ゆっくりかえろう

散歩と料理

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フレア

2010-11-04 | フィルム-135
 オリンパスXA-2を古道具市で買いました
 つまりいつもの朝市ですね
 シャッターが下りないということで 500円のジャンクでしたが
 どうやら動きそうだったので レンズカバーをはずし
 軍艦部をあけてスイッチをばらして へたっていた接点の板バネを
 少し曲げて組み付け直したら シャッターが切れるようになりました

 ただし切れたり切れなかったりするので ほかの原因を探りましたが
 これ以上ばらすと 元に戻らない(XAシリーズは超難関です)ので
 その日はそこでやめて ひとばん頭を冷やしました

 翌日思いついたのは 駆動系でした
 巻き上げが完了しないと次のシャッターが下りない構造だから
 巻き上げのサインが曖昧で 次のチャージサインが伝わっていないのではないか?

 機械式のシャッターなら わかりやすいのですが 電子シャッターですから
 わかりにくいのです

 試してみたら案の定 原因はこれでした
 フイルムは手で巻き上がっているのに 巻き上がりのサインが出ず
 次の動作に移れなかったようです

 巻き上げ軸に ほんの一滴アーマオールを差して
 すべりを良くして なんとかなりました

 動きが悪いときは 巻きあげ軸を前後させると 次のチャージが始まります

 喜んで試写してみると かなりのフレアがでています
 どうやら機械のチェックに気とられて レンズのチェックを
 怠ったようで 後群レンズに曇りがありました

 ただでさえ滲みが出やすい機種なのですが
 うまく使えばなんとかなるかな

オリンパスOM-1

2010-11-04 | カメラ紹介
 一眼レフ参入は後発のオリンパスは
 先発他社を分析し ユーザーの声を聞き
 後発なりに今までにないものを模索しました

 それがこのカメラで いままでの一眼レフを見直し
 軽くてコンパクトで作動音の小さな そして
 シャッターショックの小さなカメラを目指しました

 このカメラのよいところは ただ小さくしたのではなく
 ちょうどよい大きさ持ちやすさを追求したことでしょう

 たしかに使いやすいサイズは人によってまちまちですが
 その後他社から発売された一眼レフの多くが
 ダウンサイジングされ OM-1と同じようなサイズに
 落ち着いたことをみると オリンパスは間違っていなかったのではないかと
 思います

 唯一中古カメラでのOM-1(OM-2も)の弱点は
 ファインダーのしみ
 プリズムの上からかぶせたモルト(遮光用スポンジ)が
 経年変化で溶けてきて プリズムの銀メッキを溶かし
 ファインダーが醜くなることです

 まあ、写りには関係ないんですが ひどくなると
 被写体が見えにくくなります

 

フォクトレンダー ベッサR

2010-11-04 | カメラ紹介
 ウチで一番新しいフィルムカメラ
 ジャンクではなかったけど 充分安い中古でした
 やっぱりドイツ製とか 国産一流メーカーに比べて
 下に見られているんだろうか

 実際これで充分だと思います
 安いけど安物じゃないカメラです
 後の玉が出っ張っているレンズは使えませんが
 露出計も効くしファインダーはクリアで見やすいし
 シャッターも一眼レフで使っているものの改造だし
 レンズもマニアックな味付けの現代レンズだし
 ちゃんと写真を撮るには文句のないカメラです

 これは 旧ライカマウント(L39)なのですが
 Mマウントのレンズは使わないので
 これで充分

 クルマで例えるなら マニア系の軽カーだな