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毎日がHappy気分♪

映画大好き!山が大好き!ビーズもバラも好き!!
そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

恩恵

2011-11-15 04:49:37 | 食べてハッピー♪

 

先日の学園祭 で買ってきた水菜でお鍋を食べました。

こうやって食べるとドッサリいけちゃう。

お鍋の季節=寒い季節。

冷え性のジュリアさんにはますます辛い季節ですが

ほっこりお鍋で乗り切ろう。

 

 

 


『下町ロケット』

2011-11-14 05:01:01 | 本でハッピー♪

 

池井戸 潤 著。

これもまた、お友達が読んでおもしろそうなので読んでみました。

第145回直木賞受賞作。

内容自体は、ロケットを飛ばす、という以外、特別目新しいものではなく 

言ってみれば中小企業と大企業との戦い・・・産業界にはどこでもあるような話。

ただ、こんなにドキドキして 早く次が読みたくて仕方ない気持ちにさせるのは

著者の筆力の高さなんでしょうね。

何より、コイツ嫌な感じ・・・って人の気持ちまで

なんかわかるよ、って思わせちゃう。

みんな自分が一番可愛いし、自分の生活を守りたいと思うのは当たり前のことだもの。

夢ばっか追ってられっかよ、って思う気持ち、なんかわかるんだよね。

裁判のシーンとかをすっ飛ばしているのも良かった。

そういうことじゃないんだよね、言いたいのは。

皆、自分の仕事にどれだけ「誇り」を持って向き合ってる? ってとこだと思う。

 

東京大田区には(パパの出身地)本当にこういう中小企業がいくつもあって

神谷弁護士にはモデルになった実在の弁護士がいて 著者は元銀行員で・・・と

フィクションではあるんだけど背景にとてもリアリティがあるから

尚更グイグイ強く引っ張られるのかな、って思いました。

次はパパに回しますが感想を聞くのがとっても楽しみ。

非常に読みやすくてお薦めの本です。

 

 

 


学園祭

2011-11-13 05:59:04 | お出かけハッピー♪

 

昨日は二男が卒業した高校の学園祭に行ってきました。

そもそも午後から役員会があり、それに出席するためだったのですが

せっかく行くのだからと時間前から並び、

あれこれ楽しんできました。

園芸コースのブースでは 松ぼっくりを使ったツリーと

好きな花を選んでの寄せ植え体験を。

 

 

しかしやはりメインはパン!

朝から並んでいた人のほとんどはこれ目当てでした。

毎年パニックになるこのブース、

今回は人数制限、個数制限をしながらとてもスムーズに回っていたと思います。

約40種類のパンが60円!

どれもこれも生徒達が一生懸命に作ったものです。

他に、農業コースでは野菜やもち米、

お花の苗もいっぱい買って大荷物で帰ってきました。(役員さんが家まで送ってくれた)

 

買い物以外の目玉は 午後からのライオンキング!

今年もいっぱい感動をもらいました。

今年のテーマは

「みんなの歌で日本を元気に!」

被災地の方へのお見舞いの言葉から始まったステージは

観に来ていたお客様一人一人の心に響いたことでしょう。

たまたま息子の後輩がお母さんと受験の下見に来ていたので

帰宅後、「ライオンキングどうでしたか?」 ってメールを入れたら

感動して涙が出た、と言っていました。

また、色々見学して絶対にこの学校に入りたい、と息子が言っています、とも。

卒業生保護者として、それはとても嬉しい言葉でした。

肝心の息子は昨日は仕事で行けませんでしたが

卒業したらそれで終わり・・・というのではなく

ずっと何かの形でつながっていけたらいいな、と

改めて思った秋の一日でした。

 

 

 

 

 


◆ソーシャル・ネットワーク◆

2011-11-12 06:26:22 | 映画でハッピー♪

今日のシネマ

2010年 アメリカ

俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン

 

フェイスブックの創業者 マーク・ザッカーバーグ がフェイスブックを作りだす過程を描く。

プログラマーやハッカーとして天才的な能力を持つマークが

凡人離れした情熱を傾けてサイトを作っていく様子を

ジェシー・アイザンバーグは独特のマシンガントークや不審な挙動なので見事に表現している。

フェイスブックの共同創始者でもあり マークの友人としてフェイスブックを愛していたはずが

最終的にマークを訴えるエドヴァルドを演じた アンドリュー・ガーフィールド の抑えた演技も素晴らしい。

監督の デヴィッド・フィンチャー は 独創的な天才と彼を理解できない凡人たちの織りなす古典的な悲劇を

極めて現代的な題材を見事に描き出した。(goo映画より)

 

〝非の打ちどころが無い″ 映画だって誰かが言ってました。

第83回アカデミー賞で 主要部門を惜しくも逃し話題になった作品。

正直私には高度過ぎた。

・・っていうより、そもそもITとかに弱い私は まず言葉の意味がわからない。

そして、台詞回しが早くって字幕に付いていけない・・・

後半から面白さが倍増したようなのですが 前半で力を使い果たし

ボーっとしながら観たので どこが 〝非の打ちどころが無い″ のかよくわかりませんでした。

マークだってすっごく嫌なヤツじゃん。

でも実際にフェイスブックやってる人はその裏側を知ると面白いと思います。

私はそんなものもやってないし このブログの更新で精一杯。(苦笑)

フィンチャー監督っていろんな種類の映画作れてすごいなぁ。

それと後から知ったのですが ケヴィン・スペイシー が製作総指揮になっていた! これには驚き。

 

いつかTV放映されたら字幕を追わずに集中力を高めてもう一度絶対観ます!

うん、絶対!

 

 

 

 

 


◆ブラック・スワン◆

2011-11-09 04:40:08 | 映画でハッピー♪

今日のシネマ

2010年 アメリカ

◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン◆

 

ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、

元ダンサーの母親・エリカ(バーバラ・ハーシー)の寵愛のもと、人生の全てをバレエに捧げていた。

そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。

だが純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、

優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦であった。

さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の出現も、ニナを精神的に追いつめていく。

やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、

現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。(goo映画より)

 

妹から 「観なきゃ良かった」 とか 

友人からも 「観終わってドヨ~ンとなった」 とか聞いていた。

公開時、本当は劇場に行こうか迷ったんだけど 

「観なきゃ良かったと後悔し、ドヨ~ンとなる」 映画に

わざわざ出向いてお金を払うっていうのはいかがなものか、と

DVDが出るまでひたすら待った。

で、とうとう観たんですね。

 

う~ん・・・

これは一切予備知識を入れてはいけなかった映画です。

妹から、これでもか、ってほどストーリーも どんな場面が怖いのかも聞いてしまっていた私にはちょっと・・・。

それに、暗い映画館で観るからこそ恐怖感も増すわけで

太陽サンサンの中、お煎餅バリバリしながらでは全く緊張感もなく

大失敗でした。

衝撃や圧倒があってこそ、の映画でした。

残念・・・

あ、でもそれって映画を否定してるわけでは全然ありません。

そこんとこ誤解のないようにしたいです。

すっごくよくできてると思うし 世間で言われてるようなホラー映画だ、

なんて私は全然思いませんでした。

ナタリー・ポートマンがオスカー取ったのも頷けたしね。 (踊ってる部分は本人じゃない部分が多かったようだけど)

傑作って言っていいんじゃないでしょうかね。

バレーに限らずこういう世界って

自分を追い詰めて追い詰めてその先に見えるものってある気がする。

こんなもんでいっか、と妥協点が早い私には到底無理な世界。

そんな場所を見せていただいただけで貴重でした。

 

映画レビューがまた溜まってきた・・・・なんとかせねば。

結局 ディスカス、まだ続けてます。

 

 

 

 

 

 


ミルック

2011-11-08 05:05:24 | 実家でハッピー♪

 

一人暮らししている母。

耳が遠くて電話ができない。

携帯を持たせても機械オンチで使えない。

連絡は手紙でやればOKだけど、気になるのは毎日の安否です。

で、こんないいもの見つけました。

auから出ているMi-look(ミルック)

いつも通る場所に置いておけば通った回数を、

持って移動すればその歩数を、

センサーが感知してメールで教えてくれる。

 

こんな風に。↑

緊急ブザーがついていてそれを引っ張ると

 GPS機能から居場所もわかるし 

母は使えないけど電話送受信もできます。(指定番号のみ)

まだ購入したばかりなので 母の所には行ってませんが

これで毎日の不安は解消されそう。

「何かあった」時も 今までよりは早く気付くことができるでしょう。

ちなみに機種代の他に毎月1095円かかりますが

毎日の不安な気持ちを考えれば安いもんですよね。

 

 


◆ステキな金縛り◆

2011-11-07 05:35:45 | 映画でハッピー♪

今日のシネマ

 またパパと観ました。

TV等でこれでもか、と宣伝してる通り、

裁判の証人として幽霊が出廷する、という

絶対あり得ない、そんなバカな・・的内容の映画です。

しかし、私は号泣しちゃいました。

パパも泣いてました。

大切な人を失った経験がある方は

絶対に観るべき映画だと思います。

 

スピリチュアルを職業にしている専門家に

「魂は生きている、あなたの事をずっと見守っている」

なんて言われるより

何百倍もバンバン胸に響きました。

 

あの世とこの世の境界なんて本当はなくて

あの世にもこっちと同じような世界があり、普通にみんな生きている。

そしていつでも私たちの傍に来てその辺をウロウロしている。

だから心配しなくていいよ。

・・みたいな事を優しく楽しく教えてくれた映画です。

 

だから涙がいっぱい流れても

全然悲しくないの。

なんかさわやかな涙なの。

うまく伝えられないけど・・・

 

三谷劇場お馴染の主役級の俳優さんたちが 次から次からチョイ役で出てきます。

でも皆さんとても楽しそうに演じていて、こちらまで嬉しくなりました。

 

この幽霊、見える人と見えない人がいるんです。

人生に疲れて行き詰っている人には見えるの。

で、ずっと幽霊が見えていた深津絵里ちゃん演じる弁護士が

天国からお父さんが会いに来てくれた時

お父さんが見えなくなっていた・・・

それは彼女が裁判で頑張って自信を取り戻したから。

それもすごいメッセージだなって感動しました。

あちらへ行った人が心配しないように 残された人が元気に生きる。

そこなんでしょうね。

 

観終わった時、目と鼻が真っ赤になってる私にパパが

「ちょっとでいいから会いに来てくれないかな」

って言ったのを聞いて椅子から立てなくなってしまいました。

 

とにかく・・いい映画でした。

本当に優しくて楽しい映画でした。

三谷監督にありがとう、って言いたいです。

 

 

 

 


◆猿の惑星 創世記◆

2011-11-06 06:20:44 | 映画でハッピー♪

今日のシネマ

俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン

 

パパの希望で劇場へ。(先週のお話)

それほど観たい、ってわけでもなかったのですが

ポイントも溜まっててタダだし行ってみるか、ってくらいの気持ちで観に行ったら・・・

すっごくおもしろかった!

「猿の惑星」 はシリーズで何作かありますが

それを観ていると面白さが倍増します。

これは  「スターウォーズ エピソード1」 のように

何故 猿が地球を支配するようになったのか・・という初めの一歩を描いています。

だから 猿の惑星 「創世記」。

 

人間のアルツハイマーを治療する新薬を開発するチームが猿を使って実験してたら 

想像以上の高い知能を持つようになる。

実験台になっていた雌猿は妊娠していて子どもを守るために人間にはむかい、結局子どもを産んで死んでしまう。

生まれてきた猿を引きとって育てるのが ジェームズ・ブランコ 演じる ウィル。

そして、その猿こそが シーザー!

後のシリーズの要となるあのシーザーは こうやって生れてきたのか!とドキドキしちゃいました。

1968年の 「猿の惑星」 のラスト・・・覚えていますか?

自由の女神、衝撃的でしたよね。

その自由の女神のパズルをシーザーが作ってるシーンがあり、シリーズへの敬意を感じました。

他にもいろいろトリビアネタがあるみたいです。 

ファンの方はそれを探すのもまた楽しそう。

 

シーザーがある事件から施設に入れられてしまうのだけど

そこで猿を虐待するのが なんと トム・フェルトン

そう、ハリポタシリーズのマルフォイなんですよ。

イメージって怖いですね。

 

今回の猿たちは全てモーション・キャプチャ―を使ったCGで作られていますが

主役のシーザーを演じているのが アンディ・サーキス

そう、〝指輪″ のゴラム や キングコングもやった彼です。

本人は絶対に写らないのにこんなに起用されるってすごいことですよね。

 

ストーリーに戻りますが シーザーは施設内で最初は仲間たちに馴染めなかった。

しかし知能が高い彼はそこでとうとうリーダーになり

仲間と一緒に施設を抜け出して追って来る人間と戦いながら森へ帰っていきます。

でも、それくらいで何故地球を支配するまでになったの?

っていうとですね、実はもう一つ大きな要因があるんですよ。

この映画のラストにその全てがあります。

エンドクレジットが流れたからと言って すぐに席を立ってはいけませんよ。

 

私は人間ですが、この映画では完全に猿側に付いてました。

悪いのは人間だ! 全て人間が悪いんだ! 

さあ!劇場へ! 

 

 

 


旧懐

2011-11-05 05:38:10 | とにかくハッピー♪

 

昨日は理事会に呼ばれ、二男の卒業した高校へ久しぶりに行ってきました。

文化祭、卒業を祝う会、そして同窓会の概要・・・等 

今後の簡単な流れ、昨年やってみて気が付いたことなどざっくばらんに伝えてきました。

 

一緒に行った役員さんとお互いの子どもの近況報告をしながらの帰り道、私が、

 「毎日残業で大変なのよ、障害者雇用なのにこんなに働かせる会社ある~?」

と愚痴ったら その友人は

「でもさ、それって力があるからよ。会社が必要としてるから。

 だって仕事ができなかったら残業代払ってまで使わないでしょ。すごいよ、○○君。」

・・・・

なんだか自分が恥ずかしくなりました。

どうしてそういう見方ができなかったのだろう。

私は思いっきり溜飲を下げ、

「ありがとう、そんな風に言ってくれて。今日帰ったら絶対○○に伝えるからね!」

と言って彼女と分かれました。

実際それを伝えても息子はそれほど嬉しそうじゃなかったけれど

今後、繰り返し彼を励ます金言にしたいと思います。

 

役員をやってる時は大変だった・・・でも

卒業後も必要としてくれる場所、素敵な友人を得たことは

間違いなく私の宝物です。

文化祭で、生徒たちが作った野菜やパンを買うのが今から楽しみです!

 

 

 

 

 


当選!

2011-11-03 03:12:19 | とにかくハッピー♪

 

なんと当たっちゃいました・・・・

紳士用の靴。 

パパに言ったら 喜ぶどころか

「これで一生分の運を使ったな。 せっかく宝くじ買ったのに当たらないな。」 って・・

確かにクジ運の相当悪い私が当てたのだからそう思われても仕方ないかも。

でも パパの足にはピッタンコで素敵でした。

だから私はHappy~

 

 

 


『春を背負って』

2011-11-02 04:39:37 | 本でハッピー♪

 

笹本稜平 著。

読書レビューが続きます。

これもお友達に紹介してもらった本。

先日の里帰りの往復で読んでしまいました。

とても読みやすかったです。

 

息子の影響で山歩きを初めて6年。

日帰りが常の山行ですが たまーに山小屋に泊まることがあります。

私が今まで泊まった小屋は そのほとんどがよく整備された大規模な小屋でした。

この本の舞台になっているのは、奥秩父の素朴な山小屋。

そこにはいろんな想いを背負った人たちが上がってきます。

そして自然の力と、温かいつながりで再生していく。

 

第三話の「野晒し」では涙が流れました。

ああいう落ちにはとても弱いです。

 

「自然から離れれば離れるほど人間は頭でっかちになるらしい。

人間も本来は自然の一部なんだから正しい答えを本当は知ってるはずなのに

それを忘れて楽して得して長生きしようとばかり考える。

そこが間違いの始まりなんだよ」

 

「幸福を計る万人の物差しなんてないからね。

世の中には人から幸せそうに見えることが幸せだと勘違いしてるのが大勢いるんだよ」

 

「人間て、誰かのために生きようと思ったとき、本当に幸せになれるのかもしれないね」

 

「心の中に宝物を持ってる人は、回りからどう見られようと幸福なんだよ」

 

心に染みいる言葉、チクっとくる言葉がたくさん溢れている本でした。

本当の優しさって何だろう、って自分を省みる時間もいただきました。

これを読み終えると山小屋に行きたくなる・・・それはきっと私だけじゃないと思います。

良い本を紹介してくれてありがとう。

次はパパへ。

 

 

 


『ニコニコ時給800円』

2011-11-01 05:44:49 | 本でハッピー♪

 

海猫沢 めろん 著。

楽しいペンネームですね。

二男の発達障害つながりで知り合いになった方たちが沢山いますが

その中の一人の方がその関連の講演会、書籍、TV、映画等

色々と情報をメールで送ってくださいます。

この本もその方からの紹介でしたが


〝発達障害系に限らず、社会に出そびれている人たちが読むといいと思います。

時給800円からとりあえず世の中とコンタクトを取ってみるというような。

村上龍の『13歳のハローワーク』を意識し、そこには書かれていない

仕事についた後のことを書くことで 職業を考えてみる小説です。

障害者支援のプロの手になる就労支援本よりは役に立つかもしれません。″

 

と、メールに書いてあり とても興味深かったので購入しました。

読んでみたら、とても面白かったです。

固い内容を想像していたけれど見事に裏切られました。(笑) 

 

マンガ喫茶、アパレル、パチンコ屋、農業、IT関係

と5種類の職業が短編で描かれてるのですが

それが全く別の話じゃなくて どこかでつながってる。

それから、リドルストーリーというそうですが 

物語の結末を伏せて読者にその後を委ねる形式を取っています。

だから「は?」って思いながらそれぞれ終わっています。

それについて 著者のめろんさんは

「オチをつけて完結した感があるとそこで思考が停止してしまうやん。

 だから物語を明確に終わらせたくなかった。

 読んだことで思考を終わらせるのが嫌なんですね。

「超泣けたー」みたいなのが嫌やねん。「わからんけども もうこの気分捨てたい」というような感じ。

 それはずっと何か刺さっているわけやん。 そういう残る部分を作りたかった」

と言ってます。

『13歳のハローワーク』も当時読んでなるほど~と思いましたが

この『ニコニコ・・・』 は もっと柔軟に 

ちゃんとした仕事が見つからなくても、時給800円でも十分生きていけるぞ~といってるような本。

ただ、正直に書かせてもらうと 発達障害者にはどうかな、って思いました。

もちろん めろんさんはそんなこと考えてなくて 

たまたま紹介してくれた方がそういう意図だったからこれはその方に向けてのコメントになっちゃいますが

コミュニケーション能力に欠ける我が子には特に結びつかないな、って思いました。

だからこれはあくまでもおもしろい小説として紹介します。

私は特に最後の 「ネットワークの王子様」が好きでした。

他に 「マンガ喫茶の悪魔」「洋服屋のいばら姫」「パチンコ屋の亡霊たち」「野菜畑のピーターパン」。

現実は厳しいけど、職が決まらずに悶々としてる人の息抜きになる・・・といいな。