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菜の花(なのはな)

2014年01月20日 | Weblog
これは、油菜(あぶらな)科、アブラナ属の菜の花(なのはな)である。この菜の花(なのはな)は、よく見かける黄色い花の総称というから「花菜」(はなな)「菜花」(なばな)「菜種」(なたね)などと言う花のようである。よくスーパーの野菜売り場などで、「菜花」(なばな)を見かけたとき、新しい菜っ葉の出現かと思ったが、考えてみれば、要するに黄色い花が咲く菜っ葉は、みな菜の花(なのはな)だったのである。この菜の花から採った菜種油は、かって食料油の主流だ有ったが、現在は、大豆油のトップを譲ってしまったようだ。大昔、菜種油は、明かりの原料でもあったのである。
東京の名所の半蔵門から見る桜田門周辺は、これまた彼岸花群生地、名所でもあるのだ。



菜の花(なのはな)・油菜(あぶらな)科。
・学名 Brassica napus(西洋油菜)
   Brassica : アブラナ属
 Brassica(ブラシカ)は、
 古いラテン名で「キャベツ」を意味する。
 
・開花時期は、 2/ 1 ~ 5/ 5頃。
・一面黄色に群生しているさまが
 すばらしい。

・”野菜(菜っ葉)の花”
 という意味から
 「菜の花」になった。
 おひたしや和え物(あえもの)
 として食べられる。

・「菜の花」は、
 春によく見かける
 黄色い花の総称として
 使われるが、
 ふつう見かけるのは
 「西洋油菜
  (せいようあぶらな)」
 なので「西洋油菜」のことを
 「菜の花」と呼ぶことが多い。

・蜜(みつ)を作る原料として、
 養蜂業者の人たちは
 九州などの暖地から
 花期に従ってしだいに北上して
 その花蜜を集めるらしい。

・3月の「桃の節句」では、
 桃の花とともに
 一緒に飾られることがある。

・菜の花の別名。
  「花菜」(はなな)
  「菜花」(なばな)
  「菜種」(なたね)
   菜の花が咲く頃に
   降り続く雨を
  ”菜種梅雨(なたねづゆ)”
   という。

・昔は、種子から
 菜種油(なたねあぶら)をとる、
 「油菜(あぶらな)」のことを
 菜の花と呼んだ。「油菜(あぶらな)」
   40%が油分。
   昔は灯火、食用油、
   潤滑油などに使われ、
   搾りかすは肥料に使われた。
   今は、ほとんど見かけない。

・3月7日の誕生花(菜の花)
・花言葉は「豊かさ、財産」(菜の花)
・千葉県の県花(菜の花)

・「菜の花や
  月は東に 日は西に」 与謝蕪村(よさぶそん)

・東京周辺の見どころ <皇居半蔵門>
   半蔵門周辺の桜田濠と
   半蔵濠の西側に群落あり。
   「西洋芥子菜」が多い。
   花見頃3月中旬~4月上旬。
   千代田区千代田。
   最寄駅 地下鉄半蔵門線半蔵門駅

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:オンシジウム    花言葉:可憐

  今日の一首:ひらひらと飛び立つものの気配ありオンシジウムよ夜明けの窓辺   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)