ASTRO ZOMBIES
それでは1月の3連休のイベント「東京オートサロン2014」+「アキバ大好き祭り」
に、本日科学技術館で開催された「スーパーフェスティバル64」をプラスして
ぶらぶらルポ第3弾。まったりモードでスーフェス64の会場を見ていくとしましょう。
怪獣軒さんのウルトラセブン。今回はブラックver.に新造形の
イカルス星人(ラフ原型見本)を展示。原型師はあべとおる氏。
ハーレークインさんのブースにあった謎の怪ロボットの原型。
隠れたスーフェス名物?
マウント工房・増山努さんのキットカスタム作例。
毎回見せてもらうのが楽しみ。
ウツギヨさんが再起動。新作に謎の民族の祭りを製品化した異能の
ソフビ群が登場。ヤツラの正体は?!
実際に外国のある地域で行われている成人式のような意味合いの祭りの
装束らしい。タコ「いわゆるコスプレ、日本だとコミケのようなものだったり
しますか」ウツギヨさん「近いかもしれません」。
その姿はほとんど宇宙人か異次元人という感じだ。
ウツギヨさんが製作したホラー映画風ポスター。
題字は東宝東和の名広報宣伝マンが製作した「サ●ゲリア」風(笑)。
フードをかぶっているようなヤツはかぶりものが取れて、原住民のような
裸体が見える仕様になっている。前作の4守護獣シリーズはお休みして、新機軸に
海外の謎民族のお祭りシリーズを投入し、オリジナル路線をアピールするウツギヨさん。
もちろんゲブー(玄武)ギーヨ(朱雀)に続く2体の守護獣ソフビも原型製作中で、
早ければ5月のスーフェスで過去2体の新色含む4体の販売をしたいとの話。
以下4枚はマルサンさんのブース。
今回も射的大会を実施しジャンボ怪獣ソフビを射止めようと
来場者の長い列ができてました。
モゲラ、脱皮版ガニメなどのほか、来年のハリウッド映画(ミック・ギャレス監督作品)の公開にむけてマルサンクラシックゴジラのメモリアルカラー版をバリエーション
豊かに展開。
アートストームさんのブース。
今回タコ的に気になったのは、昭和のビデオソフトOP映像用に「牙狼」の雨宮慶太監督が
当時クリエイト、竹谷隆之氏が立体化したモデルアニメーションのモンスターを
はじめてキット化した雨宮慶太・戯画立体世界「VAMPU 骨人(ヴァンプ)」。
「骨人」は当時、「FANTAZONE」と銘打たれた雨宮監督の卓抜なビジュアルが
タコもインパクトが大きく、25年近くたっても
変わらない迫力を放っております。
「骨人」はワンフェス2014冬で先行発売されます。
このほかワンフェスではアーストロン、
NHKドラマの「あまちゃん」も製品化されて好評となったコケビィシリーズの
キャプテンウルトラと相棒のロボット・ハックも一般販売を予定しています。
この人なつっこい感じの初代ウルトラマンは80年代にポピーのキングザウルスシリーズ
怪獣ソフビが販売されていた頃に玩具店の店頭で子どもたちを呼び寄せていた店頭PR用
ジャンボソフビ。大人になってから前に立ってもかなりのボリュームで、当時の店頭に
立っていた彼らを知っている者にとっては郷愁を誘う存在です。
今回、プレックスさんが開発、イマージュさんの販売で一般販売品として、初代マン、
セブン、レッドキングの3体が復活することになりました。
イマージュさんによると「当時の金型が発見されたのがこの3体で、セブンは若干
元型に破損箇所があるので現在検討中との話。
このほかバルタン星人もあったな。
しかしこの3体しか金型が現存していないそうです。
しかしまた再会できる機会が得られるとは。完全受注品で初代マンが約18万円、
セブンが発売した場合20万円、レッドキングが15万円前後との話。
MAXTOYさん、中野の中野貴雄&PICOPICO・大怪獣サロンさん。
MAXTOYさんがワンフェスの出展抽選に落ちたそうで、ビックリとの話。
というわけで鬼太郎水木妖怪など当日版権品はおやすみ。
しかし、One-up.さんでワンアップフェス略してワンフェスというイベントを
本家ワンフェス前に開催するそうで、MAXTOYオリジナルソフビの販売はしっかり
やりますとの話でした。
このほか春の第2回ウルトラマンクリエイティブジャム用に
あるウルトラマン関係の版権ソフビを販売するのですが、80年代以降の世代人には
懐かしい幻?(未ソフビ化)といっていいか、ある穴場的ウルトラ系キャラを
ソフビ化します。原型はマキノさんですね。
マスク塗装で全身のウルトラカラーリングもバッチリ塗装するみたい
ですね。ネコ怪獣の本舗・MAXTOYが販売するという意味でもいいところに
目をつけたなー・ちょっと期待してます。
サンガッツさんのブース。ここのところ水木ヒロインとしてカトリーヌちゃんとか
魔女花子とか萌えどころのソフビ化が進んでいるサンガッツさんですが、今回は
知る人ぞ知る「ヴィレンドルフのビーナス」を製品化!サンガッツさんから発売している
のはサンガッツヒロインテイストの口がついてて、One-up.さんから発売するver.は
口がないリアルタイプなのだそう。
オーストラリアだったか、豊穣を祈る女神像のひとつで、「三つ目がとおる」にも
出てきそうな姿の像です。あと、会場でおともだちが話していて指摘してくれたのですが
デルトロ監督の映画「ヘルボーイ2」の冒頭にクロエネンだったか。悪役が博物館で
暴れるシーンにチラッと出てきますね。
思えばサンガッツさんの「松茸師匠」ってゆるキャラ的目線で見ると
「なめこ」のパチみたいな感じなんでしょうね、いきなり視界に入ったら・
こちらはなかよしさん(お久しぶりにお会いしました。ごぶさたしてました)
原型担当のスタンダードサイズ新怪獣。アーストロンタイプの直球デザインで、
MAXTOYさんの発注による新アイテムです。近くメディコムトイさんからも発売されるそうです。
ビリケン商会さんのブース。リアルソフビキットテレスドン、ツインテールに
ポケット宇宙人マーズ&ジュブ星人のマウント工房限定カラー、アトムなどを展示・販売。
新作?PICOPICOさんの「山椒魚戦争」がソフビ化前の着色原型まで進んでいる模様。
キングモグラス号へのオマージュがこもったモグラ戦車。
電動ギミックが素晴らしく、前足を掻いて前部と脇のドリル三基を回転しながら
進みます。
さらに尻尾は張子の馬をヒントに電動なしで振動によりユラユラ動く。
努さんのこれまでのプラモを電動化したギミック設計がすべて盛り込まれた
究極可動オリジナルプラモカスタム。そしてこのデザインが独自のビジュアルで
あることも素晴らしいですね。ビリケンの原型師・ハマハヤオさんも稼動する
モグラ号を細かく眺めて驚嘆してました。
怪獣のほうは小沢さとる先生の「サブマリン707」に登場する
怪獣を電動タイプで製作。なんと、小沢先生ご本人にお見せして
お墨付きをいただいた作例。努さん、究極まで上り詰めてますね。
プラモマエストロって感じでしょうか。趣味人のセカイには垣根がないですね。
超獣のカスタム品も。ウルトラマンAの三億年超獣ガラン。
メタリックグリーンの諧調が素晴らしいですね。
昭和のプラモ「超獣基地」のガランの挿画を思わせます、と話したら
「ああ、雰囲気が近いかもしれません」と嬉しそうでした。
ガランが南方の嵐が吹く島に佇むあのプラモパッケージイラストは燃えますね。
努さんの作例を見過ごすと申し訳ない気がする。。。
こういうのって記録者が誰かしらいて成立する芸だと思う。
努さんもブログをお持ちで自分の作品を紹介してはおられるのですが。
タコにとっては優れたコスプレのあわせとかデザフェスのすごいARTや
イカレたパフォーマンスなどもそうなんですが
こういう個人のキレキレな製作を見に行く&撮影して記事にするのは
精神的に一種の果し合いをさせてもらうようなものです。
というわけで、スーフェスにまた行ってよかった。
新進オリジナル怪獣ソフビメーカー、カイザーさんというと、
ミラーマン2クールに登場したイメージでオリジナルで製作したジャバラが
ありますがさらに第二弾怪獣ソフビを製作中の模様。ワンダーフェスティバル2014冬で
発売を予定。今度は別バージョンのノアとかか?もしくは重力マシン?
命名がまだみたいだけど気になりますね☆
さらに別怪獣の頭部プロップも展示してありました。
ジャバラのスーツもカイザーさんが着ていたんですが、お友達とお話していたので
フルスーツ装着の状態を撮影できませんでした。惜しかったです!
DUNEさん。実はソフビメーカーとしてはかなりの老舗です・
日野日出志さんの「毒虫小僧」の毒虫になる少年のソフビをタコが買ったのは
2004年?頃のWHFでした。そんな話もしたらスタッフさんが懐かしがってくれましたが
今回は新作にディズニー版権のアリスとチェシャ猫のソフビを準備中でした。
アリスはスカートの中のシュミーズも精密再現。顔の塗装もマスクできっかりやるとの
話で予価6000円を予定。森ガール女子的な女の子も奮発して買っても部屋のマスコット
として品のあるお姫様ルームに華を添える存在にしてソフビの購買層を広げたいとの
話。ダークなアリスとかトランプ系のカラーなど、アレンジを変えたカラー表現で
アリスのセカイを広げてみても面白そうですね。ベースの造形がこれだけしっかり
しているので、カラバリ展開にも十分耐えるのではないでしょうか。
このほかにも手塚先生のソフビなど、手堅い造形によりソフビを展開する
メーカーさんです。ワンフェスにも出展するそうなのでプロダクツを手にとって
あげてみてください。
ギガブレインのキングギドラ・今回は限定レッドメタルカラーver. が完売。
「地球最大の決戦」の隕石から火球のようになって変身するファースト登場場面を
イメージ?
正月恒例特別企画の福袋を用意したCOMETDEBRISさんのブース。
赤いかっぱ少年はASTROZONBIESさん限定カラー。
シラハマバイキンさんのクモンも福袋タイプで販売。
ここまひさんと赤い靴クラブのブース。ワンフェスへの出展では可動タイプの
キットでアニメ「グッジャブ」の妹キャラを新造形で販売。
またここまひさんの同人誌もらっちゃいました。
今回は自分ストライクな「まどか☆マギカ」のデフォルメキャラが載っています。
後で本から撮影してここでも紹介します~・
あ、そうだ、コスプレルポのタイトルにつかわせt
ここまひさん、いつもありがとうございます。。。
昨年末のトレジャーフェスタ、ちょうど仕事がピークだったのだけど行きたかった。
ここまひさんのブース、なぜかトレジャーだとクルーのヒトが皆ハジけて
まずいチョコ試食研究とか、面白そうなことやってるんですよね。
コスモリキッドさんのブース。レトロクラシックテイストの一つ目オリジナル宇宙人
(CONDOブランド)を展示販売。
昨年はメディコムトイさんのダイナミックプロヒーローシリーズで当時感満点の
「プロレスの星アステカイザー」の原型を担当。コスモリキッドさんは多彩な作風で
プロ原型師として国内外のソフビ原型を担当しており、今年もその合間を見て
独自のソフビ立体も手がけたい様子。
ワンフェスにも展示を予定している模様です。
怪獣軒さんのブース。新作イカルス星人の原型。腕が可動。あべ氏によると
まだラフ段階でこれからイカルス星人のディティールを入れる、との話。
製作していて、「デザイナーの成田亨氏が頭部などはコウモリをモチーフに
イメージングしていたことを再認識した」という。
人気の実写スーパーロボットソフビシリーズは、アイアンキングの第一話に
登場する不知火党第一の刺客・バキュミラーを販売予定。
バキュミラーというと猫のような目が特徴で顔の面が美しいロボット。
ソフビ造形としての再現度が見所となりそうです。
あべ氏はメディコムトイさん主宰の「ウルトラクリエイティブジャム」でも
ウルトラ関係のソフビで新規アイテムを造形する予定。
ワンフェスでは、今回の会場でも立ち会ってくれた怪獣少女の大阪さんの
展開によるピープロ作品「鉄人タイガーセブン」のムー原人シリーズ新作で
前作の犬原人とならぶタイガーセブンの名敵役として人気のある
ねずみ原人を発売予定。
コスモナイトアルファさんのブース。午後行ったので売り物はすでに何もない!
このジャイアントティラノを限定品で販売したほか、妄想怪獣シリーズ遊星魔人の
新カラーを数点一品物的なコンディションで販売した模様。
エクスプラス(少年リック)さんのブース。
村瀬さんが最近製作した宇宙大怪獣ドゴラは今回のスーフェスのみどころのひとつ。
ファイナルウォーズ版ガイガン。
ゴジラをいたぶるつもりで飛び道具を駆使して攻撃していたら
うっかり自分の首をスパーンと落とすとことか馬鹿チンピラキャラなところがラブリー。
ブースに入ってリアビューも撮らせてもらいました。
韮澤ガイガンはパンキッシュ&ヘルレイザー系にセノバイティなのがたまらん。
ホラーオリジナルガレージキットの雄、ヘルペインターさんのブース。
ブルマァクさんのブース。午後行ったらからし色のサータンが好評で売り切れ。
いしづき三郎さんも、「これからすぐサータンの追加生産発注かけます」と
うれしい悲鳴的コメント。
今春発売はレッドキング2代目、ゴモラダメージver.尾つき(損失した尻尾の
断面を新造形してある)、ゼットン本編カラー。
ワンフェス限定品は復刻ゼットンとブラックキングの劇中再現カラー、
メトロン星人の二期版。
2月10日受注締め切りはバルタン星人2期、火山怪鳥バードン。
ブルマァクだよりを拝見すると「2014年はウルトラマンレオ40周年」と題して
レオをはじめロン、カーリー星人、ギロ星獣、ケンドロス(!)、ベキラ、カネドラスを復刻予定。
ブルマァクさんのおとなり、M1号さんのブース。
ティラノザウルスは今回「極底探検船ポーラボーラ」のティラノでなく
「恐竜大戦争アイゼンボーグ」の恐竜帝王ウルルとして発売を予定。
ソフビをお借りして、ウルルが「アイゼンボーグ」で
恐竜戦隊に対して勝利を確信して浮かれ、当時の流行歌・ピンクレディーの
「サウスポー」のナンバーで踊り狂う特撮史上屈指のイカレたシーンを
再現してミマシタw
古谷敏氏とのコラボでスペシウム光線発射ポーズのオブジェが完成。
今回の限定品「クモ男爵」タランチュラの新カラー。
上はU.STOYSさんのブース。
一番星さんのブースではZOLLMENさんのZOFBIEミニを販売。
このほか少数販売でスタンダードのズドンとキングペポラを販売。
シカルナ・工房さん。今回はサラマやマリンコングの限定カラー、東映アニメーション
白蛇伝、隣の武道館でライブステージを開催していた怒髪天に絡めて?怒髪鬼の
青鬼ver.を販売。宮沢氏に新年のご挨拶をすると「今度東映特撮実写シリーズで
ガンマ3号宇宙大作戦のフローラに続き、第二弾として怪竜大決戦をソフビ化する
ため版権を取得して原型作業が進んでいる」とのニュースを教えていただきました。
「怪竜大決戦」での正義の忍者・いかづち丸が変身する巨大な大がま、
対する悪の忍者、おろち丸が変身する怪竜の2体をセットで発売予定であるとの話。
宮沢氏も子ども時代にテレビの映画劇場で何度も観て胸躍らせたことがあるそう。
タコもで「野球中継が雨で中止になったときとかオンエアしてましたよね」
と返したところ、「そうそう!よく野球のかわりにかかっていたよね!」と当時の
視聴体験を共有できる話の流れに。
大がまは全身が忍者の防具のように玉状のウロコで守られ、怪竜はウロコが全身を覆う
見事なキグルミ造形で、宮沢氏も時間をかけてじっくりウロコのモールド
作業を進めているそう。「ワンフェスで原型を展示できたら」との話でした。
じつは同じ東映のテレビシリーズ「仮面の忍者赤影」の1部に大がま、
4部の「子ども忍者比べ」の話に再び大がまと怪竜のキグルミが流用されている
のですが、過去にエクスプラスさんやマーミットさんで大がまがソフビになったときは
「赤影」の版権下なため「怪竜~」のときにあったツノやトゲがない状態での製品化だったので、今回は本体の大がまの造形状態で史上初のソフビになるのがセールスポイントに
なりそうです。世代人には懐かしい、同時代では大映の
「大魔神」や「ガメラ対バルゴン」に比肩する、
怪忍獣同士が激闘する空想特撮時代劇の名作に
触れる好機になりそう。タコも昨年たまたま見返していたのですが、
大プールの湖の中に作られた巨大な城を派手に崩しながら戦う
大がまと怪竜の雄姿は平成の世にも訴える迫力を持っていると思います。
「武蔵忍法伝・忍者烈風」の展示ブース。前回スーフェスでも発表会見を行った作品。
本作、なかなかオンエアしないなと思ってTOKYO MXの特撮番組
「マブヤー」とか「ファイアーレオン」の時間枠などやりそうな枠に注意していたの
ですが、スタッフさんにお聞きしたら、ローカルのケーブル局のみのオンエアだったの
ですね。現時点で第一シリーズ5話分が製作されたのですが、各地のローカルテレビ局を
廻る可能性もあるようなので期待しています。
Coolpropsさんのブース。今回はエイリアンVSプレデターに登場した主人公たちが
解析した古文書のイメージシーンで、ピラミッドの頂上でエイリアンの大群と
死闘を繰り広げていた勇猛なプレデターの頭部カバーを製品化。
もちろん劇中プロップから作り起こしたリアルスケール・ディティール品です。
「プレデターシリーズの頭部を着々と製品化していき、ファンの要望に応えたい」
との話。
今回は飾るベース台もプレデターの潜伏していたピラミッド内の通路風でマニア泣かせ。
ちょっと暗めの装飾のクラブ風のお部屋に全シリーズのプレデターヘッドと
「プレデター2」のラストシーンのようにエイリアンをはじめ狩られた宇宙生物の
頭骸骨がトロフィーとして並んでたらカッチョイイですよね。
クリエイティブデザイン羽沢組さんのブース。今回はモスゴジグリーンver.を
はじめとする羽沢組ゴジラ軍団を販売。
近日、平成ガメラの写真満載な大資料集が角川系で発売されるそうです。
平成ガメラシリーズの公開当時、たくさんの関連資料集が出てますが、
そこにも収録されていない図版や金子監督や樋口特技監督など
スタッフがお持ちの秘蔵資料、主人公のガメラや
ギャオスやレギオン、イリスなど敵怪獣たちのデザイン画や
美術上でのコンセンサスの軌跡を一冊にまとめた。
田崎竜太監督による4作目・TOTO版のデータも収録。
このほか、中山忍や藤谷文子、前田愛らガメラと関わりも深かった
ヒロイン女優たちのインタビューも収録。
NERDONEさん。ワンフェスで新作を発表予定。テスト抜き品を拝見しましたが、
昭和の駄玩具・アメリカンTOYファンならおそらくはニヤリとする
NERDONEさんこだわりのパチソフビになってます。二種類の玩具をうまく
融合させてます。このほかゴリラタンクシリーズもバリエーションを展開する様子です。
RESTOREさん(POPSODAさんのブース)。製作中だった竜のソフビスタチューが完成。
「DEBRIS JAPAN」に次ぐオリエンタルモンドテイストの造形が披露され
注目されました。しかし緻密な仕上がりですね。舌を巻くとはこのことです。
驚愕、信吾君て努さんが製作したんですってね!(コメント参照)
「2丁目3番地」の追悼ブース。昨年末に店主が急逝された、
下北沢のビンテージおもちゃ店の老舗が閉店。
話には亡くなったと聞いていましたが、本当だったのか。。。
自分が最後に行ったのは確か2009年?2010年だったと思う。
90年代に下北沢の駅を降りてアンティークショップめぐりをしたのが思い出、
と思い起こすおもちゃコレクターも多いのではないでしょうか。
商店街の中にこのお店の雑多なおもちゃが道端にダンボールで積まれている佇まいは
忘れがたいです。ヒーローズもなくなって、今あるのはオムライスさんくらいだろうか。
仕事が終わると、陽も落ちた下北沢を漂って、昭和の痕跡をたどる時間が
たまらなかった。お店に入るとモノの洪水が視覚から入り古いおもちゃ独特の
においがそれに続いて鼻を突き昭和のカオスな空気に包まれたものだ。
よくタコが書いてきた話だけど、今や貴重品のIKBスモゴンなんか道端のダンボールに
1000円とかで投売りだったんだよな。手にとって「なんじゃこりゃ」とか言ってすぐ
ダンボールに戻しちゃった、そんなことも思い出すのだった。
ヌイグルマーZ公開記念プロップ展示。今回スーフェスに見に来たもののひとつ。
ANGEL ABBYさんのブース。謎のメーカー、GEEKさんの怪人ソフビや
外国のメーカーによる人面ニンジンの怪物ソフビ、
社会階層、支配するものとされるものの関係の恐怖をイメージした
異能の文明批評VINYL、資本社会ポディマなどが販売されました。
ここでしか見れないアンダーグラウンドマニアックなソフビが勢ぞろいという
感じでしょうか。ワンフェスにも出展を予定しています。
RAMPAGE TOYSさんのブース。アグリーユニコーンなど自社キャラソフビをはじめ
BWANA SPOONSのカスタム品やコアラくんなどを販売。
GRUMBLE TOYSの新作も近日発売するらしいです。
マクラウドさんのブース。映画「マッドマックス4」の公開はまだ来年ですが、
マッドマックスコンベンションが山梨で4月20日に開催されます。なんと
海外からインターセプターが最低1台、もしかしたら3台お目見えするかも、
との話。スクリーンで1作目が復活!山梨なら新宿から2時間程度で着きますね。
タコもMAD MAXシリーズの大ファン。「2」のイントロのカーチェイスシーンは
2日に1~3回くらい観てます。戦闘で家族を失いハイウェイをあてどなく疾走し
ヒャッハーとの戦いの日々を送るMAXとインターセプターの孤高の雄姿。
自分映画史最強の映像Death.
【Mad Max 2 Opening Chase】
http://www.youtube.com/watch?v=nLCmcV4gC_0
ジョージ・ミラー監督の作風は映画原初のサイレント映画の無声映画の
ジェスチャーメインの映像とか日本の黒澤映画のダイナミズムとか
幅広い映画の断片をつなぎあわせた精緻なショットの繋がりが無国籍な
映画的強度を発揮、今見ても瑞々しい。
カメラ一人称で展開するカーチェイスは「マクロス」シリーズの
板野一郎氏の板野サーカス手法にも影響を与えています。
しかし最新作「4」は撮影終了したとか追加撮影してるとか聞きますが、
なかなか公開しませんね。ポール・アンダーソン監督の「デスレース」
シリーズとか、MADMAXの向こうを張って作られたカーアクション映画も多いので
オリジナルの沽券をかけて、作りこんでいるのか?
「3」の門松機関車を越えるビジュアルインパクトの200台近い異形のマシン群と
MAXの繰り広げるデッドヒートを早く見たい!!待ちきれないので
まずは山梨にファンが集合!というところだろうか。
さらに今回マクラウドさんが展示したのが2月上旬に販売する「タクシー
ドライバー」でデニーロふんするタクシーのあんちゃんが装着していたスリープガン
「びっくるくん」のレプリカ。ちゃんと銃が飛び出すギミックに!
きみもこれを着けて、売春宿から美少女を連れ戻せ!いやそれはMUCHAだし
コミケかTDCででデニーロのコスプレだ!(で、それをタコが撮影する流れw)
「びっくるくん」は劇中映像を精緻に検証した結果完成したレプリカで、
全体のシルエット、溶接痕など劇中で「主人公が手作りしました」感満点なリアルな
しあがり。スタッフさんが装着して、ガンアクションをキメてくれたら
ブース前で感動の声が上がりました、ないかにもスーフェス会場らしい光景に。
価格は30000円。問合せ先=マクラウドさん(www.macleod. 電話042-481-3176)。
VELOCITRON力さんとLULUBELルーク氏のブース。
ガールズユニット「鐘鈴少女心」と力さんがコラボした同名のソフビシリーズが
登場。本人たちが「わたしらアイドルなのに何これこわい!」と震撼したという
怪少女ソフビたち。ケータイ画像に写っているソフビは売り切れた「阿波ガール」の
ソフビ。モンドスカムテイスト横溢ですね。
今回タコは「WARLORD」(という、腹に触手の生えているラスボス系の
ミニソフビを購入。何か力さんの好きな立風書房レモンコミックのホラー漫画や、
ひばり系の川島のりかずのホラーに出てくる不気味な偶像キャラっぽいデザイン・
造形がタコの琴線にひっかかった次第。
上は中野「大怪獣サロン」の中野監督の奥様がおつくりになった
「キョウリュウジャー」のガブリッチョガン。
市販品があるのに、それをわざわざダンボールなど身近な材料を使って
作り起こしたりするあたりがさすが本職の映画屋さんにしてプロップ関係者さん!
というか、ちゃんと市販の銃も持っているらしいのに。怪獣ホステスのムーチョの
武器用に作ったのだとか。サンガッツのいちみやさんにもらわれていきました。
いいな~。
なんかサクッと終わっちゃいますが、んなところでスーフェス64でした。
皆様取材協力ありがとうございます。
いきなし年始の挨拶もなくブースの展示の説明を聞き始めたところも多かったので
あらためて2014年あけましておめでとうございます>出展メーカー・ディーラー様ALL
昼に行ったのでお会いできなかった方も多かったな・てへ。タコ出席しました~。