岩手県北上市は、地域限定で規制緩和する内閣府の構造改革特区に「きたかみシールド・ワイン特区」が認定されました。
酒税法の最低製造数量(年間6千リットル)の要件が3分の1に緩和され、小規模なワイナリーを新設しやすくなることで、ワインやシードルのブランド化や農作物の高付加価値化を図り、地域の活性化を目指すということです。
県内の果実酒醸造施設は21年11月現在で15カ所あり、14~19年は毎年1事業者以上が製造免許を取得し、新規参入の動きが活発化しているそうです。
上五の「北上で」はなにか工夫が足りないと思っていましたが、思いがけないことに「秀逸」を頂きましたので、今夜はワインで祝杯を上げたい気分です。
秀逸おめでとうございます。
もとのニュースを存じませんでしたが、すぐに分かる句でした。
選者は分かりやすいを佳しとされているように思います。
獲得された賞金でワインをお求めになるならば、地域振興につながりますね。
お酒は社会の潤滑油。ワインは地域経済の潤滑油ですね。
月に一句か二句選ばれる秀逸の選考基準ははっきりしませんが、仰るように分かりやすいことは大切だと思います。
元となったニュースの話題性も大きいかなと思いますが、今回のワインと前回の円楽さんはさほどではないように思います。
その前は統一教会でしたから、話題性十分でした。
さて、ワインですが、県内のワイナリーの最古参はエーデルワインで今年で創業60年だそうです。
ホームページによれば以下のとおりです。
大迫町には高山植物で有名な「早池峰山」があり、この山に自生する「ハヤチネウスユキソウ」(早池峰山固有の高山植物)がヨーロッパ・アルプスの「エーデルワイス」と近縁種であることが植物学者によって発見され、この花のとりもつ縁で、大迫町はオーストリアのベルンドルフ市と昭和40年に友好都市となりました。
そしてこのアルプスの名花”エーデルワイス”にちなんで、ワインの名前がつけられました。(これにより”EDEL WEIN” のワインはドイツ語表記となっております。)
創業当時の記憶はあり、ワインより焼酎、どぶろくが似合う田舎に根付くのかな?と思ったのは、ワインにも早池峰山にも関心がなかった頃です。
今、ワインを購入するに当たり、上限は2000円、輸入物なら数百円程度の品を選びます。
味についてはこだわらず(わからない)、ネーミングやラベルの印象で決めます。