はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

六甲高山植物園の可憐な花々(その3)

2016-05-30 21:15:00 | 花めぐり
六甲高山植物園の可憐な花々めぐりも、やっと「クリンソウ」に行き着くことができました。

 (クリンソウ)

花の付き方が、仏塔の屋根の「九輪」に似ていることから名前がついたそうです。美しい花です。しかし、ほとんどが一番上の段にしか花はありませんでした。下の段から咲くそうなので、もう終盤ということでしょうか。



清流に沿って「クリンソウ」が群生していました。木道を進んでいきます。



ピンクに混じって白色の花もありました。




少し休憩して、再び花をめぐりましょう。



 (…)

 (ヒメサユリ)

最後は「アツモリソウ」でしめくくりです。「アツモリソウ」の名は、一の谷の合戦で源氏に討たれた平氏の若き将、平敦盛に由来するそうです。あの「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」です。

 (アツモリソウ)

「アツモリソウ」は乱獲されることが多く、「特定国内希少野生動植物種」に指定されているそうです。はずかしい話ですね。

 (アツモリソウ)


以上、3回に分けて六甲高山植物園の可憐な花々をお伝えしました。(完)


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