米食品医薬品局(FDA)が7日、日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同開発した、アルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」を承認したという記事によれば、症状を一時的に軽くする薬はあるが病気が進む仕組みに直接作用し、認知機能の悪化を遅らせることを狙う根本治療薬は初めてだそうです。
しかしながら、アルツハイマー病の原因として、脳内に「アミロイドベータ」と呼ばれるタンパク質が蓄積することが関係している考えられており、新薬にはそれを除去する効果が確認されたものの、病気の悪化抑制に対する明らかな有効性は確認されなかったそうです。
また、月1回の点滴投与で患者当たり年間610万円という薬の価格は、多くの人に投与することへの課題となりそうです。
効くかもしれない薬に年間610万円、投与前にも高額な検査が必要とのこと、自助努力で有害なタンパク質を除去できればそれに越したことはないのですが、薬の値段だけは忘れそうもありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます