とっても楽しそうでした。ポーズ取りもキマッててカッコいいのですが、
あまり自分らでは撮影してないみたいだったので、せっかくだから写真
もってかえったら!と相手先のカメラに各ポージングのショットを収めてあげた。
通りすがりの超大型巨人さんがいたので
「私は肉を削ぐのが仕事(ミカサ)」戦闘シーンというか
ドネルケバブシーンも撮影。





どこからともなくあらわれたアフラックを寝撮りで激写する超大型巨人のヒト。





お茶目な一面を見せる巨人のヒト。人類と和解できるかも?



かと思うと仮面ライダーストロンガーの悪の組織デルザー軍団と覇権を争ったり。





超大型巨人さんと夜になってからまたでくわし、屋内でじっくり撮影タイム。



巨人さんとぽかぽかしながらなごんでいたら、
もう普段着に着替えちゃって2・5次元から3次元に帰還済みの進撃レイヤーさんが
通りかかる。「あっ超大型巨人、いたのね!!しまった」と、
タコがスマホでの撮影を頼まれる。
「今からでも遅くないから削がせて!!(首元を狙って)弱点このへんでしたっけ!」と
エアブレードでガシガシやられてました。
巨人さん、広大な会場各地を巡回してはいろんな兵団員に削がれまくりの大人気。
フードコートでは子供さんたちにおっかけられてました。



一日目に女エレンやゴロツキ時代のリヴァイさんなどを演じてた緋色さんが2日目に
「進撃!巨人中学校」のあわせやりますよ!と教えてくれていたので、
廻ってたら出くわす。
緋色さんは2日目はハンジくんというか、ハンジさんでした。
やー、コスプレの妙味というんでしょうか、全然ふんいき違いましたネ☆
緋色さんのハンジさんとコス仲間のヒトたちが演じるエレン、リヴァイ、ペトラ、
アルミン、クリスタの
合計6人で記念撮影。巨中の学園生活風景を再現してコスプレを楽しんでおられました。



サシャが3話でやってたふしぎ少林寺みたいなポーズを全員で☆



アンパン奪い合い!



告白タイム
断ってるけど、リヴァイさんだよ相手。
「いやーそれはリヴァイさんなので、もちろんうれしいですけど」
「どうしよっかねってなりますよね」「ねー」「うーん。。。」的な空気。
女の子は複雑なんですネ☆









進中女子メンバー、すっかりカメコ状態でガクラン姿のエレンとリヴァイさんを撮影。
冬だけど、女子たちの空気がとても熱い!





やがてヒートアップしてきて、
女子一同でえれりを撮影。進中のセカイではアルミンも女子あつかいなのね。
もしゲスミンだったら2人のディープな関係がSOS!
頭の中をあらぬ妄想がかけめぐる!
とにかく白昼堂々、TDCの遊歩道は成人さんオンリーの通行状況で
たいへんなことに。スミス校長、なんとかしる!



ヤヴァイふんいきになってきたけどタコも撮影続行。
リヴァイさんがガクランを脱ぎだす。







エレンくんがタコの目にドギマギ。
まー、もうかれこれ足掛け20ウン年もコミケとか出入りしてるわたしは
並大抵のことでは驚かないっす。「そのままで!」





きちょうな、  が。人類の損失ではないか!
女子のヒトたち、マジでした。
いやー青春だわ(違)。



タコもひとしきりカメラを引き受けたのち、兵団式敬礼!!

そして彼らというか彼女らはそのまま撮影続行。





夜まで山の上の公園で撮影が続く進中メンバー。静かに見に行ってみましたが
開催時間も終わりに近づき、いよいよ待ったなしの大真面目な
告白タイムみたいです。見るとストイックそうな
リヴァイさんがペトラに告ってるみたいですが。。。
進撃ワールドもあの過酷な巨人の出現する世界観ならともかく
進中という現代の世界観なら死亡フラグにならないか☆



でも未知のセカイを垣間みた感じで、ワクワク。
楽しかった~。またよろしくデス。



こちらは2014年の新たな人気アニメの一本となった地獄の業務に従事する
閻魔様や鬼の悲喜劇を描いたなんとも特殊なシチュエーションのコメディアニメ
「鬼灯の冷徹」の劇中シーン再現。





葛飾柴又の「寅さん」コスプレでTDCやコミケでもおなじみの常連・寅さんは
今回閻魔大王の役でお会いできました。
あわせとして、一緒に鬼灯をやっていたコスプレイヤー・蜥夜【せきや】さんが
芸達者なレイヤーさんで、閻魔様相手に日々の地獄の業務を厳しく仕切る
クールな鬼灯の活躍を再現した寸劇を披露。





「拷問学」の本(そんな本があるのね、おっかねえなあ)のページをめくりながら
亡者の過酷な処刑方法を淡々と説明する鬼灯。
「亡者たちをいっぺんに石臼で轢く刑は作業効率が図れますね」
「ちょっと、それは倫理的にひどくないかい 最近は現場にマスコミも入るし
観光客もくるんだからさ」とたじたじな閻魔様。
作品中にありそうなMONDOでブラックな風景がたまらんでした。
「鬼灯」もGWに見返したい一本。












「レールガン」のおねえさまこと御坂美琴とジャッジメント・白井黒子の学園都市を
守る美少女コンビ。普段は男装メインで活躍されている方たちらしいのですが、今回は
美少女を、ということでガチはまりですね。足の先から指先から版権絵の雰囲気が
ガッチリ出ています。しかも男装で生かした麗人風味な味付けも入っていて、これは
ほっこりしましたね。サンクス。






イエローとピンクのヒロインで、この場所というと特撮ファン的にはなんだか
東映戦隊のオンエア前にやる媒体向け撮影会の一こまみたく
撮れた気がする(特オタの自分には☆)
コスプレイヤー・カエさんとおともだち(コスネームはまだないそう)の
まどか☆マギカあわせ。カエさんは東映系のキャラのコスプレもよくやっている
そうです。マミさんだと、3話で劇的に一旦退場!って
まるで東映の「マジレンジャー」や「バイオマン」のノリですよね。
「まどか」は「仮面ライダー龍騎」にプロットが似てるだけでなく、
空気がどこか東映作品っぽいです。だから東映好きな自分も印象が強いのだろうな。


















こちらもゲーセンを背景に撮影させてもらった「ダンガンロンパ」。
ゲーム機の明滅するふわんとしたゲーセン屋内のテクノな色調の中で
アーケードゲームやクレーンゲームを楽しむ2人を再現。



ドーラーのミサトさん。時々TDCに現れます。
そういえば今回はエヴァコスプレ少なかったなー。



シンジくんの目の高さでお説教するような感じで中腰ポーズ。



リアビューでローアン・
服装が違うけど新劇場版Qシンジくんに取り付けたアレをポチするか迷い中の
シーン。のつもりでお願いしたんだけど、90年代のお立ち台ダンシングクイーン
みたいになってしまいマシタ☆














シューティングポーズをいろいろやってもらったほむほむ。
まどかあわせで全員揃っていたんですけど、ちょーどピン撮りの最中で
手が空いてたんでお願いしたんですが、



不思議なスナイパーライフルを持っていて、
分解したらたちまち拳銃に!100均でこういうのあるのかなー。便利ですネ。
マニアックなところで、めがほむのベレッタ両手撃ちとめがねなしのデザートイーグル
片手撃ち、劇場版のワルサーぽいので人気のポーズである
マミに追い詰められてやぶれかぶれな自分の頭部撃ち、ターン!まで
ひととおりやってくれた☆うれしっ。
てなわけでつめあわせ状態で全部掲載。シューティングの姿勢が
かっこよくキマるヒトだなー。





おねえさま系ほむほむでイイっす。
すいません名刺いただいてますが名刺のコスプレがイメージがやや違う
写真なので(迷)本人か、コスページ見てお名前確認中です。
みんな変身が巧いのでかえってくるとお名刺と比べて
わからなくなることあるんだよな。















masaさんの撮影リクエスト「ゴーバスター」本編の熱暴走でブルーバスターが
意識を失うシーン再現!
ぶっ倒れたとおもって見に来たレイヤーさんグループが居ましたw









さちころっけさんの2日目の交流装束、おなじみ亀仙人の稽古着VER.



プリキュアやドラゴンボールさんたちと記念撮影。うーん、
気がつくとさちこさんの専用カメラマン状態だな。






さらに夜の部で妖しく変身したのが同じく少年ジャンプのキャラクター
「こち亀」のムーンライト刑事。これはスゴイ☆



リアビューも。さちこさん、前回のキース長官に続いて極めたネ☆
























KOKOROさん(ムギちゃん)とまだコスネームを持っていない
おともだち(平沢唯)による「けいおん!」あわせ。
京都アニメーションのふわゆるお菓子系な画風をうまく表現しています。
ムギちゃんの眉毛のメイクとかそっくり。唯が今にもたくあんにしてほかほかごはんの
おかずにしそうです。KOKOROさんは前にあずにゃんの
クラスメート、純もコスやったことがあるんですが、名刺をいただいたら
すごく似ていて感動しました。絵柄に似せるのが巧いレイヤーさんですね。









マミさんは男の子なんですけど、マミなぎさあわせ。キレイな男の子が増えましたね。
なぎさちゃんの衣装もマイナーなメーカーさん製のらしいんですけどよく出来て
いました。そして、BBもいっしょ。













CLUMP絵のスイートな感じをよく再現していてこちらも素敵すぎな
「カードキャプターさくら」あわせ。もてもてのさくらちゃんの日常。
さくらちゃん、シャオロンくんと雪兎さんの両手に花!ですぜ。どっちにするの?
レイヤーさんがいないけど、つまりは撮影者が一人称で
知世ちゃん気分を味わう仕様です☆
タコ「さくらちゃん、すてきですわ~(うっとり)」
ぬいぐるみに化けているケロちゃんもこんな大きいサイズのって当時あったかなーと
思って見せてもらったら手縫いの自作でした!
すげえ気合の入りようだ!雪兎さんもふわゆる系でやさしそうです。
若いけど、この雰囲気だったら「さくらちゃんのおとうさん」役だってできそうですね。





レアコスプレシリーズその1。えーとタイトル忘れたが去年夏の深夜アニメでしたよね。
スラップスティックな、動物飼ってるやつ、えーと・










「機動戦士ガンダムSEED」登場のエクステンデッド・シャニ。
コスプレイヤー=征士【せいじ】さん。

過酷なヤキンドゥーエの最終戦で、乗機のMSフォービドゥンごと
イザークの一撃で吹き飛んだと見られたシャニがこのTDCで生きていたのを発見!
という脳内設定で撮影させてもらいまひた。

時々この会場で見かける方だったんですけど、今回初めて声をかけてガンダム話など。
種ガンダム当時からガンダム系のレイヤーさんとしてロングランに活動していた
模様で、ガンダム関係のコスプレにも詳しかった☆
なんと一度は上官のアスラエル含む3バカトリオのレイヤーさんが
仲間にいたらしいのだけど、残念ながら皆、最近活動休止状態なのだとか。

またTDCに遊びにきたりしたら楽しいカモ!ということで触れてみたりなんかします。





地下道でシャニを撮影。ひょわー、麻薬撲滅キャンペーンのポスターみたいに
なってしまった。薬漬けでダウナーという、キャラがキャラだけに☆

「撃滅!」とか「瞬殺!」とか相棒の3バカ風味にタコが煽って
ファイティングポーズをやってもらおうとがんばったのだけど、
「シャニはジャンキーでいつもデスメタルを聴いており3バカの中では
おとなしいんですよ」と劇中忠実再現ということで座ってデズメタルイズマイライフな
シーンの再現(ていうか時々リアルで寝ていたw)
たしかに家に帰ってからSEEDの劇中映像を見かえしてみたら、
活発にポーズをとってようなシーンが
シャニはぜんぜんなかった(汗)
がほとんどになってしまったのですが、ひなたぼっこするシャニが見れるなんて
このTDCならではということで、楽しかったニャー。













レアコスプレシリーズその2.

人形のように美しく、無機質な表情の校長先生。少年ジャンプ「保健室の死神」に
登場。







レアコスプレシリーズその3・「最後の警官」の劇中ポリス装束を製作中の
レイヤーさん。装備も作りたいそう。なかなか合わせをやってくれる同名漫画の
レイヤーさんがなかなかいなくて、との話・マイナー作品のレイヤーさんガンガレ!
コスプレイヤーはAyameさん。




進撃レイヤーさんもうまく馬上にトリミングしていた新規のライドアトラクション。
山の上のクレープやの横で実施。





舞台に出てるの顔まけなCATSのおふたり・



夜のホール内はカオスなふんいきで皆、個別に仲間内の撮影を楽しんでおります。



なぞのパンダさん。夜遅くでしたが、カフェのところでカメラ話に
つきあってくれました。
おつかれさまです!



結局閉場までいたなー・まだまだ夜は寒いので、皆撤収早いね。





次回レイパラ告知も入れとくか。タコはまだ参加か未定ですが、
4月29日の1DAY、TDCでヒーロー、ヒロインに再見!
(まだルポは途中death。写真足します・文章作成中

 皆様コスプレフェスタ参加おつかれさまデシタ・掲載が遅くなってゴメンナサイ!)

コスプレフェスタTDC2014春3

2014年04月20日 | コミック・アニメーション







赤のヒーローあわせ。
「ゴーバスターズ」のレッドバスターとスパイダーマン。
マーベルヒーローのスパイダーマンやミスアメリカも東映で過去に実写TV作品化され
現在は版権も再開して東映のお膝元で絶賛活躍中だ!

そういえば東映スパイダーマンはオンエア当時、マガジンで
ライダーや戦隊と競演してたけど、TDCでこうして現行ヒーローと競演することが可能となります、グローバルなヒーロー同士の共闘を想像させて特撮好きとしてはとっても
タノシイ☆



てなわけで(どんなわけだ!)3月末のコスプレフェスタTDCルポつづき~。

ネタコスからマジコスからたっぷり撮らせてもらいながらあまりにも忙しかったので掲載が遅くなってほんとーにすまんDEATH。しごとの間に頼まれの画像レタッチ作業やら、間にあわせ撮影もさせていただき、タコもバタバタしておりました。

4月は新しい生活スタートの月。今年は消費税アップなんかもあって空気がせわしい中での船出となりました。そんな中で日常をしばし忘れて癒しになるということで社会的にも注目されているのがコスプレ。今回は大阪のコスフェスやジャンプフェスタなどイベントも重複したために初日はやや空き空きな状態にびっくりしたのもつかの間、
2日目はいつもの通りのコスプレフェスタの喧騒にあふれなごやかななTDCでのアニメや
特撮キャラの競演の場とあいなりました。
さっそく会場風景を覗いてみましょう。







人気アニメ中のマイナーキャラやレアバージョンに愛を注ぐレイヤーさんが多いのも
このイベントの特色。コアなコスプレファンに驚きを提供してくれます。
「進撃の巨人」より。お、サシャかなと一瞬思ったんだけど、これぞ女体化エレン。原作者がイラストとして一枚だけ描いた女子化したエレンを再現。レイヤーさんは緋色さん。
3枚目に写っているのはおともだちの方によるビジュアルバンドメンバー、ギタリストの
「己龍」。この凝った着物も自作なんだそうです。





これは緋色さんが時間帯違いで会場で演じていた、ごろつき時代のリヴァイさん。女エレンといい、マイナーどころ狙いできましたね。地下都市でクダ巻いてた頃の現在の兵団よりトンガっていたリヴァイさんのこの姿は雑誌「ARIA」の誌面で初めて描かれたもの。





亀仙人でおなじみ、さちころっけさん。
2日間いらしてたけど何キャラ演じたんでしょう。
引き続きさちこさんは当日撮れたものを紹介していきます。



さちころっけさんの亀仙人スーツver.



通りかかったおともだちの「逃走中」さんとツーショ。



かめはめ波発射ポーズ。ここのところいろんなキャラを演じているので、
さちこ亀仙人、久々に見た気がします。



不思議なオリジナルキャラクターのおふたり。ちょっと安野モヨコ系っぽいので
「シュガシュガルーン?」と最初は思っていました。



きぐるみやドーラーの製作がすごいレイヤーさん、ニンジャスレイヤーさん。
オリジナルのコミック「ニンジャスレイヤー」は近々アニメ化するんですね。
タイムリーなコスプレだなー・この撮影時はマイナーだったけどこれから
活躍時期ですね。





お連れのオリジナルメイドのドーラーさんのコスやマスクはニンジャスレイヤーさんが
制作したものですがこのお面の美しさは人形ながら優しい表情で素晴らしいですね。
うっとりしました。



石ノ森章太郎御大の萬画に登場する美しいけど幸薄いアンドロイドとかにいそうな
はかない表情がイイですね。



さらにニンジャスレイヤーさんが連れていたドーラーさんグループ。
これが強力な布陣で、まどか☆マギカやおねがいティーチャーなどの
キャラを随伴してのあわせがにぎやかな光景に。
すべて彼が顔の制作や塗装などを作品を読み込んだ上で施したもの。
絶妙なカワイらしさでキグルミ者のツボを突いてきます。





まどか☆マギカの名シーン再現もしてもらいました。これが楽しい。
一人魔女退治を続けるさやかをなぐさめるまどか。。。

ってこの構図だとさやかがまどかをなぐさめてるように見えるがな。

「さやかちゃん・痛くないなんてウソだよあんな戦い方ってないYO。。。」
「ああでもしないと勝てないんだ 私才能ないから」



ひとりぼっちで心許ないキモチを
もてあますさやかを杏子がはげまします。

「同じ魔法少女のよしみでさー」「うーん。。。悪いね迷惑かけちゃって
杏子☆」みたいな。
杏子の歯がとがって造形されてるのもさりげなくイイなー。





さやかがカメコになり、杏子を撮影。
ドール同士で撮影したりするとシュールな風景ですね。





名シーンを全キャストドールでTDCの風景に溶け込ませつつ
演じてもらうと、えもいえなくシュールな絵になりますネ☆
「まどか☆マギカ」を昭和の人形特撮番組「チビラくん」や「冒険ロックバット」的に
リブートした感じでモンドな雰囲気がタコも見ていてたまらんです。
自分もドーラーやってみたいと思うくらい。
ドーラー愛満点なニンジャスレイヤーさんとみなさまTHANX・death。





こちらもニンジャ系。masaさんのナルトキャラ、はたけカカシ先生。







またまたニンジャ系。東映戦隊「忍風戦隊ハリケンジャー」のハリケンレッド。
初日はいつもならエントランスに自然と集結する特撮系レイヤーさんが大阪のストフェス
に遠征していたので少なく、少ないながらも休日のTDCを守る戦隊ヒーローさんがおられ頼もしかったです。














りんちゃんとしおちゃん。撮ってから「これはキャラはオリジナル?」とおそるおそるたずねたら「ゴスロリです!」って答えられたのが、なんかお茶目で自分的にウケました。
アニメキャラもやりたいとコメント、ただいま準備中の模様。



「艦これ」提督はTDCでも戦艦女子たちにモテモテ。





通りすがりで撮影をお手伝いした「黒執事Ⅱ」のアロイスとシエル。
仲よしソウルメイトな感じで撮影。アロイスは濁【だく】さんとシエルはおともだち。













「進撃の巨人」ミカサとエレンの兵団入り前に焚き木を山に拾いに行ったシーンを再現していたレイヤーさん。焚き木をあつめて山から戻るときのバックパックも
自作したものだそうで、雰囲気がでています。しかしミカサがいつも着けてる形見のマフラーは補修しているんだろうか・

タコの実験では、ずっと同じようなミカサ的なつくりのマフラーをつけていたら
一年くらいでだんだんほぐれてきました。ミカサのマフラーは過酷な戦闘の中で崩れたり
しないのだろうか。。。形見ながら同じ仕様のマフラーが何個もあったりして。
巨人化のメカニズムくらいナゾです。

こんな感じでエレンをマフラーで捉えたら、ミカサはもう2度と彼を
離さないかもしれないですね☆









こちらも「進撃の巨人」。スピンオフコミック「進撃!巨人中学校」に登場するティーンのエレン&アルミン。「進中」のアルミンはちょっとアレなキャラで、いつも毛布をかぶっていて学校にはくるけど引きこもりがちなキャラになっており、やんちゃなエレンからたいへんな目に遭わされます。
コスプレイヤーさんはこぐまさんとななせさん。




さらに「進撃の巨人」調査兵団員ミカサ・アッカーマン。
エレンから受けた傷を受けて、それでも彼を守ろうと戦う一途なミカサをイメージして
頬の傷を入れたメイクでTDC入りしてきた様子にコスプレへの気合を感じ撮影させて
もらいました。



ミカサの持つひたむきさが気に入っているそうで、表情だしもりりしくてイイ感じ。自分の持っておられるミカサ観をよく表現してくれています。ミカサは強いだけでなく、ときどき他人に見せそうなもろさを自分で律して戦いに赴いているあたりが萌えですね。
コスプレイヤーはSakto.【サクト】さん。



奇行種に追い詰められた自分を守って戦う未知の巨人の出現に驚愕し、
やがて事態を理解し人類の勝利の可能性を知る「ミカサ驚く」のシーン再現。



壁外調査作業で巨人たちが潜む森を漂うミカサ風に撮影。
ビルが背景に写りこまないようにうまく場所をとりました。
日光がうまく射し込んできました。「横の木が本編の生命樹みたいでいい感じ」
とのこと。
立体機動装置もSakto.さんが作成したものです。











ミカサに続く新作コスも手作りでただいま鋭意準備中とのこと。今回のように
武装系のキャラみたいです。楽しみですネ。





こちらも「黒執事」のセバス&シエル。衣装もメイクもたいへん気合入ってます。たしかこのおふたりは去年イルミネーションのときにTDCで撮影させてもらってるなー・夜景に映えるおふたりだなーと印象深かったです。今回は衣装もよく見えるコンディションで撮影させてもらいました。

コスプレイヤーはシエルが黒蜜【くろみつ】さん、セバスが
黒鴉紅【くろからすこう】さん。なみなみならぬ黒執事愛を感じます。



















このあたりから2日目の分にようやく入ります。
ここから初日参加レイヤーさんのコスチェンジも含めて人数も増えてきて
カオスです。にちようびなのでレイヤーさんが用意していた
コスプレを披露に張り切ってやってきました。
こちら2人はポージングも多彩でギャラリーをうきうきさせてくれた
「キルラキル」。2クールで終了しましたが、マコと流子に元気をもらった
レイヤーさんも多かったのでは。タコもGWに全部また見返したいアニメですね。
流子=終夜綾さん、マコ=ささみさん



またまた「進撃の巨人」。コミケやこのTDCでのイベントで何度か撮らせてもらってる
兵長さんとおともだちのエレン。このキャラコンビにこだわりがある様子でお掃除
ポーズもたいへん息が合っていますね。
このホール内は無機質な感じがバックにしやすい。
撮影は午前だったのですが、程よい自然光も手伝ってふわんとした感じに撮影できて
ウレシイっす。











2日目になって特撮系のレイヤーさん一気に増量。ライダー系幹部の立体化とコスプレで
おなじみのアポロさんは初の女怪人のコスプレに挑戦。
「仮面ライダーストロンガー」デルザー軍団のドクターケイト!





またレアどころでせめてきたなー。一杯撮った。



女怪人なのでもちろん女の子すわりでと要望。ここは男装女子撮影もだけど
女装子撮影も多いタコの面目躍如というか(笑)。



ちょっとデンジマンのベーダー怪物やサンバルカンのモンガー頃の怪人みたいに
アイテムのついた棒を掲げてのファイティングポーズ。
イイ感じですね。大きな頭部は樹脂板を削って製作したのだそうですが、着ると
けっこう重いそうです。



前回のレイパラでデカレンジャーのデカブルーを演じていたmasaさん、今回は
「ゴーバスターズ」のブルーバスターに。ちょっと決めポーズとかを
白飛ばししたような渋めの絵を作ってやる!という話になって、ポース指定で
いろいろ素材撮り。



後期エンディングの武器を背中向けに持って中腰で走るあの印象深い
ショットを再現したようなポージングも(微笑)。



市街地で見えない敵を捜索しているようなシーン。



背中向け。強そう。





エントランスはライダーまつり。仮面ライダーオーズ。
子供さん連れのおとうさんおかあさんも記念撮影でライダーとツーショしたり、
いつものTDCのテンションがもどってきました。



力の2号ライダー。



(立花のおやっさんと滝を前に)「お見せしよう、変身!!」



仮面ライダーブラック RX!



クライシス帝国はすべて殲滅する!その罪はこの俺一人がかぶればいい!!
リボルケイン!

レーザーブレードを持つライダーの先駆的存在。
すべてのライダーで最強とよく言われますが(ディケイド?うーん。。。)
自分もブラックサン最強で異議なしです。
最近bLACKともども全部見返したんですが(全話見返すの好きな、タコ)
アクションや敵キャラ含むビジュアルデザインなどもっとも豊穣なライダーで
のちの東映ヒーローすべてにつながるミッシングリンクともいえる作品だと思います。





平成仮面ライダー中でも怪人とライダーが異形の者として区分を持たない
設定やストーリーがファンのココロを捉えて離さなかった
「仮面ライダー555」。曲者ぞろいのキャラの中でも
スパルタンな戦闘スタイルがインパクトをもち、
同時に正義感と独善とが入り混じったドグマチックな心を持つ
草加正人が変身する、仮面ライダーカイザ!










アトラクションズに佇む仮面ライダーW。
日陰に出る細いシルエットがこのキャラならでは。





さらに仮面ライダーWのフィリップと、レアキャラのフィリップのお母さん(!)も・

映画では杉本彩が演じていたフィリップのおかあさんですが、TV版では
スケジュールの多忙な彼女をいつも呼ぶわけにはいかないので、
包帯姿のナゾのコートの女性(!)で声のみ本人という苦肉の策な登場スタイルだった
のですが、まさかそのTV版のレイヤーさんが出るとはおもわなんだ!
「時々竜巻になってグルグル回転しながら、窮地に陥ったフィリップを救いにくる
シーンとかたまらないですよね~」とか話しながら撮りましたw
レイヤーさんと撮影者の語り場、やっぱりTDCはこうでなくっちゃネ☆
















まどか☆マギカ 暁美ほむら コスプレイヤー/紗叉【サシャ】さん

(ペースがユル更新ですまんですが地道に載せていきますネ・文章作成中。。。)

【SHOCKER GIRLS / ~ショッカー襲撃! 改造!? そして誕生へ~】

メンバーがよく変わるので今いるのかわからないけど、黄色い丸顔のヒトが萌え。


http://www.youtube.com/watch?v=8ApZMiFZEgM

【仮面ライダー555 主題歌OP「Justy Φ's】

http://www.youtube.com/watch?v=qwP2_rPXu20


【love wars ☆Q&E☆ 仮面ライダーW】

AKBの河西と板野のヤツ。ベタだけどたまに聴き返すんだよなーこれ。
劇中舞台となった風都のイメージってのは意外とこのナンバーに
集約されて成立してる気がする。

http://www.youtube.com/watch?v=LEIrMPzIQuA

アキバ戦記62エア花見2014

2014年04月07日 | 日記



頭に華を咲かせた、会社の重役っぽいオトウサンが満開の桜の木と対話し
森羅万象とココロ通わせる。部下たちが応援。
ここは宴たけなわの夕刻の上野。普段も居心地のいい職場っぽいなー。

新年度がスタートしてカオスな第一週目、
消費税アップやらなんやら浮世とかかわる上では
考えなきゃいけないことは各自いろいろあるものですが
忙殺されてばかりじゃ、死んで花実が咲くものか・とばかりに
この時期は花を見ようといつしか足が向いている、桜満開の上野公園。
桜の散り際にものぐるほしい風情を見出す
アキバ、上野、御徒町、中野の風景をまとめてみました。

コアな彷徨系路上観察者や廃墟系耽美者の方から先日
「お前の漂いはマニアのツボをついていて、よろしい」との感想をもらえてウレシイ。
ばんがります。

新生活はみなさまいかがでしょー。

というわけで、上野公園の花見真っ盛り、4月第1週・開花直後3日間の
花見エリアにて撮影した、ちょっとイイ風景まとめ。









みずいろの宴、青空の青、ブルーシートの青。





ブルーシートフェチには垂涎のビニールの照り返しをカメラに収めるには
最高の日和。



それぞれのブルーシートにそれぞれの人生が載っている。
こちらは犬生か。ワオーン







神保町の本屋さん。店頭の新刊ボードもさすがほんのまちだけあって、上手いっす。
グレートマジンガーの新規作画、きになる~
タコは2月からグレンダイザー全話視聴消化中(タコ、全話見返すの好きな)
やっとマリアちゃん登場。マリアちゃんは吉田理保子が声優なのだけど、
キャラがびんびんきます。荒木作画の時とかしにそう。



神保町画廊で口枷屋モイラさんと村田タマさんの2人展「少女ロイド2」が開幕。
上はコラボ作品の前に立つモイラさん☆

モンドと耽美、美少女をテーマに白昼夢のようにエキサイティングな
アーティスティックフォト空間が会場内に展開。
女子力の隆盛ではくくれないパワーを持つこのジャンルでは
始祖的な2人のアーティストが少女宇宙に鮮烈なエネルギーを注ぎこむ。

口枷屋モイラ・村田タマ二人展 「少女ロイド 2 -Sweet Memories-」
4月2日(水)~26日(土)
【会場の神保町画廊HP】http://jinbochogarou.com/



この脱法ロリキャップが飛ぶように売れていた。モイラさんのアイコンであるアヒルの
口枷も販売中。



モイラさんがアニメキャラに扮して口枷ボンデージパフォーマンスを
展開する、これまで販売されたROM写真集もそろってますよ。

(上は口枷本3のジャケから、「まどか☆マギカ」
ソウルジェムを味見するモイラほむほむ)
タマさんのROMにはセイタカワダチソウの繁茂した空き地に
ロリワンピの美少女を置き去り☆生き埋めみたいな
パフォーマンスが写真で収録されていてクライム萌え度満点です。
一枚絵の構成がシンプルだけどキマっている絵柄が多いdeath.
またタマさんの在廊日に行ってみよかな・










アキバのベルサールで開催中。
ドイツのビールや地場産ビーフを使った料理などが集結した
アルチザングルメテイストを満喫できるイベント、
「オクトーバーフェスタ」のおねいさんたち。
普段飲めない地ビールが一般ユーザーにもアピールされた一週間。









アキバのお客さんから見せてもらった素敵なペット、
ヨーロッパコノハズク。ミミズクなので
後ろに廻っても首がグルリ回転して見つめてくる。小ぶりでカワユス。







アキバで高層ビルに囲まれて見えない裏通りのあの神社が
通りに面した建物が解体されたので、今なら表通りから見えます。こんな感じ。
ちょうど地主さんがいらしてたので許可を得て撮らせてもらいました。
これからは太陽が当たりやすくなるかな、古来からアキバの地を護る神様の社。
みんなこの機会にビルの間にある神の社を祀ってみては。





浅草の花見風景つづき。















これも一種のコスプレというのでしょうか。仲間と花見でフィーバーしている
元気のいいナウなヤングたちに、
「泥酔風景のフリー素材みたいなのがほしい」とねだったら
なんとやってくれました。女の子の熱演がとってもエロい酔いっぷり。
あ、あくまで演技ですから(汗)。皆様THANX・

「ヲイヲイ、それじゃ死体だよ!」とツッコミも入ってましたが。
満開の桜の木には誰か埋まっているので、それはそれは木に滋養が効いてるのれす。

こんな感じで満開の桜の下でカオスな空気に触れていると、
ふと学生時代を思い出す。タコは可能なかぎり、
何年経っても学生気分で生きたいと思ってるので遠い感じはしなかったり。
文化祭みたいなコミケやデザフェス、コスイベントなどに行ってるせいも
あるのでしょうね。

結構花見にいらしてる皆、ヒトから犬からカラスから、ノリがいいのでウレシイ。
でも集合写真のカメコもいっぱいしてきたんですYO.
そして「う、ウチはこれでもアートなんだからね!」と
説明して撮って廻ってる。





怪人桜男。ポワトリンとかシュシュトリアンの敵で出てきそう。
東映のキャラっぽいっすと言ったら喜んでました。
こういうパフォーマンスが好きな方だそうです。










静かに桜風景を楽しむ、日傘を持ったご夫婦。仲むつまじいという言葉を
絵に描いたような方たちでした。



ライカを持ったベレーのご婦人がいて、「撮影イイの撮れてますか?」とたずねたら
「ふふ、じゃこの位置から撮ってみなさい」といわれて
上野公園のハス池を撮ってみたのが
上の構図。あっ、シャキーンと青空に下に桜が配置されて
水面に映るビルや枝の影も、水面の波紋もカッコイイ!うーん、奥様さすがや。



消費税導入直後の御徒町をしごと帰りの夕刻に散策。

日本人が見ても表現が妙に断定的で不思議な日本語が並ぶ魚関係の露店を外人さんの
ジャパニーズカルチャーに関するTV取材チームが撮影していた。
SF映画「ブレードランナー」でかつて描かれた未来のロサンゼルスのディティールに
ついに御徒町がリアルレトロフューチャーとして追いついた。







またまた中野ブロードウェイの演歌ショップでミニライブを撮影。意識しないで行くと
その日にちょうど開催してて徳した気分。この歌手の方は島倉千代子似と通の演歌好きに
評判の方。岩手県出身の水元亜紀さんといいます。ミノルフォンレコード所属。
演歌の王道を驀進しておられる方。



ジャケットもレーベル担当者のヒトが島倉さんの名曲選のジャケなどに似せている。
でも曲はオリジナルのバリバリ歌い上げ系な演歌っすよ!
最新作は「じょんがらしぐれ」「ねばらんか」。

便りがみつかり燃やされたとか
せつないうわさに紅葉も散った
津軽 お岩木 つのるいとしさに
雨がふるふる じょんがらしぐれ

親の目盗んでかさねた逢瀬
引き戻されてもココロはひとつ
津軽 お岩木 つのる逢いたさに
雨がふるふる じょんがらしぐれ



何気に骨董の露店に入ったら、店主の方が2010年に新宿マルイワンのカイジュウブルーの
実店舗が閉店する時にスペシャルで開催された緊縛ライブパフォーマンスショーの
ときに緊縛を手がけておられた縄師の方!

カイジュウブルー新宿マルイワン店の閉店のときはタコブログでも
記事を載せたのですが、ゲリラパフォーマンスだったのだそう。妙に店内に
警備員が立って緊張感のある空気だなと思っていたのですが、そういうことか。。。
というわけで久々に縄師の方と再会。ジャンクアートの展示や販売も
しているのだそうで、最近コスプレ撮影用の小道具の補充で
骨董屋でシアトリカルなひらめきを感じる物品をチェックしていることが多い
タコにとっては興味深い品々を拝見し新たな刺激になりました。
氏の作品も店内にあるものを見せていただきました。



トルソーに工業用品を取り付けたり、楽器と骨を組み合わせた人体楽器のような
不思議なオブジェの数々。最近は個展もやっているそうなので見に行こうと思います。
その名は現代の錬金術師マンタム。
人形アニメ映画の雄、ヤン・シュワンマイエルを標榜し物神の死(廃棄)状態から
新たな生を文化として再生産するコンセプトを確立。動物の死骸や骨と無機物の骨董を
組み合わせるグロテスクとプリミティブが融合した美を表現。

いやー、いろいろなセカイがつながるものだな。
















いきなり商店街内にならよしともさんの絵が。「NO NUKE」でならさんの
メッセージに共感して商店の息子さんが掲げているのだとか。
アーティスティックですぐ目につきますね。ならさんのなつかしい初期著作
画集「マックザナイフ」は枕元に置いてます。















アキバの内臓、脈動し息づく御徒町の裏町。街の生命維持装置たる
血管のようなライフラインはどこか不気味にJR鉄橋下に張り巡らされている。
蒸気と瘴気と熱風が入り混じる裏町の狭い通路内はアニメ「装甲騎兵ボトムズ」のウドの
街に迷い込んだかのようだ。



この御徒町のガード下にあるアパートの3階(アロエの植え込みのある部屋)に、
大原麗子が住んでいる。

金持ちと結婚するよう、元カレの高倉健に諭されて
未練がありながら送り出された大原麗子だったが
旦那の急死後に親族から屋敷を追い出されて
行き場所をなくしてアル中になり毎日サントリーオールドを
浴びるように飲んで洗面所でゲーゲーいっぱい血を吐きながらホステスの仕事をして
この線路下の埃っぽいアパートで暮らしてる妄想。

今はこじんまりとした下町の居酒屋をやっている高倉健の店に時々無言電話。
大原が身をもちくずしているという風のうわさを聞き不憫に思い探しにくる妄想。
健さんの嫁の加藤登紀子は、長年連れ添ってやっと店を切り盛りしてきたのに
因果者の大原麗子の影が見え隠れし動揺している夫の気配にも気づき、
とうとうその日が来たと思いながらも夫をいつものように送り出す。

吐血ゲフー萌え。ひょろひょろになって線路と線路の間から光を求めているアロエが
死にかけな大原の暗喩。健さん「自分、不器用ですから(ボソッ)」。
妄想系路上観察。



前日の記事「たそ×りも リヴァイ兵長×ペトラ撮影記」のメイキング写真。
今回の「進撃の巨人」も「FATE PROTOTYPE]あわせに続いて、コスプレスタジオで撮影。
並べてみると犯罪現場めいていてなんともあやしげですけど、カンデラなど、
世界観に近づけようとアナログで中世チックな小道具を集めました。









EVAっぽい電柱またまた。
極太明朝体で文字入れたい感じ。



押し寄せる4月の喧騒と忙殺とその隙間で次の始動に向けて
ヒトビトの目に入りだす新たなアキバの萌え。



真ん中の「漂流監獄クロノス」ってのがスペース触手系ですごそう。
ゲームはやらないけどプレイ画面見てみたい。



浅草の路傍でこぬこの囲み撮影。



上野駅構内の桜とパンダのおきものの前で撮影する母娘・



上野の花見に来ていた歌舞伎者のおにいちゃん。










さて本日のしごとも打ち合わせも終えたし、コリコリに焼いた厚揚げと煮っ転がしで
岩海苔を載せたほかほかご飯を食べよう。。。至福。


【C3シーキューブ- OP】

http://www.youtube.com/watch?v=AzldaXF-2OM

進撃の巨人リヴァイ兵長×ペトラ撮影記

2014年04月06日 | コミック・アニメーション



「進撃の巨人」コスプレイヤー・りもさん演じるペトラ・ラル(後)
コスプレイヤー・たそさん演じるリヴァイ兵長(前)。撮影はタコ。
リヴァイとペトラの戦場でのはかない交感と恋ものがたりがスタート。

薄桃色の桜が風に乗って飛び、春を伝える季節になりました。
新年度なのでしごとや生活も一新されて皆、バタバタしてる頃ですね。
自分の周辺は今のところ大きく変わらないですが、
おかげさまでなんとかやっております。結構ソフビ関係での交流もしてるし、
コスプレ関係でイベントや合わせ撮影をさせてもらったり、
自分でも楽しく過ごしてると思います。

町内会の役員もこの春でやっと任期が終わったな。忙しかったけど地域のヒトたちとの
交流も広がって、楽しかったです。枠を設けずいろんなヒトとの交流が広がるのは
楽しいですね。しかし、こうしたさまざまなジャンルの交流の中でもここのところ
お見限りな方もおられて、どうしているか気がかりです。。。元気でいればいいのです
が、まあよかったら声をかけてください。。。

消費税導入で増税分の出費も増えるから、徐々に娯楽のありようも変わってきそうな気が
しますね。自分は特に駆け込みとして増税前に大きな買い物等しませんでしたが。。。



(カンデラを手に2人でトルスト区内を夜のパトロール。リヴァイさんは
元ゴロツキなので巡回というよりも地回りという感じカナ?w)

今回の記事はコス友のたそさんとりもさんから提案を受けた「進撃の巨人」に登場する
人気キャラ、リヴァイ兵長とリヴァイさんの部下で進撃ファンに親しまれているペトラの
合わせ撮影記です。「進撃の巨人」の中でもファンがもしかして上司と部下の関係を
超えた恋愛関係があるのでは?と目される2人ですが、ペトラは女型巨人の猛攻で果敢にも
戦いを挑み、仲間と共に死亡してしまいます。ペトラがリヴァイへの思慕を胸に秘めながら
死んだのではないか、今回コスプレイヤーさんのたそさんとりもさんもそんなイメージで
コスプレ撮影をしたいという意向があったので、「進撃」ファンの一人である自分も
シリーズ構成の靖子のヒトの作劇から外れないところで2人の日常をコスプレ撮影で
表現してみたいと思いスタジオに同行。3人でいろいろコンセンサスを取りながらの
撮影で楽しくも深い探求から「進撃の巨人」の劇中で描かれていないアナザー
ストーリーをじっくり掘り進める1日となりました。










リヴァイ兵長(コスプレイヤーはたそさん)。
たそさんの持ちキャラのひとつで演じなれている感じです。
戦闘的なイメージの撮影によるアグレッシブな兵長の写真群が
たそさん本人のコスページ上にすでに仕上がっているので、
今回の撮影でタコはペトラと兵長の日々の兵団の業務にいそしむシーンや
つかのまに心を通わせるシーンを中心に撮影。
そのためペトラからの視点をイメージして
やややさしい感じの兵長にしましょうとお願い。

そんなわけで、今回のたそリヴァイは、「人類最強の兵士リヴァイ」ではなく、
「ペトラから見たとっても頼りになる兵長」という
ペトラ脳内のイメージ版兵長という感じですね。
たそさんの理解から熱演してもらいました。
不良っぽいけどアニキ感も漂うりりしいリヴァイさんでしょう。



そして今回のあわせでヒロイン、
りもさん演じるペトラ・ラル。
本人は「アルミンに見えるんじゃないか」とか最初謙遜していたんですが、
家でのテスト画像を撮影前にたそさんやたそさんのコス友のヒトたちに
ネットで見せたところ、「いやペトラの雰囲気出てる、カワイイっすよ!」と
絶賛を受けてスタジオ入り。






撮影した自分から見てもイイ感じです。
ちょっと世話焼きな若い女房ペトラという感じでしょうか。
実際に細やかな感情の機微を演技で表してくれました。





お花を持ってるのは死んだ兵士たちを弔っているイメージ。しかし、ここは
ウォール教の教会なのだろうか?
劇中でもこの時期、ウォール教は巨人の脅威とあいまって
人心を捉え、勢力を拡大していましたからね。

ペトラになって兵長との日常風景を演じるりもさんはほんとに楽しそうだったな。
カワイイだけでなく、キリッとしたメイクで、戦闘のプロとして勇気を持っている
ペトラのりりしさもよく出ています。








兵長サイドビュー。タコのイメージでポージングお願いしました。

元は地下都市のゴロツキで戦闘力を持つ男で。一見ヌボーッとしながら凄みもあるかと
思いやや猫背に。でも油断してると例のリヴァイキックを容赦なく相手に
入れてきそうな隙の無さ。

戦闘のプロなので部屋の中でも背中を壁に向けて、他人に隙を見せない気がします。
手も普段グーでなく、しなやかに伸ばしている。熱血でないけど
汗もかかずに低い体温で何かが常に全身にたぎっている、そんなイメージ。
(複雑すぎるタコの要望)

TV版の録画をこの撮影の前の準備期間中に3周して劇中から
リヴァイとペトラの雰囲気や関係を再度拾い直して自分のイメージを加味しつつ、
たそさんの演じなれたリヴァイのイメージの中に生かしてもらいました。

こうして見直して見ると、たそリヴァイは戦闘部隊の上官ながら少年ぽさを残している
リヴァイのイメージがよく出てますね。



ペトラが古城の駐屯兵団のアジトで
廊下をいそがしそうにいったりきたり。兵団のスケジュール管理なんかもしてる
ペトラをイメージ。りもさんが作品をよく読みこんでいてくれて、スタジオのセットに
備わっていた地球儀を(アルミンのおじいちゃんから譲り受けた本の記録から
類推するに)「これあったらおかしいですよね!」と指摘して
引き出しに仕舞ってくれた時点で「おおっ、りものヒト、やるな!」と思いました。





ハタキとブレードを持った版権絵の兵長。たそさんが以前自分で撮影したそうなのですが
スタジオで撮り直したかったイメージだったそうで、撮影。





ちょっと映像ソフトの扉縁とかにありそうな平面的なアングルで佇むお掃除兵長。
セットがゴシック風だったので、大友克洋の漫画「AKIRA」の扉絵なんかも
意識してみました。

たそさんは以前イベントで撮らせてもらい、その後もたびたびコンセンサスをいただき、
「進撃の巨人」に関して自分のコスプレ観として
兵長の自分のフェバリットなイメージを提示してくれることが多かったので、
彼女の意向も反映でき、意思の疎通もフレキシブルにしていただき
とても撮りやすかったです。









ぺトラと兵長の交流風景。教会みたいなところでお互い見えない距離を感じつつ
ペトラが兵長の戦闘にあけくれてい緊張下にあるココロの中に
近づいていっている感じでしょうか。

事前にそれとなくいろんな進撃レイヤーさんたちと話してペトラと兵長ってどういう
関係なのか再度つめてみたけど「ペトラは上司として兵長を尊敬しているが
非常事態の中にあるから強い恋愛にまではつなげていないのではないか」という意見が
多かったです。ただ、ファンの二次創作的なところでは2人の関係をいろいろ描いている
ので、今回は兵長を巨人との戦いに追われる過酷な日常の中で
ほのかな潤いを見出そうと、やや恋愛寄りのポジで慕っている」
感じで撮り進めてみました。

リヴァイ兵長はタコ的に刃物みたいに切れ、普段はクセもあって態度もそっけないけど
女の子にやさしさも見せる、東映仁侠映画での鶴田浩二みたいなイメージで進めました。



ペトラのイメージする萌え萌え兵長のプロポーズの図・
撮りながらタコのツッコミ「しかし兵長ともし、相思相愛になっても
大変だろうなー。あまり長続きしそうな気がしない」
りもさん「うーん リヴァイさんが想ってくれたら
最高ですけど、確かにねー」
たそさん「最高ですけど、うーん」やっぱり「うーん」てなりますよね。
危険の中に年中いて安息のないアウトロー相手の恋愛なんて、
日々ハラハラしそうですものね。



りもさんのペトラ「オルオさん!いつからそんな兵長みたいなしゃべり方する
ようになったのかな?馬に乗ってそんなにペラペラしゃべってると
また舌噛んじゃいますよ!」
映画の中で女優さんが演じてるみたいな、いい表情が出てますね。




劇中にない日常シーンの再現こそコスプレの醍醐味。

兵長のお掃除スタイルで撮影した兵団本部(古城)での大掃除シーン

リヴァイ「チッ、まだ汚れてるじゃねーか エレンよ」

ペトラ「あっすみません(あまり高くない兵長にそこは届くカナ。。。)」

リヴァイ「いい俺がやる ペトラ、そこに居ると埃が落ちるぞ」
ちょっとやさしい。



リヴァイとペトラのもってるハタキの色を違えたくて、タコの家にある
古いハタキを持ち込みましたw
本編のペトラは、ほんとは大きなホウキを使って床を掃いてたけど、
小道具の荷物が多くて持ち込めなかったな。
冒頭のカンデラも趣味で集めているヤツです。古物が「進撃」や「FATE」などの
アニメ作品のコスプレで小道具として役立つとは。



こちらも日常シーン。

ペトラ「兵長、あそこで憲兵団が酔っ払って喧嘩してますよ 止めますか!」

リヴァイ「めんどくせーヤツラだな、ほっといていい」

ペトラ「えー、でもかなり片方がボコボコにされてますよ」

リヴァイ「あー、あのくらいならまだ大丈夫だ。
 そのうち悪い頭が殴られて正常になり、自分のバカさ加減に気づくだろ」



ペトラ「憲兵団の横流し物資みたいですけど、本部から隊の労をねぎらいたいとかで
   送ってきたんですが、どうします?」

兵長 「これでいったい何をどうねぎらうんだ、また補給兵団の隠匿品だろ

   フッ、これを全員ケツにでも突っ込めとでも」







ペトラ「ケツ、あ~(ちょっと恥ずかしそうにしながら)まあ、アメだけに、

  前線の兵士をなめてますよねー本部も」

兵長「(考えて)あいつら(エレンたち)が外周の警備から帰ってきたら食べるだろ」

ペトラ「わかりました~ あ☆よかったら兵長も一本食べます?」

兵長「アメと鞭、か ペトラも食べろ」兵長一こ、アメを手にする。

木箱はチェブラーシカのフィギュアが入ってたパッケージw







これはりもさんの提案で撮ったもの。タコもちょっと考えていたイメージで
うっかりいねむりする兵長に毛布をかけてあげるやさしいペトラ。
逆もありだったか。
いや、兵長はヒトに「かけてやれ」と頼むカナ?



これも日常シーン。ペトラのおとうさんがまた娘の身を案じて城に手紙を送ってきたのを
読んで涙を流すペトラが目に付く兵長。

兵長「どうした 久しぶりにキースがくるらしいんだが迎えの準備はできてるか」





ペトラ「いえ、なんでもないです、ごめんなさい、すぐかかります」
兵長 「。。。」でも感情はないのかもしれないが、軽くペトラの頭をポンと
    たたいている。

部下のメンタルもそれとなく見守ってている管理職の兵長風シーン。
こんなクールな上司がいたらいいっすなー。巨人退治の現場は限りなくハードだけど。





まったりとリヴァペトティータイム。
劇中のティーカップに一番似てるヤツを
タコんちから持ってった。たそさん「リヴァイさんはティーカップのお皿は
使わないですよね」



レイヤーさん2人のリクエストによる、2人の絡みシーン。りもさんがPIXIVで気に入ってる
進撃二次創作作家さんの絵柄を持ち込んでいたのでそれを参考にできる限り構図を
再現。





途中でちょっとヒートアップして「いいっすか」「いいすよ」「撮影いきまっせ」
みたいな空気で絡みっぽいのも撮りました。横に流すペトラの目線に注目。
イイ表情出してくれてますね。時々吹いちゃったりするんですけど、なんか
そこがカワイイなと思ったり。

タコも結構「まどか」とかで女の子同士でガンガンに抱擁して
自分の想いをぶつけ合うシーンは
撮ってるほう、そしてエレリとか、男キャラ同士で頭をつかんでるとか
撮ってることも割とあるのですが、あまり抵抗はないんですよね。でも
意外に男女(女の子同士でですが)のラブシーンて
ここまでストレートなのはこれまで少なかったり。



でもこの萌え萌えシチュってうまくリヴァイさんがペトラにノセられちゃった
みたいな感じなんじゃないかな。

だってリヴァイさん一応硬派なので、自分からはたぶん女の子には
ここまで自分からはいかないでしょ・

もしかして、この日はリヴァイさんの後見人であるエルヴィン・
スミス氏が出かけてた留守なのかも。その間隙を突いて?
ペトラ、勝負かけたのか(ヲイヲイ)

しかしウチのブログはなんでもありやなー。








実はこの日、たそさんのコス友さんで、かなり気合の入った似せっぷりの
かっちいいと評判のスミス氏のレイヤーさんがいらして、
スタジオに遊びにくるか、いっしょに撮影に加わるかみたいな話もあったんです。
いらしてたらどんな流れになってたんだろうとおもいますね。

スミス氏のレイヤーさんもできた写真を見てくれており、
「リヴァペトに絡みたかった!」と後で残念がってました。

ぜひ日を改めてタコブログにご登場ください>スミス氏
ほんとに素敵さんですよ。




いうなればペトラの想像のセカイでリヴァイさんへの願望充足が
果たされた、みたいな感じなのでは・



そしてリヴァイさんと結ばれたペトラこそ、
実はペトラが女型巨人に振り払われて死亡する瞬間に見た、つかの間の夢だったのかも。
走馬灯状態のペトラの瞳に焼き付けられた映像がこれまでのなごみ風景だったのだ。

そう、劇中で衝撃的だった、ペトラの死亡シーン・
本編にはない、ペトラの冥府への旅立ち、イメージシーンも撮影しました。

幼少時から一人でゴロツキとして過酷な生活を生き抜いてきた
家族を持たない兵長。家族のいるペトラの亡骸を
親元の安息のある場所に還す。そんな場面ももしかしたらあったのかもしれません。
そんなわけでここから先に撮影した画像は、TVの「進撃の巨人」本編と
解釈を違えております。あらかじめご了承のほど・



アニメキャラの死亡シーンはBAD TASTEとみる向きの方もいるかも
しれないですが、「進撃」のペトラのシーンはシリーズ構成の小林靖子の
演出の巧みさもあって
第一シーズン全体での死に纏わるキャラクターの去就ではもっとも重みのある
場面となっているのはファンも周知の通り。

りもさんの愛らしいペトラでそれを実演するのは
今回の撮影上でも締めくくりとして大きいイベントであると考え、
撮影前に今回主宰であるたそさんに打診したところ、「
りもちゃんもペトラの死のシーンはやりたいと思っていて、タコさんの提案で
ノッてくれてるのでやりましょう」との話をいただき、うれしくも実現。



りもペトラが頭につけている冠はタコんちの庭で採れたつる草で編んだもの。
枯れた花は実際にお墓に生けていた花束をさらに暖房に当てて枯らしたもの。
ケープはインドのお姫様風ベッドの天井などに使うアンティ-クっぽいナイロンの
大型のものを使用。

イメージとしては、ペトラのお父さんが、生前のペトラからの手紙を読んで
兵長と結婚が近いなどと早とちりして結婚式に備えて注文しちゃったものが
兵団が村に帰ったら用意されていた。

ペトラの遺体も戻っていないままの葬儀で悲しむペトラの父母を見て、
リヴァイさんが単身で死体の捜索に出たときに持参。。。といったオリジナル設定。

といっても兵長が捜索に出たのは、自分のペトラへの気持ちからでなく、
娘を失って亡骸も手元に無く悲しむ親たちを見たがためでですね。







兵長に話しかけるペトラの父「。。。父親としてはですなー、

嫁に出すにはまだ早いかなって思うわけです

あいつもまだ若けえしこれからいろんなことが。。。」



森の中を移送中に馬車の鎖から外され、馬車の重みを減らし、走ってくる奇行種の
眼を逸らすために放置されたペトラの遺体は、果たせるかな、兵長の単独捜索で
森の奥に転がっており、その姿も生前のペトラと変わらない状態を
かろうじて保っていたところを発見された。

動体に反応する巨人の習性によるものか、転がった死体には
森の奇行種たちも関心を示さなかったからだ。

ペトラの遺体は、まるで迎えに来た兵長を待ちこがれて死に化粧していたかのように
生前の姿を保っていた。

立体機動装置で進みながら、森を漂う奇行種を、ペトラを発見できない
いらだちのままに斬りつけながら体に巨人の飛沫を浴び、無言でペトラの
遺体を捜すリヴァイが、ようやく森に入る荒地で彼女の亡骸を発見する。;

兵長が遺体を包み、持ち帰ろうとするシーンで
屍衣のかわりにケープをかける、そんなイメージ。





ペトラの遺体が透過光をバックにバウンドして馬車から落ちるかわいそうな
劇中ショット(リヴァイが一瞬振り向いて
眼に焼き付ける)に近いような状態も撮影しようと、
りもさんに紐で縛ったまま、無造作に床に転がってもらいました。



もう死んでるけど、眼を開いてるショットもせっかくなので撮影。

タコ「お父さんて言ってみて」

ペトラ「おとうさん。。。」

ペトラが死の今際(いまわ)で呼ぶのは兵長ではなく、ペトラの
お父さんのような気がしました。





シースルーの白いケープは兵長と果たせなかった
ウェディングのケープとしての意味と、
巨人が被害者の遺体を完全に消化できず吐き出された
マルコの亡骸の双方をイメージして撮影。



胸においてるのはお父さんからの手紙・
娘の安否を気遣うお父さんのメッセージが切々とつづられている。
タコの家の物置に戦時中の手紙と思しき封筒がありオーラを放っていたのでそれを使用。



白い布でリアルに埋葬される前の死体としての状態も撮影。
こちらのほうが劇中に近いですね。

撮影時間がギリギリだったので、顔を出した状態で足と胴を縛り、
おなかに兵団のコートをかけて葬儀風の風景を再現してみました。

劇中ではイワン、オルオやペトラたち.女型に反撃されて
死亡したメンバーの遺体は一人として家族の待つ壁内の町には
帰還することはなかったのですが、今回の撮影ではスピンオフ的に
ペトラの父のために死体を捜すリヴァイということでイメージとして
オリジナル表現にすることの了解を2人に得ました。



森の中の安全な場所に、彼女の遺体を運んだリヴァイ。
死んだペトラにケープをかけて、彼女の生まれ育った場所に連れ帰ろうとするリヴァイ。
立体機動装置のガスも底を尽いており、ここからは歩いて戻るのだ。
それはほとんどリヴァイの士官としての普段からはありえない無謀な行動だった。



しかしてそこにエルヴィンの命令で森に放たれた兵長捜索の馬車が
武装した師団に守られて到着。
森の出口に屍衣に包まれたペトラの遺体を抱えたリヴァイ兵長。
リヴァイは重要な作戦の中にあって戦線から離脱し、多重の軍規違反を犯しており
作戦行動の迫る状況下でペトラの死体同様に安否も省みられないはずだった。

しかしリヴァイ兵長を失うのはウォールマリアの奪還を控えた人類にとって大きな損失
だ。そしてエルヴィンにとって、リヴァイは情愛を注ぐ息子のような存在であった。

兵長の顔は今、戦士でなく、少年の頃の表情に戻っていた。
そこには単身で少女のような部下の遺体捜索に出たがゆえに他人には見せたことがない、
悲しみが刻まれていた。エルヴィンは帰還したリヴァイの顔に
かつて出会った頃の、宿無しで阿片窟を漂いひたすら苛立っていた
精悍な野良犬のようなあの懐かしい表情を見出した。

死亡が確定している一兵士の捜索に出るという無謀な作業で時間を浪費してしまい、
自らも消耗しきっているリヴァイにエルヴィンは叱責どころか、
眉ひとつ表情を変えることなくただ一刻も早く休息につくことを命じるだけだった。
スミスに一瞥して無表情に古城の寝室に向かうリヴァイ。
ペトラの遺体は城には戻らず、娘の帰宅を待つ父母の下に戻った。

そしてペトラからの兵長への思慕と愛情は、
彼女の死により、深く刻み付けられたのだった。



ペトラの犯罪は完成した。

それはヒトの死にこれまで何度も対面してきて、すっかり死に慣れている
荒くれ男に、自分の存在を永久にわすれさせないために画策された
死を賭したペトラの犯罪だった。

死は愛に勝る。

愛はいつか対象となるヒトのココロから時間がたてば易々と忘れられる、
所詮、泡のような存在に過ぎない。
愛などというものはやがて効力が途切れる、当てにできない呪文に過ぎない。
人間の肉体もまたいつか朽ち果てるもので永遠ではない。
やがてこの世に残らず消える儚い存在だ。
生は有限だ。
しかし、死別の重みこそが残された相手を束縛し、愛を永遠のものとする。

ヒトは死ねば、他人のココロの中に
追憶ともいうべき存在になって
永遠に忘れられることなく存在を焼き付けることができる。

死こそがタナトスの律動によって起動し自らを破滅させる代償として
相手を終生束縛できる、ヒトの切り札ともいうべきカード。



再び巨人と城砦の町に住む人々が戦う日常が戻った。

リヴァイ兵長が古城に佇むとき、また森を仲間と進撃するとき、
そして壁の上でかりそめの平和の中にある町を見据える時に、亡霊のようなペトラが
静かに彼の傍らに佇んでいることがあった。

森の泥に汚れたケープの屍衣を纏うペトラの姿はリヴァイの瞳にしか映らなかった。
もはや触れることも、話すことも口づけすることも、愛し合うこともできない。しかし
リヴァイの記憶から離れず、彼の脳裏に影を落とす存在。

リヴァイは時々、何処かを所在なげに見ているときがある。
多くは周囲に警戒しているときだが、
時には、ペトラが語りかけるように自分を見つめるのが見えていた。
しかし彼はペトラのことを誰にも告げなかった。

その姿は壁に囲まれた町を守っている戦争の女神のようでもあり、
これからの戦闘で新たに死ぬ兵士をやさしく看取る冥府の死神のようでもあった。
そして生と死の狭間にあるリヴァイを常に見つめていた。

エレン「兵長、どうしました?」

ハンジ「幽霊でも見てるような神妙な顔してたよ、兵長らしくもない

    私も幽霊っていっぺん見てみたいんだけどな~

    巨人も幽霊になるのかな?ソニーとビーンの幽霊に会いたいな☆」

エレン「ハンジさんヘンなこと言わないでくださいよw と、へいちょう?」

兵長「あぁ、なんでもない、幽霊が存在してもそんなものの面倒まで見切れるか

   俺たちの相手はあのクソいまいましい巨人たちだけで十分だ

   エルヴィンを待たせている、行くぞ」

エレン「・・・ハイ!」

我々は時にヒトの死を目前にし、その想いを断ち切ってでも、生きなければならない。

立ち去るリヴァイやエレンたち。かつてペトラであったそれは
父が用意したケープを身に纏った姿で城砦の防壁上に佇んで
リヴァイの後姿を見つめていた。
リヴァイも歩きながら一度振り返り、路傍に佇む影を数秒見つめてから、立ち去る。

ペトラ・ラルの魂は、秘めた愛は
戦いの使命を団旗に誓い巨人掃討に明け暮れる
兵長の心の中に深々と傷のように刻み付けられた。
ペトラは兵団にでなく、兵長に心臓を差し出したのだ。

リヴァイ兵長がその後、妻を持ったとされる記録は残っていない。


ミカサ・アッカーマン「このセカイは残酷だ。そして、とても美しい」


たそ&りも様 THANX・


【 The Hearts Filthy Lesson/David Bowie】

http://www.youtube.com/watch?v=dyWBmiluLgw

【Nine Inch Nails - The Downward Spiral music video】

http://www.youtube.com/watch?v=OCbcz9M_LNc

【Alkemyst - Eagle Fly Free (Helloween Cover)】

AlkemystによるEagle Fly Freeのカバー。今まで聴いたことなかった。
うっ、本家Helloween のオリジナルより出してる音が好み。
Helloweenがあまりブレイクしないでマニア人気な
B級ジャーマンメタルポジションでEagle~Part2アルバムを制作してたら
こんなエッジの利いた音で演奏してたかも?

http://www.youtube.com/watch?v=DcokJ6eJO-w

【March of time /helloween】

http://www.youtube.com/watch?v=gvXhiNmNMmg