KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

パチサミ番外地3丁目

2012年05月20日 | 特撮・SF








ソフビにやさしいイベント、本家パチモンサミットは残念ながら休眠に入ったのだけど、
唐沢・堤・Keyパチモン3傑によるトークイベントは趣味人のささやかな愉しみとして
幅広い内容をテーマに掲げ、手を変え品を変え続いていくのだ。

新宿のネイキッドロフトで本日、パチサミ番外地3丁目が開催されました。
この「番外地」イベントは今回が3回目。おなじみパチモン3傑が各人の執筆活動や映像界で
さまざまな分野のヒトたちとの交流を通して得られた、残念ながらこれからも
活字にはしえないものの、このまま眠らしておくにはあまりにもったいなさすぎる
ちょっと面白い話、気になる話などを披露するトークイベント。
KEYさん「自分たちが聞いたまま、お墓に持っていってしまうのは実にもどかしい」と
王様の耳はロバの耳、とばかりにエピソードの数々が披露されました。



映像やキャラクターなど、自分のこだわりの対象を細かく見ているマニアにとっては
何事においても「どうしてあれはああだったのかな?」とか
思うことが多々あるわけですが、
今回の3丁目でもその舞台裏や黒歴史ともいえるリアルな話が披露されるたびに
えーっ!と驚きの声が上がったり、なるほど、とお客さんサイドからも思わず
納得の声が一斉にもれるような場面もしばしば。今回も会場は満員の盛況となり、
3傑の披露する話題に固唾を呑みつつ聴き入りました。







(会場に映っているソフビはタコの私物です)

会場でのトークは例によって緘口令が敷かれております。
「撮影・録音・模写など記録&流出いっさい禁止の特撮業界暴露トークショー!
驚天動地!日本特撮の闇、ここに暴露!」うっひょー。厳戒態勢ってヤツですな。





基本インディーズ、アングラマイナー分野メインの話題を可能な限り記す
ブログを標榜するタコブログでも、今回はさすがに事細かに書くわけにはいかないのだけど
とにかく行って耳を傾ける価値のあったトーク内容だったというのは確かデシタ。
駆け足ながら、昭和のはるか遠くの闇の中に消えかけていた映像界の
ミッシングリンクの存在がたくさんの人たちの目に、耳に触れることになりました。
今では当たり前になっている事実には、実はいろんな深い事情が絡んでいたりするものです。
逆も真なりで、こんな適当な、またはしょーもない事情により、
今あるアレはこんなことになってしまったのか!なんてこともあったりするものです。




さらに本イベント名物ともいえる、うれしい操作ミス。
この種の機材を扱うプロなのにKeyさんがうっかり操作ミスで
自分のコレクション映像の入った機材を作動させてしまい
OHP上に流して機材の止め方がわからないまま、
しばらく映してしまうといった緊急事態も発生したのですが、
それをうっかり観てしまった酔っ払いのお客さんたちもこのハプニングに顔を緩ませつつ
画面に見入っておりました。ま~ミスじゃしょうがないよね。
しかし、いつも観てるヘボ画質と違って綺麗だったな~。そして改めて大画面で見て思うに、
やはり面白い作品だ。封印しとく手はないわ。




そういえば今回誤動作で見てしまった作品と
同じ版権所有会社による人気OVAの5話目が完成、きのうからこの新宿でも
ソフトリリース前に先行上映して大入り満員だったりして、奇しくもという感じ。
華やかな宴の影で黒歴史が自動再生、これぞ◎プ◎スの亡霊ですな(笑)。
「まあ、今でこそかの会社も◎◎◎◎(ビッグタイトル名)で潤ってるわけですが、
もしあちらの作品の人気が落ちてきたら封印同様のこちらの作品も日の目を見ることになる、
かもしれません」なんておっしゃってましたけど
是非期待したいですね。まあタコはどっちの作品も好きなのですが。
なんとかならんかねえ、かの会社にちゃんとフィルムはあるんだから。
まあ今までももう観れないと思っていた作品が封印解除になった実例は枚挙にいとまがない
ので、この作品の主人公みたいに1万年も寝て待つことになる、なんてことは無いだろう。
少なくともリアルタイマー世代が生きてる間ならなんとか実現するんじゃないカナ?と
タコは比較的楽観視していますが。最近は封印作品も減ってきたし、われわれも
かなり多くの旧コンテンツと再見できている。逆に気長に復活の刻を楽しみに待つ
タイトルだって少しはあったほうがいい。







実際、ここ数年は映像界でも当時の製作者やアクターの方たちでも
キーパーソンにあたる方での故人が多くなっています。
思い起こすと去年は訃報続き。亡くなったヒト多かったですよね。
すっかり昭和は遠くなりけり、ということで歴史の証言者にあたるヒトたちが
ポツリ、またポツリと居なくなっていくのはファンとしてはさびしい限りです。
そして黄金期のさまざまな事実が、時間の波に押し流されて消失しようとしている。

永遠に生きる人間はいない。証言者たちの喪失が続くさ中にあって、
作品の足跡を辿る上で今はひとつでも厳然たる事実を知る場が欲しい。
しかし全ての事実が公けにされることはない。この世に残しておいたほうがいい現場の事実も、
さまざまな事情からこよなく作品を愛している真なる情報が必要なヒトたちにも
徐々に届きにくくなっている現状がある。この「パチサミ番外地」こそ、マニアの
頭の中の霧を取り払う知識の補完場所としてこれまで以上に重要な使命を帯びてきている、
いわば記憶を次世代に伝える最後の砦といっていいのではないか。



今回と次回は地続きで、とある歴史的シリーズの舞台裏と現場の紆余曲折を追う内容と
なりました。
たぶん次回はそのトーク対象のシリーズがもっとも激動期にあたる頃の話題に触れることとなり
今回以上にコアな内容が披露されることになりそうな気配。次回も楽しみですね。



なお次回のパチモンサミット番外地はダイナミックコグマさんが大陸から集めてきたユニークで
ノイジーな電動TOYプロダクツをフィーチャーしたトークイベントを企画中。
タイトルも正式決定したようです・トークバラエティ「違法商品ちゅうかなパチパチ」
9月9日、会場を変えて同じ系列店の阿佐ヶ谷ロフトA(杉並区阿佐谷南1-36-16-B1 
電話=03-5929-3445)で開催予定だそうです。
イベントの最後には、タコブログでも先日のスーフェス59ルポで紹介した、
あの「タイサーマスク」(本名セミ・フロンタル)が会場に登場しあやしげな点滅を伴って
爆音をなびかせパワフルに机上を走り、是非来場を!とばかりにアジっておりました。

ソラマチ戦記/PK×UAMOU

2012年05月18日 | インディーズソフビ


まだデザフェス35ルポも完了してないしつづきも載せるのですが、刻一刻とヨノナカが
動いているので、ますはそれを追わずにはいられないのだ。
東京スカイツリータウンのメイン商業施設、東京ソラマチにメディコムトイさんの
フラッグシップストアがオープン。オープン前のレセプションの様子をお見せいただく
機会が得られたのでさっそく見に行ってみました。





しかしスカイツリー、また誰かに道案内する機会もあるかもしれんのであえて最寄駅まで
電車に載ったりしないで自分の足で距離感を体感・把握しようと浅草から
吾妻橋を渡りせっせと歩いて行ってみたけど、意外に近かったです。
道を知っていれば遅歩きで川沿いにぶらぶら15分くらいカナ?とにかくそんなくらいの
所要時間です。
間には木材置き場や金物工場、遊覧船の船着き場などがあり江戸からつづいてきた
モノづくりや川を流通や交通に利用してきた土地ならではの風情が満喫でき、
頭上を荒川方面に出る東武線が通っていたり、路上観察好きなヒトには歩くことで四方八方に
新たな発見があると思います。
スカイツリーまでの距離に関していえば元々、ぶらぶら歩きの好きなタコだから
歩くことに負担がないってだけかもしれんのだけど。
台東区・墨田区の下町情緒を楽しみながら散策がてらスカイツリーを目指して歩く。
どこに居てもスカイツリーは大概視界に入るから通り過ぎたり、見逃さないですしネ。
巨大な建造物を観る感動は最近は新規ではなかなか味わい得なかったところにやはり新鮮です。

想い同じという方も多いのか、浅草駅近くの赤い橋、吾妻橋の上では一杯観光客が居て
写真を撮ってました。平日なのにツアー組んでたりして皆、すごい気合いの入りようだな。
自分の知り合いの会社の方も夏までに故郷から300人くらい呼んでスカイツリーを見せる
とか言ってました。





これがソラマチ4階にオープンしたメディコムトイさんの東京スカイツリータウンソラマチ店。
たくさんのお客さんでごったがえしてました。写真も自由に撮っていいということだったので
タコのへなちょこな説明よりも一目でこんなデシタ!とお見せできてありがたい。







とてもフレンドリーな雰囲気のお店で、メディコムさんのメインプロダクツとなる
ベアブリック、キューブリック、ソフビフィギュア、アクションフィギュアなどがぎっしり
店内の白を基調にした棚の中におさまっていて、じっくり見て選べマス。







限定ベアブリックもオープンと同時に販売。
下町情緒あふれる歌舞伎カラー、招き猫、獅子舞、達磨、ブリキの金魚カラーなど
カラフルで気合いの入った印刷彩色が施されていました。

ちょうどソフビ関係の方たちもレセプションに来ていて、じっくりフィギュアやベアブリック
を眺めつつ、自分たちの手掛けるソフビ話に華が咲いたりなどもしていました。

自分ははじめスカイツリーの展望台にお店が出るんだと思ってました。んなわけないだろ!
2年くらい前、このツリーのテナントのヒトの一人に会ったら、ツリーの途中の
ところに出店じゃ!今狙っておる!と言ってたんですもの。





ソラマチはほんとに高級ショッピングモールという印象。日本の老舗や有名ブランドが
軒を連ねて銀座にも都内の人気ショッピングモールにも負けない、東京一を目指したん
じゃないかという感じの商業施設なんですが、
下町のこの新モニュメントと歩調を合わせつつ地域の空気にもマッチさせているので
親しみやすさにも気を配っている印象。食料品店を覗いてみたけど昭和の市場みたいな
雰囲気で魚や野菜を売っていたり抱いていたイメージとは違う感じでした。





そこにはもちろん国内外の観光客のヒトたちへのアピールもなんですが
地域にも溶け込んでよりレンジの広いお客さんを集合商業施設としての利便性や
相乗効果によってとりこもう、活気づけようという気概も見えました。
日本を代表とする新観光地としてのニーズ開拓や地場産業の活性化面でも
ツリーが地域近隣にも競争へのモチベーションを高めさせつつ、
新たな活気をもたらしてほしい感じですね。

メディコムトイさんの新店舗での活躍も期待しております。




こうして下から見ると「鬼太郎」の「妖怪獣」の回に出てきたたぬきタワー
とか、水木先生がよく描くかくれ里の仙人のすみかみたいにも見えるな。






そして場面は新東京タワーから仲御徒町へ。こちらは今日が初日となる、STUDIO UAMOUでの
PAUL KAIJU×UAMOU展のもよう。PKのカスタムが多数展示中Death。










シンプル&キュート系キャラソフビのUAMOUと内臓感覚クリーチャー系のPAUL KAIJUと
毛色が180度くらい違うこの2メーカーさんの作品的邂逅ははたしてどんな仕上がりに
なるんジャロ?と見守っていたのですが、蓋を開けてみると意外や相性もよさそう。






PKのサラマンダージョーのパーツを上手く使ったり、PKお得意のマスキング塗装の妙が
UAMOUソフビをカラフルでモンドに新解釈。。。とあいなりました。
心なしか今回はPKオリジナルキャラクターたちのカスタムもオールドデイズトイのブリキとか
セルロイド人形を思わせる、PK氏の作品としてはほんわか風味な色合いを強く打ち出した
仕上がりとなりましたね。








UAMOUアイテムでもおなじみ、スワロフスキーで耳を飾られたボスキャリオン。
今回の来日ではボスキャリオン、サラマンダージョー、モックバットの3キャラクターが揃い、
PKの作品世界も明確なテイストとカラーがより見えてきたところDeath。
タコ的には東映の80年代以降の戦隊やライダーで見られる、アメリカのクリーチャー
イメージを取り込んだ怪人たちをPKが逆輸入してソフビアイテムとして帰化させたような
目線が興味深いとつねづね思っているのだけど、日本から見た怪獣怪人文化に理解や憧憬
そして造形的オブセッションを創作的根源に持ち、日本のカイジュウソフビを新訳して
次はどうプロダクツとして提案してくるか、これからも新作を見るのが楽しみな
ソフビ作家さんであります。




















デザインフェスタ35その5

2012年05月16日 | イベントルポ





引き続き先週末に開催された、デザインフェスタ35の会場風景を見ていきましょう。

現地でタコの仕事関係のヒトがザッカのようなものの製作体験コーナーを開いていて声をかけて
いただいたのですが、びっくりしたよ~。でもオフってやつなのに
「普段から仕事以外でも色々なイベントを見て回って情報収集してるんですネ!」
などと好意的解釈されたんですが、その方も仕事を離れて
デザフェスでは半趣味的な感じでお店を開いておられ、たくさんの子どもさん
相手に楽しそうにクラフト関係の実演をしてました。というわけで会場でちょっとだけ
仕事もしてキマシタ。デザインフェスタはこんな感じでだれでも日常を離れて
アートできるステージを提供してくれるのDeath。





大きなキャンバスに向けたダイナミックなライブペイントをじっくり見ることができるのも
このイベントの長所。



















































いかにもデザフェスらしい文化祭気分が漂っていて、
開いていて本人たちも楽しそうだったブース、油工房さんと退部届さん。







この時期はタイムリーな「五月病」ブースさん。








MAXTOYさんの初日ネゴラ祭りの並び列で活躍し会場でマスコットとなっていた
鈴木製作所さんのマペットというか怪獣特撮現場的にはギニョール。
名前はないみたいです。大怪獣サロンさんのブースで売っていた角カチューシャをつけたり
して皆に遊ばれていました。角のついたその状態を俗にいう「宇宙◎◎◎」とか呼びたいけど
ナナシの怪獣だったのでわからんかった。

サンガッツさんもちょうどマペットを作りたいとここのところ思ってたらしく、
「うーん、先をこされたな~」とつぶやきつつ、感心してこのマペットを見ていました。
シンプルなゴジラスタイルの怪獣人形なのでサンガッツさん的にも
この出来は萌え対象だったみたい。
このナナシ怪獣のポカーンとした三白眼が、鈴木製作所さん「わかって」ますよね。

タコ「恐竜タイプの怪獣で、なんかファイヤーマンとかに出てきそうですね」
サンガッツさん「こうしてライダーをくわえさせるとちょっとマカモーっぽいですね」
タコ「妖怪名は何にしましょうか~」
サンガッツさん「響鬼で『うわん』をセミの妖怪の姿にしてたのはいいなあと思いました」
ボーンフリーでこんな感じの人形使ってましたね」
タコ「そうそう、ボーンフリー号に頭突きしたりキングバトラーの戦車とかに
こんな感じのマペットが噛みついて表現してましたよね(笑)」
サンガッツさん「キョーダインは主人公が変身したマシーンの顔がこんな感じの
マペットで表現されてましたね どんなもんだーとか言って」
タコ「戦闘機も戦車も顔がついててしゃべってましたね。
表面がフニャフニャしてて、あれはナノマシンなのだろーか」
。。。などと、ただの特撮オタ話になってしまうのであります。






今回のタコ的ヒットブース。タイトルは「違法風俗店における日中共同声明」。
昭和のアンデパンダンを再現したかのような美術デザインを駆使したモンドな空間演出が
素晴らしい。
デスクには在店してる女の子たちのイラストも個別に描かれていた。
この作家さんのデザフェスブースは毎回アバンギャルドで自分的に見逃せないです・





デザフェス常連でおどろおどろしくも愛らしい小さなホラーキャラクターを
クリエイトするa.k.ProductionさんのMONSTER CHILD・
DIABOLO展示ブース。




駄目人間貯金箱。底の蓋がないそうです。










オリジナルキャラクター「ウサデス」ソフビのブース。














何かエロい人の映像が上映されていた禁断のブース。
演じていた天使のヒトはしばらく檻に入れていたのですが、
すでに逃げてしまったそうです。
そういえば初日午後遅く、このお隣に出展してた茶色いブラウンさんにうかがったら
もう帰ったあとだったな~。
フォトグラファー香野子さんという方が主宰。アトリエブログはFetisismというそうです。














オリジナルの不思議動物フィギュアを展示販売されていたブース。



オリジナルキャラクター、ライノラット。






ここまひさんと赤い靴くらぶさんのブース。
新作のイカクリーチャーのソフビ、頭部だけちらりと見せていただきました。
頭が扁平に後部に伸びているヒューマノイドタイプのようで、プレデター的な顔を
軟体生物モチーフでまとめあげている感じでした。サイズはセミミドルくらいだろうか。
完成が気になりますね・







ハンサムタロウエムさんの新作オリジナル怪獣、カイサンダー。隣に出展していた
ドリロケさんのギルモスと海系怪獣で大決戦!とこんな感じで初日は
ディスプレイしていました。






インディーズ同士のよしみでソフビを問わない、いろんなブースの
宣伝出張ボランティアをして歩いていたヤモマークさん・キノコ汁男。







PKのブース、もっとも混んでいるときはこんな感じデシタ。





JUKIさんのブース。新作のミニイエティはone up.さんイチオシのアイテムとのこと。
























マーミットさんのブース。スペースミュータントやコングの販売が終わっても、ジャンカーV
デルタヘッドの頭部を活用したいろいろ幸福や健康効果が期待できるらしい
ピラミッドお守りとか、アートのイベントらしく絵本の怪獣を
製品化した「トリゴラス」のソフビ展示、原発ロボ(ジャンカーVアトミックヘッド)
の展示販売など用意して通りすがりのヒトたちが近づいて見入ってました
(って、写っているその通りすがりのヒトがソフビ関係の方やムーチョなのですがこれは
たまたまDeath。)



そういえば5月受注のドリームギラスに関して閲覧していただいている方から先日、
質問がありましたが、赤松社長に確認してきました。
ドリームギラスは原型師氏が怪獣天国レッドジャックの原型に手を入れて製作したのだとか。

「本編のドリームギラスはレッドジャックのキグルミに細部でかなり手を入れているので、
それを考察しつつソフビ化でも手や足、胴体など随所のディティールを作り替えました。
両方のソフビを見比べてみると
2超獣の違いがよくわかって面白いと思いますよ」と赤松社長。
もちろんレッドジャックも金型が現存しているので
機会があったら再販できなくもないとの話でした。A後期の超獣というと番組前半ほどには
現場での撮影スナップ写真も多くないマニア泣かせな存在。劇中で細かいディティールが、
キグルミが動いているためよくわからないところもあり、こうしてソフビ化されると
キグルミ流用怪獣スーツバリエーションも細部の改造箇所が判明し、
あたかも立体版怪獣図鑑的に再考察して楽しめる感じですネ。







バナ子さんとつまし君の部屋。
のちにこのキグルミのつまし君が大怪獣サロン&PICOPICOブースに乱入してくるとは
このスナップを撮ったときは思いもよらなんだ。







MONSTER FACTORYさんのブース。おなじみのジョニー君が各色揃って戦隊を結成していました。








TAMA FACTORYさんのブース。ARIさんというペン立てにもなるフィギュアが
人気でした。成形色がキレイで手や触覚も可動するんですよ。たくさん並べるとアリの行列に
なって楽しそう。光るテントウムシとか、実用性も持たせたザッカ的な趣きも持ち合わせた
フィギュアメーカーを目指して活動している様子です。









(デザインフェスタその⑥に続きます。。。)

デザインフェスタ35その4

2012年05月15日 | イベントルポ















というわけで引き続きデザインフェスタ35の会場風景を。アートしてる皆さまの
風景を織り交ぜながら、ぶらりぶらりとバーチャル会場漂流などしてみましょう。






























特殊メイクの体験コーナー。500円であなたもゾンビに!



BLObPUSさんの非売品アイテム。なぞの偶像?



グルメ怪獣ジュポンやベロトニアンJrのオリジナルイラストを描いた塙さんのイラスト集。
ソフビに付属しているそうです。




ついにソフビ化されたBLObPUSさんのベロトニアンJr.異形でコミカルというBLOBPUSさんの
基本コンセプトを踏襲しつつ新しい世界を開いております。そしてDEFFYと同様にパチキャラ
風味もしっかりスパイス。今回ブースで販売されたブラックver.はちょっと光沢がまばゆく
ひんやりとした、得もいえない偶像感をひきだせております。うーん、この立派な耳なら
うまく塗ればパチもののミッキーマ(おや誰か来たようだ うわっ何をする はな+*P~?
&・sきえhfhhふじこ)




さらに異変が。
BLObPUSさん、ブースを離れて何処に行ってるのかと思ったら腕にこんな血の誓いを
立てて帰ってきた!ソフビ関係のブースに近いところで上にも載せた特殊メイク体験コーナーが
あり早速やってもらってきたらしい。血の五方星形に目が。。。やばそう。
好奇心満点なのはクリエーターに新たな刺激をもたらす上で重要なファクターなのだが、
それにしても問題は何か崇拝してるか、だ。



するとBLObPUSさんが無言でほほ笑みながら指さしたのは、アッ!
サンガッツさんの新製品「邪神ちゃん」が!ソフビをあがめているのか?!
そのうち「蘇腐美の塗装に必要な血がまだ足りません。DM会員の皆様を優先しますので
本日午前4時スタートで是非ご提供を」とか
「今回のソフビには反魂の術を使ったカスタムなので深夜4時以降日の出までは水面や鏡に
蘇腐美を移さないでください」とか「今回の製品注意、触手が口から入り込んだ場合、すみやかに
塩水を飲みヨモギを焚いて体内から排出してください」とか
よくわからない文章がブログに載るかもしれません。



引き続き異変が。
BLObPUSさんのお友達のブース「お♡手♡あ♡て 展」に行ったらここにも奇怪な単眼の偶像が!
つか、これは小枝ちゃんりスペクトなタッチでファンシー化されたドクガンではないか!
謎の勢力がデザフェス会場ではキモカワ系キャラに擬態して女の子たちから布教する計画か?









この絵本作家さんの描くキャラクターたちの笑顔は見る者のココロをはげましなごませる
すばらしいミリキがあると思います。ソ・ミリさんの「ニコニコしょうてんがい」。




デザフェスデビューをかざったチーズ天使のソフビ。
「笑いすぎだよ」。デザイナー・イラストレーターの荒川リリーさんの作品。
なんとファーストバイナルだそうで作ったご本人も会場で出来たソフビを初めて見た、と
とっても嬉しそうでした。ソフビをいつか作ってみたいという夢は自分のキャラクターを
持つヒトの多くが抱くところなのでしょうね。昨今のインディーズソフビムーブメントを
背景にそれを誰もが叶えられるレベルまでバックボーンが整備
されつつあるのかもしれません。



毎回人気のアノマロカリスのぬいぐるみ。今回はビニールプールに入った縁日の金魚すくい
風ディスプレイが涼しげでした。ぬいぐるみを作っているご本人も古生物の甲殻類が
フェバリットなんだそうです。









毎回見に行くのが楽しみな「とも」さんのイラスト。
素でこうもやさしい絵が描けるというのは、なかなかできそうでできないです。
いつまでも楽しく絵を描き続けてほしいです。





ネゴラとおなじく猫をアレンジした不思議動物のフィギュア「お弁当ねこ」。
色の塗り分けがとても良いですね。



12日の開場直後。
PKの到着がまだで、FIG-LABのドン氏も姿が見えない。でもお客さんたちがお買い物をしようと
ブースに殺到!外人さんのおともだちも集まって列をまとめたりてんやわんやになってる風景。



PAUL KAIJU氏と奥様。とってもキュートなカップルですね。ようこそ日本へ!



知人が見せてくれたサラマンダージョーの未塗装版。











Refreshmentさんのブース。本日はお菓子のお城でCUPPY祭り!RAMPAGE TOYS,PKカラーの
KING CUPPYもありました。












RAMPAGE TOYSさんのブース。ウアモウさん、イラネナさんやChima Groupさんなど
多彩なデザイナーズソフビのカスタム品に友モンスターセット品などを用意しにぎやかな
卓の上で戯れるカワイイモンスターたちにお客さんが見いってました。





こちらがPAUL KAIJUカスタムのアグリーユニコーン。




石原三加さんの「パピー・ワンシー」。人間の姿をした動物が日常に居たらどんな
風景になるか、というコンセプトで作られたオブジェ。生きているようなリアリティです。





オリジナルデザインの和風お狐さまのお面。こういう趣味系のアイテムは人気で初日に専門の
好事家がめざとく発見して売り切れてしまいます。




天狗グッズを集めたお店、てんぐアートさん。
てんぐの自由研究、天狗グッズの製作販売、天狗面プロジェクトなどを手掛ける。
妖怪研究家は昨今それぞれ分業で専門に各妖怪の研究をされてネットを駆使し
妖怪情報強化や知識の浸透を図り、2000年代の妖怪学を究めているんですね。
サンガッツさんともよく妖怪関係のイベントで懇意にされている
方です。今度「妖怪食堂」ならぬ「天狗食堂」というイベントを開催するそうで、サンガッツ
さんもカスタムペイントで参加するそうです。妖怪好きなら是非遊びに来てくださいとの
ことでした。6月25日~30日に水道橋の酢飯屋(妖怪食堂の開催場所と同じ)で開催されます。







九州の伊達男、デザイナーズソフビのニューカマー、
Uky Daydreamerさんのブース。新作は過去に製作したキャラクターを
腕可動でデザインも再解釈したキャラとしてリデビューさせるとの話。
One up.さんのイベントでも最近カスタム品を提供し、好評のうちに完売しており
固定ファンが付いてきた様子で、今後の活躍も要注目です。
近未来SF映画の未来都市の住人のようなレトロフューチャー、パストフューチャーを
キーワードとした記号的なキャラクター無機的だけどどこか愛嬌のあるキャラクターが
独自性を放っていますね。









このヒト、TOUMAさんのキャラクターに似てるな~と思ったら関係者の方のコスプレデシタ。
帰ってきて撮った写真を見てから気づくノンビラーなタコ。




REAL×HEADの森かつら氏も友人たちを訪問にデザフェス会場に来ていたぞ!気になる新作の話
などズバーン!ドビュシューン!!(Twitterでの発言風)とスタミナ満点な感じで
近況を聞かせてくれました。またお店にうかがいます。
森さんといっしょにウアモウさんやメディコムトイの赤司社長もちょうど居られ、
各人楽しそうに各メーカーさんのブースを訪問しておられました。何か面白いものが
見つかったのかな~。そういえば22日からオープンする新東京タワー(スカイツリー)の
東京ソラマチにメディコムトイさんのアンテナショップが完成し、
17・18・21日に早速レセプションがあるんですよね。
案内をいただいたのですが、お気づかいいただきありがとうございます。









KAIJINさんのブース。オリジナルキャラクターキットの受注を行っていました。












モンストックさんでの製品展開でもおなじみ、創作キャラクター作家杉山実さんこと
アトリエプウさんのブース。アバロン島の架空生態系や神話のキャラクターを立体化した
伝説シリーズのソフビ達がお迎え。







「リジンスキー寓話」なるシリーズ絵本を描いているイラストレーター・江本眞知子さんの
「りす屋」。こちらも自然体で気持ちがほのぼのするタッチの絵柄ですね。











(デザインフェスタその⑤につづく。。。)

デザフェス35③MAXTOYネゴラ

2012年05月14日 | イベントルポ



デザインフェスタ35ルポ、引き続き更新したいのですが写真点数がたくさんあるのと
2日間夜まで会場にいたため仕事もあり、画像を貼れるところから随時貼っていきます。
若干更新ペースが遅いですがまったりと見てくだされば幸いです。
会場に居た方でも目には入っていてさえ知覚できてなかったものが一杯あると思います。
自分もこれから更新しながらいっしょに体は現地に行っても目に入ってなかった部分を
把握しながらイベントを見ていく感じです。

会場でも、声をかけていただいた方に聞くと後でじっくり見たいという
リクエストで多かったのが
マーミットさんのSkull head buttミュータント&コングシリーズ、
コスプレのビラビランさん(笑、いやこれはよくわかります。あとで)
PK関係、それとネゴラまつりの模様だったのですが、
意表を突いて装甲怪獣ザンガの原型披露があったのでそちらを先行しました。

ネゴラまつりでにぎわった初日のMAXTOYさんのブース風景、まずはご覧を。
しかしスーフェスからまだ10日程度しか経ってないけど、ここのところトレジャー
フェスタやネゴラの原型を担当したTTtoyさんが活躍したアキバZONEでのイベントも
あったりとソフビ者にとってはGWが今だにつづいていた感じがしますネ。
そして一定の期間の間にソフビ関係のイベントがつづいてお祭り感が醸成されたのは
久々じゃないですか。




MAXTOYさんのブースはPOPの説明が細かく画像を載せるだけでも
ある程度伝わってイベント翌日がバタバタしてるときはとっても助かるニャ。

とうとうデビューしたミニのメカネゴラ。下半身が円盤と合体し飛行モードというか
浮遊体モードにもなるとか。豆ネゴラやスタンダード(巨大?)ネゴラと
各キャラクターの登場で世界観が見えてきて、ネゴラ一族、メカネゴラと並べての
プレイバリューが広がりますね。
原型を担当したTTToyさんは日ごろイベント等での席上でタコもお話いただいている時に
アニメのシーンやその立体マーケットに詳しくロボットや美少女アニメなどの
造形スキルも高い方なので、今回は水を得た魚というか
魚を得た猫というのか、MAXTOYさんの企画やキャラクターアイデアと
TTさんの造形スキルが上手く化学変化を起こしてミリキのあるキャラクターが生まれた
という感じですね。
猫怪獣は意外とインディーズ怪獣ソフビでは少なかったけどネゴラは
スタンダードが予想していたよりも重厚で怪獣らしい迫力を持つ「的を得た」
仕上がりになったので猫怪獣ソフビの決定版になるでしょう。
思えば、事前に猫キャラも居るあずまんが大王のソフビをワンフェス限定品として
このメーカーさん、原型師さんのタッグにより製作していたのは
そのウォーミングアップ的なリリースであったとみてもよかったのでは。







怪獣ソフビと言うと昔ながらのレトロ造形が表現手法の主軸にあるようにも思い異論はない
ですが、怪獣自体の定義や有り方も時代の流れに即し細分化方向に変容してきている中、
今回そのニーズを捉えつつ、より一般的な消費層へのアピールポイントを持った
親しみやすい怪獣のイメージを広げたMAXTOYさんの展開は怪獣ソフビシーンにおける
新潮流として注目したい感じです。

平成ウルトラ怪獣を思わせる重厚な新作ソフビ「ザンガ」を見てもMAXTOYさんの標榜している
怪獣ソフビは現代的な新訳による怪獣ソフビ表現の新しい潜在ニーズ開拓が進んでいる
現場を見るような気がします。メーカーさんのそういった標榜に呼応してということもあるの
でしょうが、実際にネゴラまつりのお客さんを見ていても、
こなつさんの絵のファンもいるのでしょう、女性が多かったり、
猫の形をしたアイテムの好きな方、またはカワイイ系のソフビやデザイナーズ系の
ソフビのお客さんやTHREE Aのような尖鋭的なポジションのフィギュアシーンを
ウォッチしているお客さんたちなど、客層もまた新しい層が流れ込んできているのを
実感できました。

















































ブースでけっこうお茶目なポーズになってるネゴラはタコが勝手にポーズどりしてみたものです。
なお展示された三毛猫ネゴラはOne up.さんで定数というか上限を決めた範囲でのオーダーを
とる販売方式のようです。このほかにハイパーホビーさんでのWEB通販も控えている模様。
とにもかくにもしばらくはこのネゴラ旋風が続きそうです。



(随時文章作成中Death.デザインフェスタその④に続きます。。。)

デザインフェスタ35その2

2012年05月13日 | イベントルポ



12日・13日にわたり展開されたデザインフェスタ35も終了~。
2日間ビッグサイトの床にへばりついてカメラにおさめた怪人怪獣ヒーローたちの死闘と
絢爛豪華なアート空間の感動、苦楽や悲喜こもごもをたくさんあった出来事の
ごく一部となりますが会場から送りマス。
初日に各メーカーさんの物販は一応終了したのだけどそれで2日目は
なごみまったりお茶のみ場となるのか?いえいえ、とんでもない。
その後もこんなににぎやかな祝祭空間がソフビ関係の
ブースでも繰り広げられていたのだ!気になる新作ソフビの情報を
記事の中で先行させつつ、2日目の会場風景をまずは見てみましょう。









(上はカラフルなアートデンカさんブースの楽しいホラーグラフィックアート。
このメーカーさんのブースを見るとあー、またデザフェス会場に来たな~。。。と
個人的に思うのだった)




大暴れビラビラン!近づくあらゆる者を甘美な毒ツタで取りこむ!
通りかかった女の子たちからも「この怪人さんのナイスバディ、
うらやましい!」と思わず黄色い羨望の声が飛ぶ!!
怪人になることで君も凡庸で胡乱な日常から開放され本当の自分に生まれ変わるのダ!



バウンティハンター・ブラス、デビルカチューシャを付けた癒しの
マスクオフver.ビラビラン、たまたまMAXTOYさんのブースを通りかかって
レディマックスのTシャツを購入してくれたウサギさんのドーラー。
今回は怪獣、怪人、ヒーロー、レイヤー、ドーラー問わず
会場が熱いデザフェスキグルミサミットの様相を呈した!






まるで朝のラッシュアワーのようだが、足立区のご当地戦隊ヒーローと交流中の
大怪獣サロン&PICOPICOさん関係怪人のみなさん。



なんと悪魔くんの首人形を思わせるサイクロプスのドーラーが!愛らしい単眼、
これぞ究極の美少女だっ!





Paul Kaiju氏(左)とLulubelのルーク氏(右)。







PKがウアモウさんと合同展をやりますよ~。18日から仲御徒町のスタジオウアモウで。
PKはこのまま来週まで日本におられますので、都内のソフビ関係ショップなどで
見かけることができるかも?今回のデザフェス会場にもウアモウさんが遊びに来てPKと
交流を果たしておりました。さっそく会場でも予告として合同展で販売するカスタム品の
サンプルが展示されておりました。右はサラマンダージョーの手が頭部になったウアモウカナ?















ドリームロケットさんの新作検討中の「コブラ人間」。はたしてヤツはUMAなのか、
怪人なのか?!
バックボーンの設定を現在煮詰めているところで、デザインも若干変わるかもしれない、
との話。これからウロコ等、細密なディティールが加えられる予定。



いつもイベントで声をかけてくれる珍しモノには目がないマニアの方が教えてくれた
アイテム。マーミットさんのブースで皆で見ていて、これには赤松社長も見入って笑っていた・
会場で売ってた、北のお国の統治者や軍備をパロディにした禁断のプラモ!
(と思ったら箱だけの商品デシタ。中身は不審船を映した瀬戸際外交トレーディング
カードなるまたもや不穏なアイテムが入ってました)
こういううれしあやしいのが混み行った会場の中に時々混ざっているから
デザフェスは通りを一個一個見ていかないといかんのだ)




BANZAIっていう社名、宇宙船のパロディプラモ特集でもあったネタだな。。。
きっと作った方はビジュアルSF雑誌世代なのではないか、ということで一同、意見が一致。
場所を教えてもらいブースに行ってきたら北の親玉のカレーとか普天間基地のジオラマプラモとか
タ◎ヤの兵隊人形セットの箱レイアウトそっくりな米軍のビンラディン拘束場面再現セットとか
原発作業フルアーマー装束のヒトがウクレレを弾いてる青春映画のポスターとか色々ありました。








2日目だけの出展だったChima Groupさんのブース。アートのイベントにぴったりな
お絵かき怪獣「ボーロ」や女の子のお客さんもなじめそうなキュートな怪獣たち「テンガロン」
「アメダス」たちがお客さんをお迎えしていました。










MAXTOYさん。初日でネゴラ祭りも好評完売のうちに終了したのだが、
さて2日目は?と思ってブースに行ってみたら色々と用意
されていましたYo.
蓄光ネゴラの素体を販売。当日朝にWEB告知したので、
普通にぶらっとイベントに来たお客さんは混雑もなく買えて
嬉しいサプライズになったでしょうネ。













そしてネゴラシリーズに続く新作を早くも発表。
なかよしさんが会場に持ってきた新作怪獣ソフビ
装甲怪獣「ザンガ」の原型を披露。見よこの堅牢な装甲で固めた
生きている要塞のような姿!

MAXTOYさん「なかよしさんが嗜好している、平成ウルトラシリーズの怪獣的な
要素をたっぷり取りこんでイマジネイションのままに作っていただきました」
本当、平成ウルトラ劇場版のラスボス怪獣に居そうな重厚さですね。
背中にはサソリのような突起が出ておりビームでも発射するのだろうか。
手もスパイク状になっていて光線を出す
目のような器官があるのがわかる。背中のガニメかガンザのような
甲殻類的な装甲部分も大いにブラシワーク映えしそうDeath。
まずはワンフェスでの販売を目標に準備しているのだそう。
そしてマーク・ナガタ氏によるザンガを描いたARTもこれから
お目見えとなる。ソフビとイラストと両方でザンガの全貌が徐々に
明らかにされることでしょう。。。
しかしここのところMaxtoyさんはTTtoyさん、なかよしさんら
原型師さんたちとのコンセンサスを密にしつつのソフビ展開が
フットワークも軽いですね。インディーズソフビ界のカンフル剤となりうるか
引き続き注目したいところDeath。



ちなみに大きさはこのFRENZYさんが原型製作したキャプテンマックスのテスト
ショットを並べてもらったところで把握していただきたい。こらデカい!
オリジナル系怪獣ソフビでは2012年最ヘビー級は確定ではないでしょうか。
ソフビになった状態を見るのが楽しみですネ。

























デザフェス34でのカスタムヒーローにつづいて今回35ではカスタムヒロイン一品モノを
展示販売したサンガッツさん。ちょっとボンデージ入ったキャラや全身タイツのキャラなど
デパH的モンドビザールセンスが全開してます。
ようかいシリーズも悪鬼の特別限定カラーを販売。





Black Rabbitさん。エントランス近くにブースがあり、立ち止まって色彩の美しい
ソフビたちに見入ったり、スタッフさんに話しかけて購入まで行く人が多く、非常に
盛況でした。2日目に見たら店頭にたくさんあったウサギたちもずいぶん旅立っており、
手がたい人気が醸成されているのがよくわかりました。
デザフェスはアートイベントだけあってやはりカワイイ系、色鮮やかなアイテムに
注目が集まるんでしょうね。、









子どもの手にひらにすっぽり入るようなシンプルなデザインでカラフル、
キュートなキャラクターたちがどんどん増えているP P Puddingさん。
今回はかかしをモチーフにした男の子のアイテムや、
新機軸の猫の頭部を持つ着せ替えドールまで登場。小さい女の子から
ドールファンや大人になったカワイイキャラクターTOY好きの人まで
女性層の人気が高く、楽しそうにスタッフさんと
話しながらショッピングを楽しんでいる感じでした。
1日目は完売、2日目もアイテムを補充したらそれも売れ、
幅広い層からの反響の大きさに驚いているみたいでした。
















ヤモマークさん。ミニソフビの新規カラーを販売。スタンダードはキノコ汁男(ブラウン
クリア)、ナスラ(クリアパープル)を販売。ヤモさんは時々キノコ汁男の
コスプレをして会場内を巡り、楽しかったのかなかなか帰ってこないので
隣人のソフビメーカーさんたちに「どこまで行ってんだろう?」とときどき
心配されてました。

スタンダード新作を鋭意準備中で、自作は軟体系でタコ怪人ならぬ怪獣らしいです。
「タコペッティという名前にしたらどうでしょう!」とおっしゃってたのですが
光栄ではあるものの、かりにも毎回新作が注目されるメーカーさんの製品名なので
「もっ、もっと気の利いた名前を考えたほうがいいですよ!自分もなんか考えますから」と
笑いながらですがいちおう止めておきました(笑)。でもそんな名前でリリース
されるタコ怪獣って一体どんなアイテムになるのかは自分にしてみたら気になりますね。


(2日間連続のイベントだったので、当日でどこまでまとめられるかわからないですが
少しずつ更新していきマス 引き続き文章作成中。。。)

デザインフェスタ35その1

2012年05月12日 | イベントルポ



The Day of the PK.





あした(13日)も開催していますデザインフェスタ35.まだ間に合います
イラスト、パフォーマンス、イラストレーション、アパレル、ミュージック、ザッカと
形を問わない表現活動の場として、そしてソフビの祭典でもある、デザフェス!
今回も多数のソフビメーカーが参集してただいまお祭りの真っ最中Death.ちょっと
初日のにぎにぎしい会場風景を覗いてみましょう。











































































出展ソフビメーカー(初日に確認できたもの)

マーミット/Skull Head Butt/サンガッツ本舗/Paul Kaiju/Maxtoy/PPPudding/
Refreshment&Popsoda/ヤモマーク/なかよし/鈴木製作所/BlObPUS/Black Rabbit/
Monster Factory/Rampage Toys/ドリームロケット/Fig-Lab/Kaijin/Uky Daydreamer/
ハンサムタロウエム/大怪獣サロン&PICOPICO/赤い靴くらぶ/Juki

各社、13日も出展しています。

(文章作成中...)

高円寺ソフビ漂流

2012年05月10日 | インディーズソフビ






GW明けで都内に仕事で詰めてバタバタしているのですが、ラッキー。
高円寺にちょっと出かける用事があったのでここぞとばかりにソフビショップを探訪しに。
一番星さんとSTARCASEさんにぶらりと行ってみたのがこの画像群DEATH。




STAR CASEさんはちょうどスペースコンボイシリーズの新作・デスターコマンドの
1期ブラックカラーが販売されたばかりなので出来立てホヤホヤの現物を拝見。
前作のガルマイヤー総督同様、某銀河戦争スペースオペラの
パチプラモ風ソフビということで、昭和の某映画公開前に
ちゃっかり駄菓子屋の店頭に並んでいそうな
いかにも便乗パチムードが横溢したユルくも愛嬌たっぷりな
アイテムとなっております。

上はシークレットヘッドを装着した状態のデスターコマンド。このシークレットヘッドは
今後展開するカラバリ販売のさいに抽選プレゼント商品として登場の予定。






STAR CASEさん「キャラクターが今回はコマンドなので複数の異なる頭部があっても
面白いかと思い、現時点で未発売の1点を含む3つのバリエーションヘッドを作成しました。
兵士なので何人も居て普通なキャラクターになっています。購入してくれた人、
各人自分のイメージで各バリエーションヘッドを付けた部隊を考えたりして
ボスのガルマイヤーといっしょに飾ったりポージングしたりして楽しんでほしいですね」

今回は1作目のガルマイヤー以上にSTARCASEオリジナル商品として妄想を広げて
キャラクタークリエイトを標榜したそう。そのうえでより当時ありそうな
パチっぽさを忘れないよう留意したという。原型師さんもより作り慣れて
某銀河戦争映画からも、アリイのパチプラモからもすでにイマジネーションの幅を
広げてすでに立派なオリジナルソフビとしての独自性を獲得しつつある感じですね。

ガルマイヤーの時同様にボックスの付いたキット状態の販売も予定。
















そしてSTAR CASEさんのお隣、一番星さんのUMAモンキーマンカラバリ勢ぞろいの図。
行ったらイベントでよくお会いするソフビマニアの人が遊びに来てるところに遭遇。
ソフビノセカイは狭く深い。。。このモンキーマンにつづく
新作も有名UMAがキャラクターセレクトされて、現在鋭意製作進行中の模様。
UMA研究家の天野氏がいろいろアイデアを提供してよりイメージを詰めて
お目見えさせるとの意気込み。ワンフェス頃には披露したいとの話でした。





バッタリと仕事の合間に散歩中?のLULUBELのルーク氏に遭遇。
不敵な笑いにお茶目で達者な日本語を披露するルーク氏。
うーむ、ちょっと歩いただけでもいろんなヒトに出くわす。
ソフビノセカイはやはり狭く深い・・・
力氏とともに新作準備中でただいま忙殺されている最中なのだとか。

コスプレフェスタTDC春その2

2012年05月07日 | コミック・アニメーション

過ぎ去りしGWも名残惜しいですが、もうちょっと休暇のゆったりした気分を反芻したい感じ
ですね。
なつかしのヒーロー、ロボットも復活、新作バリバリのまだストーリーの行方をファンが
見守っている最中の現行アニメキャラが早くも登場し華を添え、ドームシティという
日常空間の中で進行するシアトリカルなコスプレイベント。
引き続き会場風景を見てみましょ~。

レイヤーさんの写真を撮ってたら高校生くらいの女の子2人に、いろんなレイヤーさんを見ていて
触発されたのか
「こういうコスプレってどうやったらできるんですか?」と聞かれた。なぜただ撮影してる自分に!
一応、「衣装があって、自分がやりたくなったらいつでもできちゃう趣味ですよ!」と答えたの
だが、さらに少し話をしてたら何か免許登録とか演じるキャラの版権申請とかが要るセカイであると
思っていたらしい。
なんとも微笑ましいっす。そしてそんなものがなく、いつでも始められる趣味であるということが
分かったことで、もしかしたらそのうちこの会場が彼女たちのデビューステージに
なるのかもしれません。その時は是非写真を撮らせてくださいネ。





夜なべして作ったプロップがコスプレをよりステージアップ!

とってもカッチョいいサイボーグ002(ジェット・リンク)、004(アルベルト・ハインリヒ)、
009(島村ジョー)のトリオ。今回はいらしてなかったけどヒロインの003もいるらしい。
ガタイのいいジェロニモできるヒトとか居たらリアルサイズで全員揃うかもしれないですね!
今、もし実写映画化してもこのレイヤーさんたちくらいさりげなく、うるわしくないといかんだろな~。
往時の石ノ森タッチ独特のセンサイさの再現こそがミリキだから。
レーザーガンも石ノ森テイストでしっかり自作!

少年ジャンプの生んだ人類史上最悪の贈り物、殺人ノートの行方を描く、禁断のミステリアス
コメディ、「DEATH NOTE」メンバー。フルゴシックロリータなミサミサ以外は皆、基本衣装が
カジュアルルックなのにちょっとした手の入れ方や演技で本当に良く似せてますよね。Lに
カントリーマアムのお菓子をいただきました(笑)。
デスノは海外でも知名度の高い作品なので、外人さんが嬉しそうに声をかけてました。
あと、この会場に居るいろんなアニメキャラからのお祝いのメッセージを結婚式で
ともだちに贈る用で集めてまわっているヒトたちが、キラたちにもお願いしてた。
もらったヒトは嬉しかっただろうな~・

異彩を放つパーソナリティなキャラ揃いのWORKING!でもエキセントリックな言動や行動が
タコのココロをつかんで離さないフェバリットキャラ、山田と博臣。もしかして博臣は山田をまた
仕事中に連れ出してTDCを案内しながらさりげなく山田の兄から引き離そうと時間稼ぎ中?

この2人が揃うといろいろシュールなオリジナルストーリーが浮かんできそう。しかし山田は
2期の実質ヒロインという主人公だったですね。迷走する「ガンダムAGE」もヒロインの一人が
なぜか山田そっくりのデザイン、髪の色だったんでネタでファンがなだれこんできたり。。。
てな感じで作り手も予期せぬ面白さを発揮しいまだファンのココロを離さないWORKING!
デイジーはTDCのおもちゃやで博臣に買ってもらった2代目とか?

これで山田の兄のレイヤーさんも居て、近くで探してたらさらにウケたかも。

長身スレンダーで人気だったけいおん!の平沢唯。エアギターやってもらいました。



今回もっともゴージャス衣装のレイヤーさんといえば、このヒトたちではないカナ?
コードギアスのルルーシュと平和を愛するユーフェミア・リ・ブリタニア第3皇女。

これも見事ななりきりっぷりで実写ドラマ化みたいな完成度の「とらドラ!」手乗りタイガーがまた
怒り大爆発で皆止めにかかるシーンをリクエスト。あちらのカメラをお借りして撮ってほしい
と指定されたのは有名な4人で並んでるパブリシティショットの再現デシタ。

バナージ(前にコミケでUCのパイロットスーツ版を演っていた方Death)と初代GのW主人公
アムロとシャア。「バナージ君、大人はあやまちを認めることで次に進めるんだ!」

こちらもレイヤーさんの人気ジャンルになった作品「ペルソナ4」アニメ化する前だけど
ゲームのキャラクタービジュアルを見たら、もっと電脳世界でツッパるぜスクライドみたいな
トンガったバトル系キャラクターだと思ってたんですがオンエアした作品を見たら2枚目半の基本
癒し系だったので驚きました。陳腐な言い方かもしれないですが、このアニメ、芯から仲間
思いのイイ奴ばかりなのが見てて心地よいです。絵はグラフィカルで今風に洗練されている
のですが、昭和のアニメ的な下町的親しみやすさがある。そこは作り手のさじ加減が上手いので
しょう。息も長くたくさんのヒトに愛されそうなシリーズになりそうです。

マクロスフロンティアのオズマ、キャサリン。「サヨナラノツバサ」頃風味のいい雰囲気で
見つめあってもらいました。銀河の荒くれ部隊、スカル小隊、俺たちの心意気を
グレース・オコナーに見せてやるぜ!

会場の中央通路で今回は噴水機能が復活。滝のようにいきなり水が勢いよく
出ては停まるんですが、出るときのタイミングがわからず、前で撮影してるとドバーッと
一斉に水が落ちてきて、皆ふりかえってビックリ。ミクたちを撮らせてもらってるときも
いきなりザザーンと水柱が出てきました。水をうまく使うと面白い背景アクセントになるのでは。

上は8話冒頭の戦闘後に雨の中で休んでいる雰囲気でまどろむまどかとさやか。

「観光用アトラクションの海賊ですって?聞き捨てならないわね!私たちが営業用でない
ホンモノの宇宙海賊魂を見せてやるわ!」もしかしてこの方が業界最速でコスプレしたことになるのカナ?新番組「モーレツ宇宙海賊」のヒロイン、加藤 茉莉香!ゴーカイジャーもたくさん居たし、
名うてのあらくれ宇宙海賊たちが海明星に降下、東京ドームに集結して大暴れ!
みたいな光景になってました。

本当に一杯いたけど個々のレイヤーさんが思い入れたっぷりで気合いが入っていた
「妖狐×僕SS」。



こちらもりりちよと髏々宮カルタ。

会場のエントランスのところでお客さんを迎えていた勇ましいファイティングポーズの鉄人28号。
一般の野球やタレントの公演を見に来たお客さんも近寄って鉄人となごんでました。
シンプルな線のロボットだから鉄人を知らない子どもたちも親しみやすかった様子で、
近寄って触ったり、手を振ったり喜んでいました。ただレイヤーさんは視界が見えにくいらしい
そうです。タコもきぐるみの構造を近くでよく見たいから、着るときに手伝ってあげたのだけど、
手作りで、材料も紙とかプラなど手頃なものながら、金属の光沢感や重厚でツヤツヤした
感じがよく出せていました。関節部分も昔ながらのロボ風味なゴムっぽい素材になっており
触感が良い感じでした、精巧なCGによる質感表現をつけるとかよりも、こんな感じの手作り
感のあるきぐるみのほうが鉄人はしっくりくる感じですね。昭和の実写鉄人も(あれはあれで
ユルくて好きだけど)こんな感じの横山原作コミック版によく似たキグルミだったら1クールで
終わらなかったろうな~。

【Fortune/玉置成実】

http://www.youtube.com/watch?v=v2sCWIOCy50

【The Starry Sky/ HAL】
「エンジェリックレイヤー」エンディングテーマ。

http://www.youtube.com/watch?v=edZL6p_zTMU

【Black Holy/小松未可子】

http://www.youtube.com/watch?v=kL7tjnqhd5E&feature=related

(コスプレフェスタTDCその③につづく!)


アキバ戦記11兵共ガ夢之痕

2012年05月06日 | 日記



いつのまにかGWも終了。たくさんの行楽客が訪れて夢のカケラを置いていった雨あがりの
アキバの通りを流すタコ。そういえば今年のGWはふと気付けば、最終日以外一度もアキバに
来なかったDeath。
夕刻、駅に向かってあまり使わなかった傘と萌えの街で見つけた自分だけのサムシングを
抱えながらそれぞれの月曜日を迎えるために今は帰って行く人々。
この祭りを終えた後のようなちょっとさびしい感じ、サザエさんのエンディングを見終わった
後の「ああ、明日から日常なんだ~!」とハーフビターにも現実に引き戻される時間も、
また興趣を感じつつしみじみと過ごすのがオツというところであります。

萌えマシンがパレード状態で中央通りに集結!オーナーたちに2つ返事で撮らせてもらえる
ことになり地面に座ったりしてあれこれアングルにこだわってたら「でも!車に気をつけてね!」
と心配してもらったりするタコ。



「TOY CULTURE インディーズソフビ最前線」こんなタイトルのトークイベントが5月6日、
最終日の夕刻、アキバZONE地下にあるサブカル仲間たちの隠れ家のようなカフェで
開催されてました。
TTTOYの方がメインパネラーになってソフビメーカー各氏がソフビの作り方や予算、課題などを
紹介。



アキバZONE One‐up.さんの今月の展示テーマはそのものズバリ「怪獣」。

 

 



客引きするメイドさんや萌えマシンの横を野菜売りのトラックが走る
日常と非日常の交錯する多元宇宙のようなハイパーイメージの街。アキバ。
もしかしたらこの街を訪れたアナタこそが平行世界を交錯させた特異点なのかもしれない?

 


コスプレフェスタTDC春

2012年05月06日 | コミック・アニメーション

GWもぼちぼち終わりですね。タコはペンディングにしてた作業があり、いつも忙しい時は
浮かばないことがパッとひらめき、勢いがついてとにかくそれを仕上げちゃおうと、結局週の
半分くらいパソコンを前に格闘してたから、休暇としては実質いつも通りな感じでしたけど
それはそれで作業をじっくり進められたということで良かったですよ・
間を抜けてスーフェスにもトレフェスにも行けたしね・
しかし関越道のバス事故はビビりました。あれは本当に気の毒だな~。GWはかならず
何かしら大きい交通事故が起きますね。バスツアーの事故では主催サイドの計画や就業
環境に何かしら無理もあるということなんでしょうが身をあずける側としてはたまったものでは
ありませんね。皆さまどこかにおでかけしてもUターンの頃でしょうけど、
特に車を使っているヒトはくれぐれも気をつけて楽しいGWの思い出にしてくださいね~。

各地でいろんなイベントがあったGW。この記事はGWの一週前に一足早くコミック・アニメ関係の
イベントとして開催されたコスプレフェスタTDC春の会場風景です。あいにく天候が落ち着かず、
1日目曇天、2日目はゲリラ的に時折り降ってくる雨に見舞われながらレイヤーさんも傘を
さしたり一時的に屋内退避したりと環境が一定でない中での演技や撮影だったのですが、
TDC周辺の路上やアミューズメント遊具、店舗風景を自由に使用して自らのイマジネーションを
駆使しつつ自分の大好きなアニメやコミック、ゲーム、映画や特撮ヒーローなどのキャラクターに
なりきって非日常の空間の中でたっぷり愉しんでおられたようです。
タコも今回レイヤーさんのお揃い撮影を手伝ったり等しながら2日間通しで参加させて
いただきました。

これはTVのイメージを良く再現している魔法騎士レイアース。小さい時にリアル視聴してた
世代のヒトたちかもしれませんね。

「さくらちゃんすてきですわ~」てな感じで撮影していたカードキャプターさくらのさくらちゃんと
知世ちゃんコンビ。ちょいGOTHテイストが独自アレンジで良かった知世ちゃん、
知世ちゃんに大絶賛されてとまどい「はわわ~」みたいな表情も再現度が高かったさくらちゃんと
CCさくらの作風であるふわゆるホンワカなキャラの日常に見事なりきっておられマシタ・



ちょっと劇中とは異なるアレンジでとってもシャープなけいおん平沢唯。瞳が大きくて
ドキドキDeath。唯が澪か(デスメタルバンドやってる頃の)さわちゃんみたいなキリッとした
キャラで、同じストーリー展開のけいおん・なんてのもそれはまた観てみたいです。

TDCというと東映キャラクターときってもきれない関係。東映のお膝元と言えば戦隊、
プリキュア。プリキュアも各シリーズが揃ってました。



コスプレをするヒトが後を絶たない作品として殿堂入りした感もあるまどか☆マギカのお2人。
QBに見事言いくるめられて契約、「さやかちゃん、私もとうとう魔法少女になったよ!」
「よーし、やったなまどか!さぁ~これから毎日2人で魔女退治だ!!」→「。。。私たち、QBに
だまされてたんダネ。。。」「なんだかさ、私なにもかもどうでもよくなっちゃったよ。。。」な
バッドエンド風まどかストーリーの明暗を再現してもらいマシタ。
「そもそも劇中で2人とも変身してるシーンがないのでどんな感じか難しいデス!」と言ってたけど
とってもイイ感じじゃないすか。
初参加だったそうだけど本当に2人とも楽しそうだったな。こちらまで見てて楽しくなっちゃい
ましたYO。

奥井雅美のナンバーがおもわず脳内再生されるカッチョイイ遊戯王。

2012早春シーズンにオンエアして幅広いファンを獲得した妖狐×僕SS。
いや、本当、番組当初、りりちよさまはよくあるツンデレヒロインだと思っていたら、タコも
こんなに萌えになるとは思いませんでした。そしてじつは妖怪バスターモノアニメとしても
ポイント上増しした感じ。コリャ2期あるよね?
今回本作のレイヤーさんはこの方たちのほかにも多く、どの方もクオリティ高かったDeath。

引き続き根強い人気のANGEL BEATS!統率力がありそうな(=正面から順番に天使に
突撃して足止めするのよ!とかみんなにムチャやらせそうな)クールビューティなゆりっぺ。



コスプレフェスタ初日、今回は東映特撮映画の公開初日だったのでライダーや戦隊ものの
レイヤーさんもTDC聖地巡礼とはいえ、まず映画!となったヒトがほとんどだったりする
(最近戦隊やライダー映画を初日では見てないけど、まさか映画館でもレイヤーさんは
コスプレでキメて鑑賞してたりするのかな~。熱いネ。)
フォーゼのGOTHのヒトが「ああ、そのうち皆観終わってから張り切ってこちらにきますよ!」と
教えてくれたり。彼女が教えてくれた通り、午後から集結しはじめて、映画の興奮さめやらぬ
ままに、という感じで東映特撮コスプレまつりがスタート。
今回は早くも新番組ゴーバスターチームのレイヤーさんの姿も。コスや武器以外の
小道具も夜なべして作った自作らしく、とっても気合い入っていました。
そして映画やゴーカイジャー本編よろしく戦隊・ライダーの名キャラクターそろい踏みで
撮影したり演技していたレイヤーさんのグループも居たり。

そしてまたこのなりきりぶりに、通りすがりの子どもさんたちが本物の演じてるアトラクションだ、
と興奮して思わず後楽園でぼくと握手!と近寄っていき、レイヤーさんとの心あたたまる交流の
光景が展開したりなんかするわけです・

マクロスフロンティアのトライアングルな関係を再現したレイヤーさんたち。各人の身長も
このくらいだととってもリアルですね。両手に花のアルトがちょっと歌舞伎役者みたいな
キリッとしたアイメイクで2人にしっかり掴まれ見つめられるととまどっている感じで、
そこがまた萌えだったです。

手塚先生の作品の中でも隠れたカルト作といえる「七色いんこ」のレイヤーさんも!
これはレアですね。TDCは手塚系作品に一家言あるレイヤーさんもいろいろなキャラを
演じており見逃せないんですが、これは見れてうれしっ。地下通路に行ったら光量を落として
アングラな雰囲気を醸成して気合いの入った撮影をしておられました。
そういえば「七色いんこ」の最終回ってどうなるのかな。
コミカライズ版サンダーマスクやドン・ドラキュラは未完だったけど。コスプレを見て触発されましたという
ことで読みかえしてみるとするか。

(皆さまお疲れ様デシタ 引き続き文章作成中。。。)


トレジャーフェスタin有明7

2012年05月05日 | イベントルポ

というわけで5月5日は子どもの日!でも、
オトナだって今日は童心にかえってたっぷり一日楽しむぞ!
おもちゃが、ガレキが、ソフビが勢ぞろい、帰ってくると自分も何か作りたくなってしまう
とっても楽しいホビーイベント、
トレジャーフェスタin有明7が東京ビッグ゛サイトで開催されました。



トレフェスというと美少女ガレキのボリュームが高いカナ?

ワンフェスで買えなかったガレキの補完購入の場としてファンには重宝されていたりする
イベントとの評価もありますが、トレフェスの存在価値はそれだけではありません。
独自企画の催事とボリュームが大きすぎない、よりアマチュア寄りに絞り込まれた
草の根的で親しみやすい雰囲気の会場の中でじっくりと作例を見れたり、買い物もでき、
ディーラーさんとの対話もより楽しめる気がねないホビーイベントとして、着実にファンを
増やしているトレフェス。

タコもソフビの枠にとどまらず、タイムリーな萌えキャラの立体化や現実・虚構を問わない
艦船ガレキの素晴らしい造形、ジオラマアイテムの見事な空間構成など技巧の妙、
ネタとして楽しめる造形の数々、なつかしくなるアニメキャラクターの新訳的造形アイテムなど、
いろんな目線からアマチュア・プロ問わない匠の技を目のあたりにして満喫してまいりました。
全体のごく一部にすぎないですが、熱い造形物が一堂に披露された会場を覗いてみましょう。
屋内は暗めで、タコもバタバタしながら撮っていたから写真の映りがまちまちになってしまい
見えにくいものがあったらスミマセン~。

気合いの入った造形、塗りで来場者を驚愕させた傑作「黄昏乙女×アムネジア」の
レリーフヴィネットキット。ペインターのヒトはこのこの見本の塗装でヘトヘトになったとのこと・
これを買えば、一ヶ月間はもみじの塗りで楽しめます(意訳=地獄が見れます)との話。

「輪廻のラグランジェ」京乃まどか。

ぴけっとふぇんすさんの柏崎星奈(「僕は友達が少ない」)。

スケベ椅子が良くできてるなあ、もっとおもしろいサービス用に使うあの透明のほうのも
作ってほしい感じ。

スーパーカーと女の子は男の子の夢!

♪ボクのあこがれ、ボクの恋人スーパーカー♪(合いの手シャウト=ランチャ・ストラトース 
アルピーヌ・ルノ―A310~ Oh!エックスキャリバー!ポンティアック・ファイアーバード
トランザーム♪)
。。。って書いてみたケド、こんな懐かしい歌知ってるヒトいますか?

キルミーベイベー、キルミーダンス!!

 人気美少女ガレキメーカー、VISPOさんのブース。
よくここにたむろしてる知人のヒト、しばらく音信不通でゴメンナサイ!今日お会いしたように
タコもなんとか生きてました。お気づかいありがとうございます。
今回のアイテムはWHITE ALBUM2の冬馬かずさ。

 

 ヤフオクに時々出現して好事家に静かに出回るあの謎のゴリラを急きょイベント販売した
多羅尾さんのブース(間借り)。

 11時の開場から、いつものようにお客さんがこのブースに駆けこんできて絶好調だった
デンボクさんのブース。ジャイアントソフビ、魔神ガロンとV-3号が揃いました。
V-3号の胸の表記はステッカーで自由に選べるものとなっています。
夏のワンフェスでも引き続き手塚昨品のキャラクターで新規造形品の販売を予定している
とのことでした。

 

まどか☆マギカ関係のガレキも引き続き人気ジャンルに。 
それぞれの原型師さんがイマジネイトした表情、アレンジのキャラが楽しめるのがガレキの楽しさ。
キャラクター設定は敷かれていても、ファンプロダクツの造形に「正解」はないのDeath。
杏子「さやか!お前、人間のココロは忘れちまったのかよ!まどかのことも忘れちまったのかよ!」
魔女と化したさやかVS杏子のジオラマ、ワルプルギスの夜の立体化や2話のグロい魔女など
魔女の立体化も各サークルさんで補完。



初音ミクの金型展示・

 あずにゃんは第二シーズンの夢の回に出てきた日焼けver.もあるジャマイカ!

ゆいゆい!

なつかしアニメヒロインのガレキも多数出品!いのまたむつみ、幻夢戦記レダ!
アニス・ファーム、鮎原こずえ、白鳥のジュン!みんなもお世話になった?

日常系魔法少女ものではマニア人気も高い「ファンファンファーマシー」のぽぷり。



人気のうちに完売となったゲームマシンのペーパークラフト。

オリジナルキャラクターの抱き枕を展開する「匠枕」。上質の素材を使っているので
触感もたまらなくよく抱き枕コレクターも納得のデキだとか。マニアのヒトたと抱き枕を100枚とか
持ってるヘビーコレクターも居るのだとか。何か魅せられるものがあるのでしょう。
同社はその中でもハイクオリティブランドを標榜しているのだとか。
インディーズオリジナルソフビのセカイもある種そうだけど、他ジャンルの奥深そうなコレクション
ワールドを覗けるのもいろんな商品メーカーさんが出店するホビーイベントの楽しさですネ。

「俺の妹がこんなにかわいいわけがない」も気合いの入った出来のアイテムが多かったです。
下は触手風黒猫。

 「電波女と青春男」のコスプレでの日常生活に異常に執着する女子高生、前川さん。

怪獣映画がかつて全国を縦断してモニュメント建築物を破壊していた時代があった。
こちらのサークルさんは札幌、名古屋などの電波塔をペーパークラフトで精密再現。
スタンダードの怪獣ソフビ対応アイテムのようだ。しかし新東京タワーを映画の中で
最初に破壊するのは一体どんな怪獣だろうか。すでに河崎実監督の電エースが
新東京タワーを怪獣相手につついて倒す凶器として使用しているのだが、
スラップスティックコメディでの登場をあくまで破壊1号作品として良いのかどうか、
議論百出というところだろう~。

ワンフェスでは完売、今回買おうかちょっと迷った、SF映画永遠の名作「ブレラン」をベースに
イマジネイトしたオリジナルキャラクターキット・スピナーガール。

NICE BOAT.

「男のコはゲームが好き!女の子はみんなクマが好き」!
クマは男のコだけど、2012年前期ウインターシーズンのアニメキャラではタコ的に
一番萌えデシタ。

ここまひさんと赤い靴CLUB。化物語のオリジナルキット、フル可動ブラック羽川!
ソフビ関係のイベント出品ではデザフェスに出店予定とのこと。シークラーケーンに
次ぐオリジナルクリーチャーソフビも準備中とのこと。ヴィルガス◎ファンは喜んで
もらえそうとの話で、また海産物系のキャラらしいです。C3に向けても好評を博した
サイコゴーレムにつづく新規造形による版権アイテムを製作進行中とのこと・

 この漫画未読ですが、「巫女と科学の嘘八百万」に登場するカッチョイイターレロボ!ブースは
利休八さん。ガレキの作例を見て「こんなキャラやメカが出てくる作品はどんななんだろう?」と
思わず作品を読み始めたり視聴するきっかけになる時ってありますよね。

ブラックビートル、ブラックスタッグ、カンタロス。

ゴッドエンペラー、ロンガンなどメダロットキャラクターのレジンキット。プロポーション再現がナイス。

地雷をなくす社会に!トミカの対人地雷除去機付きブルドーザーを販売。
ボール地雷や対人地雷、不発弾などのなまなましくもいたましい戦争の危険な遺留品の紹介も。

 

ヤマト、ブルーノア、マクロスFなど、市販ではフォローされていない艦船キットも超精密
ディティールで充実。
新「999」で有名な宇宙の男たちの駆る船が集結・停泊した風景を目前にして胸の鼓動が高まる
鉄郎気分が味わえちゃうぞ!

 

 


シカルナ・工房さんのブース。今回は鉄人の当時プラモ復刻箱入りソフビがまずまずの売れ行き
だったとの話。年季の入ったファンは女の子ガレキの多い本イベントでも渋みのある展開の
ブースを見逃さないといったところか。このデスカッパは悪魔人間カラー!
最近、同社の製品を網羅したカッコイイレイアウト、印刷のソフビカラーカタログを作って
置いてあります、今度イベントに行ったら是非手にとってみてください。

 

静かにコツコツ売れていた趣味度の高い木製輪ゴム銃のブース。

隣のイベント。「興味範囲が色々あるみたいなのでこっちに行ってたんじゃないの?」
ソフビ関係のイベントではずいぶん昔から声をかけていただいてる知人の方に
ひやかされた(笑)・それにしてもいつもいろいろ貴重な情報をいただきサンクスです!
今日のビッグサイトではこのほか創作同人誌専門販売イベントとして有名なコミティアも
開催されて全館で子どもの日のサブカルチャーとキャラクターエンタテイメントの
お祭り状態になってました。

機動戦士ガンダムUC episode 5 冒頭8分映像
いよいよ漆黒のユニコーンガンダム2号機、くバンシィ>の動く姿が見れますネ。
情容赦なく攻撃してくる禍々しいバンシィの搭乗員は一体?そしてバナージとリディの確執の
行方は?一人アナハイムに赴いたオードリーの運命は?黒いUCと白いUCの決着は?
さらに波乱を呼ぶ大状況となり問答無用にワクワクします。

http://www.youtube.com/watch?v=Qhi1t4WKlek


スーパーフェスティバル59その4

2012年05月02日 | イベントルポ

続きがおそくなりスミマセン。とにかくいろいろ見せたい、スーフェス59の会場風景その4
Death。

ダイナミックコグマさんが大陸から引き連れてきた、リーガルアイテムに慣らされた
全ての人々の固定観念を打ち破るアウトオブコントロール&アルティメットマインドメルトな
超禁断Toy。新作・その名もタイサーマスク!
某マスクの美形敵キャラを思わせる頭部に、ビルドアップしたボディを持つ謎のバトラー。
コグマ勢で本名は「セミ・フロンタル」と名乗っている。セミみたいなジコジコしたノイズを
発しながら稼働するかららしい。こんなタイサを、そう・ラジオコントロールでプライドの高いあの
彼を自由に操れるという至福!
スイッチを入れると目が青、赤にめまぐるしく点滅してポケモン効果とみまがう酩酊感を見る者に
包みジコジコトしたノイズで周囲にアジテートしながら、このマッシブなボディを誇らしげに見せ付け3倍の速度でローラーダッシュし縦横無尽に移動。パチられてもそこはさすがタイサ、
ちっとも地になんか落ちてないぜ!

コグマさんにタイサを起動してもらい撮りましたところ、デジカメが近づいてくる彼の動きに
全く追いつきませんでした。「3倍の速度でやってきます!」
タコ「それにしても作ったメーカースタッフはなんでこのヒトの顔を選んだんでしょうね」
コグマさん「たぶん、顔はタイサでも誰のでもよかったんじゃないかと思います。日本の立体
キャラに何かいいのがないかと探してて、ぼんやりと目に付きビジュアルがイイ感じだと思った
のが彼で、彼がどのくらい知られている存在かとかも考えてなかったんじゃないですか」
そう、狙ってないからゆえに発生した完成品のこのビジュアルインパクトというところでしょうか。

自然体、パチの生成されるうえで本来あるべきポイントを突いた話です。

全身。普通に立ってると結構カッコイイ!あなたの部屋もたちまちタイガーバウムガーデンに。
バッドテイストなキャラが集い無版権のセカイで戦う闇バトル会場へと早変わり!

電池は左右の足に一個ずつという珍しいマウント。足の車輪で華麗に舞いながら
3倍の速度であなたのハートを狙い撃ち!「こんな馬鹿な兄を許してくれ◎ルテイ☆ア!」

そしてこちらも強烈な人造人間59号!今回はそのものズバリなヒットキャラのパチ新キャラが
そろい踏みで手加減ないぞ!きかんしゃト◎◎スにつづいて大陸の暗黒組織の手により
戦闘メカ化してしまった少年バトラー!拳で戦うのかと思えばビームガンを装備してるし。
ていうか腕がロボ状態です。

ここから何枚か朝売りの風景。いやーウルトラマンA関係のサイン会グッズを求めようと、
あんなにお客さんが来ると思わなかった。近場の都内でコアなファンイベントに参加できる
とあって、ウルトラ人気の再燃というバックボーン等いいタイミングが重なった感じもしますね。

アートストームさんのザザーンがついに完成・重厚なフィギュア的ポーズアプローチで全身の
毒藻ヒダヒダディティールもよく作りこまれております。ザザーンはブルマァクのソフビを国内外
で愛好するファンも多く、ヘドラの変奏曲的たたずまいを持ち、海からやってきた植物モチーフの
公害怪獣として立体物の愛好者に恵まれている存在。

というのも本編での工場街で彼がタッコングと激闘を繰り広げるのがたった数分。ウルトラマンとの
対戦もないという点がその存在感を皮肉にも高めてしまったというもので、さらなるザザーンの
活躍を見たいとする怪獣ファンのどこまでも埋まらない本編補完願望に存分に応えた
イマジネイティブなアレンジ満点な仕上がりとなっております。

こちらも朝売り.マーミットさんのブースで展開したSkull Head Buttブランドの販売風景。
このほか会場限定ドリームギラス、会場限定ラメグリーンのトリフィドも5月の受注通販に
さきがけて販売。ささくれだった体表に凶悪な風貌をした謎のミュータントシリーズ、
そしてスペーシーに角が付いたりチープなヘルメットを装着して半分白骨化した
謎のゴリラ戦隊5匹。不安な表情で何が起きたのか、何もの?と見つめるお客を異形の彼らが
ビニール袋の中から威圧しています。
個々の販売数も少なくお値段高めという障壁もあり、曲者ソフビにすっかり慣れたちょっとや
そっとじゃ驚かないスーフェスインディーズソフビの購入者さえもたじろぐ、なんともムズい扱いな
シリーズとなりました。どこかでまた売るのかな~・

 

 朝売りのブルマァクさんブースで販売されたザゴラス。うちわのような尻尾と愛嬌のある顔が
ラブリー。新マン中期頃の怪獣たちはほんとにオモチャとして優れたデキでしたネ。
ビンテージソフビで万刷2枚前後と当時物にはちょっと手が出ないヒトも親しめそうな良復刻と
なりました。

 夢の詰まったノート。非売品です。中にはプリキュアのようなジュエルペットのような
魔法少女系の女の子や動物が空を飛んだり戦ってる絵が描かれていました。
中身も撮らせてもらったけど、撮影可能なページとそうでないページと
絵的には同じような内容でしたが夢多き本人たちにしかわからない厳密な閲覧の線引きが
ありました。実は魔法のセカイを覗かせてもらったのかもしれません。

会場で声をかけていただいたいろんな方たちの買い物やコレクション披露。
これはぶたのはなさんのじゃんけんウルトラQコンプセット、さきに開催されたウルトラQの
イベントで購入したものだとか。

ブルマァクさんの福袋の中身、ガラモン。このほか新マン怪獣の復刻品4体がこの方の
購入した袋の中身でした。ありがとうございます・

発売告知だけでどこで売るとかも明確でないため、開場の混沌の中でいつのまにか販売
スタートしてたちまち完売。多くのお客がいつ売ったのかもよくわからなかったという
ターゲットアースさんのゲボルフ。色合いがキュートですね。ていうかかなり前から発売
告知されていたけど実成形品を見たのが今回初めてです。

怪獣ソフビにデフォルメキャラ、同人誌、美少女ガレキ、有名スーパーロボットアイテムの
補完ソフビなどマルチなインディーズ活動を見せているここまひさんこと赤い靴CLUB。
ヴィルガスト補完アイテムとなるシークラーケンを展示。5月GWのトレジャーフェスタにも
出店を予定。今回展示したオリジナルソフビをはじめ、化物語関係のキットを販売
予定とのこと。トレジャーフェスタに行った方はちょっと立ち寄ってみてあげてください。

だんだんキャラクターが増殖していくRampage Toysさん。今回はウアモウさんや
Kikkakeさん、Gokkodoさんなどのアイテムもカスタムペイント、披露されてにぎやか。
色使いがふわゆるお菓子系でまったりしてくるブースです。

新作キャラクタースタンダードとアグリーユニコーンをパックした「友モンスター」
よく見ると2匹でなく背中にもういっぴき。。。

 

新キャラが続々登場するFrenzyさん。妄想の領域拡大から独自のヒロイックファンタジー
キャラクターがスーフェス出店ごとに増殖してくる独自視点のB級エンタテイメント的
ピカレスクオリジナルtoy路線を構築。
今回は人間の生き血を吸う奇怪な昆虫型ウォリアーの新作サンプル、
粘土原型ではこのジャンルではやはりあるかと登場が予期されていた、
凶悪な双頭バーサーカーの販売を予告。昆虫ウォリアーはメディコムトイさんのウェブショップ
でも近々販売されるようです。

 

Spookey Paradeさん、Kowell Townさんの合同ブース。何やらブロンズ仕様の
オリジナルキャラクタースタチューが展示販売されていました。しかしボードゲームや
ネ◎ロスの要塞風フィギュアなど、Spookeyさんの展開は意表を突いてきます。
ここまで自分の作りたいものを直截的に仕上げるというのはできそうでできないものです。

 シカルナ・工房さんのブース。ダイナミックプロ版権キャラクターシリーズは新製品として
キューティハニーの原型が展示されていました。これが他の009やピュンピュン丸、
鴨川つばめキャラクターなどと同様にとてもよく似ておりフレキシブルに作れる原型製作
スキルに毎回驚かされます。

マルサンさんのブース。マジックハンドでソフビをつかむ怪獣キャッチャーゲームにひとだかりが
できていました。

武道館に近いからというわけでもありませんが、男の武士道、此処に極まれり!
少年たちが熱い声援を送る永遠不滅のヒーロー、藤岡弘氏の関連グッズ販売コーナー。
飲んだら渋みにココロ引きしめられそうな藤岡コーヒーも売っておられました。

Kenth Toy Worksさんのプロダクツ。オリジナルのレジンキャストフィギュア2種を
製品化。サイクロプスの三角体頭部とウロボロスの腕を持つWondeller、
不良少年の更生過程を描いた某名画にインスパイアされたとおぼしき
Mad Sat Boyの2製品を販売。
Wondellerの創作過程では1$札に隠されている謎の都市伝説からインスパイアされたと
しており、フリーメイソンの秘密結社がもたらす魔術・錬金術的をイメージバックボーンに
取り込んだコミカルでミステリアスなキャラクターをクリエイト。
なお、Mad Sat Boyの目というか顔に使用しているのは女性のつけまつげだそう。
キャストにとどまらすソフビ素材にも関心があり、素材を選ばず多彩なキャラクター造形を
展開していきたい、とする新進インディーズプロダクトユニットです。

【Kenth Toy Worksさんのblog。製作秘話が満載Death。】

http://kenthdeath.blog.fc2.com/

 今回はロジャー率が会場で多かったな。スーフェス当日の朝、「ああ始発の時間ではないか、
眠いけど。朝売りの時間に間に合わないからもう出かけなくちゃ」とか言って
ベッドの中でムグムグしてるお客さんのジオラマ(じゃないっす!)
下はホラーキャラクターのドールやガレキを販売するディーラーさんのブースで見かけた
ロジャー。「ピーターか!生きてるんだろうな!(石丸博也氏の声で)」
ちょっとしかめ気味な顔がそっくりだニャー。

 

おなじみ角っ子のお店。ス◎パー◎ライに似た黒人のヒトフィギュアは国内外で好評のうちに
販売完了に近づいた模様。ブラックムーヴィーに対する潜在的ファンの厚さに今回驚いた
とのこと。以前販売したテンパったホテル管理人兼小説家のオノ男や、未来のロサンゼルスで
活動する模造人間捜査官のフィギュアの時もよくぞ出した!と好評を博したのですが、
今回アメリカでも一軒一軒ショップに販売したときに「よく似てて驚く」「こんなキャラをまさか
フィギュア化したなんて」と絶賛で迎えられ、店で売る用以外にマイコレクションを確保する
お店も続出するなど、ファンプロダクツとしての販売と行き先として一体一体がいい買い手を
得られ、手掛けた自分でも満足のいく結果が出たと嬉しそうに話してました。
こういうアイテムはキャラ選びで適度なおしゃれ感といつまでも手元に持っていたいカルト感との
適度なバランス感覚が結果をもたらすということなのでしょうね。
これからも次につなげて、70S~80Sカルチャーのカルトアイコンともいえるマスではなかなか
製品化できない隠れた名キャラクターを厳選、優れた原型師氏と二人三脚で作り、頒布して
いきたいと意欲を表明してくれました。
さて、次はどんなキャラを立体化するのでしょう・スーフェスに行ったら角っ子のお店が
新規に販売するアイテムに是非注目してあげてください。

【Heal It/Roger Bowling】
祝HDリマスターDVD化.

http://www.youtube.com/watch?v=xsgF365TsUU&feature=related

Theme From An American Hero/CHIP TAYLOR 

http://www.youtube.com/watch?v=dA566wvMO6Y

(まだ写真を追加して加筆します。。。文章作成中)


スーパーフェスティバル59その3

2012年05月01日 | イベントルポ

 

 

 

 PICOPICOさんと中野貴雄監督・大怪獣サロンのブース。
新規きぐるみの赤ガエル男?が来場者に向けてポーズをとり気迫を振りまいておりました。

USTOYSさんのブース。A40周年イベント用限定品の超獣ルナチクス。

アトリエG-1さんのブース。ガラクタギガスとご当地キャラクターソフビ、コアックマ・アックマを
展示。主宰の奥田氏によると、現在ガラクタギガスの生みの親、アレックス・ウォルド氏の
筆による新ソフビ用デザイン、ランゴリアーズを描いてもらっている最中で、これはアレックス氏の
オリジナル怪獣としてガラクタギガスに続く製品化を予定している。
この他にもソフビ化計画としては、奥田氏自身がソフビ製作
のみならず、デザインワークにあたるオリジナル世界観のキャラクターを考案中で、夏以降に
開田裕治氏らが計画しているアートプロジェクトにおいてコンセプトイラストにあたる
キャラクターたちの活躍する神話的世界を舞台にしたイラストを自ら描き、それをもとに
自身の手になるキャラクターソフビも作り起こしていきたいとの話。なかなか面白そうな
企画ですね。

サンガッツ本舗さんのブース。悪鬼は赤鬼に続き青鬼も製品化を予定。
デザフェスでも新カラーがお目見えするようで泥田坊に続きハイテンションの展開が進みそう。
妖怪画では巻物を持っているこの種の鬼は青、赤、黒など色々な色の鬼がいるようなので
並べて飾っても面白そう。

ちょっと気になるSUIKOちゃんボディの派生新キャラクター。何年か前にいた謎のメーカーさんで
Fetish Modeさんという方の作っていたガスマスクツインテール娘っぽい、モンドビザールな
キャラクターですね(微笑)。初売りはデパHらしく昼夜逆転が苦手なタコには入手難かと
思っていたら、ほかでも売るみたいに言っておられました。

One Upさんで販売されたコケカキイキイ(再販あるみたいですが)、あの世の案内人と第
3の初期サンガッツ製品水木キャラクター、ベーレンホイターの女蓄光限定版。
壱宮氏「ほんとうは氷づけにされて掘り出された猫山は髪の毛が伸びた姿なんですけどね
(微笑)」でも劇中でちゃんとあるシーンの製品化なんだよな~。



羽沢組さんのブース。今回はメカゴジラの変身過程再現Ver.を販売。

 



マーミットさんの中売りブース。赤松社長は昼からビッグサイトで開催されたドールショウにも
マーミットが出店しており、赴かれたようです。

イベント限定品として販売されたドリームギラスとトリフィドは共に劇中カラーで
5月受注予定製品の中に入っておりました。気になるヒトはチェックしてみてください。
ドリームギラスの回って面白いですよね、毎日おねしょばかりしている少年の夢は、
どこかわからない場所の湖に行くと毎回この超獣に襲われ水をぶっかけられるというもの。
そして少年が自分の夢の中の恐怖に向き合おうとしていると現実の世界で同じ湖を
ある日発見してしまいそこには夢と同じ赤い超獣が。。。
といった、ちょっとフロイトの夢判断をそのまま戯画化したような異色のエピソード。
登場するこのドリームギラスも夢とも現実ともつかない場所から襲ってくる不思議な
存在の超獣です。
顔の造形が不思議でファンタジーのセカイに出てくるカリカチュアされたドラゴンみたいなんです
よね。この赤い成形色の再現度がまたいい線いってます。リアビューもうまくレトロ造形に
落とし込んでいると思います。

食人植物トリフィドは原作小説の記述に忠実にイラスト化した図版を再現した製品化となり、
貴重なソフビ化だと思います。枝もカンチャクをがついてるのでいろいろと動かして、歩き廻り
人間を捕食する食肉植物の奇妙な生態を再現して楽しめそう。
トリフィドは過去に2度映画化されて話は個々にアレンジが入っている良い仕上がりなんですが
劇中でのビジュアル化において、マニアが納得するものがどうもなかったりする。
今回のマーミットさんのトリフィドみたいなのが精密なCGで出て来たらいいんですが。
外売りで販売されたジェイムスン教授同様にこの辺りのSFに題材をとった製品は
赤松社長が執筆に参加していた80年代のビジュアルSF雑誌・宇宙船における
「小説世界のキャラクターを立体化する造形コーナー」のノリですね!



そうそう、マーミットさんもここのところの妖怪ソフビ旋風に載ってか、ぬっぺらぼう(ぬっぺっ
ぽうか?)をソフビ化。妖怪画のイメージで肉のぶにょっとたるんだゆるーいブキミさが
良く表現されています。
これまでぬっぺらぼうはソフビやフィギュアに何度かなっていますが大映映画の妖怪百物語
準拠でキグルミ風味のソフビ化が多かっただけに、このでれーんとした表面の質感表現と
妖怪画の再現に着眼したのはなかなかいい感じDeath。
夕暮れ時の人っ子一人居ないさびれたお寺の境内で出会うぬっぺらぼうはこんな感じでしょうね。
そんな瞬間を想像するとゾクゾクします。

みたりさんのブース、とにかく1日ぶたのはなさんのガチャポンを補充してはお客さんに
廻してもらい、また補充しての繰り返しで、大橋さんといっしょに忙しく働いておられました。
ほんとに混んでたな~。あと、「みたりさんのブースってどこ?」とタコはずいぶんいろんな
ヒトに聞かれたな(微笑)。皆さまコンプできましたか?知人が「ゴローだけでなかったよ~」と
残念がっておりました。ダブりがあったら是非声をかけてあげてほしかったり。

ブルマァクさんのブース。とうとう今回はザゴラスまで復刻!
えーと、新マンはもうちょっとで完了ではないですか?
メシエ星雲人が復刻あるとしても元が小ぶりなので、金型がないとちょっとちっちゃくなっちゃう
のカナ?気になる~。今回はこのほかジラース、Aイベントでのサイン用にギロン人を販売。

ギガブレインさんのブース。ブラックギドラが朝売り、中売りでも販売され好評のうち完売した
模様。さらに懐かしのガンプラパチメカの名作、装甲バトルスーツ・バイソンをソフビ製品化。
5月15日受注締め切りなので気になるヒトはお早めに。武骨だけどなんとも味のある世代人には
懐かしさ満点のパチヒーローロボですね。

ビリケン商会さんのブース。ウルトラマンAのソフビキット蓄光版、マウント工房さんが塗装を
担当したマーク星人とジュプ星人クリアver.を販売。参考出品されたガラモンはまだ発売日
未定でした。製品化はいつかと聞くと、原型担当のハマハヤオ氏次第との話でした。
(ハマさん横に居たけどさっそくその件でファンのヒトと話しこんでいた)
みての通り、全身のトゲトゲなど劇中通りにかなりディティールを読みこんでじっくりと
作り込まれているたいへんなリアルガラモンで、いわゆる業界驚愕系のアイテム。
他のメーカーさんブースでもビリケンガラモンの完成はいつだろうね、などと話題にのぼって
いました・

(いろいろサプライズがあったスーフェス59ルポはまだありマス。その④に続く!)