千里伝
2012-08-04 | 読書
仁木英之氏著
僕僕先生の仁木英之さんの作品
中国に実際に存在した人物を下敷きに ファンタジーにしたててあり
そのスケールは広大無辺 とにかく面白い
物語ははるか昔 中国の唐王朝の時代 主人公は千里という名前の
身体は子供 頭脳は大人、・・・・・あら?
まるで江戸川コナンみたいですね
私は主人公より 一緒にいる副主人公が好きで
そちらをメインと思いながら読んでいました
読んでいるうち 物語のキャラクターがドラゴンボールとダブってしまい
それも楽しみでした
中国歴史モノは 登場人物の名前が覚えにくく それさえクリアできれば
すんなり楽しめます
物語は後に行くほど謎が深まってゆき トラブルも膨らんでゆき
はらはらしますが 最後の最後にちゃんとまとまります。
なぜか自分の読み方だと 明るく楽しい場面ばかりで あまり悲壮感を感じず
そのまま痛快活劇アニメに頭の中で変換して読んでいました
いきいきと楽しい挿絵の影響もあるかもしれません
どこかでアニメ化してくれたら キャラクターの違いや時代背景設定など
難しいことが分かりやすくなり もっともっと身近に楽しめる作品になるのになぁ
と思います。
スピード感があり爽快な作品です。