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オキザリス

2014年01月04日 | Weblog
今日は、1月5日 小寒です、今日から寒の入りです。


これは、酢漿草(かたばみ)科、カタバミ属のオキザリスという花である。偶然、此の花に接する機会があった。最初見たとき、これは、オキザリスでなく、花が大きいのでプリムラかと思ったのである。でも、よく花を見たところ、蕾がオキザリス特有の形状だったので此れはプリムラでないということが分かったのであった。此のようなオキザリスの花を見たとき、たかがカタバミと侮るなかれと言いたい位だ。


オキザリス・酢漿草(かたばみ)科。
・学名 Oxalis corymbosa
      (紫カタバミ)
  Oxalis articulata
      (芋カタバミ)
   Oxalis : カタバミ属
   corymbosa : 散房花序の
   articulata : 節目がある

 Oxalis(オキザリス)は、
 ギリシャ語の
 「oxys(酸っぱい)」が語源。
 葉や茎に
 蓚酸(しゅうさん)を含み
 酸味があることから。

・葉は3枚。
 葉の形は「白詰草(クローバー)」
 に似ている。

・花は「かたばみ」に
 そっくりだが、
 オキザリスは
 「かたばみ」に比べて
 花が大きいので別ページにし、
 また品種も多いので 
 「オキザリス」のページ名
 にしました。

・春から夏にかけて開花。
 でもほぼ1年中、
 どこかで見かける。
 開花するのは昼間だけ。
 夜は閉じる。

・品種はいっぱいある。
 「紫酢漿草
  (むらさきかたばみ)」
 「芋酢漿草
  (いもかたばみ)」
 「大黄花酢漿草
  (おおきばなかたばみ)」
 など。

 よく見かけるのは
 「紫酢漿草」と
 「芋酢漿草」だが、
 両者区別しにくい。
 両者ともピンク色の花びら。
 (紫~は、
   花びらの中央がうすいピンク
  芋~は、
   花びらの中央が濃いピンク)

 「大黄花酢漿草
  (おおきばなかたばみ)」は
 早春の頃から咲きだす。

 また、大きなクローバーのような
 ”四つ葉”の葉が目立つ、
 「デッペイ」という品種もある。

・「酢漿草(かたばみ)」は
 「傍食」「片喰」「片食」
 とも書く。

・sorrel は
 「すいば、かたばみ」の意味。

・10月1日の誕生花(オキザリス)
・花言葉は「喜び、母親の優しさ」
     (オキザリス)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ウメ   花言葉:澄んだ心

  今日の一句:白梅のあと紅梅の深空(みそら)あり          飯田龍太

  今日の一首;澄みわたる正月五日庭の梅凛々としてひとつひらきぬ   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)