ゆっくりかえろう

散歩と料理

ブログ中の画像・文章の無断使用を禁じます。

コニカレコーダーDD

2011-04-14 | カメラ紹介

 1984年製 コレクターが大事に持っていた箱入り新品を
 修理店から入手しました
 本来ならかなりの高価なでものですが どうしたわけか
 フラッシュが作動しません
 おかげでジャンク扱いで安くしてもらいました

 たぶんフラッシュ接点の不良かな とあたりをつけて
 スイッチをごしごし入り切りしていると 
 フラッシュランプが点灯して 不具合が直ってしまいました

 お客様カードの日付は 平成元年になっていましたから
 発売から5年経った未使用 たな晒しの売れ残りを買ったコレクターが
 そのまま使わずに保管していたと想像されます

 22年目にやっとフィルムを通したのです
 フィルム室には 乾燥剤が入ったままでしたから

 このカメラシャッターの感触が独特です
 普通のカメラのように 指を押し返す強いばねの感触がありません
 ストッ と軽く降りて 押し切るとコトッと戻り ジャッと低い巻き戻し音が聞こえます
 音も軽く小さいので ワクワク感は少ないですが 優しく小さいシャッター音は
 人にプレッシャーを与えず 人物撮影にいいと思います
 
 ボディサイズは小さそうに見えますが キャノンデミよりも大きく 
 フルサイズのカメラくらいあります
 撮り終わっても自動巻き戻しはなく
 撒き戻しスイッチを操作しなければなりません
 AFはどこに合焦しているかわからず AEロックもAFロックもきかないので
 凝ったことはできませんが 発展途上ののどかな時代のAFカメラだとおもえば
 歴史的カメラとして値打ちがあると思います

 案外リズムにのってさくさく撮れるテンポのよさは シンプルだからこそ
 AFの測距ステップの少なさから かえって迷いがない(迷いようがない)
 のかもしれません

 写りは同時期のフジツイングTW-3 キャノンテレ6 京セラサムライより
 いいと思いました



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。