MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

枸杞(くこ)の赤い実

2014年01月05日 | Weblog
これは、茄子(なす)科、クコ属の枸杞(くこ)の赤い実である。この枸杞(くこ)は、一時、枸杞(くこ)酒を作るなど、流行とまで行かないまでも沢山植えられたこともあったようだ。でも最近は、忘れられたのか、植えた有るところも余り見かけなくなったようである。これは、散歩の途中、とある処で偶然見掛けたものである。
この枸杞(くこ)の実は、ドライフルーツの様に乾燥することもあり、また、料理によっては、トッピングとして用いられることもあるようだ。
この枸杞(くこ)は、薬として有名なので栽培も盛んだったようであるが、現在は、放置され雑草のように蔓延しているようである。


枸杞(くこ)・茄子(なす)科。
・学名 Lycium chinense
   Lycium : クコ属
   chinense : 中国の
 Lycium(リシウム)は、
 中央アジアの
 Lycia という土地に生えていた、
 とげの多い木、
 「lycion」の名前に由来。
 
・夏から秋にかけて紫色の花が咲き、
 そのあとで赤い柔らかい実がなり
 食べられる。
 (実の赤い色は、干しても
  なかなか色落ちしない)
 この実を酒や焼酎に漬けて
 「クコ酒」にする。

・根の皮は解熱や強壮薬にもなる。
 根は、
 「地骨皮」という漢方薬になる。
 中国と日本では古くは
 「沼美久須利(ぬみくすり)」と
 呼ばれるほど薬として有名で、
 栽培も盛んだった。

・枝にはとげあり。
 とげが多いところから
 生垣としても植えられる。

・中国名「枸杞」の音読みが「くこ」。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:カンアオイ   花言葉:秘められた恋

  今日の一首:いま少し語り足りない思いあり土に埋もれるカンアオイかな   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)