毎日がHappy気分♪

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そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

◆モガディシュ 脱出までの14日間◆

2023年02月13日 | 映画でハッピー♪

 今日のシネマ 

2021年 韓国

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韓国民主化から3年、ソウル五輪からわずか2年後の1990年、

ソマリアで内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちによる脱出劇を映画化。

ソウル五輪を成功させた韓国は1990年、国連への加盟を目指して

多数の投票権を持つアフリカ諸国でロビー活動を展開。

ソマリアの首都モガディシュに駐在する韓国大使ハンも、

ソマリア政府上層部の支持を取り付けようと奔走していた。

一方、韓国に先んじてアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮も同じく国連加盟を目指しており、

両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。

そんな中、ソマリアで内戦が勃発。各国の大使館は略奪や焼き討ちにあい、外国人にも命の危険が迫る。

大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、職員と家族たちを連れ、

絶対に相容れない韓国大使館へ助けを求めることを決める。(映画comより)

 

 

ストーリーはのとおり

実話がベース、ということですが

どこからどこまでが本当なのかわかりません

正直、序盤はちょっと退屈だったのですが

ソマリアの政府軍と反乱軍の抗争に 滞在中の外交官が巻き込まれてからは

どんどん前のめりになっていき、

後半は もう ただただ 「助かって!」と祈るような気持ちで観ました

 

南北の外交戦略や国連加入をめぐる駆け引き・・・からの、内戦勃発

そして、無事に国外脱出するためには

南北が敵対してる場合ではなく、共闘して切り抜けるしか方法はない

そういった極限状態でのスリリングな脱出劇と

いがみ合いながらも そこから少しずつ生まれる信頼関係・・

 

ソマリアでの撮影が困難だったため

モロッコに、現地と変わらぬモガディシュ市街を再現し、とことんリアリティを追求

また、アフリカ人のエキストラも完璧で、

観客は、大使館員と一緒に逃げ惑う恐ろしさを感じるはずです

 

ソマリアの子どもたちが銃を持って笑いながら人に向けて発砲するシーン・・・

あまりにリアルで背筋が凍り付きました

 

 

監督は、リュ・スンワン

実は、この映画、最初は キム・ヨンファ監督が映画化するはずだったそうですが

スケジュールの都合でリュ・スンワンが脚本を一新し、引き受けたようです

 

韓国側大使館関係は キム・ユンソクチョ・インソンチョン・マンシク

北朝鮮側は ホ・ジュノク・ギョファン

 

南北が団結して脱出したことは、外交上の機密だったはずですが

年月をかけてこの映画が出来たことは とても意義があると思います

そして、この事件の翌1991年、韓国 北朝鮮 両国とも国連加盟を果たしたのです
(一部の国は承認していない)

 

韓国映画の凄さを また思い知る一本になりました

 

 

 

 

 

 

2023-6

 

 

 

 

 

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