神戸元町のデパートの表示は北と南で 山側 海側と使い分けます。
神戸の人の頭の中の方位磁石は 六甲山と神戸港で判断するようです。
有名な話ですが、京都では北南で上がる下がると表現します。
それは町の北に帝のお住まいがあった頃の名残りだと思います。
これは徹底していて、昔の街道も京都を起点に上り下りが決められていたのです。
だから京へ上る 江戸へ下ると言ったのです。
現在の陛下のお住まいは東京なので東京起点に替わっています。
大阪の場合は厳密には位置ナビの目印がありません。
強いていうなら、御堂筋を眺めてキタミナミと分けるくらいです。
大阪人は大阪市内で迷子になるという話を聞いたことがあります。