中村 航 著。
先月実家に帰った時、妹から13冊も本を借りました。
その中の一冊です。
この人の本は初めてだし、内容も全くわからない。
とりあえず一番薄かったので最初に選んでみました。
でも このタイトル・・・100回泣くこと・・・ってどうなのよ。
私、100回泣くことになるの? と、一応泣く準備をして読み始める。
元々映画や本で泣くことは嫌いじゃないから。
結果・・・数回ウルッとしたけど100回泣くことはなかったです。
なんでこういうタイトルにしたのかな。
それを著者の中村さんに是非聞いてみたいと思いました。
ひとことで言っちゃうと
彼女が病気で死んじゃうお話。
でも、ひとことでまとめちゃいけないお話。
正直、こういう展開は勘弁してほしいなって、ちょっと思った。
だからってお涙頂戴臭がプンプンしているのかというと全然そんなことなくて
そこまでの過程がとってもふんわりしていい感じだったので尚更残念に感じたんです。
ブックっていう犬の話もいいし
彼と彼女の出会いもいいし
結婚の練習と反省会もいい。
なのになぜ、そうなんなくちゃいけないのって。
でも リアルの人生もそうなんだよね。
なんで? なんで? が起きちゃうんだよね。
切ない・・・