三菱電機は17日、受電システム製作所で製造した配電盤に関し、出荷前の検査に不正が見つかったと発表しました。必要な検査を省略したのに合格とする虚偽の結果を記すなどして、国内の官公庁や鉄道、電力会社などに納入していたものです。
6月下旬に鉄道車両用の空調機器などでの検査不正を公表したあと、外部有識者による調査委員会を設け信用回復にむけて動きだした矢先の配電盤、ブランドイメージの悪化に遮断は馴染まないと感じる向きもあろうかと思います。
配電盤の一部である開閉装置について、非常時に電気設備を守るため、電気を通しにくいガスで、ブレーカーのように遮断する機能がある。とありましたので遮断にこだわりました。