山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

予算査定制服肩で風を切り

2022-08-11 10:07:45 | 時事川柳

 防衛省の2023年度予算要求を決定する省内の調整で、制服組自衛官を中心とする統合幕僚監部(統幕)が査定に加わったことが分かりました。

 これまで省内の査定では、背広組の防衛官僚(文官)が中心の内部部局(内局)で陸海空自衛隊の要望を精査し、財務省への要求を決めていたそうです。

 広辞苑に文官とは「律令下、また明治維新以後、武官でない官吏の総称」、武官は『軍務にたずさわる官吏。旧陸軍では下士官以上の軍人』とあります。

 記事の中で注目したのが「政治が軍事に優越する文民統制(シビリアンコントロール)の徹底は、軍部が暴走した戦前の反省を踏まえ、実力組織である自衛隊を律する原則だ。制服組(自衛官)が防衛政策を具体化する予算をチェックする側に回れば、権限拡大が加速し、原則が脅かされる危険性をはらむ。防衛省は変更の経緯を丁寧に説明する必要がある。」です。防衛大臣が代わりましたが説明を待ちたいと思います。

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