深夜テレビで戦時中の高校野球のお話をききました。
戦時中は高校野球はお休みでしたが、朝日新聞主催ではない幻の軍主導の高校野球があったそうです。
野球のルールはねじ曲げられ 選手は負傷しても交代なし 勝ち負けが決まるまで試合は終わらない。
球は当たっても避けてはならない。
敵性語は使えない。まるで野球に名を借りた戦争だったそうです。
野球部は学校のグランドの練習では 戦争の練習 軍事教練 鉄砲を持って行進したり グランドで手榴弾の投擲練習をしたそうです。
今から考えれば 滑稽に映りますが、当時の人は大真面目だったのです。
戦争を美化する人がいます 戦時の日本を誉める人がいます。何を勘違いしているのか 私には理解できません。
当時の日本は人の命が軽んじられました。
支配者は安全な場所にいたのに国民には死ぬことを強いたのです。
国民を守るはずの軍隊が国民に死を要求しました。
我々は同じ過ちを繰り返してはいけません。