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雲間草(くもまぐさ)

2014年01月28日 | Weblog

これは、雪の下(ゆきのした)科、ユキノシタ属の雲間草(くもまぐさ)という花である。この花は、こよなく花を愛する友人のところで見て、初めて知った花である。この花の見た感じは、西洋桜草の仲間かと思ったほどであるが、さにあらず、雪ノ下の花なのである。同じ雪ノ下科の花でも、昨日、アップしたヒマラヤ雪ノ下とは段違いである。というのは、多分に之は園芸品種に違いがないようだ。これは、本当に可憐で美しい花である。



雲間草(くもまぐさ)・雪の下(ゆきのした)科。
・学名 Saxifraga merckii
    var. idsuroei(雲間草)
  Saxifraga rosacea (西洋雲間草)

   Saxifraga : ユキノシタ属
   idsuroei : 「伊藤謙」さんの
   rosacea :薔薇(バラ)のような

 Saxifraga(サクシフラガ)は、
 ラテン語の 「saxum(石)
  + frangere(砕く)」が語源。
 尿の結石を溶かす作用がある、
 とか、
 岩石の割れ目に生える、
 とかの諸説ある。
 
・本種の「雲間草」は
 山の岩地などに生え、
 夏、白い花が咲く。
 ”雲がゆきかう高山に生える”
 ことから
 ”雲の間の草”で「雲間草」。

・ピンク色の花などの
 園芸品種が多い。
 「西洋雲間草(せいようくもまぐさ)」
 または「洋種雲間草(ようしゅくもまぐさ)」。
 こちらは春に開花。
 きれいな5弁花。
 (ふだん見かけるのは、
  この園芸品種の方)。

・「くもまそう」とも読む。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ハナアナナス   花言葉:蓄える

  今日の一首:いのちなる力はじけてハナアナナス花のひとつの今朝のむらさき  鳥海昭子
  
  (NHKラジオ深夜便から引用)