１４１週間

東北地方太平洋沖地震から１４１週間。

少し前まで「いかん、いかん」とミカンをほしがって言っていたムスメさん。
ちょっと前に、「みかん、くぅださい」と二語文が出始めたなぁと思っていた今日。
「みかん、むいて、くぅださい」と三語文を話し始めた。

子供の成長は早いなぁ、と思うとともに、それを見守ることが出来る幸せを感じている・・・

汝は誰そ（なんぢはたそ）。

今日も朝は冷え込みましたね。
日のでは６時半ごろでしょうか？
真っ赤な太陽があがって気温が上がってくると、「お日様」と呼んだ先人の気持ちがわかります。

さて。
エナガ、ヤマガラ、コゲラの群を見送った後。
足元になにやら蠢くものが。


緑色のこの虫。


さすがにこの寒さに動きは鈍く、文字通り這って進んでいた。


近づくと、威嚇しているつもりなのか、後脚を突っ張ってあげている。

君の名前は何だろう？
先日のアシグロツユムシ君とは形が違うようだけれど・・・

深谷市のお隣、熊谷市。
こちらのヒーローはいわずと知れた熊谷次郎直実。
平家物語、一二之懸け、敦盛の最期では主役級の活躍を見せる。

海の船に向かって逃げる敦盛を扇で招く直実。
組み伏せた敦盛を助けたく思い、語りかける。
「汝は誰そ」と問う敦盛。
「ものその者ではあらねども、武蔵の国の住人熊谷次郎直実」

「汝に会っては名乗るまじいぞ。首を取って人に問へ」と討たれる敦盛。
（原文はうろ覚え。）

・・・虫の名前はまったくわからないので、僕は「汝は誰そ」と尋ねた敦盛の気分・・・

「汝に会っては名乗るまじいぞ。写真に撮って人に問へ」なんて、虫君に言われたらどうしよう・・・


汝は誰そ・・・

さすがに寒くなってきましたので、バッタの仲間たちに会うのはそろそろ最期でしょうかね・・・

コゲラ at 杉の木

朝は冷え込んだものの、日中は暖かでしたね、今日は。
家に帰ってきたところ、昨日まで「×」を「ぶー」といっていたムスメさんが、「バツ」といえるようになっていてびっくり。
子供の成長って面白いですねぇ。

さて。
林道の鳥たちシリーズ、第三弾。

林道を歩いていると、時折、とららら・・・と木をドラミングする音が聞こえる。
これは、あれだな。

エナガ、ヤマガラと来て・・・
こちら。



暗くてわからない？
じゃあ、もうちょっとわかりやすいのを・・・



いや、君はカワラヒワだろう。
こっち。



コゲラ。
僕が見たことのあるキツツキの中まで一番小さい、かわいい小鳥。
一生懸命、杉の樹皮をはがして虫を探す。

もうちょうっと日の当たるところへ・・・



この日は、コゲラだけで５、６羽の群を作って移動しながらえさ探し。

こっちでも。







ドラミングをしているようにも見えるけれど、これも樹皮をむしっている。
木に穴を開けるよりも、こうやって樹皮をはいだり、木についているコケをむしったりして食事にありついていることが多い（と思う）。

エナガ、ヤマガラ、コゲラと同じ日にあえましたが、全部種類ごとの群を作っていました。
もう少し寒くなると、これにシジュウカラやメジロを加えた混群を作るのでしょうね。
そうすると、一度にたくさんの種類の鳥に出会えて得をした気分になります。

まあ、会える機会も減るのですがね・・・・

ヤマガラ in 杉林

朝は冷え込んだものの、日中は結構気温が上がった一日でした。
ただ、風が強くて乾燥していましたね。
公園の欅が一気に葉を落としました。
その向こうにはきれいなレンズ雲を纏った浅間山。
車を止める場所を見つけるうちに崩れてしまいました・・・

さて。
昨日の続き。
エナガの群と別れた後・・・

杉の枝になにやら小さな鳥の影。



キュートなブラウンのヒップは・・・


ヤマガラ。

僕はシジュウカラやエナガよりもヤマガラに会うことが少ない。
あっても暗いところを飛び回る彼らをフレームにおさめるのは一苦労。
このブログでも殆ど紹介できていない・・・・

この日はこれでも今までのヤマガラ・コレクションの中ではかなり上位に来る出来なのですよ・・・



この日のヤマガラさんは６～７羽ほどの小群を作ってあちらこちら飛び回る。

だから・・・
いつものように・・・



暗いところに茶色いパンダさん・・・



また遊んでくれるとうれしいなぁ・・・

昨年の記事を見てみると、去年は今日、ツグミさんを撮影していたようです。
今年はまだ見かけていません。
そろそろ、帰ってきていると思うのですが・・・
そういえば、ジョウビタキにもまだ近づけていない・・・

エナガ in あおぞら

帰り道のこと。
東の空を見やると、ほぼ水平に近い仰角に赤銅色をした大きな月が出ていました。
月は角度を挙げるに連れて赤みを失い、家に着く頃には綺麗な黄色の月になりました。
ちょっと幻想的な赤い月だな、と思ったら、夕焼けが妖しい茜色でしたね。

さて、昨日の続き。
高い、枝の上に小さな鳥が遊んでいるのを見かけた。


だーれかな？
シジュウカラくんにも見えるけれども・・・



エナガ君でした。
今季二回目の出会いだね。
順光で、青空。
前回よりも撮影条件が良くてうれしいよ。



ちょーっと、とおいけれど、ね。
この時のエナガ君、エナガだけで８羽くらいの群を構成していた。
もうちょっと寒くなると、シジュウカラ君やコゲラ君たちと混群を構成するのかな？
それも楽しみだね。



それにしても・・・
かわいいねぇ・・・
青空に映えるふわふわ毛玉。

その先には・・・



ノスリさんが悠々と飛んでいた。

そういえば、朝、出勤時には綺麗な月が浅間山の方向に消えていった。
浅間山は見えなかったんですけれどね。

今年は浅間山に沈む満月を撮影できるでしょうか・・・