はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

裏六甲の赤子谷を歩きました

2024-07-26 15:25:25 | 山歩き
猛暑の続く中ですが、なんとハイキングに出かけました。
谷沿いのハイキングなら暑さもまだましだろうと出かけたのは、裏六甲の赤子谷です。
6月に中山に登って以来、ほぼエアコンの中で過ごしていたので体力が心配でした。
その結果は、案の定バテバテになってしまいました。

今回は昨年に開聞岳に登った4人のメンバーで登りました。
そして、今回の写真は全てMさんやSさんのスマホの写真です。
私もカメラは持って行ったのですが‥。

JR生瀬駅をスタートし地道を40分ほど歩いたらいよいよ赤子谷の始まりです。
すぐに大きな堰堤があらわれました。


川に出ると一気に気温も下がったような気がしました。


素敵な橋を渡ります。壊れないか少し怖かったです。


大きな滝が現れました。これが赤子滝のようです。


赤子滝は右側を高巻きします。赤子谷はヤマップ では破線ルートになっています。


しばらく進むと崩落した地点にやって来ました。
ネットで調べた時に崩落の事が載っていたのはここでしょうか。


岩はしっかりとしていて、なんとか登り切ることができました。


その先に核心部のゴルジュが現れました。


ゴルジュとはフランス語で、切り立った岸壁に挟まれた狭い谷の事を言います。


渓流釣りではよく見る地形ですが、裏六甲にもこんな所があったのは知らなかったです。


しばらく難所が続きますが、命の危険を感じるような所はありませんでした。


小さな滝をいくつか巻いていきます。ありがたいことに危ない所にはロープがありました。


ちょっと道がはっきりしない所も多かったです。
一緒に行ったAさんは1年半前にここを歩いたそうですが、ずいぶん変わったと言っていました。


残り1/3ぐらいの所までやって来て、私の調子が悪くなって来ました。
フラフラした感じだったので熱中症の初期症状だったのでしょうか。


いつの間にか沢の水も消えていました。私のペースで休み休み歩いてもらいました。


そして、なんとか赤子谷を登り切って稜線に出ることが出来ました。


稜線から少し登ると岩倉山の頂上です。私はバテバテだったので、下で待っていました。


下山路は私のことを考えて最短のルートを選んでくれました。
途中から見た景色です。すぐ下が宝塚です。


遠くには梅田のビル群も望めました。やはり展望は登山のご褒美です。


40分ほどでバス停のある、その名も「エデンの園」に下りてきました。


上手い具合にバスにもすぐに乗ることが出来て、そのあと宝塚でクラフトビールのお店に行きました。
その頃には、私の体調も嘘のように回復していて美味しいビールをいただくことが出来ました。

※登山日 2024.7.25