7月5日(火)に五葉山(ごようざん 1341m)に登って、ハクサンシャクナゲを堪能しました。2015年から2021年まで4回、今年も6月1日に登りましたがレンゲツツジとヤマツツジの時期で、沢山のハクサンシャクナゲの木を見ては開花に合わせて登りたいと思っていました。
今の時期は早池峰山と秋田駒ケ岳が花盛りとなるためそちらを優先していましたが、五葉山のハクサンシャクナゲは今だけでしょう、そちらは何時行っても花盛りと言い聞かせようやく実現しました。
この日は午後から雷雨の可能性があるため、昼頃には下山したいと早出し95km先の登山口には7時前に到着しました。
標高712mの赤坂峠登山口を出発したのが7時10分で、標高差629m、約4km先の山頂を目指します。
花はほとんど咲いていないので、ひたすら歩くだけですが木々に日差しが遮られ助かります。
そんな中でわずかに咲いていたウツボグサを見つけました。
ほかにはハナニガナだけが所々で咲いていました。
ここはツツジロードですが今はこの通り、赤いものがあると思えば目印のリボンでした。
2021/6/1撮影
2018/5/29撮影
五合目あたりから樹高が低くなり、ハクサンシャクナゲが現れそうな気がしてきました。
登山口から休み休み2時間ほど歩いて、ようやく念願が叶いました。
蕾も綺麗です。
雷も心配ですがまだ9時20分、疲れていることもあり、ここからは花を観ながらゆっくりと歩きます。
「石楠花荘」という山小屋で小休止し山頂に向かいます。
10時10分に山頂に着くと、過去5回見ることの出来なかった早池峰山がよく見えました。
山頂ではハクサンシャクナゲの花期が過ぎており、長居は無用と10時25分に下山を始めました。
石楠花荘の屋根が見えます。
早めの昼飯にとコンビニで買ったお握り2個とおかずのセットを食べました。
11時11分に下山を始めたので、雷雨には遭わないだろうと少し安心し、花を見るたびに立ち止まります。
花よりも葉が目立ちます。
赤が強いです。
白に近いです。
その中間です。
見納めです。
13時16分に無事下山しましたが、次のような失敗があります。
1 バランスを崩してとっさに手をついたとき、ストックを握っていたので指がストックと手をついた岩との間に入っていたらと、冷や汗が出ました。
2 首に巻いていたタオルを落として、山にごみを残してしまいました。
マスク、手袋、タオルなどが落ちているのを見かけて、戒めていたのにやってしまいました。
3 車に荷物を積み込んでいざ出発というとき、ある小物がないことに気づき数十メートル戻って探しましたが見つからず、あきらめたところザックに収まっていました。
これらは、寝不足と暑さと疲労によるもの、運転は慎重にと走らせ15時30分に帰宅し、10分後には雷鳴とともに大雨が降り始めましたし、五葉山方面でも大雨になったようです。