KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

スーフェス54プラス

2010年09月28日 | イベントルポ


スーフェス54の出展メーカーはまだまだこんなにあるんです。
タコ自身も当日は会場を見ていながら全部を知覚してはいません。
こうしてブログ上に並べたりして、ようやくじっくり堪能してる感じ。
そんなわけで写真を貼ってる人間もいまだ心地よいカオスに包まれつつ
現場を追体験しているスーフェス54会場のアイテムを
まったり見ていきましょう。何か「ああ、こんなのあったんだ
これほしい」とかいうモノが見つかったなら幸甚でありマス。

まず主催のアートストームさんの物販ブースで
見かけた媒図版ジャンボドドンゴと怪獣ギョー!

ここまできたら、ダダやバルタン、ケムールミニソフビ入りの卵を持たせられる
哄笑スペアフェイス付き・媒図版スーパージャイアントver.
巨大フジアキコ隊員(現在の桜井さんにあはははは!とか
ボイス録音、恐怖のトーキング機能つき)とか出たりしないか。






ヤモマークさんのブース風景もプラス。
ビラビランは同じカラーで
通販も近日あるみたいですね。




マルサンさんのブース、上は中売りブース。
下は朝売りの風景。

マルサンさんのキカイダーの隣にあるモスゴジ(倉田浜VER)
はクリエイティブデザイン羽沢組さんのGメモリーズシリーズの新作。









VELOCITRON力さんのブース。一枚目は隣のイラネナさんが
塗装したカラフルな限定グール。
今回はMONSTER WORTHIPさんの
クソゴンも新カラーで復活してました。
ここはほんとに国内外から顔を出すお客が多くて
終日にぎわってました。海外でソフビを作りたい人の
プロデュースでアドバイスしたり、力さんも
対応に忙しそうでした。クリーチャー、ホラー系
キャラクターのソフビを展開するメーカーさんと
していかにもスーフェスらしい存在といえます。
新製品、LASH氏のOLLIEも力さんのサポートあって
めでたく日本登場に結びついたアイテムなのでしょう。








ビリケン商会さんの外売り、中売り。
外売りでは蓄光版ペガッサ星人を販売。
10月2日よりビリケンギャラリーで
開催されるイベントにて発売する予定のキングゴゼラは
ビリケンさんによると成形色はブルーを予定。
どんな仕上がりになるか気になります。


怪獣全員集合
2010年10月2日~10月13日、ビリケンギャラリーにて開催
13人の作家によるオリジナル怪獣がビリケンギャラリーに集合!




ギガブレインさんの外売り風景。
メタリックグリーンのヘドラを販売。
最近のヘドラアイテムでもボリュームがあり
シャープかつ見栄えのする出来。
予定数を売り切ったようです。




tttoyさんのブース。ぶたのはなさんのお隣。
なにかアンビエントな絵柄のイラスト集があり
タコ的にミリキでした。



昔、といっても3年前くらいだけど
スーフェスではまことちゃんのウンコの
ソフビが入場時の全プレでもらえてなあ、
傍で見ててパンフレットとピンクのウンコを手にのせながら入場する
お客の列はなかなかほほえましいものがあったものじゃ(トオイメ)。
そして今スーフェスには、ウンコツがいる!ゴッコドウさんのブース。





先日の浅草でのイベントにも登場したり
REAL×HEADさんとの関わりも深い
アーティスト、ウアモウさんのブース。
色数が増えてカラフルなウアモウワールドを訴求。













POPSODAさん、SPOOKY PARADEさん、
COPY ROBOTさんらアメリカンポップ系
ソフビメーカーがスーフェスの一角で
カラフルな世界観を展開。
大阪ナニワのアイコンのひとつともいえる
ビリケンをポップにアレンジした
アイテムが気になりました。ふき取り塗装が似合いますね。
NERDONEさんのステレゴンはさりげなくこのスペースにも出現。



再びREAL×HEADさんのブースから。会場でも評判を呼んでいた、
男一匹菅原文太のデコトラみたいなド派手な
このレインボーカラーアディオスは先行販売らしく、
真頭玩具でも正規に販売したい模様。




茶色いブラウンさん。
ラッキーバックではミュータントのミニを
カスタムして販売。







MAXTOYさん。サンガッツさんが造型を
担当したスペーシーなニューキャラクター
デッドプレジデンツ コズミッククワドロンの
ソフビが披露されました。このほかONE UPさんや
トイグラフさんのアイテムなども一緒に紹介。

マーミット 宇宙猿パッキー

2010年09月27日 | 特撮・SF











スーフェス54のサプライズアイテムというと自分的には
会場でコレがビビーンと電撃走りました。
マーミットさんの怪獣天国シリーズ「戦えマイティジャック」
に登場する悲劇の宇宙猿パッキー。

昭和の怪獣図鑑にも載っていた、長い腕と腹までを
包むようについた大きな顔面を持つ異形かつどこかキュートな風貌のアイツ、
劇中でどんな活躍をするキャラなのだろう?とワクワクしたヒトも多かったはず。
でもマイティジャックは再放送なども多くなく、このパッキーが
動いている劇中の姿を見たことのあるヒトも映像ソフトなどが出るまでは
少なかったはず。本放送時物心がついてた人も少なかったのではないか?
マイティジャックは途中で路線変更して怪獣やロボット、宇宙人なんかも
出てくるようになったけど路線変更まで
マイティジャックを怪獣目当てで見てた人は少なかったのではないか?
しかもそんなキャラが今般いきなし立体化・ソフビになっちゃったということで、
10月の受注通販を控えてですが、さっそくソフビのレビューなんかもしてみました。








 戦えマイティジャック「来訪者を守りぬけ!」に登場したパッキー。
地球に不時着した平和的な宇宙人。モノロン星人のペットの
宇宙猿が宇宙船内の事故で巨大化する設定。
 この話の興味深いポイントはウルトラセブンの「ダークゾーン」のように
防衛隊の特定のメンバーが、異星で遭難した
孤独な宇宙人を助けようと孤軍奮闘し
相手と友情が芽生える点。










しかし異星人を信じる隊員は宇宙船の修理時に起きたトラブルで
パッキーが変異し怪獣化、人里を襲ったことで苦境に立つ。
じつは友好的宇宙人を装った侵略者ではないか、
との誤解を生み、防衛軍の兵隊たちどころかマイティジャックの
他の乗員たちまでもが一見穏やかな物腰のモノロン星人の真意を疑い、
結果宇宙間に芽生えた友情はやりきれないモノロン星人たちとの
別れと結末を迎えることになる・・・。
ラストでモノロン星人が地球からの去り際に
友好のしるしとして人類に篭に入った異星の鳥を置いていくが
人類はまたパッキーのように突然変異すると見て平然と射殺してしまう。
20年以上後に作られたハリウッド映画「マーズアタック」にも似たシーンがあるが、
ティム・バートン監督は
マイティジャックを見てパロディにしたのだろうか(んなわけない)




















 のどかな奥多摩の山村を破壊、やり場のない力をふるって進撃するパッキー。
おとなしい手乗りの宇宙猿が宇宙船の修理中に変異、口から炎を放ち
マイティジャックの艦載機エキゾスカウトと激しい攻防をくりひろげるが
結局力尽き全身火だるまになって死ぬ。宇宙で変異した宇宙飛行士
ジャミラの哀れな最期の変奏曲的なキャラのようでもある。
パッキーのキグルミは勢いよく火に包まれているので
撮影現場で焼失したようだ。

登場時間は2分程度と短いながら見ごたえ満点。

 パッキーは、じつはウルトラシリーズにも関連深い重要な怪獣でもある。
もともと「ウルトラセブン」が企画段階は7人の原始人を描いた
原始時代のSFドラマとして作られる企画案があり、
その番組制作検討時、タイトル通り7人いる原始人の一体として
試作的にキグルミが作られたのがこのパッキーなのだという。






 しかし原始版「ウルトラセブン」てどんな内容だったんでしょうね。
もしかしておかしなおかしな石器人や
フリントストーンみたいな恐竜なんかも出てくる原始コメディみたいな
作品になったのカナ?当時は「チビラくん」でも家族モノの
コメディになっていたのでその流れの原始SFスラップスティック
コメディのようなストーリーだったのかもしれませんね。
今リメイクしたらどうか?八木毅監督あたりが新規にリファインしたら
「ウルトラセブンX」みたいにいい意味で暴走した
アバンギャルドな企画になりそう。パッキーも
新規きぐるみでリメイクしたりして。

 こうしてみると、同時代の「チビラくん」にぷらっと
ゲストで出てきても違和感なさそうだなあ、パッキーは。
東宝の逆襲コングを徹底的にデフォルメすると
こんな感じ?






劇中のキグルミを観察すると、目がパチパチとウインクしたり
するギミックもついていたりかなりコミカルなキャラを標榜して
スーツがつくられていた気配なので、原始版セブンでは
ゲスト怪獣ではないレギュラーキャラであったなら
原始人たちのマスコット的存在として活躍する予定だったのかもしれませんね。
それだけにこのマイティジャックで与えられた出番では
全身火あぶりになり異星の土になるという悲惨な末路・・・。
つくられなかった原始版セブンの企画が変更になり一度も映像に使われず
彼は倉庫で眠っていて、いきなりマイティジャックの現場にかりだされて
最初で最後のお勤めとあいなりました。蛇足ながら、
戦えマイティジャックでは同様に無印マンの名獣ケロニアも
巨大ミイラ役として登場しマイティジャック号のリアエンジンの
ノズルで焼かれ腕がもげ、海に転落しとにかく悲惨な目にあって
おります。使えるものは何度でも見立てして画面に放り込む。
擦り切れるまで酷使する円谷の環境にやさしく
キグルミに過酷な慣習がここでもフル発動、ってな感じですね。



そんなわけでこのパッキー君、映像の中では非常に登場場面は
短いけどいわくのあるキャラなのでマニアはあれやこれやと
脳内補完して楽しめるソフビになるのではないかと思いマス。






 そういえば、飼い主のモノロン星人のキグルミは
セブン最終回に登場したゴース星人を赤くリペイント
したもの。セブンに縁の深い宇宙人のペットとして登場するのも
なにやら因縁めいたものを感じマス。ベアモデルさんのゴース星人と
いっしょに飾っても楽しいかも。
 
このパッキーのソフビを手にしていると、いろいろと
原始版セブンのあったかもしれないストーリーが脳裏に浮かびそう。
でも地球防衛ヒーローモノとしてウルトラシリーズが
その後連綿と作られていくことを考えると、もしこの巨大猿の
キグルミが出てくる、実際に作られたウルトラセブンではない方向に
この時作られたら・・・その後のウルトラシリーズもまったく
違った方向性に進んでいたかもしれないですね。

そんな意味でこの宇宙猿パッキーはウルトラシリーズの進化というか、
あったかもしれないウルトラシリーズの突然変異のきわどい
軸線上に立っていた歴史の証人、ミッシングリンクの猿とも
いえる重要な存在なのかもしれない。。。!




 今年はサンガッツさんのナキラといいこのマーミットさんのパッキーといい、
マニア泣かせな隠れた昭和の名獣のソフビ化が続いております。
そういえばどちらも名匠・高山良策さんの造形キャラではないか!


ソフビファンの棚=立体版怪獣図鑑も、昔から思い描いていた、
あいつがソフビになってこの場所に置けたら・・・!てな空席が
インディーズソフビメーカーさんの手により
どんどん補完され埋まっていく、うれしい流れになっていますね。
 
 


スーパーフェスティバル54後編

2010年09月27日 | イベントルポ


白黒ツートンカラーが会場内でもアイキャッチ、
カラフルな国内外のオリジナルキャラクターがたくさんお目見えしていた
FIG-LABさんのブース。このメーカーさんの
持ちキャラ「VICTM」がカオスマンの
ボディと合体!さらにカオスな犠牲者っぷりをアピール。






ミロクトイさんのブース。キュービックなアレンジの入った
ポップなリアルヘッドミュータントたちが登場。
仏像のオブジェフィギュアがスーフェスらしいカオスムードをかもし出してました。











~アウェイじゃないよスーフェスはホームだよ~。
KIKKAKEさんのブース。新作こだまの構想中段階の
原型や関連テストショットが披露されてました。ソフビ製の
神様たち、VINYL GODの世界創造からさらにメーカービジョンを広げて、
新作のこだまでは、どうぶつたちの死生観と転生を表現したジオラマソフビ的
新機軸を盛り込んでいる模様です。




ワンフェスでもエスパークスのガレキを販売し
反響が大きかったDr.STRANGE TOYSさん。
今回は「時骸(jigai)」なる新作をひっさげて参加(写真上)。
下はカスタムの作りかけのようでしたがもしかしてガ○コツバル●ン?



REAL×HEADさんのおなじみミュータント群。







アトム・ザ・アマレスラーさんのブース。
ブルー基調のオリジナルカラーミュータントカオス、
新作の幸福の壷・幸(みゆき)を販売。



レアマテリアルの争奪を巡って
アンダーグラウンド&ノーフューチャーピカレスクな世界観を広げる
アイアンバビロンワールド。ヒロイックバトルソフビフィギュアを展開する
CORD VIPERさん。
ザベル部隊が今回も勢力拡大を果たしてました。



イラネナさんのブース。カラーパターンのように
並べられたカードパチ怪獣のサンプルを展示販売。







悲喜こもごものドラマが展開された
ジグゾーパズルを買って限定ソフビを当てよう!
マーミットさん主催のデスゴジまつり会場。
当初予想されていたよりも
けっこう当選率は予想より高かった感じでした。
午後まで超蛇の列が絶えない賑わいでした。















マーミットさんの中売り会場に展示された10月受注のサンプル群。

ワイルド星人2期カラーやパチカード系怪獣では
WOMBAT TOYSさんのアイテムで、さきに
受注されたアガスケロンのオリジナルカードカラー版に続き、
今度はアザラスのカードカラー版?(さびれた砂浜で謎ヒーロー相手に
暴れているカードのアザラスカナ?)もお目見え。
キカイダーシリーズには主人公に次いで
早くもライバル・ハカイダーがお目見え。



こちらは朝売り用に用意された限定カラーのビオゴジ。
赤い通常カラー。




数はレッドより少なめのグリーンカラービオゴジ。


(随時文章作成中。。。ゆったりペースでスマンす!
しかし出展メーカー数は最多ではないか?)

スーパーフェスティバル54前編

2010年09月26日 | イベントルポ


マーミットさんの新作(10月受注品)戦えマイティジャック「来訪者を守りぬけ!」に
登場の宇宙猿パッキー!
この意表を突くリリース発表にはビックリした。でもいままで
ソフビがないのが不思議な名獣ですよ。コアな立体系怪獣ファンにとっては
今年はサンガッツさんのナキラに次ぐうれしい製品化では。
パッキー好きなタコ的には受注を前に今後詳報したいと思いマス。

GET THE TOY!
一気に涼しくなって趣味や行楽もしやすくなりましたね。
そんなタイミングで秋のソフビ系イベント一本目といえばコレ。

おもちゃ消費の鈍化に楔を一撃打ち込むかのようにソフビ新作関係では
意欲作、力作、ウワサのアイテム、珍作、問題作も登場しサプライズいっぱいだった
秋の祭典、スーパーフェスティバル54。
秋になったというのにデスゴジまつりで会場は熱かったな。

年後半注目のソフビはどれだ!
会場をまわってたらけっこうデータ酔いしましたぞ。例によって
さっそく写真で見ていきたいと思います。
(。。。と思ったけどちょいと明日は仕事でバタバタしてるんですよ~、これが。
てなわけで途中で中断したらSORRY。できるところまでガンガってみます。。。)


またまた真頭のれん街形式でたくさんのソフビメーカーで
人目を集めたREAL×HEADさん。
写真はクローズドバッグ形式で販売された新カラーのミュータント群。



こちらもサプライズ!
先日渋谷まんだらけさんでも限定版蓄光SLUDGE DAMON(スラッジデーモン)
を販売したばかりのLASH氏(MUTANT VINYL HARDCORE)の
新作OLLIEが国内初販売。今回はVELOCITRON・力さんとの
コラボカラー。セミジャイアントサイズというかプチジャンボマシンダーな
かなり見栄えのするビッグボリュームの
サイクロップス+ジャパニーズ「ONI(鬼)」
クリーチャーの日本上陸がついに果たされた!



ビリケン商会さんプロデュース・逆柱いみり脳内観光怪獣シリーズ
新作、キングゴゼラ!ファンお待たせ、いやいみりさん自身も
念願だった「尻尾のある逆柱怪獣」」がついにソフビ化!
造形はもちろん逆柱さん自身によるもの。

10月2日~10月13日、ビリケンギャラリーで開催される
イベント「怪獣全員集合」(逆柱いみり/PICOPICO/新谷成唯氏ら)
13人展にて初売り予定!今回テストショットが展示に間に合ったけど
2日に会場売りできるのか?これは見届けなければ。
ボスタング以来1年近いインターミッションを置いての新作、
次のソフビ化で下馬評の高かったワニガッパやギャーゴンをあえてさしおいての
リリースとありコミカルさと獰猛さがないまぜになったイイ感じの造形でしたよ。
これぞ意外や、正統派の昭和的怪獣ソフビって感じでしょうか。
逆柱漫画を枕元に置くファンとしてはソフビのシリーズ続行にワクワクしています。




ヤモマークさん初の女性怪人、ビラビランが初リリース!

ハエトリソウ風フェイスマスクに半分かくされた美しい容貌、
唇に挿されたレッドがなまめかしく誘惑、
昭和の仮面ヒーローでもしかしたら「あったかもしれない」
食虫植物のツタとワナでからめとるなまめかしいポイズン・アイビーな女怪人を
ヤモマークさんが妄想し煩悩たっぷりに製品化!
肩口に毒々しくひらひらと口を開く隠花植物のフリルをまとい
ウルトラ上から目線でガン見「女王様とお呼び!」
お前の心も体も光合成で骨の髄までワタシのもの!
憎しみと憂いのハザマで花弁よ男を飲み込め!
ニッケル仮面との果てしなき戦いに勝った男は
このワタシが全身全霊を賭けて愛してアゲル。

クイーン怪人の登場にたじたじなヤモマーク男性怪人軍団とか
並べて遊んでも楽しそう。
今回の初リリースでは、グリーンとブルーの2カラーのどちらにするかきめかねて
結局両方を買っていったお客さんもけっこう多かったようです。
いともおそるべし女王様パワー。



ソフビクルーザー・コスモナイトαさんのデムパゴン!
妄想・なせばなる~なさねばならぬなにごとも~♪
(ウララ~)てなわけで今度の月刊デムパゴンは
あの兄弟ワルガキロボコンビ風カラーで意表を突いてきた!
でもこいつら、いたずら暴れもののようで、けっこういいところもあるんだよな。
しかし、これは2色どうしても並べたいな~
こうして見るとデムパゴンてどこかファニーでユルめなので
キグルミのあのサービスロボットたちの中に入れても違和感ないね。



ぶたのはなさんの新作、10月上旬通販予定のようです。

ウルトラQの巨人とウルトラマンタロウの木枯らし怪獣グロン(3色目)ぶたのはな
版権怪獣ソフビではオリジナルアレンジの本格的開眼作ともいうべき傑作、
同番組の子連れ怪獣パンドラとチンペ親子セット(こちらも3色目)。
ソフト焼き玩具シリーズ人気で初期のアイテムがほしくなってきてる
お客さんにはウレシイ再リリースですネ。

今回ブースでは夏の通販で好評だった
ゴモラ、マタンゴなどのアイテムも再発売されました。



シカルナ・工房さん。今回は鉄人28号の販売と
ライバルロボのブラックオックスを先行受注開始。
幻獣のカスタム品も販売していました。



ドリームロケットさんのブース。
今度サンガッツさんに続いてドリロケさんも
お店を出すっておっしゃってました(そうおっしゃってたから
ほんとに書いてやる!)
ドラゾラン、ドラギガス、ドラゾラスの3大MAXTOY怪獣の
一品モノカスタムを販売。自分が昼前に行ったときには
ドラギガスがすでに完売していました。



Killer Jさんのブース。
岩石怪獣ジャンゴと同じブルマァクヘドラ風イエローカラーの
パチ怪獣インスパイアミニソフビ、メジラとサルモンを販売。



シラハマさんのブース。ガーガメル池田社長原型製作で
夏のワンフェスで初披露され話題となった
オリジナル怪獣ソフビ、クモン(苦悶)のセカンドカラーを販売。



マルサンさんのブース。新機軸の人造人間キカイダーの
スタンダードより少し大きめのビッグソフビを販売してました。




NERDONEさんのブース。双音怪獣ステレゴンのSDCCでも
さきに販売した蓄光ベースのカラーを販売。
樹脂パーツを加えたカスタム品も紹介されていました。





ブルマァクさんの新作。Q星のおそるべき怪獣たち、キーラとともに
恐れられるヘビーアーマーな宇宙怪獣サイゴがブルーのカラーで復刻。
このほか夏に受注を行ったサボテンダーも販売。

レトロソフビ・マジンガーZの受注予約を開始。
マグマ大使シリーズではゴアとモグネスの復刻に続き
新造形で当時リリースされなかった人気怪獣の
アロンをレッドとブルーの2カラーで予約受注開始していました。
マジンガーとアロンの予約締め切りは10月15日とのことでした。






柏にお店兼工房を始動させたばかりのサンガッツさん。
先日ルポも書かせていただいたのですが、
会場でもお客でファクトリーに興味を持っている人が多く、
どんなだった?周辺の町はどんなになってるの?などなど
結構聞かれました。
一枚目は朝売りの風景。
ゲゲゲの女房も大団円、黒水木先生と牛鬼の新カラーを販売。
さらに10月2日からデザフェスギャラリーでイベントも開催するんですね。
MUCHAじゃない、お店を開いたばかりなのに
ホームグラウンドにとどまらないあいかわらずの快進撃が続きます。
今回のイベント新製品は4枚目に描かれている
イラストのSUIKOちゃんがヒントです
(おや、どこかで見たことのあるオープンカー!)


(後編につづく!)

怪忍獣ががら×ざばみ

2010年09月20日 | 特撮・SF




今回もコンビというかライバル怪獣ソフビが2匹そろっての登場です。
しかもヘビー級のヤツ。
昭和の怪獣図鑑にも載ってなかったけど本編劇中では沼で壮絶な決戦を
繰り広げ怪獣ファンに今もインパクトを残す
「仮面の忍者赤影」の怪忍獣・ががらとざばみ。

ドリームロケットさんによりスタンダードサイズで製品化、
ようやくドグマ、アゴンと並ぶ2大怪忍獣が出揃ったわけです。
デキももう納得な2体ですネ。

ざばみは好評となり、現在
2期カラー(リクエスト版というらしい)の販売を
WEBで行っているようです。









当時ほんとに赤影の怪忍獣は写真がなかったので
テレビを見て模写したりしてたな。タコの実家のマウンテンサイクルを
掘るとジャリボーイの頃のタコが
テレビの赤影のストーリーを絵に写した
赤影の自作マンガみたいなのが出てくると思う。
てなわけでががらとざばみ編の画像連貼りしとくぜ、
これでわしも禍根が勝たせたぞい。














青影や旅の姉妹の潜伏する家を載せて出現するががら。
ウルトラマンタロウのように怪獣に乗ってあたふたする人間たちの
ピンチはやはり面白い。ここでががら編・前編は強力な引きで幕を閉じる。

なんだか貝の部分のある怪獣ってソフビになると
猛烈にそそるんですよね。貝じゃなくて宇宙船の貝殻だけど
ヤドカリンとか。



あのががらとざばみの戦った沼=撮影用プールは
一瞬ロングでひいたショットが劇中にあるのだが、
うわ、こんなに広い間取りだったのか。
テレビでも映画と見劣らないスケール感を出そうとする
昭和東映の映画屋ならではの意地のようなものを感じますね。
ジャイアントロボといい赤影といい悪魔くんといい、映画からテレビへの移行下、
東映のスタッフのテレビ特撮モノにフルに注がれた映像スキルの蓄積は
平成の今見ても素晴らしいと思いマス。







不気味な沼でのががらとざばみの死闘。
泡だらけになって戦うこの2匹の決戦を
平成の世ではついにソフビを使って再現可能に!!
(おい、風呂場に持ち込んで泡立てたバスタブに入れるのか?)



























いかずち丸率いる魔風一族13人衆・悪の怪忍者軍団。
4部は3部以上に奇人・変人、なんともアクの強い面々が多くて
さらに猿彦のように敵か味方かわからない、
双子であることを生かして赤影サイドと敵側をふらふらと行ったりきたりする
ヤツまで出てきて、なんともめまぐるしい混戦模様が見ていて楽しかった。

ただ、忍者の村の抗争話となり、3部までの信長様が出てこなかったのが
スケール面で一歩ゆすり残念だったな。

ボス役の汐路章氏もエキセントリックさ全開で悪党なのに
どこかお茶目で憎めない演技でインパクトに残りました。
上最後の一枚は激レアな雪山の戦いでスキーをする猿彦!ヨーレヒホー♪








いかずち丸に拷問されたり尋問されながらも常に弟の青影の無事を祈る
かげろう。
ががらを操る口無水乃も弟を事故で失った悲しい過去を持ち、
かげろうの兄弟愛に共感、最後は危機に陥った青影にががらをゆだねます。
伊上勝氏描く姉弟のドラマはせつなく子供心にもかげろうに胸ときめきました。
時美沙さん萌え。赤影のゲストヒロイン特集すっかなあ。










ざばみは目がまんま電球!なのだけど、この番組の
ロケットや通信機,アクアラングなど現代的テクノロジーが平然と大量に出てくる
赤影ワールド上では漫画的な造形解釈としてそれほど
違和感を感じさせない。







甲羅や左右非対称のハサミなどの造形面でもポイントをきっちりおさえた
重厚な造形で、ヘビー級の怪忍獣となっている。
ドリロケさんのざばみはこのハサミをガシガシ開閉する
ざばみ独特のギミックをそのまま製品上でも可動再現しているのが
ポイント高い。ヤモマークさんもすかさずこのざばみのデキを見て、
うちでもこのギミック使わせて!と
新作のザリキングのハサミを可動にしたくらいですしね(微笑)。











ががらを味方につけた青影が颯爽と貝殻の上に立ち戦場に出現。
3部同様に敵の怪獣に、味方につけた怪獣をぶつけて戦わせる展開が
胸踊る場面です。
苦戦の末にようやく敵地からかげろうを無事助け出した青影、赤影、白影。
しかしまだ新たな怪忍獣の襲撃は続くのだった。

ドリロケさんの赤影シリーズも立体化コンプ目指して続投するわけです。




サンガッツファクトリー初日

2010年09月16日 | イベントルポ


柏をひみつ基地に新たなサンガッツさんの
たのもしきMUCHAがスタート。
今年はサンガッツ10周年の記念年、
さっそく初日にサンガッツファクトリーのプレオープンを
見に行ってみました。
しかしこの日あたりはまだ暑かったんだな~。
どうにか酷暑を乗り切ったって感じがしますね。
つい一週間前の話なんだけど。とにかく非常に急な気候変化なので
夏の疲れも意外な形で出てくるものです。
みなさまも体に気をつけて、秋の夜長を楽しくすごしてください。

初日風景、近隣のお店の人たちも集まってきて新たな入居者を迎える歓迎ムード
なごやかな雰囲気の中サンガッツさんの手でシャッターオープン。
近所の人「なんていう店?」
サンガッツさん「サンガッツファクトリー オフィスも兼ねてます」






参考になるんだかならないんだか
わからないけど、おおまかな周辺地図~。
大津ヶ丘1丁目です。





サンガッツプロダクツがそろった店内、販売コーナーもありますです。
鬼太郎とかタヌキとかカッパとか猫又とかうらなめとかのソフビが
吊るしで売られていると郷土のみやげ物コーナーみたいで
ここは柏の鳥取、鬼太郎ロードか!みたいな
ホノボノとした風情も漂っています。朝のNHKドラマ・ゲゲゲの女房で水木先生や
鬼太郎が再び国民的関心をもたれているので、
近隣の子供たちにもちょっと気になるお店になるかも?
人間、どこで影響を受けるかわからない。
ソフビづくりの新世代を生み出す伝道的ショップになったりするかも
しれんですね。

ちなみにタコが遊びにきた近所の人に聞いたら
この建物の前のオーナーもなんとおもちゃ屋さんだったらしいです。
くしくもって感じでしょうか。








おもちゃメーカー以外にも多彩な活躍場面を持つ
サンガッツさんの映像作品や個人製作品、絵なども展示紹介。
過去の個展やイベントで見たなつかしいキャラクターもいますよ。


この種のショップを盛り上げるガチャポンもあるでよ。
いまはうらなめくんが稼動中でした。



粗品としていらしたお客さんに配られた「NAKED」なるソフビ。
ちょっとコピーロボット風味、PUREな気になるヤツ。
とるときに山を崩すと直させられるそうだ!



これが今回プレオープン用に販売された
ピンクSUIKOちゃん。ありそでなかったカラー。



このほかにもたくさんのアイテムや作品がありました。
サンガッツさんの個人で集めている
ソフビコレクションも多数展示されており、
さながらソフビ博物館て感じ。ソフビ仲間のマイルーム拝見みたいな
楽しさもありますね。

水木先生的に言うと「かくれ里」って感じでしょうか。
(昭和2期カラー鬼太郎の楽園BGMが脳内自動再生)

スタートに間に合わない構想もあったみたいで
サンガッツさん自身もオープンした店舗内を
お客といっしょにぐるぐる見回しながら、いろいろやれること、
新たな発想がどんどん浮かんでいる感じでした。
まだお店はプレオープンなので、本格的な
スタートはこれからですね。

これから行く方はもっと森羅万象がひしめきにぎやかになっている
サンガッツファクトリーを目撃することになるんじゃないカナ?
楽しいお店(アンドオフィスアンド倉庫だったか)
まずは無事始動おめでとうございます。


sludge demon×daigomi

2010年09月01日 | インディーズソフビ



宵闇迫ればーー…。NEAR DARK、
MORE BLACK 、
SOUL OF BLACK 、
MORE BIZZARE !

てなわけでJAPAN MONSTER VINYL TOYの感性を漆黒の海の向こうで
ハイブリッド、クリーチャーの要素をブレンドされた
ORIGINAL & DARKな VINYL KAIJU TOYを見ていきたい。

インディーズソフビのカスタム&メーカー屋号である
MUTANT VINYL HARDCORE(ミュータントビニールハードコア)
を主宰するLASH氏がデザイン・造形。

下のほうで白い顔でにやけているのは
日本妖怪的感受性もこめられた異色のキャラクターソフビ、
SLUDGE DEMON(スラッジデーモン)。

ヤツはすでに日本にも上陸していたりします。
国内では7月のスーフェスでvelocitronさんのブースで力さんの塗装VER.により販売、
さらにその後BLObPUSさんがコラボカスタムを行い販売するなど、
日本のソフビファンの間でもその異形のルックスが知られるところと
なっている。

そして近々まんだらけさんとのコラボレーションで
生みの親であるLASH氏本人が塗装した、初の蓄光成型による
TOXIC GID VER.とでもいうべき限定SLUDGE DEMONの販売も
行われる予定で気になるトコロです。



これはBLObPUSカラーのアイテム。お能の面や歌舞伎の幕などをイメージしたカラーらしく
日本販売品としてのイメージを強調されたことで、LASH氏のコンセプトである
妖怪的感性もねりこんで作られているクリーチャーだなと思えますね。




手足がなく、名前にもあるスラッジ状のドロドロの胴体に面のような顔が
張り付き、エビスさまのように屈託なく笑っている。その笑顔が見た者にもたらすものは
福か災厄か?

一見、非常にシンプルなデザインのアイテムなのですが、
作り手の目線を想像するに、
いろいろ自分の作りたいものを作っているうちに
自分の標榜する最終イメージに近づこうと徹底的に部品を排除していったら
ここまでシンプルになりました、
そう、出来あがってみたら自分はこれが作りたくてたまらなかった的な
潔ささえも感じ取れるトコロ。ドロドロへのオブセッションが横溢している辺りは
BEMON公害怪獣あたりの示すSLUGなキャラクターへのリスペクトも隠せない感じだろうか。

この胴体は軟体生物のよう。やはり粘液を滴らせて地面に不気味な痕跡を
残しながら移動するんでしょうね、
嫌な感じがまたGOOD。そんなところもソフビとして
手にしたくなる触感をミョーにそそらせるキャラクターではある。
ソフビも子供の時に接した時の原初的感情である、
触感が命だと最近とみに思います。
ちょっと小さいアイテムカナ?と思われるところですが
このSLUDGE DEMONは手にしたときの
元禄の世のフィギュア?である「根付」のような、すっぽりと手に収まる感じが
キャラクターの「カタマリとしてまとまっている」快感とあいまって
触感面でもミリキを放っていると思います。

LASH氏はさらにこの次のアイテムも製品化している模様。
これがまた著しく妖怪テイストな面々なのが自分のやりたいことと
ブレてない感じでほほえましい。
LASH氏は、最近では日本産インディーズ妖怪系ソフビといえる山桜さんの仁王骨や大蛇鬼を
ノリノリでカスタムペイントしているようで、妖怪系キャラへのこだわりがうかがえるところです。

現地ではすでに販売しているのカナ?2作目 DOJI-SAN(ドウジサン) は、
画像を見ると日本の座敷わらしとこなきじじいと油すましを足して
若干アメリカ人の好みそうなドワーフ系クリーチャー要素をアマルガムした
土俗的民話テイストのどろっと漂う、しかも愛嬌たっぷりなキャラクターのようで
なかなか妖怪を「わかっている」作り手のようです。

DOJI-SANはゴブリン・ドワーフ10%、日本妖怪90%的配分というところか。
この位の抑えメな洋テイスト調合だと日本のソフビファンにも大いになじめる感じか。
その調合こそLASH的料理センスなのでしょう。

彼のアイテムは日本でも支持が得られそうな、
いや、妖怪発祥の国でこそ売るべきキャラクターと思います。
そしてこのSLUDGE DEMONにはすでにMUTANT VINYL HARDCOREのメーカーとしての
MAKERS SOULがシンプルなつくりの中に初作としてすでに根付いているように思います。



SLUDGE DEMON, そしてMONSTER WORTHIPさんのKUSOGON(クソゴン)と
いっしょに映っている巨大なジャンク&スカムなヤツは、GUMONというメーカーの
DAIGOMI(ダイゴミ)。これは今年初夏に販売されたBLObPUSさんのカスタムコラボカラーVER.。

一目瞭然でスクラップの集結した公害怪獣らしきキャラクターであることが
わかります。ほとんど映画のプロップのような重量感のあるアイテムです。

手が巨大なハサミ状なのですが、これで地球上の廃物をかき集めて
自分に取り込み、どんどん巨大化していくのでしょうか。
人類が地球上でモノを作り、汚していくとこのダイゴミがどんどん力をつけて
強大になっていく。人類の破滅の映し鏡として廃棄物という負の存在を糧に
生命力を得ていくかのような
ディストピア&インダストリアルなキャラクターバックボーンが
思わず脳裏に浮かんできます。



スクラップ系の公害怪獣というと日本では昭和のオリジナル怪獣ソフビで
スモゴン1号・2号が始祖的アンダーグラウンドアイコンとして存在していますが、
海外の作り手としての感性で
スクラップの集合体というスパルタンな怪獣イメージに増幅させて生み出された
公害モンスターソフビのようです。
スモゴンシリーズに漂うような、
スクラップの持つ、生産・成長過程から棄てられた者のアイロニーという
方向でつむがれたキャラクター造形とは創意を異にして、
ひたすら廃物とともに増殖する無機質なロボットのような不気味さで
まとめているのが独自のポイントですね。

惜しむらくは、このモンスターの最大のミリキである
全身に纏うたくさんの廃物たちが、既存の市販されている
ストラクチャーの貼り付けによるディティール表現だったことカナ。
ここは日本でいうならブルマァクのガルバンや
ターゲットアースさんのスモゴン2号みたいに
一個一個記号的な感じの造形でついていたらこのキャラクターのアイデアが
ソフビとしての「柔」とうまく表現が合致したように思います。

というかこういうスクラップのような体表の記号表現こそソフビの造形スキルを
手にしたお客にわからせる全体の肝に当たるところのハズだし。そこは
日本と海外の造形表現の違いなのかもしれませんが心残りといえば心残り。

まあ、既存のストラクチャーの流用貼り付けにより
逆にスクラップとしての硬質なイメージが強調されたともいえるのですが。
面白いと思ったのは、よく見てみると自動車やバイク、家屋などの中に
ぺっちゃんこになった人間らしきものも
ダイゴミの体表に吸い寄せられて一体となっているのが見つかる点です。人間も死ねば
只の肉のスクラップに過ぎないとでもいわんばかりにダイゴミの血肉に取り込まれた、いうことか。
何かアメリカンな死人の概念、ペシミスティックな風刺も感じられます。
とにもかくにも手にするとジャンクアートのオブジェのような
異色のモンスタートイになっていることが伝わってきます。
なによりもGUMONというメーカーはこのキャラクターがファーストプロダクツなので、
今後造形面でさらにスキルがつくことで、より自分のオリジナル要素が
立体の製作面でも反映されたアイテムになっていくのでは。次作も楽しみですね。




ソフビは手にした瞬間に、写真やネット上に貼られた画像では得られない
えもいえぬ何かが侵入してくるものだなと改めて思います。
そして海を越えたソフビの好きな連中のもつパッションも侵入してくる。
彼らの熱さは本気です。年々、日本の怪獣的感性を分析して自分たちの
日本怪獣の新訳ともいえるソフビが生まれています。やがては日本のファンも
まったく想像しえない、しかもとんでもなく感性のツボを突いたアイテムが
続々と上陸してくるかもしれません。

霧の深い夜は海からくる奴らに気をつけろ!
海外ソフビカイジュウの襲撃はすでに始まっている・・・!