MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

蝋梅(ろうばい)

2014年01月06日 | Weblog
今日は、1月7日、七種,七種粥
春の七種を刻んで入れた七種粥を作って、万病を除くおまじないとして食べる。
七種は、前日の夜、俎に乗せ、囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。呪術的な意味ばかりでなく、おせち料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能がある。
春の七草:http://www.hana300.com/haru77.html

これは、蝋梅(ろうばい)科、ロウバイ属の蝋梅(ろうばい)という花である。この蝋梅(ろうばい)も、我が家の周辺でも咲き始めた。この蝋梅(ろうばい)の名所は、埼玉県には数カ所有るのである。中でも秩父の宝登山の蝋梅園は有名である。
ところで毎日、此処に掲げている誕生日の花では、12月28日が此の蝋梅の花であった。が、その当座、何処にも蝋梅の花が咲いていなかったのである。今日、10日ぶり、漸く蝋梅に出会うことが出来たという訳である。

蝋梅(ろうばい)・蝋梅(ろうばい)科。
・学名  Chimonanthus praecox (蝋梅)
  Chimonanthus praecox form. concolor
     (素心蝋梅(そしんろうばい))
   Chimonanthus : ロウバイ属
   praecox : 早熟の、早咲きの
   concolor : 同色の

 Chimonanthus(チモナンサス)は、
 ギリシャ語の「cheimon(冬)
  + anthos(花)」が語源。
 「冬の花」を意味する。
 
・開花時期は、12/25 ~ 翌 3/15頃
           (蝋梅)。
・お正月頃から咲き出す。
 花の少ない季節に咲く、
 うれしい花です。
・とてもよい香り。
・中国原産。
 日本には17世紀頃に渡来。

・「”蝋細工”のような、
   梅に似た花」から
 「蝋梅」の名になったらしい。
 寒さや霜から身を守るために
 蝋細工状なのかな?

 また、臘月(ろうげつ:
    陰暦の12月)に
 梅に似た花を
 咲かせるところから、とも。
 (「臘梅」の字で
   表わすこともある)。

 ちなみに「蝋」と「臘」を
 組み合わせたような文字も
 あるが(虫へんに「臘」の右側)、
 JIS第3水準の難字のために
 表現できませんでした。
 ご了解を。

・よく見られるのは蝋梅のうちの
 「素心蝋梅(そしんろうばい)」。
 花の外側だけでなく
 内側も黄色いのが特徴。
 ふつうの「蝋梅」は
 内側がちょっと赤っぽい。
 私が撮った写真は
 ほとんどが「素心蝋梅」。

・葉っぱは、
 ふつう花が咲く前に落葉するが、
 開花時にまだ残っていて
 徐々に落葉する場合もあるようだ。
 表面はザラザラした感触。
・花のあとでできる実は、
 なんともユニークな形。
 花の姿からは想像できない。

・1月27日の誕生花(蝋梅)
・花言葉は「先導、先見」(蝋梅)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ハコベ    花言葉:追想

  今日の一首:湯気の立つ七草粥にさみどりのハコベ際立つ今朝のめでたき   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)