チャンピオンズCは、ゴールドドリームが優勝しました。
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【チャンピオンズC】1番人気のテイエムジンソクは首差2着 byスポーツ報知
◆第18回チャンピオンズC・G1(12月3日、中京競馬場・ダート1800メートル、良)
15頭(アポロケンタッキーは出走取消)によって争われ、ライアン・ムーア騎手が手綱を取った
8番人気のゴールドドリーム(牡4歳、父ゴールドアリュール、栗東・平田修厩舎)が
直線で豪快に外から差し切って優勝。今年のフェブラリーSに続くG1勝利で、
今年のJRAのダートG1完全制覇を果たした。
2着は1番人気のテイエムジンソク(古川吉洋騎手)、3着は史上単独最多の11個目の
G1タイトルを狙った9番人気のコパノリッキー(田辺裕信騎手)だった。
古川騎手(テイエムジンソク=2着)「初めてのG1で、勝ちに行っての結果。
最後の最後まで頑張っているし、勝ったと思ったんだけどねえ。自分の競馬ができての結果だし、
G1馬たちとの厳しいレースでも頑張ってくれた。これからが楽しみです」
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先行した2頭がスローペースに落として逃げ切る展開でしたが、ムーア騎手騎乗の
ゴールドドリームがゴールまで残り数歩のところで差し切りを決めて優勝しました。
最後の1ハロンでは2頭で決まりという雰囲気でしたが、怒涛の追い込みを演じてくれた
ムーア騎手はやはり凄い騎手です。ムーア騎手でなければ、勝てなかったかもしれません。
ゴールドドリームはまだ4歳ですが、春夏のJRA G1を制しましたので、
今後のダート界は、この馬を中心に廻っていくことになりそうです。
2着のテイエムジンソクは惜しかった。初コース、初めての左回り、斤量アップという不利な条件、
パドックでも1頭だけテンションが高くて「大丈夫かな」と思いましたが、
レースではコパノリッキーと共に先行して、G1馬を相手に遜色ない走りを見せてくれました。
勝てそうな勢いでしたが、もう数歩足りませんでした。でもG3を勝ったばかりの馬としては
素晴らしいパフォーマンスだったと思います。今後の交流G1、フェブラリーSが楽しみです。
テイエムの馬がG1に出走するのは、テイエムイナズマの菊花賞以来だと思います。
イナズマは、優勝争いをするところまで行かなかったのですが、
ジンソクは堂々とG1馬と渡り合っての2着。久しぶりにワクワクするレースでした。
これからあと1,2年は、ダートG1が楽しめそうです。次戦にも期待したいです。
ということで、予想の結果はハズレ。ジンソクの2着予想が当たったのが微妙でした。。。
◎ケイティブレイブ:4着(着順は悪くなかったけれど、優勝争いには絡めませんでした)
〇テイエムジンソク:2着(残念な的中。よく頑張りました)
▲ロンドンタウン:15着(負けすぎでした。海外遠征疲れかも。韓国G1のレベルが気になります)
△アウォーディ:5着(7歳馬のジンクスは生きていたようです。そろそろピークを過ぎたかも)
△ミツバ:6着(12番人気の割にはよく頑張りました。今日は展開が向かなかったようです)
最近のG1は外国人騎手に席巻されており、成績良い馬がG1に出走が決まると
外国人に乗り替わりになることも多いように思います。
そのせいか、中堅騎手が良い馬に乗せてもらえず、G1でなかなか勝つことが
できなくなっているような気がします。正直な気持ちとして、
久し振りにG1に騎乗した古川騎手にも勝たせてあげたかった。
謙虚で明るい彼がお立ち台に登って、フルキチコールに涙する姿?が見たかったな。